代打その2


2004年1月26日
g^o^n☆彡さん のトコロにて。

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「成立」

さて、ごんさんファンのみなさん、オコンバンワ!

ここんとこなんつか彼女は
スランプで書けないぅぃぅぃとか何とか言うていはりまして
あんまり日記を更新してませんよね。
チャットの方はゼッコウチョウらしいですけど。
あれ?

まあ、そんなわけで、
オレに白羽の矢が立っちゃったつか
溺れるモノ藁をもつかむつか
なんつか今日は
オレことgogoshujiが代打日記です。
どうぞよろしくオネギャイします。
も、先に言っときますけど
繊細さのカケラもない日記ですよ、奥さん。

つか彼女から
テーマは「成立」で
いつもの感じで書いてねなんて言われてますので
もうフツウに行っちゃいますね。
始めは「生理痛」かと思って
ドキドキしてたことは内緒です。

いちお、今までのささやかな恩返しのつもりで書いてます。
救世主とか、言わないで。

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先日、会社のヒトたちと一緒に
ボーリングに行ったのですが
なんつか皆さん
それぞれがそれぞれに
かなりのテクニッシャンなのでありまして

あるヒトは
古きよき時代のドロップじみた
緩やかな弧を描くカーブで
手堅くストライクをとり

またあるヒトは
マリナーズの長谷川を彷彿とさせる
鋭利なナイフのようなスライダーで
びしばしストライクをとっていき

またまたあるヒトは
七色の変化球を自在に駆使して
余裕のスプリット・ゲッターぶりを
これでもかこれでもかとアピールする中

オレはと言いますと
時速20~25kmくらいの
ひょろひょろストレート一本やりで
たまにストライクがでて喜んでるつか
なんつか別の意味で
皆さんのアツイ注目を集めてまして
何かと口出しされてました。
もういいよつか。

「おい、カーブくらい投げろよ」
「いいよ、めんどいし」
「めっちゃ簡単に出来るぞ」
「いいよ、めんどいし」
「あのな、挑戦しようという気持ちが大切だぞ」
「いいよ、めんどいし」
「・・・そうか。今ようやくお前の人生のスベテを理解したような気がする」
「いいよ、めんどいし。ってあれ?」

なんつ会話をいたしてましたところで
ようやく周りから
実はバカにされているのだということに気がつきまして
世の中に、多々として存在する
真実を知らされずに通り過ぎゆくシアワセの大きさを
図らずも思い知ってしまったわけなのですが
知ってしまった以上
何の手立ても打たないわけには行かず
仕方なくいろいろと
脳内検索をしてみた結果
いちばんビビッと来ました
フォークボールの習得を試みることにしました。

ところが、イキナリ
玉が大きすぎて挟めないという問題が発生。
今の3倍くらい指が長くない限り
ゼッタイにムリ。
道理で今まで誰ひとりとして挑戦しなかったはずだ。
深く納得。
って問題はそこか。

ボーリングにおいて
フォークボールを投げるということは

まあ、あれだ。

誰しも中学生のころ
当時の数学の先生に

「ゼロの割り算をしてはいけませんよ」

とか言われて

「なぜしてはいけないのですか」

などと質問したらば
先生がカチリと凝固して
動かなくなってしまったことがあると思いますが

つまり
その答えを明確に答えられるようになるくらい
釣りがくるほどオトナへの階段を上った時に
初めてその可能性を見出すことが出来るくらいに
困難かつ破綻すれすれのものであると
ここに謹んで述べたいと思います。

我々の求めているものは
その先にある。

1÷0=Xの成立への道。
フォークボール成立への道。



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