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すぐに忘れてしまう
心に深く刻まれた事柄なんて
何一つ残っていない
思い出すのは
悲しい場面の繰り返し
それさえ脚色されて
妙な非現実さで
やんわりと響いてくるだけ
目覚まし時計の音と一緒に
簡単に消えてしまう夢みたいに記憶と供に
過去が消えていく
僕を守ってくれた並外れた防衛本能
でも忘れちゃいけないことが
きっとあったなずなんだ受け入れなければならないことが
きっとあったはずなんだ
随分と楽をしてきてしまった
笑っていた記憶が戻るように
笑っていた記憶が残るように
君とお別れしなければならないのか