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2009.01.17
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カテゴリ: 西郷隆盛先生

仕事始めから約2週間が経過し、公私ともにエンジンが始動された方も多いのではないでしょうか?

かくいう私は正月明けから多忙が続きましたがとりあえずひと段落しました。

とはいえ来週からは会合がありまして夜の部は忙しくなりそうです。

さて小生が 「田原坂」 を紹介させていただいてから多くの反響がございました。

既にご覧になられた方からのメッセ-ジやこれからご覧になられる方からのご報告など。

何か私が無理強いをしてしまった様で心苦しい限りです。

ただ 「田原坂」 人間・西郷隆盛 の青年期から終焉まで判りやすく描いています。

それゆえ時間に余裕の無い方にとっては最適なドラマであります。

酔鳳0450 様がご自身のブログの中で “西郷隆盛の裏(謀略家?)”面 に触れておられます。

幕末に多くの士族や浪人を使い江戸の街中で狼藉をはたらかせた黒幕は 西郷 先生との説は根強いです。

また王政復古後の公家、各藩との主導権争いで喧々諤々の議論でも決着をみなかった際、敵対する藩の重鎮を暗殺しようとしたとかの説も存在します。

「田原坂」 でもその点を描いております。

真偽の程度は判りかねます。

しかし各藩の命運を賭け、死ぬか生きるかの毎日を送っている状況下、多少の謀略・恫喝・挑発が存在していたとしても何ら不思議はありません。

西郷 先生とて何度も暗殺の危機にさらされておりました。

表現に語弊があるかもしれませんが 多くの犠牲があったからこそ明治維新は成功 したのです。

敵対する相手に恐怖を与えなくては戦争など出来ません。

西郷 先生は 心を鬼にして謀略家に徹した のでしょう。

酔鳳0450 様は「 西郷 先生は 韓非子 を読んでいた」と論を展開されていらっしゃいます。

私も全くの同感です。

実は私も 韓非子 は何度も何度も熟読しました。

「自分にはこんな生き方は出来ない」と憤慨しつつも読みました。

西郷 先生は 韓非子 を否定しつつも “権力奪取” のためには避けて通ることは出来ない参考書として活用されたのかもしれません。

全くの想像ですが・・・・・・。

私が 西郷 先生に魅かれるところはその様な謀略を遂行し、目的を達した後は 引退して鹿 児島に引きこもられた点 にあります。(その後強引に中央政府に戻されましたが・・・・・・)

西郷 先生の心境は「自分は多くの謀略を用い、また武力で多くの人間を死なせてしまった。その つぐないとして残りの生涯は人目につかぬ場所でひっそり生きていこう 。」というものだったのではないかと想像しています。

「田原坂」 のなかでは後編終わりの場面( 西南戦争 にて亡くなる前日の 城山の洞窟前 )でその心境を登場させています。

「今自分はやっと死に場所を見つけることが出来て嬉しく思っている」

先の 維新戦争 のみならず 西南戦争 でも多くの人間を死なせてしまった・・・・・・。

懺悔の心境 なのですね。

私も過去にレベルは遥かに違いますが似た経験をしています。

今も懺悔の証として「その世界」ではひっそりと目立たぬ様にしています。

今の衰退・崩壊した日本を生み出した責任がある引退した(引退する)政治家や引退しても良いと思われる政財界及びマスコミ界の人間がひっそり生きずたまにTVに登場して自分を正当化している光景はただただ 労害 をさらしているだけです。






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Last updated  2009.01.17 23:01:24
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