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2008年10月15日
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前回

前回は、「スクデーリア・フェラーリはなぜ勝てないの
か?」というテーマに対して、ロジックツリーをある程
度作ったところで、原因として考えられそうなところを
思い切って絞り込んで進めましたが、ちょっとそれでは
非科学的なので(笑)、モノ(資源)の部分も押えておこうか
と思います。

前回、スクデーリアが不振である資源面の可能性として、
下記のような要素をリストアップしました。


B1イ乙:カーブの旋回スピード
B1イ丙:加減速スピード

B1ロ甲:設計仕様をクリアする絶対性能
B1ロ乙:300Km以上(エンジン等は別基準)走る耐久性
B1ロ丙:ドライバーが感じる運転快適性

B1ハ甲:X,Y,Z軸の慣性モーメントが最小であること
B1ハ乙:ドライバーの操作意思に正確に反応すること
B1ハ丙:タイヤのグリップを最大限引き出せていること

B1ニ甲:クルマのバランスを維持できること
B1ニ乙:ハンドリングの調整幅が広いこと
B1ニ丙:燃料の増減等による影響が最小限であること


で勝てないことが大きく作用しています。

ここ数年のF1レースは、各車の性能差が小さくなって
いるので、レース中に追抜く場面は少なく、予選の好結
果とミスをしないことが、結果的に好成績につながって
いるようです。


好結果を出すためにどんな要素が考えられるかを押えて
おくことが、次戦以降の作戦立案に有効になりそうです。

上記の要素のうち、予選で好結果を出すためのファクターは、

B1イ乙:カーブの旋回スピード
B1イ丙:加減速スピード

B1ロ甲:設計仕様をクリアする絶対性能

B1ハ甲:X,Y,Z軸の慣性モーメントが最小であること
B1ハ丙:タイヤのグリップを最大限引き出せていること

B1ニ甲:クルマのバランスを維持できること

こういった要素でしょうか。

これらの要素のなかで、中盤戦以降で大きく変化したのは、
タイヤです。

F1にタイヤを供給しているブリヂストンが、8月に後半
戦のタイヤスペックを発表していますが、この内容が昨年
までと比べて固いタイヤになっていました。

タイヤが固くなってメリットが得られるのは、マクラーレ
ンとルノー、デメリットがあるのはフェラーリとBMWで
すので、このタイヤスペックの変化が今シーズンの後半戦
の傾向に反映されているように見えますね。

なんだ、タイヤの固さに対してクルマを調整できないのか、
と考えがちになりますけれど、クルマを調整してもタイヤ
変化の影響の方が調整幅を上回るほど繊細なのがF1マシ
ンだ、と考えることもできるのではないかと思います。

泣いても笑ってもあと2戦ですので、こんなことを考えな
がらテレビ観戦するとF1レースもスポーツとして楽しめ
るのではないかと思います(笑)。

感謝!






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Last updated  2008年10月16日 10時16分04秒
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