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2011年01月18日
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カテゴリ:
古典芸能を現代の世に広めようと精力的に活動されている、稀音
家千鶴師匠のコンサートに出掛けてきました。師匠のコンサート
は1年ぶりで、場所は同じく六本木のSTB139です。

稀音家千鶴の華麗なる調べ

師匠のコンサートは3回目ですが、前々回、前回と異なるのは、
邦楽だけのコンサートとなったことで、以前は他ジャンルとのコ
ラボレーション企画から音楽の多様性が特徴だったのですが、今
回は三味線、長唄、太鼓、笛という和楽器だけでしたので、勝手
知る自分の庭というようなリラックスして柔らかな雰囲気が漂う
コンサートでした。


の左手と佐登繭師匠の右手が紡ぎ出す音色は本当の阿吽の呼吸で、
掛け合ったり、絶妙にずらしたり、見事にハーモニーを奏でたり
と何時もの虹色の演奏を聞かせてくれました。

今回のコンサート企画は、すべて千鶴師匠が手掛けられたものだ
そうで、正月に江戸の粋を楽しんでもらいたいと赤坂の育子姐さ
んに踊りをお願いされたり、林家うん平師匠の落語を取り入れら
れたりと、穏やかな新年の空気がライヴハウスであるSTBを満
たしていたと思います。

古典芸能やお座敷の芸者さんの芸は、ひと度ご縁があるとこんな
に素晴らしいものかと、どこからか日本人として懐かしさを感じ
ながら感激しますけれども、だからというべきか敷居が高くおい


そういった現状を鑑みて、六本木のライヴハウスで食事を楽しみ
ながら三味線や長唄に触れる機会を作って下さることの有難さ。

個人的に感じ入ったのは鳴物の皆さんで、とくに笛の鳳声晴久さ
んはステージバックの黒壁に絵を描くような音色で表に出たり後
ろに下がったり、ゆったり穏やかな会場に一筋の光を持ち込んで

れたような気持ちにさせられました。

どなたも一流の方ばかりで、一流だからこその余裕のようなもの
が正月の祝いの宴を見事に演出していた夜でした。

STB139

感謝!






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Last updated  2013年05月27日 12時47分11秒
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