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2011年08月04日
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カテゴリ:
ハイランド・モルトのなかでも飲みごたえのある1本。


アードモア

以前なら、アイラ島やスカイ島、北海道・余市のピーティだった
りヨード香のする癖の強いウィスキーに挑戦するのが呑んべえの
生きがいのような勘違いの生活を送っていたのですが、最近は少
しは世間様の具合が分かるようになったのか、ハイランドのバー
ボン樽仕込みなどを好んで飲むようになりました。

それでも、これまでの歴史というほど立派ではありませんが、経
緯というようなものもありまして、ハイランドのなかでもさらに
北の蒸溜所で46度くらいが最高だなんて思っていたのですが、

の偉大さを再確認しました。

このアードモア蒸溜所は、以前はニッカの余市と同様に石炭直火
蒸溜を行っていたことで有名でしたが、世界的なモルトブームの
前にそれを止めてしまいました。最終的には製品を飲んで評価す
るべきものでしょうが、スチーム間接蒸溜ではカラメル香がなく
なるのではないかと言われています。痛ましい損失です。

しかしながら、いま手に入るボトルはハイランドらしいモルトと
アルコールのバランスを保ちながら、イタリアのヴァニラジェラー
トのようなリッチなクリーム感を伴いながら、イースト由来なの
か樽由来なのか分かりませんが、とても豊かなブーケの香りに包
まれる非常に魅力的なウィスキーです。


ですので、本当の単一であるシングルカスクではありませんけれ
ども、それを差し置いてもこんなに豊かでボディもあり、原材料
の風味を残しつつ、アルコールが黒子となって全体を構成してい
るのは隠された秘宝のようです。

ひょっとして蒸溜所でフロアモルティングしてるのでしょうか?








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Last updated  2013年05月27日 11時09分10秒
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