刹那と永遠 - Moment and eternity -

刹那と永遠 - Moment and eternity -

2019.01.27
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ロック界伝説の男
フレディ・マーキュリーの映画
「ボヘミアン・ラプソディ」について。

一回目から
三回目までの感想は​ こちらのとおり。

四回目。
12/1の映画の日に時間があったのでついふらっと。

しかもまた映画の終盤には涙ぐんでいた自分にもビビる。
私の涙腺は壊れてしまったのであろうか?

五回目。
レディスディにIMAXレーザー初鑑賞。
あまりの迫力と音の良さにビビる。
ライブ場面の音響&マイアミの魅惑の低音イケボイスの心地よさが半端なかった。

六回目。
またしてもミッドランド応援上映。
会場にタンクトップ姿のフレディが居てビビる。
ぼっち参戦で不安だったが、横の席のコアファンらしきお姉さんと意気投合し
ノリノリで唄いまくる。


東京に出たついでに友人を付き合わせて
日比谷ミッドタウンで応援上映。
劇場の消灯の仕方がオシャレでビビる。
並びの席の外国人の兄ちゃん達がノリノリで唄いまくっていた。
もちろん私もノリノリである。


IMAXレーザーでの応援上映。
隣がどう見ても小学生のガキんちょでビビる。
隣に親らしき人はいるが…良いのか、大画面のおっさんずラブを子供に見せても。
つーか光る棒を降りに来ただけだろてめぇら。
ま、自分も似たようなものだが(笑)

客層と雰囲気は初回とは明らかに変化している。
この映画も大衆化しすぎてそろそろ潮時かしら…

…と思っていたのに。
年明け、地元で応援上映を始めたというので
なんと九回目、また観に行ってしまいましたw

応援上映というスタイルにまだ観客が慣れていなかったのか
会場のノリはあまりよくなかったかな…
でも自分は!しーんとした中でひとり大声で歌いまくってきましたけどね!

今まで数十年生きてきて
映画館でいちばんたくさん観た映画は
「ALWEYS・三丁目の夕日」の鑑賞六回だったけれど

ついにこの「ボヘラプ」は
三丁目を超えてhaka史上最多鑑賞を打ち立てますた。

だが!
実は!

九回観たけどまだ足りねええええ(←心の声)

だってえ
毛皮のキラー・フレディ姐さんとか
ブレイクフリーのひげとボインとか
ライブエイドのカメラがぶり寄りとか
PC画面のようつべで一人コソコソ楽しんでいたQUEEN動画が
二時間以上も大画面で完コピ再現されているんですもの!

これは命ある限り
機会ある限り観なければ
一生悔いが残るってものですわ☆

以下、キャスト等についての細かな感想。

フレディ。
脚の長さが若干足りないが(←しつこいね)
所作、動作がクリソツ。

rblog-20181226002628-00.jpg

特にこの写真のレコーディングの場面。
フレディの手首を突きだして肩を上げる歌い方。
レコーディングの時、フレディよくこの仕草して歌ってたんだよね。
手首の微妙な角度とか…よくぞ再現してくださった!
嗚呼!泣ける!

EMIの部屋で蝶々夫人のオペラのレコードの音を絞るときの
腕をしゅっと伸ばして颯爽とした切れの良い動作も
らしくて好きだわ。

他にも細かな仕草がよく似ていて、それがリアルで…嬉しかったな。

あと、フレディって人は
ワイルドさとセクシーさと繊細さを持ち合わせていたけれど
この映画のフレディは繊細な面が良く出ていたような気がする。

ポールとキスして
(たぶんその後寝た?)翌日に
ボヘラプの歌詞が自身の中から紡ぎ出されてきた時の
嬉し哀しい表情が素晴らしかった。


ブライアン。
ボヘラプのレコーディング中
光さす部屋でギターを弾く未来の天文学者の姿は
フェルメールの名画「天文学者」を思い出させた。


*ルーブル美術館の数多くの絵画の中でいちばん心ひかれた絵。

陽光に輝くフワフワ巻き毛を揺らして
「イイネ!」とやわらかい笑顔を見せるブライアン
ステキでした。

他にもライブエイドでの演奏中
ギターをかき鳴らした後に上げる腕の角度とか
見た目だけでなく声や所作までホンモノそっくりで驚きました!
「BBC」や「ジーザス…」の皮肉もイイネ!

あと、ブライアンが蟹座だけに
映画の中で「家族」(ファミリー)を強調しているのも面白かった。

乙女座フレディ・マーキュリー(水星)とか
エンブレムにそれぞれの星座をモチーフにして
蟹(ブライアン)と獅子(ジョン・ロジャー)と妖精(フレディ)を描くとか
天文学者ブライアンの作った「39」とか
QUEENは天体と星と宇宙に縁があるね。

もひとつ余談ですが
ブライアンを演じた役者さんは
誕生日が11/24(フレディの命日)で
hakaと一緒なのですね。


ロジャー。
あの青年時代の美貌(という言葉がよく似合う)を再現するのは
役者さんでも難しいということがよくわかりました。
やんちゃな感じが可愛かったな。

車Loveの歌がすっかりネタ扱いなのもウケタw
すげーカコイイ歌なのにw


ジョン。
後半からめきめきと本物に寄せてきていて驚いたw
髪型もすっかりコピーしていて素晴らしい。

実物同様、画面に映るだけで癒される存在。
でも決める時は決める男!
バイツア・ダストのベース音♪ぶん・ぶん・ぶん!♪で
喧嘩を止めてしまう場面!カッコイイ!


ポール。
BBCでの「キラークイーン」収録の際に
毛皮フレディ姐さんを観る目が爛々としてて…やヴぁいですよw

農場でのおっさんずラブオブマイライフの場面は言わずもがな。
巧いわ~。役者だわ。(この場面、凄くメロウに撮ってて綺麗)

ベルファウストでカトリックのゲイ。切ないわ。
だがそれで心揺れるフレディに付け込もうなんて悪い奴だわ。


ジム・ハットン。
渋い声とか優しい眼差しとかかっけー。
危うく私も惚れそうになったw
(ちなみに私もフレディ同様制服フェチ。特に「制帽」に弱いw)


メアリー。
メイクしてあげたり女物進めたり…フレディ姐さん開花させたの貴女でしょw

ゲイにばかり好かれてしまう女性…いるかもw
きっとメアリーは太陽のような力強い女性なんだろうなあ。

ミュンヘンの家を訪ねてきたときに無理に作った笑顔と
「ポールは貴方のことを気にかけていない」の声が今も耳に残る。


声と言えば…
マイアミ・ビーチのイケボイス。たまらん。
ライブエイドの出演者の名前をずらずら読み上げるところとか
IMAXで聴くと…なおさらたまらん。

イギリスの楠木文具@恋ノチカラ というところか。
(※こらこら、「志賀広太郎さん」と名前で言いなさいw)

渾身のギャグが滑った時の間とか最高。
(この時のブライアンの表情も実によろしいw)
小気味良い表情を見せる良い役者さんだわ。

ライブ・エイドでマイアミが皆と一緒にラジオガガやってる場面は
何度見ても泣いてしまう。

フレディの行く末を、全てを知った上でのガガだからね。


そして…この映画を語るに欠かせない、助演モフモフ賞の皆さん!
トムさんとかデライラちゃんとか…大勢のにゃんこちゃんたち☆


…う~ん、これはまずい。
つらつら感想を書いているうちに、また観たくなってきた…(もはや中毒w)

フレディ・ファッキン・マーキュリーと
彼と歩んだ“家族”たちの「輝ける日々」。

ボヘミアンたちの狂詩曲を。





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最終更新日  2019.01.27 20:37:27
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