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白の射手
日記と言うより暇なときにしか更新をしないという、まさに「雑記」。広い目で見てやってください。メインはゲームとオンラインゲーム「メイプルストーリー」の話かと思われます
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August 14, 2006
カテゴリ： ネタ企画
※今回の日記は、一部グロテスク(？)で１８禁(？)な所を含んで・・・るような気がしなくもないです
―――――目覚ましの音が鳴っている
俺はいつものように目覚ましを止め、二度寝の体制に入ろうとした。
が、あることを思い出し踏みとどまる
『そうか。今日は・・・』
そう、今日は403のCDの発売日。その他もろもろ
その他もろもろに対して突っ込んではいけない。突っ込んだ奴、おぼえてろ
ちなみに今AM3：50である
『さて、降りるか・・・』
居間のドアを開けると、そこには親父がいて
『おう、早いな』
と言ってきた
ちょっと待て親父。今何時だと思ってる。4時だぞ
その様子だと徹夜だな・・・何をしていた？
『いやな、ちょっとこれ見ててさ』
親父は俺の心の質問に答えるように指をテレビに向ける
ってか俺の心の中読んだのか・・・？
『何だこれ。・・・宇宙戦艦ヤマトか？』
テレビを見ると、なぜか宇宙戦艦ヤマトが放送されていた
少し見ていたが、やっぱ昔のアニメだなと思った
―――――白いの、一応前日に準備していたとはいえ、そろそろ支度するべきだろう
(サイモン・・・そうだな)
―――――今回の用事は今までどおり楽にこなせるものではないですからね
(ガーファンクル・・・確かにな)
そう、今日の俺の用事は403のCDを買うこと。その他もろもろ
―――――問題はその場所なのですよ・・・あぅあぅ
その通りだ。場所が問題なのだ
403のCDが売られる場所は東京国際展示場。今日は8月13日
これが何を意味しているかは大体の方は想像出来るはずだ
そう・・・コミケである
コミケが分からない人はググってくれ。めんどくさい
―――――誰に向かって話している？
(日記の都合だ。気にするな)
―――――――そんなことしてる内に、時間になりますよ？マスター
(むぅ・・・さっさと支度を済ませるか)
俺は手早く着替えを済ませ、いつになく念入りにセットを始めた
―――――白いのが自分でやった割にはずいぶんまともじゃないか
――――――結構髪の毛長いのに良く立てましたね・・・
(まぁ、すこし頑張ったからな)
―――――あぅあぅ。そろそろ出発したほうがいいのですよ・・・？
(む、そうだな)
俺は肩がけカバンを持ち、外へ出た
外はまだ薄暗く、改めてこんな時間に出ることに戸惑いを覚える
だが、そんなことを言っても始まらない。とっとと行くか
俺は自転車にまたがり、最寄の駅へと向かう
5分後、最寄の駅へと到着する
とりあえずの目的は始発の電車に乗ることである
一応敏感氏も来る予定なので待っているが・・・
『・・・来ないな』
――――――前にもこんな展開ありませんでしたか？
―――――やはりそう思うか、ガーファンクル
(・・・まじかよ)
案の定敏感氏は来なかった
あの野郎・・・100回腸流ししてやる
――――――電車来るのですよ？
(やべ、切符買わなきゃ)
そう思い、素早く券売機へと向かう
改札口には思った以上に人がいた。おかしい、始発だからだろうか？
人々をかるく眺めてみると・・・
――――――白いの、これからのお前に安らぐ時間はない
―――――構えてください、マスター
(う、うそだろ・・・)
そう、まだ目的地よりはるかに離れたこの地でさえすでにその猛威は及んでいた
周りの人々の容姿はTシャツをズボンに入れ、タオルを首に巻き、背中には大きなリュックがある
(こ、こいつらが・・・今回の、敵・・・)
―――――勘違いするな白いの。今回は目立つ行動は禁止だ。何が起こるか私にも想像できん
(分かってる！だがこいつはきつすぎるぞ！)
――――――とりあえず、常に気を張っていてください
大丈夫か・・・？と思いながらも始発に乗り込む俺
電車内は当然それ以上に人がいるわけだが
すでに熱気がこもっているような気がする
何なんだチクショウ
しかしそれ以降特に何も起こらず川崎駅まで進んでいった
ここいらで自己紹介をしておこう
俺の名前は白。ネタに労力を惜しまないこと以外は普通の高校生
成績は中の上、運動神経も中の上。特技は壁ジャンプとか、ファイアーエムブレムの攻略とか
ネタを考えることとか。好きなものはラーメン、寿司
嫌いなものは俺が本能的に好かない奴
――――本能的に好かない奴だから嫌いなのだろう？
(ほっとけ。言葉のあやだ)
今いらない突込みを入れた奴はサイモン。俺の脳内にいる自称賢人だ
いつも上からの口調で言うが別に上司でもなんでもない
的確な指示を与えてくれる場合もあるので感謝していなくもない
―――何か変な説明ですね、マスター
こいつはガーファンクル。俺のことをマスターとか呼んでいる。なぜ
一応サイモンの部下らしい
主に状況説明とか。時々力を貸してくれたりする
そんなこんなしている内に、電車は川崎駅へ到着する
とりあえず電車から降りると一部の人たちが一斉に走り出したではないか
仕方なく早歩きでついていく俺
そのまま乗り換え、大井町駅へと目指した
大井町へ到着。さっきみたく走るだろうと予測し、俺も構える
・・・が、想像以上だった
降りた人全員が走っている。何だよコレ
―――――いかん、急ぐんだ白いの！
――――――流れに乗って進んでください、マスター！
(り、了解！・・・カワハラ式歩行術、速歩の三式、柳風で行くぞ！！)
その瞬間、俺の足は加速し、体は風を受ける柳のようにゆらゆら揺れだした
俺はその勢いで次々と人をかわしていき、抜き去っていった
大井町の臨海線乗り場へと到着する。切符売り場は混んでいたが、幸い俺はパスネット派だったため、切符売り場を無視し改札を通る
そのおかげもあり、ホームではいいポジションが取れた
―――――とりあえず一段落だな
――――――電車が来るまで立ったままですが、とりあえず休憩してください。マスター
(ああ・・・)
――――――あぅあぅ・・・すごい暑いのですよー！
そう言われて気づいた。さっきから感じる熱気は外気ではない
・・・ホームは完全に建物内だからだ。つまりは・・・
(くっ、人口密度か・・・)
――――耐えてください、マスター
電車が来るまであと20分弱・・・
それまで耐えろというのか！ただの暑さだけならいい
今回はそれに混じっていかにもな会話が聞こえてくるのである
『ここをこういってこの本を手に入れたら連絡求むぞ○○氏！』
『了解にょりん！』
(くっ・・・く、く・・・くけけけけけけけけけけけけけ！こいつら皆削除削除♪てめーら全員スライサーで細かくして陳列してやるー！！)
―――――こ、壊れた！？おい白いの、落ち着かんか！
果たして大丈夫なのだろうか・・・
何か長くなったので後編へ続く
後編は国際展示場到着～会場内～帰りの内容をお送りいたします
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