ハムスターは電脳宇宙の夢を見るか?

ハムスターは電脳宇宙の夢を見るか?

November 30, 2010
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カテゴリ: 龍馬伝

前回 11 21 福岡 の 「龍馬伝 47 ‘大政奉還’ 」 の 視聴率

20.9% 前回より 0.1%UP。UPはUP。

同日裏のイッテQが15.6%(福岡)。

さて、最終回の視聴率はどうなったやら・・・最高視聴率イケたかな?

‘弥太郎伝 48’「弥太郎・ど根性の魂」

いやあ、ラストはまさかの(笑)弥太郎の死で〆だったね~

あの逝き様見たら、直前の龍馬の死がぶっ飛んだってくらいの(爆)

恐るべし香川弥太郎

4部構成の変わり目毎に出て来る明治になってからの

‘あの人は今’を楽しみにしてたんだけど

(美和お母ちゃんや佐那さんは明治になってからも頑張ってたもんね)

今回は記者さんだけだったのが残念。

でも今回は本当に半分は‘弥太郎伝’だった。

弥太郎の屈折した龍馬への想いがヒシヒシと伝わって来る近江屋でのシーン。

素直に手形の金額に驚き弥太郎を褒め称える龍馬に

坂本龍馬が足元にも及ばん男になってみせるがじゃ!と言い放つ。

龍馬自身も‘日本一の会社を作れ’と初めて弥太郎に思いをぶつける。

そして

体を張って彼らを止めようとした、京都見廻組との対峙シーン。

なりふり構わず龍馬を守ろうと!

一方的な敵愾心であったことは、本人が一番わかってる。

嫌いじゃ~嫌いじゃ~と叫びながら、ジェラシーと言う壁が無くなれば

本当はその存在に憧れ、好ましく思っていたわけで。

龍馬の身が危ないと直感し、これまでにない不安感に突き動かされる弥太郎。

すれ違う見廻組、雨の中、泥まみれになって叫び続け・・・

お前の生き方は、一本ビシッと筋が通っていたよ。龍馬以上にね。

さらば弥太郎、ド根性の魂!

第48回 「龍の魂」

最終回、時間延長で何を見せてくれるかとワクワクしてたんだけど

前のお元&お龍の余分な話と同レベルの勿体なさだった。

ダラダラダラダラ

‘11月15日’という一点に向かって収束していく緊迫感が逆に削がれた感じ。

思いもよらなかったのは新撰組と中岡慎太郎に刀を交えさせたこと。

あのやり取りは‘‘新撰組は犯人じゃない’’ってアピール?

結果としては京都見廻組が暗殺の実行犯で、

中岡慎太郎をつけてたどり着いたのが近江屋で(それってどうよ?)、

個人的義憤に駆られてやっちゃった的設定?

え?黒幕いないの?ミッチーあたりに期待してたんだけど(笑)

武力討幕に熱心な奴らには、龍馬は親幕にしか見えんだろうし

色々ハッキリさせた方が面白かったんじゃないかな?

龍馬暗殺はハッキリさせない方がカッケェか?

新しい視点から描いてみせるんじゃなかったと?中途半端過ぎだよね~

実行犯に京都見廻組説を採用したってだけか?

話とは関係無いけど、上川隆也さんの殺陣は本当に凄かったな~

泰三さんの殺陣がもう少し何とかなってたら、もっと迫力が出たのに・・惜しい。

カッコ良さに座布団三枚!

春嶽とのシーンは中川家が気になったけど良かったんじゃないww

ユルユル龍馬を補う、夏八木さんの存在感。 画面が引き締まるよね~

○○○に誰が入るか、みんなが真剣に考え始める・・・

結局みんなの混乱を招いただけだったがな。

薩摩も長州も土佐も幕府も、龍馬一人にあそこまで振り回され

あれで暗殺に走ったのなら滑稽でしかない。

しかし京都見廻の ‘全てを無にした’ という個人的怒りの方は理解しやすい。

近江屋、中岡との会話で総括?悪くないがダレた。

今宵こそクライマックス、阿鼻叫喚の?カタルシス・・・が、ちょっと・・・

だから言わせて、

龍馬伝の本当のグランド・フィナーレは弥太郎の死に様であると。

ダメ?ダメか?

暗殺シーンではちっとも涙が出なかったのに、

病に倒れた明治の弥太郎がアップになり、熱く龍馬を語り始めたとたん

ダー(T_T)

 やっぱり香川弥太郎の情熱的な演技に助けられた龍馬伝だったんだな。うん。

公式で謳っているように

‘新しい龍馬像’ ‘新しい幕末像’ がこの一年を通して本当に描けたのか?

確かに新しい弥太郎、新しい以蔵、新しい後藤象二郎には納得。

しかし、龍馬はどうだろう?

掴み処の無さはただ軽いだけにしか見えないし、結局‘カッコイイ’だけで終わったか。

福山がどうだこうだ言うのではなく、脚本と演出によるその龍馬像が軽いんだよな。

それに、新しい幕末像って何だったの?

これまでの幕末物と何が違ってた?

攘夷志士や徳川をアッサリとしか描かなかったとこか?

龍馬の生きた33年間という幕末を端折りまくったとこか?

自分は坂本龍馬のファンである、 本当に

だから歯痒くて仕方ない。

これから先、龍馬と言えば この龍馬伝と福山龍馬が引き合いに出されるのだから。

TVでよく、陶芸家が納得いかない作品を叩き割るシーンがあるが

このドラマはどうなの?

と、

辛口というより悪口ばかり放って来た観の11か月、48話だが、

なんだかんだで楽しめたのも事実。

このドラマを作り上げて来た全ての人に‘お疲れ様’と‘ありがとう’の言葉を。

m(_ _)m

 大河ドラマを一度も欠かすことなく一年を通して見続けたのは初めて

 それにしても暗殺シーンでのあのテロップだけは許し難い・・

 空気読めNHK。

 ←  ドラマ「JIN」の‘内野聖陽’、自分の中では彼が今もベスト龍馬だ。






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Last updated  December 6, 2010 07:04:15 PM
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背番号のないエースG @ Re:“エースをねらえ”鍋の素w(01/18) あだち充「ラフ」に、上記の内容について…
ひいらぎ。@ Re:英語版ペーパーバック「銀魂」買ってみた。(06/11) いまさら英語版の銀魂を買うか悩んでいた…
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