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今年の会場は竹田和平さんのお膝元、犬山のお菓子の城とのこと。二十年ほど前に一度行ったことがあるきりなのですが、地図で調べてみると、時おりボランティアをさせていただいている劇場に通う途上にあることがわかりました。昨年に続いてバレンタインシーズンに開かれるスペシャル講演会、お二人がどんなお話をされるのか、愉しみです。昨年の講演会の様子をまとめています。よろしかったら、どうぞ。「本田健さん講演会 2010」
January 13, 2011
竹田さんは、時流を8年サイクルで考えているそうで、そのサイクルが今年から始まるため今までの観念を変え、気づきを得ることを勧めておられました。会場からの質問。時間を作り出すにはどういったことをしたか教えてください。本田さん「時間は主観的なもの。好きな人と好きなことからやってゆくこと。」竹田さん「夢中になっていたら、時間はなくなる。」20代、30代の人で「あいつは、だんな(だんな=リーダー みんなに希望を与える人。太陽のような人)だな」と思う人はいますか? 竹田さん「甘え上手、人を喜ばせることが上手い人。相手を喜ばせることに喜びがある人。人を楽しくするリーダーになれる。」具体的には誰がいますか?竹田さん「考えたことはない。ちゃんと天が作っている。必ずリーダーがいる。世話をし、助ける人がリーダー。」どういう風に生きていたら楽しくなりますか?竹田さん「ひと言で言えば、ありがとうだと思う。口癖のようにしてゆけば、周りの人が味方になる。ありがとうと言われると繋がる。まろ度、真心がUPする。日本は、まろ度が50%。欧米は、25%で自己主義が激しい。20-30年たつと、日本が世界をリードする。日本をもっと知りたいという、世界に誇れる文化を持っている。」竹田さんのお誕生日を祝って、これまで金メダルを受け取ったお子さまとお母さま方からの花束贈呈なども行われ、なごやかな雰囲気のまま講演会は終了しました。***追記その日、講演会の前後に3つの出会いがありました。ひとつめは、講演会が始まる前に少し時間がありましたので会場とは別の階まで降りていってベンチに座っていると、本田さんが歩いてこられたこと。すぐに他の方々が気づいて話しかけられ、お元気そうな様子で応対されているのを嬉しく拝見してから講演会に臨みました。ふたつめは、すべてのプログラムが終了し、会場を後にしようとしたとき。竹田さんがロビーの端にいらしたので、今度は声をおかけしました。バレンタインに近いこともあって、3つ用意していったココア入りの手作り石けんのうちの1つお渡しすると、お菓子だと思われたらしく少し不思議そうなお顔をされながらも、受け取っていただきました。(よくラベルをご覧になって下さっているといいのですけれども☆)みっつめは、1000人以上の人波に紛れて、駅で帰宅用のJRを待っているとさきほど会場で隣同士でお話した方と再会したこと。次の駅までの短い間に、その方が自動車の木型製作の仕事をされていること、その仕事の発展させて木製の家具を作っておられることなどをお聞きし、ふたつめの石けんと名刺をお渡しすることができました。それぞれライフワークで豊かに生きておられる方々の幸せを祈りながら、佳き時間をいただいたことに感謝したのでした。***ご覧いただきありがとうございました。皆さまにも、素晴らしい出会いがありますように。「知性美(次へのヒント)の日記)
June 24, 2010
竹田和平さんへ本田健さんの質問が続きます。普通の人はハードルばかり考えてしまうが、竹田さんには障害はないのでしょうか?「障害があれば、それも触れるほど鮮やかにする。」それでも上手くいなかないときは?「いろんな人と会って、褒めてもらうこと。自分のOKパワーを溜めてゆくこと。」竹田さんは普通の人よりも高いところに生きているように見えます。低いところにあるものは見えない?「そうですね…一番肝心なことは類の法則。人は分かるものに寄って集まる。いま、ここにいる人も本田健さんの心が分かる人。心のレベルが高い人を、私は『まろ』と呼んでいる。」「まろ=まごころ」という独特の単位を使っている竹田さんによると、「まろ度」が高いとは、心のレベルが高いということだそう。「幸せを生み出すはずの資本主義が、不幸をばら撒く場面が増えてきた。どうすればいいか→「まろ度」をアップすること。心のレベルが一段上がると、みんなの顔が見えてくる。みんなが何を買いたいか、何を作ればいいかが分かってくる。」講演のあった日は、竹田さんの誕生日に近い日だったのですが、竹田さんは全国の同じ誕生日に生まれた赤ちゃんに金貨をプレゼントしているそうで、その数は多い年で1000人くらいになるそうです。「世の中のお役に立ちたいと思い、11年前に少子化問題が起こったときに、どうしたら赤ちゃんを産む人が増えるかを考えた。→金メダルをあげたら自信になる。金メダルは減らない、子や孫にあげることができる。代々伝えてゆけば「運がよかったからあげる」「おじいちゃんが運がいいのをくれた!」となる。こんな面白い投資話があるかね?自分が儲かる話ではないが、非常に投資し甲斐がある。」和平さんは金貨が、社会とか生まれてくる人の役に立つと考えているんですね。「みんなは小さくテリトリーを決めている。好きなことをやること。嫌いなことは、必ず失敗する。楽しいことをすれば、みんなが集まってくる。みんなのために無私になってやれるようになると、非常に大きなことができる。感動を伴った意識は、ずっと使える。褒められたときに感動するから、よく覚えている。人を励ますこと。『花咲かじいさん』になって、希望の花を咲かせたい。」続きます。「知性美(次へのヒント)の日記)
June 23, 2010
日本一の個人投資家・竹田和平さんは、運がとても良いと、ご自分のことをおっしゃっていました。(講演会続き)21歳で北海道に渡り、知らないところで事業を始めたときも上手くいったそうで「ソウルメイトがいっぱいいた」とのこと。講演は本田健さんからの質問に、竹田さんが終始にこにこ、恵比寿さまのような表情で答える形で進められました。運が良かったのは、ごく小さいときから?「社会の影響を受けた。6年生のときのとき、大変運がよく、先生に贔屓にしてもらって、オール優をつけてくれた。はじめはびっくりして、何故そんな風に評価してくれたのかわからなかったが、これによって自信がつき、その後の全ての自信の源になった。褒めることは大事。運がいいですね、と言われればそうかもしれない。運が良いか悪いかは考えず、楽しく生活をしていたら上手くいっちゃった。」どうしたらこういう風になれるのでしょうか?「戦争直後は貧しかったが産みたての卵を使ってお菓子を作った。当時は材料に悪いものを使ってもわからない。けれど『天が見とる』って教わった。自分も見てるよね、自分が嫌なものはだめ。おてんとさまの下を愉快に歩きたかっただけ」竹田製菓の卵ボーロは現在でも売れ続けているロングセラー商品。当日は、竹田さんの後継者となった方も壇上に上がられ、シェアを広げるためライバル企業のことを研究しようとしたときに「そんなことは考えなくていい。相手の食い扶持がなくなるから」と言われたと話しておられました。運の良さは、いつもみんなの幸せを願って行動していたことに起因しているようです。何かを実現しようとするときは、イメージが大切とのことで、宝地図を描くことも推奨しておられました。「欲や損などは考えずに、鮮やかに鮮やかに描くこと。それを見ればワクワクし、良くないと思うものは、できれば直してゆくと思念が高まってくる。鮮やかに、鮮やかかにという作業をしていると、やりたくなってくる。」(竹田製菓といえば、犬山市に「おかしの城」というテーマパークを作ったことでも有名。砂糖菓子のような白亜のお城のなかで、甘い材料で作られた物語の空間や、クッキー作りを愉しむことができ、子供のころ、お菓子のお家に憧れたことがある方なら、夢の世界で遊んだような気持ちになるところ。竹田さんは、お菓子そのもので宝地図を描かれたのでしょう。)続きます。「知性美(次へのヒント)の日記)
June 22, 2010
自分の才能を見つける5つの方法(本田健さん講演会 続き)1 人から褒められたり、もっとやって欲しいと言われることは?料理?司会?デザイン?文章を書くこと?2 時間を忘れて夢中になってやってしまうことは?とことんやってゆくと、ライフワークになる。3 子どもの頃、よく怒られたことは?本の読み過ぎでお父様をイライラさせて衝突したことがあるという本田さんは、現在、累計300万部以上を売り上げる作家としても活躍されています。4 あなたがもっとも輝いた瞬間は?褒められたこと?アイデアを出したこと?物を売ったこと?部活動?心から輝いた瞬間、もっとも自分が輝いた瞬間を思い出すこと。5 やるのが怖いけれど、やってみたいことは?本、CD、人に会うこと、料理、講座本田さんは、個人カウンセリングをされた中には「10種類くらい牛を飼って、有機ミルクを作るのが怖い」「パソコンを教えるのが怖い」と、具体的に怖いことがわかっている方がいたそう。作家志望なのに、一文字もかけない人も。やりたいことは決まっているが、失敗したり、反対されるのを恐れている。やりたいと思っているが、怖いことをやってみること。ただし、仕事をやめて離婚するといったことは× ちょっと怖いけれど、試しにやってみることから始めること。人と話すこと。海外に行ったときに楽しいのは、知らない人と話せること。きれいに友情を広げること。1日、5分でいいから、好きなことをする。人に会う→自分の得意なところがわかる。本田さんは、本を書くことが好きで、夜中まで書いていても飽きないそうです。ライフワークスクールとは?自分の好きなこと、才能をキャッチして、ポイントを見つける2日間。同じ夢を持つ仲間と出会えるコミュニティ全国にスタディスクールがスタートしているようで、カップルの発生率も高いのだそうです☆バシャールとの対話 3/25発売決定の本。資本主義の未来などが語られた内容で、タイトルは「未来は、えらべる!」ワクワクを追いかけることが人生の鍵幸せな億万長者が心がけている5つの習慣1 ワクワクすることを追いかける失敗も多かったけれど、楽しかった。2 今ある豊かさを思い出して感謝する本田さんのメンターには、服は一着、下着はふたつしかないという方も。衣食住に困ることはなく、日本に暮らしているという時点で幸せ3 やりたい気持ちにYESと言う本田さんのメンターは「『やりたいと思ったときに諦める』ことは後悔に、『あれをやらなきゃ良かった』ということは、笑える体験になる」とおっしゃっているそう。4 人を心から応援すること5 人生が良くなることを信頼すること「未来はえらべる!」本田健さんのお話が終わり、休憩タイムに。講演の内容にあった通り、会場でとなり同士で座った方とお話するという、いつものワークもあって、実り多い時間になりました。***ご覧いただきありがとうございました。この日、本田健さんとジョイント講演された竹田和平さんのお話もアップする予定です。「知性美(次へのヒント)の日記」
June 20, 2010
あなたは何を引き寄せたいですか?(本田健さん講演会 続き)仕事?パートナー?お金?プロジェクト?この講演時間のうちに考えること。自分のしたいことを実現する人 そうでない人の二種類しか世の中にはいない。外的現象で諦めないこと。お金は引き寄せられるのを待っている。(本田さんは、バシャールという宇宙存在と話したときに『ヒーリングセンターを作る』と書いたところ、講演の日の前々週に場所が見つかったそうで、次の週に買えるかどうか、待っているところ…と話しておられました。それは、もともと6億円した建物だそうで、沢山の人が楽しく集まり、泊まり、悟れるという、悟り場のような場所…というわくわくするような計画でしたが、その後、実現。八ヶ岳にセミナーハウスが誕生したそうです。)外的状況と、自分の状況は全く関係ない。強運を呼び込み豊かな人生を引き寄せるには1 運はコントロールできることを知る本田さんは20歳でこの考え方に出会ってから、運気が上昇した→運をつかまなかったら、何をしても駄目2 今ある豊かさに感謝し、人生を信頼する年収3000万の人は、感謝に溢れている 夫や妻という最も身近な人に対しても。年収1000万以下の人は、夫や妻のせいで成功できないという→どれだけ周りの人に感謝できるか3 人を喜ばせ応援される人になるお金持ちになりたかったら、たくさんの人に喜ばれること。「今日は何人の人に喜ばれたか」を寝る前に考える。→それを1日、10日、100日…と続けているうちに、どれだけ応援される人になるか 沢山の人に応援されるようになると→運気もUPする4 チャンスを受け取る準備をしておく決断に時間がかかる、お金→本田さんは東京のオフィスを借りる際、FAXが来た時にすぐ国際電話をして借りることができたそう。何が欲しいかを明確にする。何か仕事をするときに、0.5秒か1秒で決めること。チャンスは駆け足でやってくる。→回転すしは手を出せば取れるが、チャンスは取るものをあらかじめ決めておかないとつかめない。5 才能を生かしてやりたいことに挑戦する続きます。「知性美(次へのヒント)の日記」
June 19, 2010
2010年2月5日に行われた本田健さんと竹田和平さんの講演会。手書きメモのまとめで錯誤はあるかとおもいますけれども、よろしかったらどうぞ。***本田さんはワインレッドのジャケットとピンクのシャツにグレーのパンツで登場されました。スライド2010年 世界と日本に何が起こるのか。資本主義が今までの形ではなくなる。 ギリギリになっている会社がたくさんある。1 有名な大企業の倒産、大幅なリストラ2 良い学校、良い会社、良い人生が崩壊し、生き方の選択を迫られるしかし、これからは幸せに豊かに生きている人は大丈夫今から「会社か親が何とかしてくれる」時代は終わり、友人を増やしたり縁を広げる時代に。3 将来に対して混乱する人が増える。経済、お金、家族、精神的なことの中で板ばさみ4 あらゆる面で二極化が進む 製造業以外の仕事も海外に出てゆく。本当にやりたいことをやらなければ立ち行かなくなる。本当に自分のやりたいことをやる時代に。周りの人と同じではない、良い時代に。あなたは豊かな人生を信頼していますか?もし自分が豊かに生きていたらOKほとんどの人は奪うという貧困意識で生きている。→学校時代から競争する文化日本は昔からおすそ分けの文化だった。→これからは助け合い、和を広げる時代→しかし、ほとんどの人は気づいていない。ある建築会社の人事の人の話東大出身の人がすぐ辞めてしまう→履歴書を見なくなり、建物が好きな人という基準で選んだところ、離職率が減った。本当に好きなことをやって暮らす時代。→人より自分が抜け出そうという考えではなく、分かち合う人生=どちらが良いか決めることが、今年の分かれ目になる。豊かな人生はこうして作られる豊かな人生を信頼していない人 信頼している人 仕事運 × ○健康運 × ○金運 × ○恋愛運 × ○ビクビクしている人は、すべての運が無くなる世の中には沢山のお金や愛情が溢れている=豊かな人生を信頼していると、運、チャンス、人が寄ってくる。何を自分の中で信じているのかを明らかにすると→人生を変えられる続きます。「知性美(次へのヒント)の日記」
June 18, 2010
信頼は伝染するという言葉の後で、アラン・コーエンさんのワークが始まりました。***2009年4月に行われた本田健さん&アラン・コーエンさんのジョイント講演会 続き1人の男性を壇上に呼び、1枚のティッシュペーパーを丸めて「ここに細菌が移ったことにして下さい」アランさんがティッシュを男性に投げると、男性は最初、体を動かして避けた。さらにもう一度投げると、今度は体を一切動かさずに、単に受け取らないようにさせた。恐れを受け取る、受け取らないのも同じこと。投げられたものを受け取るか、受け取らないかだけの違い。CNNなど、ニュースではいかに経済が悪いかを伝えている。しかし、経済は恐れを持った人によっては変わらない。まずは自分の考え方を変えること。変えるためには恐れよりも愛、そして自信の方がよりパワフル。ここからは、会場の方との質疑応答です。身から出たサビとは?本田さん 感情的なトラブル、問題を作る人は、問題が起きるとチャレンジであると思う。本田さんのセミナーを受ける人の中で借金があるとファイトが湧く人がいたが、自分の状態を見直してからパターンが変わり、借金をどんどん減らすことができた。アランさん 父から借金を50万ドルも残された人がいた。彼はアランさんのセミナーで頭の中で父親を許し、自分は豊かな人生を送ることを決めた。一年後、借金はなくなっていた。どんな状況からでも自分の運命はシフトすることができる。「まさか」に備えるとは?例えば、持っている資産が0になっても1万円ずつ持ってきてくれる人を作ること。知恵、スキルは誰からも取られない。仲間を100人、お客さんを1000人作ること。預金ではなく、すべての財産を使ってスキルを築くのも一つの手。金融資本主義の崩壊とは?東インド会社という最初の会社が登場してからできた資本主義、しかし、時間資源、労働力は有限であり、経済は無限ではない。崩壊後は物々交換に移る可能性がある。日本は元々分かち合いの文化、シェアする文化があるため、最も早く危機を脱する可能性が高い。***ご覧いただきありがとうございました。今年2月に行われた講演会の様子も、後日アップさせていただく予定です。「知性美(次へのヒント)の日記」
May 27, 2010
2009年、本田健さんとジョイント講演されたアラン・コーエンさんは、態度や姿勢のエキスパートだそうです。***講演会 続きやっていることよりも、どうやって考えたらいいかインスピレーションを得るためには2つのことが必要。 自分の中の良い部分、自分の才能を見つける。現在は冬の時代だが、冬とは悪いものではない。全ての季節には目的がある。春、夏、秋に起こらないことが起きる季節。アランさんはハワイ在住でガーデニングが趣味。冬がある方が土壌が豊かになる。冬が来ると土の中にある細菌が死ぬため、春により豊かな土壌が生まれる。今はその時期、ギフトを見出す時期。態度 姿勢の考え方アメリカのある男性の息子が野球選手を夢見ていたが、何度ボールを打とうとしても打つことができない。父親は悲しくなり息子が「自分は敗者だと思ってしまう」のではないかと考えた。「ジョニー、君は良いバッターにはなれそうもないね」息子は答えた。「大丈夫、ピッチャーになるから」物の見方を変えれば、ひとが変わり、社会を変えることができる。ビル・ゲイツはDosシステムとWindowsの二つのアイディアでお金を生み出している。彼がどの位お金を持っているか計算するというサイトさえもあるが、彼は床に1千万ドル落ちていても拾うのは無駄だと考えている。その間にアイディアでもっと稼ぐことができるから。冬の時代の恩恵とは、次に自分が何をしたいかが明確になること。ある医療従事者が手に怪我をして仕事が出来なくなったとき、突然、目覚めさせられた。自分の仕事が大嫌いで、その場所に居たくなかったことことに気づき、やりたかったいくつかのこと、子供と遊ぶ、ハイキングなどをやってみた。9ヶ月間、仕事ができなかったときが、人生最良のときで、仕事はもっと好きなことをするようになった。冬は目覚めの季節、全ての物事にはギフトがある。10年間リューマチに苦しんでいる人がセミナーを受けに来た。「何故こんなに硬直しているのですか?」その人は体の症状を色々と訴えた。「あなたの体ではなく、心、マインド、スピリットが硬直しているのです」「確かにそうだ。自分は全世界を背負っているように感じる」「このような重荷がなくなったとしたら?」「幸せです」「ただ楽しむためには何をしますか?」「音楽を聴く…気になっている人をデートに誘う…マスタリングコースに通う」この2、3分の対話の過程でその人は幸せになり、まっすぐ立って微笑むようになった。これが1日目。2日目に戻って来た時「昨晩、初めて痛みを感じずに寝ることができた」2年後、彼は完全に健康になっていた。何が変わったのか?彼は自分の考え方である恐れ、抵抗、哀しみを、喜び、祝福へシフト、自分で変えた。敵は経済ではなく恐れ。不況になるまで経済が滞っているのはお金を使うことへの恐れ。実際にはお金はある。使いたいだけ使うことで経済は癒される。2人の男性が川で釣りをしていた。2人のそばに女性が溺れて流れついてきたので、1人が飛び込んで救助していたところ、今度は男性が流れて来たので、また別の1人が救助した。それからもどんどんと溺れた人々が流れて来る。何が起こっているのか上流に行って調べると川に橋がかかっていてクレイジーな人物が渡ろうとする人たちを投げ落としていた。2人の男性はそのクレイジーマンを連れ出した。このように人の頭の中にはクレイジーマンがいて「お前は敗北者だ」「美しくない」「誰も雇ってくれない」「モテない」とつぶやいている。それが我々の敵。経済を癒す前に、自分を癒す試みが必要。アランさんは友人と中華料理を食べに行き、食後にフォーチュンクッキーを貰ったが、あまり良いことが書かれていなかったので、店のクッキーをあるだけ持ってきてもらい、自分の気に入るものが出るまで開けたことがある。これは人生にとって象徴的な出来事で、自分のために自分の運を作ることができるということが分かった。バクテリアを発見した人物は自分が死に至るとき「細菌の研究に関して一つミスを犯しました。」と告白した。「病気を生み出すのは細菌だけではなく、受け手の免疫力が低下したことで初めて病気になるのです」恐れは伝染する。信頼も伝染する。続きます。「知性美(次へのヒント)の日記」
May 26, 2010
2009年4月の本田健さんの講演会は、リーマンズショック覚めやらぬなかのこと。1年経った今、読み返してみて、現在地を確認する上でも興味深いお話がたくさんありました。***講演会 続き自分の理想の人生を実現するために1 自分が何を望んでいるのかを明確に 2 同じようなものを手に入れた人を調べる 3 具体的なステップを正確に 4 協力者をリストアップし、協力を要請 5 期限を決め、即、ステップ1から実行する(10年後、5年後は×)大好きなことで成功するには自分が持っている最高のものを社会に提供すること1 大好きなこと 2 自分にしかできないこと 3 得意なこと 4 人に喜ばれること 誰でもできることではなく大好きなことで成功するには幸せの源泉 +豊かさの源泉 ライフワーク たくさんの人に求められる静かなワクワク お金が自然に入ってくるそれをやっているだけで幸せになれる現在、本田さんは「ユダヤ人大富豪の教え3」を執筆中、楽しくて今回の講演の直前まで書いていたそうです。幸せを探し当てる5つの鍵1 小さい頃、好きだったこと 2 友人、家族、同僚に自分がどんなことをしていたら幸せか聞く 3 お金の不安がなかったらやりたいこと 4 やらないままでいること、怖いこと 5 自分が死ぬときにどういう人として覚えていて欲しいか2009年に絶対やらなくてはいけないこと1 大好きなことを見極めて才能を開花させること。本田さんも34歳までは本を書けるとは思わなかったが累計330万部の作家に。 2 現在のライフスタイル(生活、仕事)を見直す 3 いざという時のための人脈を作っておく ライフワークスクールとは どうやったら好きなことを見つけられるか、小さいときからやっている、自分の大好きなこと、得意なことにキャッシュポイントを見つける2日間。ライフワークを生きているナビゲーターが指南、同じ志をもつ仲間と出会いコミュニケーションできる。本田さんによると「日本は最初に不況を抜け出すことができるのではないか。日本はキャッシュポイントを持っているため」2009年あなたが決めた瞬間、ピンチはチャンスに変わる。あなたが人生の主人公、あなたが成功すれば周りも「ああやって生きればいいんだな」と思える。続いてアラン・コーエンさんのお話をアップする予定です。「知性美(次へのヒント)の日記」
May 25, 2010
累計330万部のベストセラー作家・本田健さんと、アラン・コーエンさんの講演会へ、昨年の4月に行きました。そのときの様子を沖縄の友人から教えて欲しいと言われてまとめたものが出てきました。手書きのメモからですので錯誤はあるかと思いますけれども、よろしかったらどうぞ。***はじめは本田さんでセルリアンブルーのシャツに白のジャケット、黒のパンツで登場されました。今回の講演会は名古屋だったのですが、本当は東京でセミナーをその日まで行う予定が、どうしても会場が見つからなかったそう。「どういうことなんだろう?」と思っていたときに見た新聞で「でら」という言葉が印象に残り、名古屋に行くことを直感的に閃いたとのこと。(「でら」=「すごく」といった意味になるかと思います)大不況時代を生き抜く法資本主義は大きく変化している。「神との対話」の作者は「全てが変わる時は、全てを変えよう」というメッセージが込められていると伝えているそう。全てが崩壊するときは「今までの生き方で良かっただろうか?」ということを振り返るとき。世界的には不況だが、本田さんは「個人的には素晴らしい、面白い変化」だと思っているそう。しかし、多くの人は変化の時代をどういう風に生きるのか不安になっている。「これから最初の10分間は辛くなるスライドを見せます」スライド2009年 日本と世界で何が起きつつあるのか? 2008年9月以降の状況は、1929年に似ている。いま、少し景気が上向いている点も似ている。1929年以降、3年間株価は落ち続け、1932年には1/7になっている。日本でも景気悪化しているが、これから何が起きるのか?楽観的シナリオ(どちらでも良い様に対応すること)不況前期 株価暴落・資本投入・倒産・失業者増加 現在はここまで来ている。→経済対策期→景気回復期悲観的シナリオ崩壊前期→金融崩壊期→資本主義崩壊期 デフォルト=預金封鎖(ユーロはアメロという通貨に変わる?)→新秩序形成期 物々交換・国内物流がスローダウン 近所で物々交換→・近隣諸国で経済圏が形勢され、貿易も物々交換がスタート→・新しい経済システムや貨幣制度が構築される今からやっておく必要のあること1 世界・日本経済の流れを見ておくこと。資本投入=未来から借りている 2 現在の仕事・資本・収入を見直すこと。金、不動産も検討、全部現金で持っていると0にされる可能性がある。(例えば銀行に100万円預金があるとしても、それは通帳の数字だけ。現金は流通しているため、すぐに引き出そうと思ってもできないことが多い。本田さんの知り合いの方が1000万円引き出そうとしたら「明日また来て下さい」と言われたそう) 3 強力な人的ネットワークを築くこと。例えば野菜を作っている人を知っていることなどは有効 4 ワンアンドオンリーで生きること。誰にも負けないようなサービス、その人しか提供できない様なサービス 5 「まさか」に備える人生のピンチの種類1 自分の身から出たサビ 暴飲暴食 いい加減な人 2 外的状況の変化 3 感情的なもの 4 自分ではコントロールできない他人の問題を自分の問題にするピンチの本質1 退屈な人生への目覚ましのベル 本当に生きるべきでない人生、その人でなくてもよい人生 2 人生を一段高みに引き上げてくれる 新しい出会い3 新しい人脈と出会うために起きているもの 4 新しい才能を発見するきっかけ(夫がリストラになった主婦が日ごろ作っていたパンを販売したところ大繁盛。パン作成、販売、マーケティング等の才能が開花) 5 人間関係を本物にしてくれるチャンス(17の部屋のある豪邸に住んでいた6人家族が倒産で6畳と4畳半二部屋に移り住んだところ、以前は家にいても携帯電話で話し、なかなか集まらなかった家族が仲良くなった)ピンチへの対処法1 自分でコンロトールできるものとできないものを区別する 2 最悪の状況を想定してみる 3 最悪の状況にならないためにできることを考える 4 感情的な整理をする 5 具体的なピンチ脱出計画を練る→全く違う人生を考える 収入の上限も下限もなくなるため0から人生を作る続きます。「知性美(次へのヒント)の日記」
May 24, 2010
暖かくなってきましたので夏物の購入と同時に、シャツなど、着られなくなったものを整頓、我が家の衣料コーナーがすっきりしました☆スペースを空けると、相応しいものが入ってくるもの。また佳き出会いがあればいいなと思います。
May 4, 2010
ルネサンスビルの外に出てみると清々しい空の色。よいエネルギーを頂いた感覚を大事にしたくて予定より一時間早く、帰りの高速バスに乗ったのでした。 帰路の途中、興味ふかいことが起こりましたので、ここからは自宅に着いてすぐ、山川ご夫妻宛にお送りしたメールの一部を再録させていただきたいと思います。***山川紘矢さま 山川亜希子さま 素晴らしいお話の数々に感動しながら、たった今帰宅しました。今日も小さな偶然が続き楽しい一日でした。 まずは会場に着き、お手洗いから出てたところで、前方を歩いていらっしゃる方が、紛れもなく紘矢さんと確信して着いていったところ、亜希子さんとご一緒にお話していらっしゃったのでお2人に早々にサインをお願いすることができました。長旅でお疲れのところ、本当にありがとうございました。 講演会では、いつも最前列の端に席を確保するのが常ですが今回もドア近くの最前列の一番端でお話を堪能することができました。 途中、何度か泣きそうになりながら、ノートを取っていたのですけれども特に亜希子さんのお話でベルリンの壁崩壊、オバマ氏、鳩山氏のあたりは胸を打たれました。 ちょうど行きのバスが渋滞に入っているときに、山に囲まれた高速道路上で「輪廻転生を信じると人生が変わる」を開きながら、ふと「平和の象徴である鳥を高い場所に頂いた人物を国の代表に擁する国にようやくなれたのだなあ」という感慨が湧いてきて嬉しくなっていたところでもあり、また、ベルリンの壁崩壊後、まだ瓦礫が残っているときに在日韓国人の女性と現地を訪れ、傍らで彼女が東の方を向いて泣いていたことも思い出しました。 20年前と今を比べると、国と国の間にある心の壁は、物凄い早さと勢いで取り払われているように思います。それも、一人ひとりが変わったから。1989年と同様、2009年は後に、特にエポックメイキングな年だったと言われるようになることでしょう。 京都に行った際は、あちこち見て回るのが常なのですが、講演会の感動をそのままに保ちたくて、午後4時には帰りのバスに乗りました。 すでに道路は混んでいて、バスはほとんど動かない状態でしたのでまた「輪廻転生を信じると人生が変わる」を開き、12章をみて「アセンション」しているかを一つ一つ調べ、ビタースイートながら自分が好きだと思い、ワンネスの感覚まできたところで、目を上げると、なんと大きな虹がかかっているではありませんか。 ちょうど、高速道路に入るところで、しっかりとアーチを描いた大きな橋を潜るようにバスは進んでゆき、トンネルを抜けるといったんは消えましたが、再び現れ、12章の最初の文章そのままのような、素晴らしいサインを長く愉しむことができました。虹が完全に消えたあと、山々と空が薔薇色に染まってゆく様子を眺めながら実は、見えないように思えるときも、いつも何処にでも七色の橋はかかっているのだということを改めて感じました。 ノートをまとめて、また感想を書きたいと思います。 読んでいただいてありがとうございました。 「ぼくは虹を見るたびに、自分がひとつの段階を卒業し、いらない制限や恐怖心を手放し、エゴから解放され、スピリチュアルな段階を上昇したという、神からのサインだと思っています。だから虹を見るのが大好きです」 山川絋矢さん著「輪廻転生を信じると人生が変わる」 12章冒頭より三日後、ご返信いただいたメール京都ではありがとうございました。 本当に大きな虹でしたね。私たちは大阪に行く電車の中で見ました。 みんなの心が平和になりますように。 亜希子***実はこのあとも、ちょっとした偶然が起こりました。帰宅した翌日、いつもは一人で所用に出かける夫が「一緒に行く?」と誘ってくれて足を運ぶことになったのが、ご著書にも書かれていた絋矢さんのご実家のある町。そのときの様子も、またアップできればと思います。ご覧いただきありがとうございました。
November 20, 2009
お話の後は質疑応答です。質問「両極端の自分、マイナスのところを手放すのは良いのか?良いところばかりでよいのか?」まずは絋矢さんがお答えになります。あなたのままで良い。悪いところは許して無くしてゆく。(この方は、人間関係の悩みを抱えていらっしゃるようでした。)相手のどういうところが嫌いか。必要な修行。自分に必要なことが起こっているだけ。人は自分の中にあるもの、自分であると思っている部分いい人になると弱くなるという思いもクリアすること。わたし達は常に変わる。螺旋になっている。続いて亜希子さんがお答えになります。いつもあなたが主役。悟った人が悟っても、世の中は変わらない。ネガティブな人が悟れば、すぐ変わる。政治は最後に動く。質問「夫婦円満の秘訣」絋矢さんぜん息になってから三年間、本当は数年間、亜希子さんが働き、看病してもらった。感謝することが円満の秘訣。いつも自分は必要なものを与えられている。感謝すること。お金はある程度は入ってくる、入ってこないと苦しい。亜希子さん戦時中は、お金がなくても生きてゆけることを知っている。お金を楽しむこともOK、しかしバランスが必要。これまで訳した本は、同じことを言っている。一つのやり方で伝わらない場合も違う方法、エネルギーによってノックされる。質問「イエス、サンジェルマン、聖フランチェスコのメッセージについて」(「輪廻転生を信じると人生が変わる」でも触れられています)絋矢さん愛が大切。聖書と同じ。特にイエスからよく言われる言葉は「のんきにおまかせしなさい」「あまり頑張る必要はない」「エネルギーが入ってくるから待っていればよい」イエスのメッセージ集といえるほどノートにたくさんの言葉を書き留めておられる絋矢さんは、あるとき、「お前は愛を知らないから、今夜、愛を教える」と言われ、「地球を見ている」状態になったことがあるそう。そのとき「地球が愛の中に浮いている、愛の中に生きている。」ことがわかったのだそうです。質問「どんなセミナーを受けたらいいですか?」亜希子さんセミナーは探さない方がいい。選ぶのは自分。こういった講演会に参加するのもよいとのこと。「今日、この場所でいいセミナーについて教えていただけるかもしれませんよ」質問「病気になったとき」(この方のお身内の女性のことのようです)絋矢さん病気はひとつの体験。心を見てゆく勉強になる。人の役に立つ。間違ったことすら必要。一番良いのは「彼女に一番、良いことが起こりますように」と祈ること。ここで時間いっぱいとなり、講演会は終了。続いてフロアで書籍販売とサイン会が始まりました。講演会が始まる前に持参した「輪廻転生を信じると人生が変わる」に絋矢さんからのサインをいただきましたけれども、亜希子さんの分かりやすいお話を聴いて、もっと本を読んでみたくなり「人生は奇跡の連続!」を購入、亜希子さんのサインの列に並びました。「翻訳をされるときは、お2人でどのように分担されているんですか?」サインをしていただきながら質問してみると、亜希子さんは「章ごとに分けたり…病気になったときは片方が訳したり…」とのこと。分担して翻訳された本の中には、章ごとに文体が変わってしまうものもあるのですがお2人の共著は、ひとりで訳されたような印象を受けていました。仲の良いご夫婦なので意思もしっかりとリンクしているのでしょうね。続きます。
November 19, 2009
全身から陽気な雰囲気を元気いっぱいに発散されながら絋矢さんのお話が始まります。ご夫婦は現在、東京近郊の成瀬台という場所にお住まいで、毎朝ラジオ体操に参加、住人の方々の様子はNHKの「理想の生活」というドラマにも登場したことがあるそうで、「ホームカミング」という映画にもなる予定だそうです。絋矢さんは、一つ一つの言葉を宣言するような、確信にみちたお話ぶり。メモの取り方は一見、断片的になってしまっていますが、そのままお伝えします。「自分を好きかどうかは、人生にとって大切。自分を好きな人は、人生が上手く転がる。」「何故自分を嫌うのか。自分をけなさずに褒めること。」先ほど亜希子さんも話されていた自分に対しての言葉、「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」「ありがとう」は本当に効果があるとのこと。「幸せに、いつも満面の笑みでいること」お話になる表情がまさにそんな感じです☆最近出版された著書の題名は「輪廻転生を信じると人生が変わる」でも「信じる」ではなく「知る」、もしくは「自分自身を愛すると人生が変わる」の方が良かったかもしれないとのこと。「ザ・シークレット」という翻訳のテーマは「全ては引き寄せている」「引き寄せ、学んでクリアする。困難な人生を選ぶ、皆の不幸を背負う。」「今はみずがめ座の時代、2012年にアセンションが来る」という言葉も。「輪廻転生を信じると人生が変わる」第12章によると「アセンションとは「上昇」を意味する英語で、「覚醒」を意味します。人間の進化が一段と上昇することを意味しています」とのこと。多くの方々がいっせいに気づきを得るということなのでしょうね。絋矢さんは6坪の畑を借りて野菜を作っておられ、大きな生きがいになっているよう。現在、育てているヤーコンはとても成長が早いのだそうですが、そのことに対してお隣の方が文句を言ってくることも。「あの人のせい。嫉妬も抑えてはいけないが、人のせいにしないこと」「左脳を信用しないこと。それは本当ですか?左脳が言っているだけではないですか?」「私は孤独だ」というのは思い込み。「世の中は、助けてくれる、ポジティブに包まれている、理不尽を演じてくれている。」「自分を大切にすること。体の手入れをし、良い食べ物を摂って運動、特に歩くこと。」「一つも悪いことは起きていない。泥棒も、悪役を演じてくれている。世の中を信用する-トラストすると、引き寄せが起きる。」「自分の周りの人を大切に親切にすること」「左脳は、証明できないことは信じてはいけないという。昔は、迷信などに対する恐怖で生きていた。今は、証明できないものはすべて×」輪廻転生について書くことについては、勇気も必要だったようです。「危険を冒さないと真実が見えない」「人に押し付けることはないが、時代を越えて意識が広がる。地球がふるさと。自分で選んで生まれてくる。」「自分を批判しない、比べない、愛すること。人の評価は大したことはない。自分を評価すること。」亜希子さんのときにも話題となった政権交代のことについても。「向いていないことをするのは大変。総理大臣も向いていないとできない。」「政権が変わるのは良いこと。心配しない」「心配しない」とは、絋矢さんがメッセージを受け取っている精霊からいつも言われていることだそう。亜希子さんは、ベルリンの壁が崩壊したとき「私が変わったから、世界が変わった!」と言われたと絋矢さんは愉しそうにお話になっていました。一人一人が変わることが積み重なって、大きな変化をもたらされるようです。ただし「変化しないのもよい」とのこと。絋矢さんは東京大学を卒業後、大蔵省官僚をされていた方ですがこの経歴を書くと、男性が怒る場合が多いとのこと。「真実を書いて怒るというのは、用意が出来ていないということ。」用意ができれば、自然に変化するということなのでしょう。「アウト・オン・ア・リム」を官僚時代に翻訳されてから今日までの道は決してやさしいものではなく、友人を失い、病気にも苦しめられたそう。「輪廻転生を信じると人生が変わる」には、「アウト・オン・ア・リム」を訳されてから、官僚を辞めてから数年間の、「病気が仕事だった」と言われるほどの壮絶な日々の様子も記されています。「自分を大切に生きること。嫌いな人は原因を考えること。あなたは天使の生まれ変わり。褒めて大切に。」「死ぬことは卒業、輪廻転生。自分の勉強に相応しい場所を選んで生まれて来る。」「自分は魂の存在。この地球に何をしに来たのか考えること。」「両親と和解すること。周りの人に親切にすること。」「世の中は上手にできている。人は皆、平等。人生に悪いことは起こっていない。」「これから世の中は良くなる。人は愛と平和を広げる存在。人生にとって大切なのは幸せになること。」「全て、したいことをすること。お金などを言い訳にしないこと。出来ない言い訳はしない、それはただ、理由をつけているだけ。」絋矢さんがにこにこしながら「心配しなぁい☆」とお話になる様子を見ているだけで楽しさが伝染してゆくような、そんな心温まる時間でした。続きます。
November 18, 2009
デニムジャケットに青いシャツ、ハイビスカス柄のキャップを被った絋矢さんと淡いピンクのシャツをお召しになった亜希子さんは、観るからに仲の良さが伝わってくる素敵なご夫婦。まずは、お2人がそれぞれ45分ずつお話になりそれから30分の質疑応答がある旨が伝えられてから亜希子さんの方が立ち上がって講演会が始まりました。シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ア・リム」という本にお2人が出会われたのは1984年。85年に翻訳され、86年に地湧社さんから出版。その少し前の30代後半、絋矢さんの方は神戸の税関勤務となり単身赴任、亜希子さんは東京で広告代理店で働いておられた頃、絋矢さんが英語のセミナーに参加されたことが、お2人に様々な変化をもたらしたきっかけとなったようです。そのセミナーは5日間で75、000円、それでもつまらなかったと言えば返金してくれるとのことで参加されたご夫君でしたが、それ以来、毎日の電話の内容が有り得ないような話ばかりになってしまい、心配して神戸に行ってみると、ご本人も部屋の様子もどんどん変わってゆく。行くたびに本が10冊ずつ増え、話の内容も人間とは何か、人生とは何かの類となり本を開いてチェックしてみると、全部に線が引いてある。「仕事ばかりしていてはいけない。お前はおかしい、心がオープンじゃない」てっきり宗教にはまってしまったのではないかと思っていたところ「同じワークショップを受けなさい」との言葉。亜希子さんにも思い当たるところがあり、自分を見なくてはいけない、と何となく思われたそう。周りの人たちは大人になったら、それ以上は成長しない、せいぜい人当たりが良くなるくらい。夫である絋矢さんは「人生をもっと楽しんでよい」妻である亜希子さんは「自分の人生を見るのが怖い」当時の亜希子さんの状態は、コンファタブルゾーン「平和でいられる場所」というそう。しかし、少し違う場所に行くと、すぐキッとなる(心が乱れる、平和でいられなくなる)。本当は分かってはいるが、意識化されない原因が、恐怖となって現われる。だから「私はこれでいいわよね?」と自分に言い聞かせて毎日をやり過ごす。お2人が翻訳、100万部発行された「聖なる予言」という本には「ブレイクスルーの前には、色んな偶然の一致が起き始める」ということが書かれていて具体的には行きたいと思っていた場所へのチケットがパッと手に入ったり、パーティへ行くと同じ会社の人がいたりといったことが起きるのだそう。亜希子さんの場合は、会社の上司が同じセミナーの卒業生で、とても尊敬している方だったため、8ヶ月後にようやく受けることを決心されましたがワークショップが始まってみると、様々な感情の爆発を経験することに。最初は人に嫌われている自分に気づき、次にその原因が自分が大嫌いであること、さらに自分が生きていてはいけないと思っているという、これまで閉じてしまっていたことが表面に出てくるという体験をされます。さらにその原因が、戦争中に生まれた3番目の女の子であること、お母さまのお腹の中にいた間「今度こそ男の子」という周囲の声を聴いていたこと、(お腹の中の子供は全部、知っているのだそうです)生まれてからはお母さまから「皆はいらないと言ったけれど、私は愛しているよ」と言われたことの、その前半部分だけをクローズアップして落ち込んでいたことに気づかれたそう。「100%ありのままの自分を認めていたら問題はない」「自分自身のことを好きになったら戦争は起こらない」「100%許してあげること」「何か成果を上げなくていい」「夫の本の方が褒められて落ち込むことがあるのは、まだ100%認めていないから。それでも、5日間前と比べても楽になっている。嫉妬する自分も許してあげること」エゴやこれまでの仮面が死ぬというワークショップを終えた亜希子さんは世界が光り輝いて見え、全てのものが良く見えるという至高体験が一ヶ月続きこれでは困るな、と思ったころに着陸、落ち着いたのだそうです。トランスフォーメーションゲームでは、あっという間に上がってしまう(ゴールに到達)とつまらない。悟った方が面白いのか、つまらないのか。「自分を好きになろう」と気がついたのは1982年、80%好きになるのは簡単、それから100%にするには、「ありがとう」「愛しています」「許して下さい」「ごめんなさい」という4つの言葉を繰り返し自分に言うことで、暗い記憶を癒すことができるそう。27年前には、ワークショップを受けるのがとてもきつく、亜希子さんは会場で椅子をバンバンと叩いて感情を爆発させていたのだそうですが、実はもっと上の方々がいて、ご両親に対する怒りや恨みを捨てるために叩きつける手の形をしたスティックも用意されていたのだそう。そういった感情を身体で現していた場合も、「親からみれば、80歳になっても子供は子供」と気づいたときに感謝できるようになるようです。「私は愛しているよ」という言葉に縛られていたこと、(現在、多くの方が結婚できないのもそのため?とのこと)、お母さんが100%愛してくれないと駄目だと思い込んでいること。亜希子さんの場合は、お母さまに頂いたシャツ(本当は欲しくはなかったもの)をビリビリに破いてからはケンカをしなくなり、要らないものは要らないと言えるようになり、現在94歳のお母さまはお世話をしてくださるヘルパーさんに「亜希子が一番優しい」とおっしゃっているのだそう。出会いや気づきを得るためには、人と関わり奉仕するのも一つの方法のようでその後、ワシントンD.Cに絋矢さんが赴任することになったとき、亜希子さんはスミソニアン博物館でボランティアをしたそう。京都でこの講演会が開催されたのは、鳩山政権が誕生して間もない頃で「一人一人が外交官」「周囲にとけ込むこと」という言葉も。ご夫婦は世界中を旅行されているようで、上海に行かれたときも違和感がなく自分が広がり、壁がなくなるような気持ちに。現実の世界でもワンネス(一体感、ひとつになること)は起こっていて、「オバマ氏がノーベル平和賞、鳩山さんが友愛を掲げた今、私たちはそれをバックアップする責任がある」「そのためには自分を光の存在として愛して慈しんであげること」「自分を愛するのが一番安全な宇宙と一つになる方法」とのこと。亜希子さんは当時の大蔵省官僚だった絋矢さんに「45歳で辞めること」「天下りはしないで」と言っていたそうで、それは実現することに。「やりたいことをすれば、生きてゆける」「大きなことはしなくていい」アメリカに赴任中に「アウト・オン・ア・リム」に出会い、「日本に紹介したい」という思いだけで翻訳をされたお2人の現在の輝くような姿は亜希子さんのこの最後の二つの言葉を続けてこられた成果ではないかなと拝見したのでした。続きます。
November 17, 2009
山川絋矢さん&亜希子さん夫妻講演会のため高速バスにて京都へ、先月行ってきました。JR駅のすぐそばのNHK文化センターでの催し、「アウト・オン・ア・リムから25年」の参加です。当日は土曜日。乗り込むまで意識していなかったのですけれども車内放送で休日割引のため高速道路が混雑する可能性があるとのこと。以前、映画「オペラ座の怪人」を観るために同じ路線に乗った際もかなり遅れて上映開始ギリギリに、四条通りをひた走って間に合ったことがありましたので今回の土曜日の高速バスには余裕をもって乗り込んでいて正解。きっかり一時間遅れで、京都駅前に到着しました。まずはNHK文化センターの入っているルネサンスビルの位置を確認。こちらのビルでも美味しそうなランチがありましたけれども、今回は「大称」さんといううどん屋さんへ行くのです。東洞院通りを北上、ちょうど昨秋に「渉成園」を訪問したときも渡った七条通りを過ぎた頃、海外の方々が立ち止まって誰かを待っている様子。細い路から戻ってくるお仲間らしき女性が見えて、何やらがっかりされている気配をそばに、そのままお店の前までゆくと、残念なことに休業中の札。先ほどの方々も同じお店を目指していたのかもしれませんね。さて、時間はちょうどお昼。午後1時の講演会の前には何かお腹に入れておきたいなと東本願寺のある烏丸通に出ました。これだけ大きなお寺ならば、食事もできるかなと思いながら門前を見るとちょうどまた、麺類のお店の前に。その日のお昼が決まったのでした。しばらく待って、御うどんと京漬物とご飯のセットをいただいて外へ。予定では、時間があれば東本願寺を拝観することも考えていましたが開場時間が近づいていましたので、大きな門と京都タワーを眺めながら再び京都駅方面へ。これまでで最短の、京都観光?でした☆ さて、ルネサンスビルのエレベーターに乗り、会場となるお部屋を確認、最前列の一番端という、最も落ち着ける席を確保してからお手洗いへ。インフルエンザがすでに流行っていましたので、コップ付きの携帯うがい液を使ってから戻ろうとすると、フロアの先を、紛れもなくその方と分かる陽気な明るいオーラを全身から発散している男性が歩いていらっしゃいます。「山川先生でいらっしゃいますか?サインをいただいてよろしいでしょうか?」自分の席に飛んで戻り、持参した本を抱えて再びフロアに戻ってお願いすると心よく応じて下さって、時間よりも早く会場にお入りになって手招きされ、サインをしていただきました。それが皮切りとなって、お手持ちの本を持ってこられた方々が次々と並ばれます。時間いっぱいまで、にこやかに対応されるご夫妻。長旅でお疲れのところ、本当にありがとうございました。メモと記憶の範囲で、ご夫妻がお話された様子もアップさせていただく予定です。ひと月以上経っていますので、錯誤もあるかと思いますけれども、よろしかったらどうぞ。
November 16, 2009
翻訳家の山川紘矢さん&亜希子さん夫妻の講座が開催されるそうです。7年ほど前、人間関係の疲れから手にした本をきっかけに職場を辞め、さらに続いていた心身の不調などを改善すべくヨーガを始めた頃、自然食品の書籍コーナーで出会ったのが山川夫妻が翻訳された「なまけ者のさとり方」でした。初見で、ほぼ各ページに付箋を貼るほど書き込み読み込んだ地湧社さん判の本は今も大切な宝物で、原点に戻りたいときに読み返しています。先日、神戸、西宮、大阪の旅の翌日に、山川夫妻発行のメールマガジンで、久しぶりに紘矢さんが書かれた文章を読みました。お元気でいらしたのだなあと喜び、本を書かれたとのことで、早速、楽天ブックスさんで購入したのが、こちら↓ちょうど日記に新たな一区切りがついたところでなかなかタイムリーな題だなあとご縁を感じつつ、「なまけ者のさとり方」を手にしたときからのお二人にお会いしたいなあという長年の思いを再燃させながら何気なくお二人のHPを訪問したところ、関西方面でのいくつかの講座のお知らせが目に入りました。実は、毎年10月ごろにパワーを充電すべく一人で足を運ぶ京都の旅は、関西方面から帰ってきたばかりでしたので、今年はパスしようかなと思っていたのです。それがその翌日、京都でも開催される来月の講座の情報を知ったのでした。「会いたい人には、その人が生きているうちに会わなくてはならない」めったにお二人は関東以外で講演等を行われないとのこと。もちろん、講演会場に足を運ぶことに対して私が私にOKを出せばよかったのですけれども、なまけ者ゆえついに関西方面でお目にかかるこの機会を得るまでに7年ちかくの時間が必要だったというわけです。「会いたい人には、その人が生きているうちに会わなくてはならない」それでも、申し込みをするまでには数日、「輪廻転生を信じると人生が変わる」が届けられ、読み終えるまでかかりました。「なまけ者のさとり方」の作者・タデウス・ゴラスさんとは、ついにお会いできなかったという新しい本に書かれていたエピソードがやさしく背中を押してくれたように思います。講座のタイトルは「『アウト・オン・ア・リム』から25年」。新たな出会いも頂ければと愉しみにしているところです。ご縁のある方、よろしかったらお声をおかけ下さいね☆「知性美(次へのヒント)の日記」
September 23, 2009
ヨーガに出会う数年前、通勤途中に読んでいたたくさんの本たち。自宅から5分の職場が親会社のある市外に戻ることになり、通勤時間が電車も使って一時間半もかかることになったとき、辞めずに続けることにしたのは、要望をいただいたことも元より往復3時間あまりを読書空間に使えると思ったから。最初、主に読んでいたのはロアルド・ダールのペーパーバック。先ごろ映画化された「チャーリーとチョコレート工場」の原作者の描く物語は子供向きのパッケージのものでも、その実、非常にスパイシーだった印象があります。数ヶ月後、以前から悩まされていた腰痛が度々起こるようになり少しずつ糸を手繰り寄せるように手元にやってきた本のひとつが先日、少しご紹介した「リヴィング・ウィズ・ジョイ」「『私は本を読んで、瞑想するのが好きなんだけど、でもそれが自分の道であるはずがないし、お金をもたらすわけでもない」とあなたは言うかもしれません。しかし、もし自分が座って、本を読んで、瞑想することを許せば、道は開かれるでしょう。あなたは自分が最もやりたいことに抵抗することが多いのです… サネヤ・ロウマン著『リヴィング・ウィズ・ジョイ』より」毎日が歓びに溢れているかどうかなど、すっかり考えられなくなっていた心身ともに忙しい毎日に一石を投じてくれたこの文章もきっかけとなって、職場を去ることにしちょうど一年間続いた電車通勤=移動読書空間も終わったのでした。それからは毎日、自宅や図書館での読書と、何かしら新しいことを探す毎日。瞑想というキーワードを軸に、関連本やCDを手に入れ、実地で教えてくれるヨーガ教室を探していたときに地域活動でお世話になっていた方が紹介してくれたのが自宅から車で5分の今も通っている教室です。ヨーガ教室に入ったその年、ヨーガ療法学会が設立され2年間開講を待って、地元でのヨーガ療法士養成講座に通い、今年に入って、修了書をいただくことに。その間、ヨーガブームのおかげもあって教室に入って一年もしないうちに講師の依頼を受けたり、仕事を辞めてすぐに出会ったフレッシュオイルの手作り石鹸をお店に置いていただいたり、ネットでお分けしたりとこれまであまり経験したことのない毎日に。ブログで日記を書いている期間も、ほぼ一致します。先日、節分を前に、背中を押してくれたこの本を久しぶりに手に取りたくなり「本」と付箋のしてあるページを開いて迷わずその愛しい数行に再会しました。本に没頭しているときに「読んでいるだけでは駄目だよ」と言ってくれた方たちも。読んだことから派生した心おもむく方向へほんの一歩進んでみると広がっていた場所。次には何が待っているでしょうか。
February 4, 2009
お盆に入って、占星術師の鏡リョウジさんが出演している番組を観た後本田健さんの講座仲間からご紹介いただいた数々の本の中に、ふたつの占いの本があるのを思い出し、明け方まで見直していました。一つ目は「ジョーティシュ占星学」。インド占星術の本で、ホロスコープを作成することができ運を補う身につけるべき宝石や色などもわかります。以前も読んでいるはずなのに、記憶に残っていなかったのですが天職のひとつには「ヨーギー」とあり、面白く感じました。ヨガを始めたのは、この本を手に入れた後になります。二つ目は「なぜ春はこない?」数多のクライアントを持つ経営コンサルタントである神田昌典さんが、ご自分の人生周期が季節のように三年で変ることに気づかれ、アストロロジャーである來夢さんにその旨を伝えました。來夢さんもご自分のクライアントの人生周期に当てはめて見ると春夏秋冬の特徴をもつ三年周期、そして四つの季節で十二年の周期で人生がスパイラルアップしてゆくことがわかったのだそうです。こちらの本を手に入れた当時、本についていた年表をもとにこれまでの人生を様々に分析した様子は、以前にもお伝えしています。「春夏秋冬占い」今回、以前つくった年表が見当たらないので、あたらめて作成しなおしてみました。昨年の日記に書いたのと同じく、「創設に関わる年(創造)、愉しむ年(維持)、出会い・別れの年(破壊)が1年ごとに訪れていることがわかり、やはりそれは3年周期に当てはまっていたのでした。楽天さんを始めたのが、愉しむ年だった去年。素晴らしき出会いの数々と、3年ほど前に始めたあることを手放すときを迎えている今年。来年の創設に関わる種が、今年の出会いと別れの中にたくさん含まれているのだろうなという予感。」という結果が出たのも、面白く思いました。「来年の創設に関わる種」とは、つまり今年の創設の種のことなのですが昨年自宅で友人と一緒に行っていたヨガを、本格的に教室として立ち上げたのが今年。今は「冬の季節」で、「新たな始まり、発想、試行錯誤、低収益、定着」を表わす三年間になるようです。年表にしてみる利点が、これまでの人生を容易に振り返ることができ、「三年」「十二年」周期の同じ性格の年を比べられること。「四つ前の『創設に関わる年(創造)』はこうだった。そのときに作ったものは手放しているけれど、いまを愉しむ種を与えてくれている。」「二つ前の『愉しむ年(維持)』は、季節が夏だけあって、旅行をずいぶんと愉しめた年、意識が外に向かっていた。一つ前の季節が秋の『愉しむ年(維持)』は石鹸作りやブログ作成など意識が内面に向かっていた。」年表を見るたびに、発見があり、今回興味深かったのは「ヨガらしきものを最初に行った年と、再びヨガに繋がるご縁を得た年が同じ季節の『出会い・別れの年(破壊)』だった。」こと。学生時代の欧州旅行で、ヴェネツィアの海岸で行った座禅と本田さんのご縁から片っ端から読んでいた瞑想、アーユルヴェーダ、そして上記の占星術の本から、「瞑想を学びたい」と教室を探し始めていたヨガは、ここで繋がっていたようです。また、以前はどうしても振り返りたくなくて、空白にしてあった数年間を、今回は見直し、起こった出来事を書き込むことができました。辛く苦しい中にも、創造があり、愉しみがあり、出会いがある。それらを静かに見ることがようやくできたいまに感謝。再び同じ季節が巡ってきたときも、同じところに留まらずに、次に進んでゆけること、芳しき「春」が来ることを祈って。
August 17, 2006
CかMの頭文字の人が人生の重要な位置を占めていたというエディット・ピアフは、シャルル・アズナブール、マルセル・セルダン、イブ・モンタン、マルグリット・モノーなど何人もの名前を挙げています。また、ルイという名前の人も、人生の節目になった人とも。ピアフの自伝「わが愛の讃歌」でこの箇所を読んだとき、まさしくわたしも、そういった経験をさせていただいていると思いました。【五線譜の薔薇】かつて精神的なクライシスに陥ったあと、自分を愉しませるということに目を向けたときに聴き始めた楽曲のアーティストは、すべてその名がMから始まっていました。友人にもそのことを伝え、いつも口ずさむようにしていたところ、出会ったのが夫となる人。彼はMの文字を冠しています。生活の中で欠かせないものの一つである石鹸作りも、マルセイユのレシピであったり☆この頭文字からいただいたご縁は、より有機的に広がりやすいように思います。【ピアフ愛の手紙】(実はもうひとつ、助けていただくことの多い文字があるのですがまるきり夫のイニシャルになってしまいます☆)皆さまもそいったご経験はないでしょうか?
July 27, 2006
美輪明宏さんの舞台が近づきましたので、香水・タブーをプレゼント用に購入。日本では数年前に、販売が終わってしまったとのことで、去年の公演時にはどこを探しても見当たりませんでしたが幸い、今年は楽天さんにて無事に手に入れることができました。【ダナパフューム タブー】贈り物と一緒に、自分用の香りも探します。いままで、お土産にいただいたフルボトルはおろか、フレグランス講座で作ったほんの少しのものでさえ、あまり使ってはいなかったのですが、今回はなぜか、必要であるような気持に。柑橘系の香りが好きなので、春から夏にかけてもフィットするように思われるグレープフルーツタイプのものを。名前も愉しいですね。タブーとはあまりにもかけ離れた選択で、ショップの方は面白く感じられたかもしれません。 【ジャンヌアルテス Boum Boum(ブンブン ときめき)シリーズ】到着したものを試してみると、とてもあっさりした香り。ルームフレグランスとしても使えるほどで、気持ちが明るくなります。比較的早い段階で、香りがフェードアウトしてゆくのも好み。いただいた香水のひとつが、イブサンローランのParis。232種類の香りを調合した名香とのこと。こちらは、つけた当初の香りがかなり長く残ります。受け取った当初は、使う習慣もなく飾っておくだけでしたがこのところ、お出かけのときにほんの少し。ローラアシュレイのNO.1も。こちらはすでに廃番になっているとのことですが瓶が可愛らしく、香りも好きなので残してあります。【ローラ アシュレイ: マジック ガーデン】普段の香りには、ラベンダー精油入りの手作りスプレーを化粧水として。何の気なしに、肌に合うものとして作っていましたが、昨日も載せた「ガラクタ捨てれば未来がひらける」によると「湧き水にラベンダーエッセンスを垂らして空気中にスプレー」するとマイナスイオンを発生させ、空気が浄化されるとか。【ラベンダーハウス プリモー】よくやるのは、直接スプレーを体に向けるのではなく、いったん空中にスプレーして、その霧の中に入ってゆくつけ方。浄化された空気を纏うといった感じでしょうか。またお香を焚くことも。おつとめとして仏前で燻らすほかに、玄関やお部屋で使ったり。よき香りは魔を祓うので、古今東西で用いられてきました。源氏物語にも、聖書にもみられる香りの効果。なぜか疲れてしまったり、肩がこるようなときにも作用するようですね。【松栄堂製 お香 源氏かおり抄『乙女』】皆さまは香りを、どのようにお使いになっていらっしゃるでしょうか。よろしかったら、お教えくださいね。☆こころときめきするもの雀の子飼 ちご遊ばする所の まへわたるよきたき物たきて ひとりふしたる唐鏡の すこしくらき見たるよき男の車とどめて 案内し問はせたるかしらあらい 化粧して 香ばしうしみたる衣などきたることに見る人なき所にても 心のうちは なほいとをかし待つ人などのある夜 雨のおと 風の吹きゆるがすも ふと おどろかる 【枕草子 三種】
May 25, 2006
5月はクリアリングの季節。年末の寒いときに加えて暖かく、ちょうど衣替えの季節でもある今頃も、家中を見直す良い機会のよう。G.Wで家族が揃うということもあり、何が必要で、何が必要でないかを確認しつつ、作業が進めやすいという利点も。夫は水周りとワンコ&カメさんのハウス周辺のお掃除と縁台のペンキ塗りを。私は衣類と紙類の(どうしても溜まってしまいます☆)の整理を。家中がすっきりとし、日々のお掃除も簡単になりますね。 【Misia MARS and ROSES】紙類といえば、初めて「古書店に本を引き取っていただく」ことに挑戦。お世話になったことに感謝しつつ、もう手放してもよいと決めた本を数十冊、かなり長い間保留にしてあったのですが、夫に付き添ってもらってドナドナのごとくさよならを。またどなたかのお役に立ってくれることを願いました。楽天さんの便利なところで、昨年の日記を読み返してみると5月に入ってすぐ、「何もしない時間」を過ごしたあと、「何もない空間」作りに着手しています。【人生を複雑にしない100の方法】ふたつの効果は絶大。このあとすぐ「何もない空間」でヨガを教え始めることができました。ヨガブームのおかげで、学んで一年もしないうちに、教えて欲しいと言っていただく機会が何度かあったのですが、もう少しもう少しと先延ばしにしていたのを「何もない空間」を用意せよと「何もしない時間」からもやるべきことの啓示をもらったのでしょう、このふたつにぽーんと背中を押してもらったようで、幸いなことに今は3つのクラスで、ヨガをご一緒させていただけるようになりました。 【大富豪になる人の小さな習慣術】面白いことに、今回のクリアリングのあとも、様々によきものやアイディアが入ってきやすくなっているようです。思っていたことの答えをくれる本にであったり、最近、再び聴き始めたアーティストのCDが手に入ったり、以前から着手していたことを発展させてくれる考えと勇気が湧いてきたり。 【ガラクタ捨てれば自分が見える・未来が開ける】やりかけていたことを終わらせ、次に向かわせてくれるクリアリング。よろしかったら、お試しになってみてくださいね。
May 7, 2006
手帳をご購入されたとき、よろしかったら年号とあなたの年齢、その年にあなたに起った出来事を書き出してみませんか。ご自分の年表ができあがると思います。お作りになった方は、それをよーくご覧になってみてください。同じ傾向のことが、周期的に起きてはいませんか?3年周期で人生に変化が起きていると漠然と感じていたときに「春夏秋冬占い」に出会い、この思いを新たにしました。私は秋生まれ。これは秋に生まれたという意味ではなく、秋という巡り合わせの時期、ということ。どの時期に生まれたかは、下記のサイトから調べることができます。「Seasons」 単なる占いに留まらず、そのとき自分がどのような状況にあるかを把握し、その状況からどのように学べばよいか、どうしたらスパイラルアップしてゆけるかを教えてくれるもの。さきほど挙げたように自分の年表を作ってみると、創設に関わる年(創造)、愉しむ年(維持)、出会い・別れの年(破壊)が1年ごとに訪れていることがわかり、やはりそれは3年周期に当てはまっていたのでした。楽天さんを始めたのが、愉しむ年だった去年。素晴らしき出会いの数々と、3年ほど前に始めたあることを手放すときを迎えている今年。来年の創設に関わる種が、今年の出会いと別れの中にたくさん含まれているのだろうなという予感。そんなことを思いながら、今日オーラソーマのボトルを選んでみるとなかなか象徴的な結果で、面白く思いました。 B28 B43 B91 B102特に、B102はタロット大アルカナカードの「塔」(the tower)に属していて、9.11のあとにできたボトルなのだそうです。日常生活の中に、無数にある創造・維持・破壊。仕事をすること、服を着ること、化粧をすること、料理を作ること、植物を育てること掃除をすること、読書すること、そのほかたくさんの事柄の中にも、この輪は含まれています。無数の輪がそれぞれの形を持ち、その年の傾向を作り上げ、また次の年に繋がってゆく。たくさんのシナプスを伸ばして。その姿は、とても美しいものに違いないと。出逢った本はあなたの軌跡2「占い本の真実」
November 8, 2005
庭の枇杷葉でお茶を作り、石鹸に仕込んだ後、飲んでみると花の香り。色も味もいつもは焙じ茶に似ているのですが、今回はお味は少し甘くてフルーティ、そして蜂蜜を溶かしたような黄金色。摘んだときに、枇杷の木に花の蕾みがついているのには気づいていたのですが葉っぱそのものが花の、枇杷の実のあの甘い香りを宿していたようです。小学生のときの国語の教科書で、桜木からピンクに布を染めるお話を読んだ記憶があります。桜の花びらではなく、花開く直前の木の枝から、美しい色が生まれるのだそう。きっと枇杷の木も、全身で香り色づく準備をしているのでしょう。【桜染 職人手染スカーフ&コサージュ】お風呂で飲んでみると、とてもよいディトックスになりました。これは素敵な石鹸に仕上がりそうです。【びわ茶】もうひとつ。数年前、夫が仕事で伺った御宅から、山で獲ってこられたという猪肉をいただいてきました。「木の実を食べている猪だから、美味しいよ。鍋ではなく、焼いてどうぞ。」このお言葉に従って、ホットプレートに載せてみると、花のような、香木のような香りが立ちのぼったのです。きっと山の霊気に満ちた食べ物を摂っていたんでしょうね。この身でさえも馥郁とした香気を秘めるために、よき美しきものを、全霊で纏わん。
October 29, 2005
「ホワイトバンド、一緒につけない?」土曜日の自宅でのヨガのあと、友人からお誘いがありました。「三秒に一人、子供たちが亡くなっている」現状を変えていこうという気持ちを腕にはめて表すもの。売上げは経費を除いて、活動に使われるそうです。ぜひ、と参加表明いたしました。リンクしていただいている大きな白熊さま の日記にもこの話題。詳しくご紹介くださっていますので、ぜひご覧下さい。 中田英寿さん、桜井和寿さんもこのムーブメントに参加されていますね。ちょうど9月10日(土)は「ホワイトバンドデー」だったそう。『ほっとけない 世界の貧しさキャンペーン』花のモチーフがついた白いバンドは、ひとつ300円。ネットをはじめ、コンビニや書店でも購入できるようです。お友達やご家族とつけても。『心の中に 永遠なる花を咲かそう』・・・花 ― Memento-Mori by Mr.Children
September 13, 2005
「物のないスペース」を、あなたならどう使われますか?昨日の午後から「ガラクタを処分する」エンジンが入り、お部屋のクリーニングをしました。執行猶予つきの衣類や紙類をほどんど処分すると、二階にある西側の部屋はまったくモノがない状態となり、そこに続くロフトも一角を除けばまっさらな空間に。いつもなら「また見るかも」「また着るかも」と執行猶予の延長をし勝ちで、処分しようとしたものを元に戻してしまう率も高かったのですが、不思議なことに今回は思い切りよく、まとめることができました。「何もしないこと」で、手放すべきものがクリアにわかるようになったのかもしれません。この部屋とシンメトリーになった東側の夫の部屋は、床が見えないほどのモノの壁。みるみる西側の壁が崩壊してゆくのを羨ましそうに見ていた夫の許可を得て、本日はこちらのモノを大処分。広々とした空間が出現しました。釣りから帰ってきた夫がどういう反応をするか、とっても愉しみです。私の場合、何もない空間の方が「何もしないこと」を容易にできるよう。今朝起きたときも、何も障害のないフローリングの床を禅僧のごとく気持ちよくお掃除してからいそいそとロフトに上がり、「何もしない時間」、「瞑想」、「ヨガ」を愉しみました。家ができてから5年、この場所はこう使ってもらうことを待っていたんでしょうね。この空間があれば、他にもいろいろなことができそうでワクワクしつつ「何もしないこと」の創造性をつくづくと味わっております。ビネガー水のスプレーを片手に「キッチンの材料でおそうじするナチュラルクリーニング」
May 3, 2005
「何もしないこと」。あなたは簡単にできますか?イレイン・セントジェームズさんの「人生を複雑にしない100の方法」に載っている項目のひとつです。【人生を複雑にしない100の方法】日常を複雑にしている様ざまなものを手放し、自分を取り戻すための方法が満載のこの本を私は折にふれて読み返します。「何もしないこと」、まずは一時間から始めてみるといいそう。静かな場所を選んでただ座る。読書や会話や手仕事などもしない。思い浮かぶことを、頭の中で行き交う状態にしておく。自宅や会社で、しなければならないことに囲まれたまま何もしない、というのもいい方法だそう。一時間から半日、半日からまる一日、さらにもっと長い間なにもしないでいるようになると、非常に高いリフレッシュ効果が得られるそうです。日常の様ざまなことにも、見通しがきくようになるのだとか。生活がいかに過密になっているかを教えてくれるこの方法。完璧ではありませんが本日、夫と珈琲を飲みにいったとき、いつもなら読む本を置いて、一時間ほど何もしない状態を作ってみました。頭の中にインスパイアされるアイディアの受信機になったような時間を過ごしたせいか、ずっとやりたかったことに着手することに。おかげで午後はずいぶんハードに動いたのですが、この本に載っている第一の項目「ガラクタを処分する」に関することなのでよしとしましょう。皆さまもこの休日「何もしない時間」を作ってみてはいかがでしょうか。思いがけず、よきものが入ってくるきっかけにもなるかもしれませんよ。こちらもおすすめ「ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門」
May 2, 2005
岡本太郎さんの養女・敏子さんが天に召されたことを知りました。万博が開催され「太陽の塔」にも再びスポットが当たったこの年に、と感慨深く思っています。岡本太郎記念館に足を運んだことがあります。青山小学校から歩いてすぐ。一等地とはいえ、民家もたちならぶ中に溶け込むように、建つというよりは地から生えているようなところ。門構えも民家のようで、入口を潜り抜けると生前の息吹がそのまま感じられる空間が広がっていました。岡本さんの作品が、それこそゴロゴロしていて、油絵などは重ねて立てかけられた状態。パリのピカソ美術館で床に置かれたオブジェにつまづきかけたことを思い出しました。敏子さんは、岡本さんの様ざまな言葉や行動を拾い集め、多くの本を世に送り出した方。岡本太郎さんが元気だったころ「だれでも描けるし、描かねばならない。」という言葉とおり、子供たちを対象にした「太陽の塔」をモチーフにした作品募集の審査をされたそう。どっさり送られてきた作品のどれもが躍動感に溢れていて、太郎氏は大喜び。「これもいいな」「あれもいい。」と作品の中を飛び回り、「先生、そろそろ賞を選んでください。」という主催者側の言葉にも「だめだ、決められない。全員に賞をやってくれ。」と駄々をこねた?のだとか。そんな様子を、敏子さんは愉しいタッチで書かれています。「芸術は爆発だ! 岡本太郎痛快語録 岡本敏子著」そののち「太陽の塔」をモチーフに作品を作り続けるアーティストも現われたとか。敏子さんは岡本さんの影響を受けた若いアーティストの方にも暖かい声援を送った方。記念館の入口には来場者のための感想ノートが置かれ、すぐ隣にお住まいの敏子さんのお心使いが伝わってきました。去年、こども会で行なった絵手紙やモビール教室、先日のお花見での貼り絵なども「誰でも描けるし、描かねばならない」という言葉から大きな影響を受けています。(実は、敏子さんの共著ともいうべき岡本太郎さんの本を手元に置いて毎日読んでおります。)また、愛するものへ真の献身、自分の喜びが人の喜びにも繋がっていることの幸せも教えていただきました。成長するにつれ閉じてしまいがちな、感性を羽ばたかせる機会をこどもたちと持つきっかけを与えてくれた岡本太郎さんと、彼の言動をわかりやすく文章に書き起こし、精力的な活動で彼の功績を世に広めてくださった敏子さんに心からの敬意を表し、天鐘を響かせます。ありがとうございます。またお会いしましょう。子供たちと一緒にアートな一日時代を越えて蘇るもの地域交流お花見の会芸術家に必要なもの
April 21, 2005
恋する魂がハート型なのと同じく、モテる人にはどこか凹(へこ)んでいる部分があります。(凹という文字もハート型に似てますね。)完璧すぎるものに面白みがないように、どこかに隙があるから面白いし可愛げがあるのでしょう。以前、エゴグラムという性格テストをしたことがあります。YG性格検査と同じように、結果はそのときの自分の状況でも変わってくるようですが、一度「こんな私なら完璧」という答えばかり選んでみたら、がちがちの真面目&頑固人間で世渡り下手という結果に。美輪さんの水曜深夜の番組「オーラの泉」を観ておりましたら「何もかも悟ってしまって、なんの欲もわかなくなったことがあるの。でもそれではこの世では生きられない。欲や悔しいという感情も、生きるエネルギー。ようはバランスということね。」美輪さんの装いと言動は、毒をもって毒を制する引き算。「オペラ座の怪人」で、ファントムが圧倒的人気なのは若さも財産も美しさも性格のよさも全て揃っている、まだササミのようなラウルより傷ついた軍鶏のような方が味わい深いからでは。強引さも、尊大さも、劣等感の裏返し。その弱さが、ふと垣間見えたときの魅力「欠けたることの」ありと思えば またろうたし。「恋でキレイに92~オペラ座の怪人に惑う~」 いまの世にモテる方もそう。芸人さんなど、ご自身の凹んだ部分をいかに広げ、生かすかが勝負。失敗も挫折もすべてお仕事のソースに。ファントムとヒロシさんの装いと言動はどこか同じ。「『オペラ座の怪人』オリジナル・サウンドトラック」セミナーに出かけても、講師の方が観衆を惹きつけるのは「自分がいかにダメだったか。」というお話。メンタルのE先生も、波乱万丈、挫折も恥も失敗もある人生をこれでもかとばかり語られます。当然、モテモテです。「イーグルに訊け インディアンに学ぶ人生哲学 」パートナーとの関係をキープする原動力も、お互いに補う部分を見出し合うところから生まれてくるもの。パートナー選びもただひたすら、優れた相手を探すのではなく、どのくらい相手の役に立て、必要とされ、自分を生かせるかということも大きな要素。お金持ちで、美しくて、才能ある方も、本当に人を惹きつける磁力は見えない部分、隠された劣等感や孤独などから生じているのかもしれません。遺伝子レベルでも、もし良きもののみが惹かれあってきたのなら見目麗しく優秀なもののみがいま、存在しているはず。完璧でない要素にひかれるのは、宇宙の大きな流れの中で、わざと引き算をし、バランスをとっているからでも。昨日の常識が今日の非常識になるように、いま生き残れる要素が一夜にしてガラっと変わってしまうこともあるのですから。モテる人の条件1「強く 優しく 美しく」
March 21, 2005
今日、卒業式を迎えられた幼稚園、小学校は多いでしょうね。我が家もそう。ブレザーとピンクのチェックのスカートとおそろいのリボンタイで、娘は式に臨みました。他のお子さまも、すっかり大人びた様子。滂沱の涙を流していた母や先生を後目に、自分の卒業式には「私は泣いたことがない」のですが、やはり、娘の式では目に紗がかかっておりました。特に校歌のときは、低学年で引越ししたため、新しい学校に馴染もうと一生懸命覚えていたこと、夫の母校でもあるので、親子一緒に歌っていたことを思い出して。私もフルコーラス、耳で覚えていたことに気づきつつ共に歌いました。さて、皆さまは卒業式にどんな歌を歌ったか、覚えておられますか?私の心に残っているのは「巣立ちの歌」。「花の色 雲の影 懐かしい あの思い出」「いざさらば さらば先生 いざさらば さらば友よ」「かの教え 胸に抱きて 巣立ち行く 今日の別れ」「輝かしい 明日の日のため 」ピアノの編曲も美しく、大好きでした。「歌は時代(とき)をこえて―明治・大正・昭和・平成―」今日、歌われたのは校歌のほかに、「この星のどこかで」、「旅立ちの日に」。「この星のどこかで」は気宇壮大な曲。「はてしない大地に ふりそそぐ太陽」「夜空にまたたく星に向い さあ漕ぎだそうよ」「ひとみ閉じれば見えるだろう 光る涙 虹にかえて」「この星のどこかでめぐりあえる 何かを信じて」宇宙が物理的にも精神的にも、より身近になったことを感じさせる選曲ですね。「アルト・リコーダー名曲アルバム」 「旅立ちの日に」はある学校の先生がお作りになった歌だそう。「白い光の中に 山なみは萌えて」「ふり返ることもせず 勇気を翼にこめて」「このひろい大空に 夢をたくして」「いま、別れのとき」「このひろい このひろい大空に」全国で6割の卒業式で歌われるようになったという名曲。TVでも度々取り上げられ、関連本やDVDも出ていますね。「大地讃頌」も「心のハーモニー1~集会・行事の歌」皆さまはどんな卒業式を迎えられたでしょうか?どんな思い出を持っていらっしゃるでしょうか?よろしかったらお聞かせくださいね。
March 18, 2005
「デザイアはどういう意味ですか?」「欲望です!」きっぱりと先生に言い切った私に、受験期で少々殺伐としていたクラスは大爆笑。「ミ・アモーレ」に続き、明菜さんの「DESIRE」が大賞を取った直後のできごと。久しぶりに昨日マイクを手に取り、同年代の女性と歌ったのはやはり明菜さんの「飾りじゃないのよ、涙は」そういえば高校の謝恩会でも、友人とこの曲を歌いました。「DESIRE」そしてそれに続く「TATOO」も十八番。辞退されなかったら、三年連続受賞もありだったことでしょう。聖子さんの「瑠璃色の地球」、ちょうど明菜さんが「DESIRE」でレコード大賞を受けたときに出産復帰後初のTV出演兼ベストアルバム賞受賞で歌われた曲のひとつ。改めて、なんという黄金期でしょう。一曲のなかにドラマを集約できる、稀代の歌姫ふたり。明菜さんが歌えなくなったときも、聖子さんは「あの子、絶対また戻ってくるわ。」と周囲に言っていたそう。「瑠璃色の地球」を明菜さんが歌われたときは、感慨深いものがありました。聖子さんの歌の豊かさも、ようやくわかるように。明菜さんは、夜、そしてゴールド、漆黒、深紅が似合うイメージ。戯れの恋も、形だけの愛も、もういらない。本当に欲しいのは・・・。そんなメッセージを黒鳥のごとく、舞い伝える明菜さんは、やはり時代の恋人。娘が卒業式を迎えることとも重なって。すべての出会いにアプローズを。「歌姫 ダブル・ディケイド」
March 17, 2005
昨日のヨガ教室はいつもと違う施設であり、終わったあと皆さんの心づくしのお食事。ひじきご飯、春菊の和え物、粕漬け、ブリの照り焼き、ドライフルーツ入りの手作りパンなど。私は黒米入りの桜ごはんと菜の花のゴマ和えを。お食事のあとはカラオケ!に。久々のマイクに、少し、緊張。(さて、何を歌ったでしょう。二曲あります。)先生がお歌いになったのは「瑠璃色の地球」。「夜明けの来ない夜は無いさ」「悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も」「あなたがそこにいたから 生きて来られた」「争って傷つけあったり 人は弱いもの」「だけど愛する力も きっとあるはず」「ガラスの海の向こうには広がりゆく銀河」「地球という名の船の 誰もが旅人」あらためてよい歌だと感動し、たくさんの素晴らしき出会いを感じた一日でした。瑠璃はパワーストーン「Osiris Collection 006 ラピスラズリ」これも好きな歌「SEIKO BALLADS~SWEET MEMORIES~」ふたりとも、稀代の歌姫「中森明菜/歌姫 Complete BoxEmpress」お母さまの口ずさむ曲は、すべて素敵な子守歌
March 17, 2005
本日は映画「オペラ座の怪人」の二回目の鑑賞、石鹸を置いていただいているお店訪問、帰ってから石鹸の仕込みを。ジェラルド・バトラーのファントムはエクセレント。「オリジナル・サウンドトラック オペラ座の怪人」お店のご主人も、楽天のお友達かつ本田さんの講座を受けている方。連日、講演会の模様を私が詳しく書いていたのを「録音でも?」とご質問がありました。講演会やセミナーに行く時、私は専用のノートか手帳を使います。ヨガやメンタルヘルスの講義や本田さんのセミナーなど、学び多きものに臨むときに意識するのは「アウトプット前提のインプット」、もしくは「キャッチアンドリリース」。友人へのメール、ヨガ教室への報告書、メーリングリスト、そして楽天さんでシェアするために一言一句逃さないようにメモするのです。とにかく早く書くので乱筆がさらに踊ることなるのですが、これがとても大切な財産。本田さんの講演はバイブルサイズの手帳12ページ分になりました。そういえば、小学生の頃から気に入った歌があると歌詞をその場で書き写して、新曲も発売の次の日には歌っていましたっけ。祖父は新聞記者だったので、メモする要素はこのあたりにもあるのかも。会場に足を運んだときに講師の方から直接受けるエナジー、やや判然としない文字を読み返すトライアル、自分の言葉でまとめるワーク、の三段階。楽天さんに参加してからは、書き込まれたコメントに大きなパワーとさらに深い学びをいただき、本当に感謝しています。インプット前提のアウトプットという言葉は、この本から学びました。本は作者の方の知恵のアウトプット。「本調子!」【読書普及協会】「日本人はノートは取っても読み返さない。」メンタルの講義で衛藤先生にこう言われてからは、さらにアウトプットを意識するように。自分のためだけに書いて読み返すより、ずっと愉しいのです。大抵、一番前に座るので、素敵な講師の方をアイキャッチしてしまい、手が止まることもあるのですが☆(ゆえに映画や演劇に行ったときはパンプレットを購入します。)参加する人がどんどん美しくなると評判の日本メンタルヘルス協会のカリスマ「こころのエステ」【衛藤信之】本田さんは体験や学びに基づいたセミナーをしたり本を書いたりするのは、ご自分の癒しにもなるから、とおっしゃっていました。まさに「出会い、味わい、手放す」、「キャッチアンドリリース」のサイクル。人生で何度も同じ課題に出会う段階を卒業し、次にスパイラルアップするためには、手放すことを前提に深く学ぶこと。皆さまがブログを更新されるのは、日々「キャッチアンドリリース」をされているということでもあるんですね。
March 11, 2005
悩みの三大要素は健康、お金、人間関係。この三つが雪崩のように襲いかかっていたときの本田さんの本との出会い。魂が求めるものを磁石のように引き寄せたのでしょう。心の平安を手に入れるために知っておくこと。1、自分のストレスのパターン最愛の娘さんが只今第七!反抗期だそう。「やだ!」「ガーン!」と何に対しても反応されるそうで、本田さんにとってはこれがストレス・・・微笑ましいですね。ご友人が遊びに来られたときも「今日は泊まってゆくね。」「ガーン!」大変ショックを受けられたので、事前に反抗期と伝えておけばよかったと。近くに小さいお子さんがいる方々なら、自明の理☆事前に知っておけばストレスと感じなくなることは多いですね。2、問題がない状態はあり得ない。「描いた夢とのギャップを感じすぎて、自分の夢に潰されないで。」とも。3、人生は不平等、でも公平にできている。本田さんがアメリカで友人になったある方々。有名な一族の出身で、美男美女で、身長は180センチ、しかも、最高にいい人たち。世の中の不平等さを非常に感じたそうです。それでも、彼らにとって自分たちの持っているものは普通の状態。事業に失敗したり、スキャンダルなど、失ってしまえば一族の名誉に関わります。また、ある上場企業の女性社長さんはランチにも常に5桁以上かけるそう。「2000円のランチしかないときはどうするんですか?」との質問に「そのときは、しょうがないからサンプルと思って食べる。」とのこと。人生は確かに不平等、でも、幸せは公平。目に見える与えられるものは違っても、幸福への感性があれば公平、またはそれ以上に。4、人生の出来事は良いも悪いもないこと。以前のセミナーでのお話。コップに半分入った水を見て、ネガティブな人は「水はコップに半分しかない。」ポジティブな人は「水がコップに半分もある。」幸せなお金持ちさんはただ静かに「水がコップに半分ある。」これも、ヨガの教えと同じです。出来事は、ニュートラル、ただそこにあり、評価、判断することで、良い悪いが生まれる。5、全ては選択であること。「きっとよくなる!」を日常的にするために1、自分の好きなことをする。2、人生の素晴らしさを自分らしく周りに伝える。3、周りの幸せを願う。4、夜寝る前に、今日一日起こったことを感謝する。5、日常的に、周囲と何かを分かち合う。「不安」とはまだ起こってもいないことへの利子。借金をしていないのに、利子を払っているようなもの。心配はヒマな人しかしない。とにかく、大好きなことをどんどんすること。本田さん曰く「受け取ることが最も難しい。」講演会当日は、お姉さまのお誕生日。この日誕生日を迎えられる方を壇上へ呼ばれ、客席にいる全員には「人生で最後の『ハッピーバースディ』と思って歌ってください。」5名の方が2200名の祝福を受けました。幸せなお金持ちにとっては、毎日がこんな「ハッピーバースディ」。自分の楽しみを分かち合うことを日常的にされている。そして多くの人々の祝福を受けている。壇上で2200名の注目を集めているご自分の体験を、5名の方に味わってもらい、その場にいる喜びを2200名と分かち合われたのですね。「不安」は分かち合うことで消えるそう。貪るばかりでは、先の不安はかえって増長するばかり。分かち合うことは、自分の未来への信頼でもあります。過去は変えられない。未来は選択できる。本田さんの願いは、地球の全ての人が自分の大好きなことをし、それが周りの人の幸せでもあるということ。あなたの幸せがスタートすることが、お金という豊かさのエネルギーがうまくまわれる光になります。ベビーカーを押しながらメモをしていた「砧公園」が本田さんのスタートライン。勇気を持って配布を始めたメモは100万人に広がる伝説の小冊子に。♪Kinuta Fields forever♪あなたが今いる場所も、きっと。「2005年。今日からあなたの伝説が始まる。」講演会最後のメッセージ。「きっと、よくなる! 人生はよくなるようにできている」読んでいただいてありがとうございました。
March 10, 2005
本田健さんも成功し続けていた時には、失敗する人の痛みがわからなかったそう。あるビジネスで失敗し、離婚という最愛の方との別れたとき、ありとあらゆる国に出かけ、セミナーに参加し、人に会い、さまざまな教えを受けられとか。それが、今の幸せに繋がっていることも本を書いた源泉なのでしょう。人生で起きる「最悪」な出来事のパターン1、仕事上のトラブル リストラ、倒産など。2、男女関係の破綻3、自分や家族の病気や事故4、お金のトラブル、破産など5、将来への絶望しかもこういったトラブルは、たいてい重なってくることが多い。「最悪」な出来事がいかに幸せに繋がるのか1、不健康なパターンが壊れる。自分の考えのある方は、上司に認められないことが多く、起業する場合も。本田さんの友人には、リストラに会ってから起業し、上場された方もいます。また、友人といると100%の自分を出せるのに、パートナーの前では20%しか出せない場合。本田さん曰く「ずっとロマンスを続けたければ、情熱の薪をくべなくてはならない。」お互いがないモノねだりをしているパターンが、何かの出来事をきっかけに変わることも。2、悲しみ、絶望が人を大きくする。人がなぜ苦しみ、悲しむかがわからなかったわからなかったという本田さんも、離婚を経験したことで人に手を差し伸べることができるように。3、本物の愛情、友情を知る。運のない人と関わりを持つな、という考えもありますが、ピンチになったとき、何が本物かがわかるのです。4、自分にとって何が大切かがわかる。5、大切なことを中心に生きる人生に変わる。人生のピンチにどう対応するか。1、最悪と思った時に、その嫌な感情を感じ尽くす。そして、できれば笑い飛ばす。もちろん、泣きたいときは泣いてもいい。笑えるときは笑ってもいい。素直に感じ尽くすことが大切。2、過去に同じような「最悪」だったことを思い出し、その時も何とかなったことを思い出す。本田さんは良い事だけを書く「幸せノート」とその反対の「不幸ノート」も作り、ご自分のデータベースにしているそう。私もヨガの先生からも同じような教えを受けました。他の方の病気など不幸な出来事も、これから自分に起こることして聴いておくと、実際に起きたときに「ああこれね。」と受け止められる。予期しないこと、知らないことほど、パニックになりやすいですものね。3、想像できる「最悪」のことを覚悟して、そうならないように行動する。4、周りに助けを求める。本田さんの本や講座の大きな教えのひとつが「豊かさは人を介してもたらされる」というもの。「人に迷惑をかけないように。」この考えに凝り固まり、人ともなるべく関わりを持たないようにしていた私は衝撃を受けました。なぜ私が幾度も同じような壁に当たってしまうかに思い至り、ひとりで生きているように振舞っていた自分がいかに傲慢かも知ったのです。人から助けられ、応援してもらえる人格を作り上げることの大切さ。助けられ、活かされていることへの意識。まともに聴けば面映いようなことも「『豊かさ』に繋がっている」というわかり易いキーワードで解き明かしてもらえた好運に感謝しています。---------------------------------------------------------------------手作り石鹸を楽天さんに出品してからひと月がたちました。ページをご覧いただいた方、ご購入いただいた方、リクエストしてくださった方、使い心地を教えてくださった方、リピートいただいた方、お友達にプレゼントしてくださった方、など全ての皆様に感謝いたします。商品の表示数が増えていたり、握手マークが並んでいるのを見ると皆様のお志を感じて、暖かい気持ちに包まれます。使っていただく方の幸せを祈りつつ、これからも作ってゆきますのでどうぞよろしくお願いいたします。「手作り美肌石鹸 ◎◎Bottega Jollity(楽工房)◎◎」 -----------------------------------------------------------------------昨年、毎日日記に載せていた「源氏物語」などを題材にしたメールマガジンの発行が承認されました。「『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』源氏物語を題材にした現代に通じる恋愛セミナーを中心に、ヨガ・心理学・手作り石鹸・自然療法・文化などを交え、楽しくキレイになる方法を。新月と満月の日に、あなたも生まれ変わってみませんか? 」今でも1から源氏の日記を読み、コメントくださる方もいらっしゃって、本当にありがたいと思っております。毎月、満月と新月の始まる時間に発行予定。次の新月は明日の3月10日、18:10ですね。よろしかったらご覧下さいませ。『恋でキレイに~源氏物語で恋愛セミナー~ 』
March 9, 2005
スピーチの天才、本田健さんのお話は、先日田中省三さんのプレゼンテーションセミナーを受けたばかりということもあって「構成」という点でも興味深いものでした。上手いわ~と思ったのは、くつろいでご自分の今の心境を話し、ご自分を笑いの対象にできること。6月に「ユダヤ人大富豪の教え」の漫画が出るそうですが、そのなかで学生時代のガールフレンドらしき方の画像がスライドでアップに。皆の視線が好奇のものになったせいか、「ちょっと緊張したのでちょっと水を飲みます。」なんて2200人の前でさらっと言ってペットボトルをあおられました。そんな本田さんも、二十歳でアメリカに渡ったときの一番最初のスピーチは、大失敗だったのだそうです。「彼は皆さんの前に現われた天使です。」壇上にあがる前におおげさに紹介されたこともあって非常に緊張され、覚えていた英語スピーチの内容もしどろもどろ。終わったあと、周囲の方が次々に慰めてくれたそうですが、かえって落ち込むばかり。そんなとき、キットさんという女性の言葉が、本田さんを救ってくれたそう。「あなたのスピーチははっきりいって下手だった。言葉も日本語にしか聴こえなかった。でもね、今日のスピーチは間違いなく最低のもの。あとは良くなるしかないわよ。」正直に本当のことを教えてくれることで救われることもあるのだと実感し、最低を味わえばあとは上昇するだけという考えを知った本田さん。これが「きっとよくなる!」に繋がる出来事に昇華したんですね。「人生で起きた最悪のことが今の幸せに繋がっている」アメリカでのアンケートで90%の人がYESと答えたのだそう。成功するまであきらめずにやり続ける。あきらめるまでは失敗ではなく成功の前のお試し期間。ごく普通の方が持っているこの感覚。開拓者精神がかの地で健在なことの表れなのでしょうか。どんな失敗も幸せへの布石。心惑わす出来事も、幸福へのサイン。失敗が失敗でなくなる素敵な考え方ですね。本を書くにあたっては、短く書くと当たり前のことしかかけなくなるということで、文章がうまくなる本を読んで研究されたそう。ベストセラー作家さんが「誰でも小説が上手く書ける本」の類をどっさり買い込んでいる姿、微笑ましいでしょう?きくところによると、本を買われるときは店員さんにそばについていてもらい、数十冊も買い込まれることもあるとか。「人生がどういう状態にあってもよくなってゆく」。「きっとよくなる!」も、はじめは小冊子で誕生。ご当地キティちゃんならぬ、ご当地小冊子として「めっちゃよくなる!」「でらよくなる!」バージョンも案にのぼったとか。中味もご当地言葉で書かれていたら、おもしろかったかもしれませんね。「きっとよくなる!」小泉首相にも言っていただきたいそうですよ。新聞の一面に大見出しで「きっとよくなる!」世界がさらに明るくなりますね。
March 8, 2005
日本ではご自分の写真をほとんど公開されていない本田健さん。複数の会社のオーナーで、本も大ヒットしている方なのできっとたくさんの取材やTV出演依頼があると思いますが、本当の嗜みあるお金持ちは皆、案外地味にしていらっしゃるよう。顔が広く知れ渡ったら、放っておいてはくれないのが日本ですものね。今回の韓国では、試しにたくさんのメディアに写真を載せてみたそうです。「お金持ちになりたかったら、自分の大好きなことをしよう」「お金と健康的に付き合う」「好きなこと、得意なことをすれば、お金は自然に入ってくる」などというタイトルと写真は、好意的に受け止められたとか。それでも街中に本田さんの似顔絵の立て看板が溢れたのを見た時は、びっくりして倒れそうになったそうです。本田さんは、お子さまが生まれてからセミリタイヤをされ、育児に専念しておられました。公園でベビーカーをひきながら、これまで様ざまなメンターから学んだお金と幸せに関する知恵をメモし始め、それを小冊子という形で無料で配り始めたところ、100万部もの数に到達。それに伴ない「幸せな小金持ち」通信講座や著作も広がってゆき、ベストセラー作家の顔を持つまでに。各国に翻訳され始めた著作。日本に昔から伝わる「おすそ分け」の文化も広がるといいなと願っているそうです。「幸せな小金持ちへの8つのステップ」は私が一番初めに出会った本。サラリーマン・健二とOL・礼子が育児セミリタイヤしているマリちゃんパパから公園で「幸せと豊かさとお金の関係」についてレクチャーを受けるという設定。本田さんが学び実践してきたことを伝える原点になるシリーズで、10冊で完結予定。今までビジネス書の類を読んだことがなかったのですが、この本はお金のお話でありながら、心の置きどころをどこに持ってゆくかという物語になっています。ここから出発した様ざまなざまな本や出会いが、あれよあれよという間に増えてゆきました。ヨガも自然療法も石鹸も源氏の日記も、そしてブログでの皆様との出会いも、この本の延長線上にあります。「ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣」、「スイス人銀行家の教え お金と幸せの知恵を学ぶ12のレッスン」はメンターシリーズと呼ばれる大ヒット作品。まりちゃんパパの二十歳の姿である「僕」が、お金についてメンターから学ぶ軌跡。お金の話、と油断しているときっと泣いてしまうので、ご自宅で読むことをおすすめします。十月には三冊目が出るので「次はインド人?」などと憶測が飛んでいるそうですが、「○○人」というタイトルにはならないそう。さらに本田さんのメンターさんがそのまたメンターさんからいかに学んだかも小説になる予定。メンターから次のメンターになる人へ。親から子へ、子から孫へ、知恵が伝えられてゆくといった趣き。本田さんは明日この世を去るならぜひこのことだけは、という思いで「きっと、よくなる! 人生はよくなるようにできている」を書かれたそう。自分の生きてきた証しが、知恵として、作品として、次に伝えられ、サバイバルしてゆくことに、人として生まれてきた意味がある。いま私の身の回りに起こっていることを見ても、そのことを強く感じています。
March 7, 2005
第二部は本田健さんの講演。愉しく学び深いお話です。本田さんは、とてもソフトな語り口。三年前に始めた「幸せなお金持ち」という考え方。著書は100万部を越え、スイス、イスラエル、オーストラリア、タイ、中国、韓国、ブラジル、アメリカ、カナダでも出版されることになり、本田さん自身もここまで広がるとは思ってもみなかった、とのこと。日本の億万長者さん達へのお金に関するアンケート実施「普通の人がこうして億万長者になった」 スライドは、韓国でのセミナーの模様を。韓国は儒教の国。お金の話はタブーとされている一方、いかにお金を付き合うかということに関心が高いのだそう。書店には本田健さんのコーナーがあり、日本の書籍の中で「世界の中心で愛を叫ぶ」の6倍も売れているとか。韓国語バージョンも。「ユダヤ人大富豪の教え」セミナーでの参加者の質問は日本のものとよく似ていて好きなこと、得意なこと、人に喜ばれることをするとお金に恵まれる、というと「好きなことがわからない。どうしたらよいか。」「好きなこと、得意なことをどうやってみつけたらよいかわからない。」こういった反応があるのだそうです。韓国も受験戦争の激しいところ。国語が得意なら、苦手な計算をやりなさい、と受験用の取り組みが顕著。そうした中で、好きなことがわからなくなる人が多いのではとおっしゃっていました。私も、好きなこと、得意なこと、自分の中にどんな種があるのかを見つける棚卸しをしたのを思い出します。「大好きなことをしてお金持ちになる」また、興味深かったのは「ヨンさま効果」。本田さんが韓国を訪れたころは、ぺ・ヨンジュンさんが日本にいらして空港で怪我人が出た直後。韓国でも人気の方ですが、怪我人が出るほど日本で人気があるということが、かなり話題になっていたそう。椎名桔平さん、いしだ壱成さん、氷川きよしさん、ぺ・ヨンジュンさん御愛用「ブルガリ プールオム」「それなら、こちらもケンさまと呼びましょうか。」と一部の女性の間で始まった「ケンさま」コール。それがだんだんとヒートアップし、サイン会場は長蛇の列。韓国ではめったに行列はできないそうで、なにごとがあったのかと思われたとか。こんな風に、友好の輪が広まってゆくのも素敵なことですね。「きっと、よくなる! 人生はよくなるようにできている」
March 6, 2005
本田健さん&ウォン・ウィンツァンさんのジョイントによる講演会に行ってきました。ウォンさんの奥様と本田さんの奥様は音楽を通してのお知り合いだそうで、このご縁でのジョイントが実現したのだとか。まずは、ウォンさんの瞑想音楽とも言われるピアノ演奏。ゆったり身を任せて聴くことのできる気持ちのよい調べ。(すぐ後ろの男性はぐっすり眠ってしまいました☆)本田さんは執筆されるときに、モーツァルトかバッハかウォンさんのCDをかけるのだそうです。「宵待草」「野ばら」など。【童謡 DOH YOH vol.2】曲目は「海より遠く」、「水のうた、森の眠り」、「白夜」、「インディアンサマー」、「運命と絆」、「勇気と祈り」。リラクゼーションアルバムとして大ヒットした「Feel」には「運命と絆」が入っていますね。コンピレーションアルバム【Feel フィール】曲の間には、これまた心地よい声でのお話。ウォンさんは「ユダヤ人大富豪の教え」にとても感動し、レポートを書いて家族に配ったとか。「ユダヤ人大富豪の教え」19歳でプロになり、はじめはとても攻撃的な即興演奏をしていたそう。聴いている人を攻撃するように弾いていたのは、中学のときに校内暴力を受けた影響だったかもしれない、聴く側もやはり攻撃的な人たちが集まっていたとのこと。「白夜」収録 【SATOWA(さとわ)】その後、TVコマーシャルの音楽やバックミュージシャンをしていた頃は、音楽は反社会的なものと思い、お金を得るためのものだと思っていたそうです。「運命と絆」・「勇気と祈り」収録 【ASIAN DOLL(香港人形)】37歳の頃、瞑想に出会い、音楽を通して何がしたいかが見えてきて、表現するものが変わっていき、いまは癒しの音楽に。音楽を通して皆と繋がってゆきたい、愛し愛されたい。これはどんなことでもいい、職種には関係なく共通する幸せへの道だと。56歳の男性が真摯に語る姿はとても印象的でした。
March 5, 2005
本田健さんのセミナーのご縁でお会いした田中省三さんという方が開催されているプレゼンテーションセミナーに行ってまいりました。何かを人前でお伝えする機会があるとき、スピーチでも会議でも講演でも、あるシンプルな構成で成り立っていることを頭に入れておくと、本当にお伝えしたいことの方に力を入れることができるというもの。ここまではプレゼンテーションの本を読めばわかることでもあるのですが、セミナーの醍醐味はその日初めて会った方と習ったことをすぐ実践させていただけること。時間は二時間あまりでしたが、時間が短い分、構成にそって短時間で伝えたいことをまとめ、すぐにアウトプットすることを何度も、しかも階段を登るようにレベルを上げながら体験させていただきました。特に二分間で自分のことを伝えるワークでは、隣に座っていらした方のお話が時間切れになってしまったのを踏まえ、重点を置く部分に7割の時間を割くように配分し、話し終えることができました。またセミナーそのものが、田中さんの素晴らしいプレゼンテーションになっており、しかも、それがどのように成り立っているかを腑分けしながら伝えてくださる親切さ。これから、いろいろな方の講演会やセミナーを受けるときも、構成の流れを追うことができるのでより深く身につくようになると思います。セミナーのお値段は本三冊分くらい。このお値段でここまで充実したセミナーなら納得。構成に関してまとめていただいたテキストを応用すれば、スピーチ、講演、レジュメ、営業にも使える素晴らしい技術に進化させることもできるでしょう。アドラー心理学トーキングセミナー田中さんおすすめ本「アドラー心理学トーキングセミナー」田中さんは前々から本田健さんからもプレゼンテーションの本の出版を奨められていて、今年八月にいよいよ上梓されるそうです。愉しみです。大阪、名古屋、東京で今後もセミナーがあるそうです。そういえば、ブログもこのプレゼンテーションの構成に似ていますね。きちんとフォーマットを用意していただいてあるので、あとはお伝えしたいことの方に重点を置くことができるところなど。楽天さんには、本当に感謝しております。
February 28, 2005
「強くなければ生きてゆけない、優しくなければ生きている資格がない」女性にも男性にもモテる、ある男性の座右の銘。"How can such a hard man be so gentle?" she asked wonderingly.「あんなに強いあなたがそんなにも優しくなれるのは何故?」彼女はいぶかしげに訊ねた。"If I wasn't hard, I wouldn't be alive.If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive."「強くなければ生きてゆけない、優しくなければ生きている資格がない」 --"Playback" Raymond Chandler 「プレイバック」レイモンド・チャンドラー (1958) より--優しさも 強さもあっての 人の道「話を聞かない男、地図が読めない女」には、男脳・女脳テストがあり、男性であっても女性的発想をする脳を持つ方、その反対の方、そして両方を合わせ持つ方などがわかるようになっています。男女双方、両性の発想を持つ方、もしくは持とうと努める方が、やはり魅力的なのだそう。美しい言葉も、両性の発想も、相手を優しく見透す慈愛に満ちている。マニッシュもフェミニンもお互いあってこそ。人は遺伝子的に女性が基本形なのだそうですが、男性的にも女性的にもなりやすいのは、今の世は女性のよう。生活する中で、働くシーンで、女性は男性的振る舞いも、女性的振る舞いもできる。これがごく普通のこと。モテる男性・美輪明宏さんにも、女性性、そして男性性の両方を感じることができますね。今年上演されるのは「黒蜥蜴」。女賊の黒蜥蜴は変装の名人で、まさに縦横無尽に両性を行き来している、美輪さんの半神。男性にして両性性を併せ持つスタイルを完全な魅力として確立した美輪さんは、やはり稀有な存在。そんな彼の舞台にすでに内なる財産を蓄えていている女性が集まり、ますます強く美しくなってゆく。強さと優しさを併せ持つ魅力をたたえるために。男性もどうぞ美しき舞台に足をお運びください。常に水準以上のステージを見せてくれるのは、宝塚、歌舞伎、四季、美輪さんの舞台など。歌舞伎や宝塚に人が集まる理由は、この両性性を越えた魅力ゆえ。女性が普段から、意識的に行き来している男性的世界と女性的世界を芸術的に体験することができます。よき舞台をご覧になって、両性性の魅力を理解しようと努めれば女性にモテるようになること請け合いです。☆劇中で、黒蜥蜴が男装してホテルを抜け出すシーンがあります。姿は男性、声は女性のまま鏡に向かい、自分が何者なのかもわからなくなると語る黒蜥蜴が、幕中最後のセリフでガラリと男性の声になり姿を眩ます。美輪さんの男声、ゾクっとしますよ☆**** *薇薇*さま、ラズベリーパールさまはじめ、 皆さまのご示唆をいただきました。 ありがとうございます。 ****ヒッチコック監督 チャンドラー脚本 「見知らぬ乗客」「話を聞かない男、地図が読めない女 男脳、女脳が「謎」を解く」黒蜥蜴など江戸川乱歩のテレビドラマ作品集 「乱歩R」
January 26, 2005
男性は目標が好き、仕事そのものを生きがいにできる。女性は過程が好き、その場その場を愉しんで生きてゆける。男性と女性の考え方、脳の構造について書かれている興味深い本をここ一年、いくつか読みました。狩猟採集の時代と現代と、人間の脳の構造はそれほどは変わっていないのだとか。狩りを担当する男性の脳は、確実性のない獲物を目的にして、戦略的に物事を捉える構造になっているそうです。狩りのあとは焚火を囲んで男性同士で集い、得た獲物を自慢し、夢を語りあう。これがコミュニケーションを愉しむ場に。仕事を終えたあとの酒席と同じですね。一方、採集を担当する女性は、この季節にここにいけばよいという知識さえあれば、木の実などを確実に摘むことができる。そのため脳の構造は、記憶力に富み、ぱっと見で物事を把握し、現実的に考えるようになっているのだそうです。おしゃべりしながら情報交換し、花を愛で、木の実を味見しながら摘み、愉しみながら身の回りを整える。生活そのものを愉しむスタイルが見えますね。ビジネス本をみても、書いている方が女性か男性かによって、目標と過程という視点の違いを感じます。いろいろな場でお会いする男性とお話させていただいても、目標に向かうことそのものを生きがいにしている方も、いまここで、道に咲く花を愉しみながら進むことを改めて発見される方もいらっしゃいます。「私は女性の味方はしません。だって男性の方が弱すぎるから。倒産した会社の社長さんで死を選ぶ人だって、女性にはほとんどいないのよ。(美輪明宏さんの講演会より。)」社会情勢の変化で、生きがいである仕事を失ったり、仕事そのものを愉しめなくなっている方が増えているようです。日々の愉しみがなくなったら、人はどうなるか。仕事という大義名分を持って、愉しんでいたものがなくなったら。どのような状況にいても愉しむことができること。これが生きてゆくということ。「遊びをせんとや生まれけむ」この世には遊びにきているのです。「女を味方にしてこそ男は大きく伸びる 女性に信頼されるコツもてるコツ」【佐藤富雄 著】「話を聞かない男、地図が読めない女 男脳、女脳が「謎」を解く」
January 25, 2005
今年、手帳をバイブルサイズにしてから、書きこむのがさらに愉しくなりました。いままで、化粧品会社さんからいただいたもの、T社の手帳などを使っていて、一年の宝物がぎゅっと詰ったよいものになっています。日々受け取ったもの、思ったこと、ヨガでの聴聞、講演会やセミナーの記録などを書き連ねていますので、スケジュール帳というよりはノートとしての役割が大きく、特に昨年は八月あたりで全てのページがいっぱいになってしまい、予備ノートを購入したほどでした。そこで今年の手帳は、なるべくノート部分の大きなものを探しました。いろいろ見て、「一冊の手帳で夢はかならずかなう」でもおすすめのバイブルサイズのシステム手帳を使うことに。ネットでいろいろ調べ、25mmリングの茶色いカバーのものを購入しました。手にしてみると、バイブルサイズの手帳はちょうどB6版の単行本と厚みも大きさも同じサイズなのですね。お気に入りの本たちの傍にあるとまさに、これからページを増やしてゆく私の本、といった趣きです。「かなえたい夢ノート」手帳にはまず「夢をかなえる素敵なお正月の過ごし方」でもお伝えしたように、自分のかなえたい夢を書き出しました。具体的に書けば書くほどかなうそうですので、お会いしてお友達になりたい方などはフルネームで、いろいろな数字もきっちり記入してあります。「幸せ日記」良きことのみを毎日書く日記で、毎日一行ずつ、その日受け取った幸せを書いています。一行でも3つほどかけますので、一年で1000あまりの宝物が増えることに。嵩張らず、ページを繰ればいつでも幸せになれるという仕掛けです。これは、本田健さんのメール講座で教えていただいたもの。受け取ったとき、書いたとき、読み返したときと3回愉しめる。落ち込むことがあると、本田さんもご自分の幸せノートを見るのだそうです。本田健さんの本「ユダヤ人大富豪の教え」「夢日記」毎夜、実際に見た夢を書いてゆく日記。手帳はいつでも携帯しておき、ベットの傍らにも持ってゆきます。夢には自分の潜在意識が現われるそうで、これから起ることへのヒントを教えてくれるのだそう。人は眠ると必ず夢をみているので、書くことでより鮮明に夢を思い出すことができるようになるとか。夢日記をつけている方は、成功している方にもかなりいらっしゃるようですね。そのほか、石鹸の素材アイディアや読んだ本のアウトプットなど。ページを自由に増やせるのはやはりよいですね。皆さまはどのように手帳を使っていらっしゃるでしょうか。よろしかったらお教えくださいね。
January 23, 2005
お正月は、手帳にあなたの夢を書き出しましょう。普段はお忙しい方も、お家でゆっくり過ごされる時間が多いと思います。いつも携帯される手帳に、やりたいこと、かなえてみたいことを20個、書き出してみてください。そのとき、なるべく具体的に書くこと。実現する時期、手段、助けてくれる人、金額などなど。リアルに細部まで書き込むほど、実現する可能性が高くなります。お正月が終わっても、常に携帯して、読み返し、到達しているかを確認し、自分の脳にきちんとその願望を、予定として覚えこませてくださいね。夢の土壌を掘り起こす、素敵な時間をお過ごしください。
January 2, 2005
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。さきほど、家族で氏神さまにお参りして戻ってまいりました。毎年の恒例で、お汁粉をいただき、熊手を求め、感謝を捧げます。皆さまは新年を迎えたこの日、いかがお過ごしでしょうか。本日は年明けにふさわしく、もっとも幸せに輝いている時の紫の上と源氏が交わした新春の歌をお届けいたしますね。「うす氷 とけぬる池の鏡には 世にたぐひなき かげぞならべる」 (源氏)薄氷も解けてしまった(六条院の)鏡のような池には、世に類のない仲睦まじい私たちの姿が並んでいます。「くもりなき 池の鏡によろづ代を すむべきかげぞ しるく見えける」(紫の上)曇りのない鏡のような池に、いつまでも変わらず時を共に過ごす私たちの姿がくっきりと見えていますね。 源氏物語23【初音】よりよろしかったら、皆さまの初音、初のお声をお聞かせくださいませ。皆さまの迎える日々が、美しく豊かなものでありますよう。
January 1, 2005
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