PR
Keyword Search
Comments
Freepage List
生理の日を「薬でずらす」ことで、体には悪影響はないの?と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、全く問題ありません。もともと低用量や超低用量ピルを服用している人は、ピルの服用錠数を調整することで「自分が生理を来させたい日」に出血を来させることが可能です。私も、妊娠希望時と授乳期以外はずっとピルを服用していますが、現在はヤーズフレックスという長期連続服用ができるタイプを使っているので、年に3~4回だけ「この辺りなら多少出血してもいいかな」という日に出血を来させるようにしています。自分の都合に合わせて出血の時期を自由にコントロールできるので、とても便利ですし、何より「生理に振り回されない毎日」になるだけで自分の人生に対して主体的になれます。
ピルを継続的に服用している人の場合は、生理の日をずらすことは簡単です。実薬(ホルモンが含まれている薬)を飲み終えて、大体2~3日で出血がおきるので、旅行などの予定から逆算して「いつまで実薬を飲んでおけばいいか」を決めればよいのです。出血の時期をずらす方法としては次の2パターンがあります。
*出血を早める方法
いつものペースで飲んでいくと実薬の飲み終わりが1月7日で1月10日くらいからの出血になるけれど、1月13&14日に出血していることを避けたいという場合、実薬の飲み終わりを早めます。つまり、1月4日まで実薬を飲み、1月6日から12日は休薬にするのです。すると、1月7日からの出血になり、13日にはほぼ止血している状態になります。
*出血を遅らせる方法
いつものペースで飲んでいくと実薬の飲み終わりが1月10日で、1月13日からの出血になるけれど1がt13&14日に出血しないようにしたいという場合、実薬の飲み終わりを遅らせます。実薬を1月10日まで飲んだら、その後休薬や偽薬に入らず、次のシートから実薬を借りてきて1月11日~13日まで続けて服用します。1月14日から20日に休薬すれば出血は1月16日くらいにすることが可能です。
*出血を2~3か月来させないようにする方法
2月~3月に試験が多数あって、生理を来させる「日程的隙間」がない場合、12月または1月に出血を来させたあと、予定がすべて終わるまで全く出血を来させないようにすることもできます。飲んでいるピルが1相性ではない場合、多少の不正出血がおきる可能性もありますが、たいていはどの種類でも同じ方法で可能です。単純に休薬や偽薬期間を設けず、実薬を6~9週間続けて飲むだけです。ヤーズフレックスの場合はそもそも偽薬がないので、3~4シート連続で服用して問題ありません。
これらは、日頃からピルを飲んでいる方の月経のずらし方ですが、普段はピルを飲んでいないけれど、次またはその次の月経だけをずらしたいという場合は中用量ピルを使います。
*生理を早める方法
ずらしたい生理のひとつ前の生理が来たら、その5日目から12~14日間中用量ピルを服用します。服用し終わって2~3日で出血がくるので、28日周期の人でしたら約1週間程度生理を早めることになります。メリットとしては、予定がある期間に薬を飲まなくていいので、万が一副作用が出たり月経前の不調がひどく出ても、予定の頃には問題なくなっているという点です。結婚式や長期の旅行などの場合は早めた方が色々メリットがあります。
*生理を遅らせる方法
ずらしたい生理の予定日1週間前から、出血していい日の前日までずっと中用量ピルを服用します。服用している限り出血は来ないので、長期に出血時期をずらしたい場合も有効です。メリットとしては、月経予定日1週間前というギリギリの時期から服用しても間に合う点と、出血を来させる時期が自由に決められる点です。ただし、副作用が出た場合、旅行などの期間中も服用していることになるので快適に過ごしにくくなる可能性があります。
わざわざ生理に振り回される必要は全くありません。賢くピルを活用して、主体的に自分の予定を楽しむこともできるんですよ。
ピルの処方は婦人科であればどこでも受けることが可能です。気になったら、お近くの婦人科で相談してみてはいかがでしょうか。
★「健康でしかいられなくなる7つのステップ」無料配布中
PDFファイルのダウンロードになります→
無料ファイルダウンロードはこちらから
★薬を使わず病気をやめる方法や妊活カウンセリングも承っております。
カウンセリングをご希望の方は、メールかお電話でお問い合わせくださいませ。
お問い合わせ先:045-440-5577(予約専用電話) info@vivalita.com
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
メルマガ発行中です♪
「子宮癌検診で『異常あり』って言われたんだけど・・・」
「不妊かもしれないけど受診したほうがいい?」
「筋腫が見つかって『子宮をとりましょう』って言われてしまった
そんなあなたのお悩みに、現役婦人科医がお答えします。
メルマガ登録はこちら♪