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それは、私が年長のクラスを担任していた頃。色んな子が毎日お手紙をくれる。それはレターセットだったり、チラシの裏や、折り紙だったり。でもどれもかわいくて、もらったお手紙は全部壁に貼り付けていた。この頃文字に興味を示す子も増えていたので、文章なんかを書いてくれる子もいた。ある日、朝一番にTくんが、「せんせい、これあげる。だいすきなものいっぱいかいたの。」と、折り紙に描いた一枚のお手紙を差し出した。どれどれ・・・と見ると、せんせいの顔、おにぎり、ブドウなんかが描いてある。(=’m’)クス♪かーわいい♪絵の横に、覚えたての字で、「ぶどう」「せんせい」なんて書いてあった。と、ふとおにぎりの横に目をやると・・・・・。「おににに」と、書いてあった。( ̄□ ̄;)お、おににに!?その後Tくんのお母さんを話す機会があって、その「おににに」の話になった。「先生に手紙書いてるの見て初めて、『おにぎり』を『おににに』って覚え違いしてるって知ったの~。」ぎゃはははははははっ(T▽T)ノ彡☆ばんばん!かわいすぎて笑える~っっっお母さんと、私とで、「おにぎり」だと教えてあげたのは、言うまでもありません。( ̄m ̄*)ププッ
Jan 31, 2004
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今日、テレビで、病魔に冒されたある小学校の校長先生が、命についての授業をするという特集を放送していた。それを見ていてふと、学生時代のことを思い出した。大好きだった教授の先生の、学生最後の授業。私たちは、幼児が成長していく過程において、健康・人間関係・環境・言葉・表現と五つの領域(これを「五領域」といいます。)を勉強します。その、「環境」という教科の教授だった先生。いつもおもしろおかしいけどステキな授業で、とてもとても大好きだった。しゃぼん玉に色をつけたり、地蜘蛛取りをしたり、アリの観察をしたり。左手でハサミを使ったり。紙を回さずに切ってみたり。(↑これは子どもがハサミを使う上での使用感を体感させるため。)そんな授業の卒業前最後の日。先生は、「命」について、いつも子どもに話しているのと同じように、お話してくださった。りんごやみかん、様々な果物を横半分に切り、「ホラ、見て~。お星様が見える?」と。みんなにも同じように体の中に一つずつ星があるんだよ。じゃ、試しに、切ってみようか!?そうだよね、できないよね。だから、代わりに果物さんを切ってみたってわけ。みんなの中にもね、切って見られないけど、色んな星が、ひとつづつ、あるんだよ。みんなのパパとママがみんなに会いたいなーって、2人でお願いしたときに、空から流れ星みたいに落ちてきて、生まれてきたんだよ。それが、色んな色に、ステキにキラキラ輝くように、みんなは、いろんなことができるようになったり、お友達と仲良くできるようになったんだよね。みんなが、ひとつのことができるようになるたびに、お星様はすごくキレイに輝いていくの。輝いて、輝いて、どんどん輝いて、一番キレイに光ったとき、星はお空にかえっていくんだよ。みんなの中のお星様、いつまでも大切にしてくださいね。完結に話してみましたが、実際はもっと色々お話してくださった。その先生のお話が魅力的で引き込まれるのもあったんだけど、涙が止まりませんでした。みんなで泣いていました。あの最後の授業、実は録音してました。でも、どこにしまったのやら・・・(;´▽`A``またあの先生の講義、聞きたいな。そんなことをふと思い出させてくれる特番でした。校長先生のご冥福、心からお祈りしています。あんなに熱心だった先生、きっと天国でも教壇に立たれていることでしょうね♪
Jan 30, 2004
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子どものいい間違えって多々ありますよね。オトナとしては、微笑ましいのですが、子どもにとっては一生懸命なのです ( ̄w ̄)ぷっ 年少さんだったBくん。よく、ごっこ遊びに入れてもらいたい時、「い~れ~てっ」って、言ったりしてなかったかな??「い~れ~てっ」「い~い~よっ」「ダ~メ~よッ」(爆)このフレーズ、伝わるかしら・・・・。B君、この「い~れ~てっ」が頭にあったらしいのですが、思わず・・・・。「だ~め~よっ」ミ(ノ_ _)ノ=3 ドテッ!!入る前から断ってどーする!!!ヾ(≧∇≦ )ブハハハ!
Jan 29, 2004
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私が過去に担任していた子ども達の中に、アトピーの女の子、Sちゃんがいました。その子は笑顔がかわいくて、ピンクや女の子らしい洋服や物が大好きな、おしゃまな女の子でした。Sちゃんのアトピーは、よく言われるハウスダスト。幼稚園では、砂遊びダメ、裸足になるのもダメ、夏のプールも塩素でダメ。幼稚園も休みがちで、月の半分以上欠席するほどでした。楽しみにしていた日曜参観も、ずっと休んでいた中頑張って来てくれたのだけど、すごく晴れた日曜で、人口密度も多くお部屋は湿度だらけになるということで、ご両親は残念ながら、そのまま帰宅という選択をしました。あの時のお母さんの見せた涙は今でも忘れられません。Sちゃんの手足、顔は、いつも掻き毟られていて、赤くなり、足は皮膚が固まって、動くこともつらそうな時期もありました。私はSちゃんが痒がるたび、さすってあげたり、暑い時はあおいであげたり、預かっていたワセリンを楽しいおしゃべりをしながら塗ってあげたりしてました。Sちゃんはそれでもいつも笑顔を絶やしませんでした。そんなSちゃんも年長さんになり、お泊り保育の季節がやってきました。私は、どんなことをしても、参加させてあげたかったのです。「一緒に寝ようね!」と言ってくれる友達にすぐ「うん!」と言えないSちゃん。なんとしても希望をかなえてあげたかった。お母さんと良く話し合って、限界を感じたら夜中であろうと迎えに来てもらう、ということで、参加が決まったのです。Sちゃんも大喜びしてました。お泊り保育当日。みんなが興奮中の中、Sちゃんは不安もあったようで、ずっと私のそばにいました。晩ご飯、花火、肝試しなど、無事に済み、就寝の時間。寝て間もなく、Sちゃんはゴロゴロと落ち着きがなくなりました。どうやら痒くて眠れないようなのです。かゆくてかゆくて、「帰りたいけど帰りたくないよぉ~。」と涙声になりました。その時、午前2時。私は電話しようかどうか迷いましたが、今にも泣き出しそうなSちゃんを連れて、外へ。この日は蒸し暑くもなく、涼しい風が吹いていて、外の方が心地よい感じがしたからです。私はSちゃんを抱っこして、揺すりながら静かにおしゃべりをしてました。Sちゃんは痒みがおさまりリラックスしてくれたのか、すやすやと眠りにつきました。翌朝Sちゃんは、「一人で泊まれた!」という達成感と満足感で一杯。活き活きと帰っていきました。きっとSちゃんの自信につながったんだと、私も嬉しくなりました。その後、暑中見舞いの葉書が届き、お母さんのお礼の言葉と共に、「おとまりほいくでありがとう。たのしかったよ。」とSちゃんの字。嫌な思い出にならなくて良かった。私はうれしくて涙が出ました。あの時、私達を信じて預けてくださったご両親に感謝しています。今では、園で紹介した皮膚科に通い、驚くほどの回復を見せ、小学校では皆勤賞をもらっているそうです。今でも時々届く写真とお手紙、昔のままの笑顔です。
Jan 28, 2004
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今日、楽天でHPを作ってみました。今までのこと、思い出や笑えるエピソードなど、ちょっと日常から離れた内容のことや、普段の生活では言えないことなんかを、ここのHPでつれづれ語りたいと思います。8年間、私は子ども達と触れ合って生活してきました。子ども達は、生気のエナジーで満ち溢れてて、いつもパワーをもらっていた気がします。今、子どもを授かりたくて奮闘中。(笑)楽天さんは色んな充実したサイトがありますよねー。色々吸収させてもらおーっと♪(’-’*)フフ
Jan 27, 2004
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