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2008.03.05
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カテゴリ: 日々あれこれ
designed by *ま~ぶる*







旦那と付き合っている頃、私の実家で飼っていた猫が子どもをうみました。


確か4匹くらいいたと思います。そのうちの1匹を旦那の家で飼う事になりました。



 4匹の中から、旦那は迷わず1匹の猫を選びました。




 その猫は、全体が薄茶色のトラというのでしょうか?両手、両足が靴下を履いたように途中から白く、また、鼻の下も白くて可愛かったのですが、私達家族はその猫が選ばれるとは思っていませんでした。



 なぜなら、他の猫は『私を選んで!!』とでもいうように、『ニャーニャー』と鳴いているのに、その猫はあまり鳴かず、鳴いてもとても小さな声で元気がないように思えたからです。




 旦那になんでこの猫を選んだのかと尋ねると、『こいつは1番元気がないかんじだから、可哀想に思えて・・・。』といっていました。






 しばらく、私の実家で飼って、少し大きくなって旦那の家に引き渡しました。



 その猫は 『マメ』 と旦那が名づけ、みんなから可愛がられてすくすく育ちました。




 元気がないと心配していましたが、そんなことはなく、元気でほっとしました。





 やんちゃで、あまえんぼうのマメ。でもなにをしても可愛がられる徳な猫。




 自由気ままに外に散歩に行ったり、好きなときに帰ってきたりしていました。







そして、私達の結婚が決まり、家を建てることになりました。


 旦那の家族は、貸家に猫と共に引っ越しました。


 それが、マメにとってとてもストレスな生活の始まりでした。



 その家は、狭く、寒く、家のまん前には道が走り、猫達を外に出すことが出来なくなりました。




 マメだけでも、時々散歩に連れ出したりしていましたが、義父が脳卒中で倒れ散歩に連れ出すこともできないくらいになりました。





 そこへ、よその猫がケンカを吹っ掛けにやってきました。




マメは、それから、家を飛び出し、ケンカするようになり怪我をしてくることもありました。








 それから、しばらくして、マメの様子がおかしくなり、みるみる体調が悪くなりました。



 医者に掛かると、猫のエイズと言われ、どうやら、ケンカ相手の猫から感染したようでした。





  痙攣し、泡を吹き、もうだめかと思いながら、義母は、マメに健康食品の一種を2時間おきに飲ませたそうです。






  すると、それが効いたのかはよく分かりませんが、マメは回復し、元にもどったのです。







 それから、5年は経ったでしょうか?


 私達は結婚し、はるかが生まれ、こうえいも生まれました。はるかに至っては、マメと遊ぶ事もできました。『マメ!マメ!』と名前を呼ぶ事も。




  はるかがおなかにいる時、旦那と、
 『この子が歩いたできるようになるころまでマメは元気でいてくれるだろうか?』 
 『マメと遊ぶのがみたいねえ。』などと話していたことを思い出します。








 そんなマメがここ2週間ほど散歩に出たっきり、帰って来ません。


 でも、今まででも、2~3週間くらい帰ってこないこともあったし、その度に心配したけど、結局帰ってきていたので、今回もそのうち帰ってくるだろう・・・。と安易におもっていました。







 だけど・・・・。


 今朝、隣の家の人から電話がありました。
 『マメちゃんに似た猫が家の畑に死んでるんだけど、マメちゃん帰ってきてる?』
 電話をうけた義母は
 『帰ってきてないの。しっぽは長い?』
 などと特徴を伝えると
 『しっぽも長いし、マメちゃんにそっくりなのよ。』
 と・・・。




 義母は私達にそのことを伝え、その猫を見にいきました。




 私達は、『マメだろう・・・。』と誰もがピンときました。






 帰ってきた、義母は、その猫を泣きながら連れてきました。




  ・・・・マメでした。





 悲しかったけれど、車にひかれていたわけではなかったので、おそらく寿命だったんだと思います。








 大きな体に似合わず、高い可愛い声で、いつも家の近くまでくると甘えたように鳴きながら歩いて帰ってくるマメでした。





 きっと、今回も泣きながら家に一生懸命帰ろうとしていたんだと思います。


 でも途中で力尽きてしまったのかも・・・。




 それでも、ちゃんと、家に帰ってこれました。みんなに亡骸もみてもらえました。


 とても、幸せな猫だったとおもいます。





 病気になってからは、本当は体もつらかっただろうから、楽になれたかもしれません。





 いままで、ほんとうにありがとう。

   天国で元気に、楽しく、過ごせますように。







はるかには、義母は最初見せないほうがいいといったけど、私は見せたかった。





 『はるかにも見せてあげたいから。』

そういって、義母に告げ、はるかに話をし、マメのところへ連れてきました。





 はるかは、私に、マメが死んだ事を伝えられても、今までのように普通にマメがいるとおもっていたようで、ダンボールの中に、変わり果てた姿のマメがいてはるかは一瞬後ずさりし、黙ってしまいました。




  撫でることもはるかにはできませんでした。理解するのにはまだ難しいけど、はるかなりに整理しようとしているようでした。





 でも、現実が分からず、無理やりはしゃいだりしていました。




 そして、お墓を一緒に作り埋めてやるところを見ました。






 はるかにとって初めての『死』です。





  『命』です。今はまだ分からなくてもこうして学んでいくんですよね。





ほんとうにたくさんのことを教えてくれた猫でした。ほんとうにありがとう。




















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Last updated  2008.03.06 02:34:29
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