日本のむかし話

日本の昔話 シギとハマグリ

川でハマグリが口をあけて日なたぼっこをしていた。

そこへ、お腹がすいていたシギがやってきた。

シギは「おいしそうなハマグリ」を食べようと・・・したとき

シギのくちばしが貝の中に入ったのとハマグリが口を閉じたのは ほぼ同時。シギのくちばしは開かなくなってしまいました。

あせったシギはハマグリを脅し始めました。

シギ「今日も雨が降らず明日も雨が降らなければ、死んだハマグリができるぞ」

と、言うと。

ハマグリ「今日も離さず明日も離してやらなければ、死んだシギができるぞ」

両者一歩もひかない状態。

そこへやってきた漁師が、

漁師「今日の晩御飯、、ラッキー」

と言って、シギもハマグリもまんまと捕らえられてしまいました。。





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