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2005年07月29日
イングランド銀行設立から見えてくるもの
(14)
テーマ:
世界を動かす国際金融(374)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
イングランド銀行の設立が1694年であり、このイングランド銀行が近代的中央銀行制度の模範になっていると言えることから、イングランド銀行が設立されたことの意味やその背景を考えることで何かが見えてくるかもしれないと思っている。
現在の日本を支配しているのは米国であるが、日本が米国に支配される前の日本の支配者は英国だったと思っている。政治的支配力も重要だが経済的支配力もわれわれの生活を大きく左右する。
日本の中央銀行は日銀券を発行する「日本銀行」であり、日本銀行の設立は明治である。この時代の支配者は英国であり、明治維新そのものが英国による“演出”であった。戦後になって米国が日本を支配するようになると、戦後直後の日銀総裁が就任に占領軍の承認を得ていたことからも見えるように、日本銀行は米国の意思を強く反映する機関になった。しかしこれは、支配者が英国から米国に代わったように見えるが本当は同じ“勢力”だと思っている。ロンドンからニューヨークに活動拠点を移した“国際金融グループ”が日本を含む「先進国」の経済をコントロールしているからである。
この「国際金融家」の経済的権力掌握が明確に確立されたのがイングランド銀行の設立にあったとしたら、米国の連邦準備制度(FRB)を「私有」し、さらには各国の中央銀行を「管理」するスイス・バーゼルの国際決済銀行(BIS)を「私有」することも、イングランド銀行を「私有」した同じ「国際金融家グループ」であると理解できるだろうと考える。同時に、世界銀行もIMFも「国際機関」の仮面をかぶった“私有機関”であると判断できるはずである。
まず、イングランド銀行設立の時代の統治者に注目することが重要だろう。イングランド銀行に独占的な発券権利=通貨発行権を与えた統治者(国王)とそれ以後の統治者(国王)ということになる。
女王エリザベス1世(テューダー家)が亡くなるとスコットランドからジェームズ6世がやってきてジェームズ1世として君臨した。スコットランドの王朝はスチュアート朝だったことから、この1603年がイングランドでのスチュアート朝の始まりである。ジェームズの子であるチャールズが1625年から国王になると、不満の蓄積が爆発したからか革命(清教徒)が起こり処刑されてしまう。その後、王政復古によりチャールズの息子であるチャールズ2世が1660年に亡命先(フランス)から帰国し国王となり、1685年に亡くなると、チャールズ2世の弟であるヨークがジェームズ2世として王位を継いだ。ジェームズは前国王と同じように親仏派だったと言われている。
このスチュアート朝時代には、イギリス東インド会社とオランダ東インド会社がアジア地域の貿易支配で争っていたように、経済的に全盛期にあったオランダと戦争が行なわれていた。そして世界貿易においてイギリスがオランダを圧倒するようになった。この時代のオランダの統治者は、現在も存続しているドイツ起源のオラニエ家(オレンジ公)である。
さて、ジェームズ2世のときに起こったのが1688年の「名誉革命」である。この「名誉革命」でジェームズ2世はフランスに亡命(追放)した。このときオランダからやってきたのがオランダ総督オレンジ公ウィリアム(オランダ名でウィレム)である(ウィリアムの妻はジェームズ2世の長女メアリー)。そしてこのウィリアム(3世)が1689年に統治者として国王となり、ケンジントン宮殿で死去する1702年まで君臨した。これにより英蘭戦争を繰り返していたオランダとは“同盟”のような関係(正確にはメアリーとの結婚からとも言える)になったが、ウィリアムの「敵」であるルイ14世が君臨するフランスとの戦いに引き込まれていくことになる。これによって戦費(借金)が増大したはずである。
イングランド銀行の設立は1694年であるからこのときの国王はウィリアム3世(メアリーとの共同王位)であり、イングランド銀行に発券業務=通貨発行権を与えた(特許)のはウィリアム3世である。ウィリアムはオランダとイングランドとスコットランドこれら3国の君主だったわけだが、イングランド銀行を設立したのは、初代大蔵卿チャールズ・モンタギュー(ハリファックス伯爵)とスコットランド人のウィリアム・パターソンであった。チャールズ・モンタギューはニュートンの弟子であり、ニュートンが造幣局長官に就任したのはモンタギューの任命による。また、1695年にはスコットランド銀行(発券銀行)も創業している。
※ 追記
サー・ジョン・フーブロン
(Sir John Houblon:1632-1711)
イングランド銀行創始者。1632年に7人兄弟として生まれる。フーブロンと他の兄弟4人はイングランド銀行設立メンバーとなり、
1694年にフーブロンが初代総裁
となる。在職期限の1697年まで勤務したが、亡くなるまで管理者として勤続しました。
もうひとつ注目しておくことがある。ウィリアム3世が亡くなるとメアリー女王の妹アンが女王になるが、このとき1707年にスコットランドとの関係を「連合」から「合同」にした(グレート・ブリテン王国の成立)。イギリスはスコットランドからジェームズ6世がやってきてジェームズ
「1世」
を名乗って以来スチュアート王朝になったわけだが、これは「同君連合」であり国家としては別々であった(スコットランドはフランスと友好関係にあり“外国人”のウィリアムが国王になることをすんなり認めなかった)。この“併合”により以後のスコットランド(スチュアート朝)はイギリスの歴史に合流したことになる。注目するのは次である。
アン女王が1714年に亡くなると、ドイツのハノーヴァー家からやってきたゲオルクがジョージ
「1世」
として国王になった。このとき王朝がスチュアートからハノーヴァーにかわったのである。ここから英国はハノーヴァー朝になった。21世紀の現在もこのハノーヴァー朝(現ウィンザー家)が続いている。ハノーヴァー朝はザクセン=コーブルク=ゴータという家名を持ち、オランダから独立したベルギーでは、初代ベルギー国王のレオポルド1世がザクセン=コーブルク=ゴータ家であり、これは現在も続くベルギー王国の起源になっている。上にも書いたように、オランダの統治者オラニエ家(オレンジ公)もドイツに起源を持つ。
以上のことから見えてくるのは、この時代に英国は乗っ取られたということになる。英国に“寄生”した主体は「国際金融家」であろう。莫大な戦費を必要としていた英国に、イングランド銀行は国家の債券を担保に「銀行券」を発行していた。そして紙幣が発行されたのである。すなわち「金本位制」が本格的に確立されたということ。これは“大事件”である。商業銀行が金貨を預かり紙幣を渡すシステムになったことで何が起こるか。
紙幣が流通し通貨として浸透してしまえば、金利目当てに金貨を預ける人が急増することはあっても、紙幣から金貨に交換する人は殆どいなくなる。「紙幣システム」が浸透しそれが安定すると、金貨を引き出す必要がなくなるのである。預金業務を行なう銀行に莫大な量の金貨が“吸い上げられた”のである。もっと言えば“盗まれた”つまり詐欺である。この金貨はイングランド銀行を中心とする金融家が“吸収”したはずだ。そしてイングランド銀行は民間銀行であり、イングランド銀行を「私有」していたのは預金業務を行なっている商業銀行の金融家たちなのである。
金融家は、近代的中央銀行制度を確立しそれを掌握したことで「経済システム」そのものを支配できるようになったのである。国家=政府への貸し付けを通じ政策に影響を与えることで「国民の命運」まで掌握できるだろう。われわれが生きる現在の世界は、この「経済システム」のなかにいる。この金融家グループが米国に“公的な顔”をした連邦準備制度(FRB)を創設したのであり、FRBもイングランド銀行と同じように“公的な顔”をした民間銀行なのである。連邦準備制度は民間が所有しているので「連邦」ではなく、準備金の必要がない紙幣を“創造”するので「準備」でもない。
連邦準備制度理事会も重要な存在だと思っているが、FRBの中枢はニューヨーク連邦準備銀行なのでここを支配することが最重要になるはずだ。ニューヨーク連銀の初代総裁はベンジャミン・ストロングであり、ストロングを総裁に推薦したのはモルガンとクーン・ローブ商会である。あの「ジキル島の会議」にはストロングも参加しており、クーン・ローブ商会の共同経営者であるポール・ウォーバーグと、J・P・モルガンのネルソン・オールドリッチ(ネルソン・ロックフェラーの祖父)が「ジキル島の会議」の中心である。連邦準備制度はポール・ウォーバーグの素案に沿って創設された。ベンジャミン・ストロングはモルガンのバンカ-ズ・トラストの頭取を務めていた。
そして、ニューヨーク連銀の総裁となったベンジャミン・ストロングは、イングランド銀行の総裁モンタギュー・ノーマンと強固なつながりを持ち、英米の中央銀行は連動した。ノーマンはヒャルマール・シャハトの親友であった。この時代の中央銀行支配者は、ベンジャミン・ストロングとモンタギュー・ノーマン、そしてドイツ帝国銀行(ライヒスバンク)総裁のヒャルマール・シャハトであり、この3人は1927年7月に何やら重要な会議を開いていた。
※ モンタギュー・ノーマンの祖父は2人(父方と母方)ともイングランド銀行の総裁を務めたらしい。ブッシュ家につながる「ブラウン・ブラザーズ」を支配していたのはモンタギュー・ノーマンである。ノーマンは1944年までイングランド銀行総裁を務めたが、1944年と言えば「ブレトン・ウッズ会議」である。ノーマンのお友達であるBISの理事だったシャハトはニュルンベルグ裁判(国際軍事裁判)で無罪になっている。
こうした各国(といっても民間だけど)の中央銀行制度は各国の政治体制と経済を支配下におさめ、世界的な金融管理制度を創設した。もちろん日本も管理されている。こうした管理制度の頂点に位置付けられたのがスイス・バーゼルにある国際決済銀行(BIS)であり、日本銀行(日本政府が過半数の株を所有している)もBISにコントロールされているはずである。
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最終更新日 2005年07月29日 13時25分34秒
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続き
HEAT1836
さん
もうひとつここで確認したいことがある。それは、ロスチャイルド家が「国際金融家グループ」を支配しており「世界の支配者」に位置するファミリーなのかということである。あくまでも仮説にしかならないが進めてみよう。
ロスチャイルドの名前が歴史上に登場したのはマイヤー・アムシェル(1743-1812)からである。ロンドンのネイサン・ロスチャイルドが死んだのが1836年であった(これは殺された(毒殺)可能性がある)。イングランド銀行が設立されたのが1694年であり、これを機に中央銀行制度と紙幣システム(金本位制)が確立され、それによって独占的な経済的支配も確立されたことが窺い知れる。ロスチャイルドが登場してネイサンが活躍した時代の1世紀も前に、既にロンドンの経済・金融はロスチャイルド以外の国際金融家にコントロール(支配)されていたのである。
既に確立されたシステムのなかでどのような活動をしても、この国際金融家を超えることなどできないと思う。ロスチャイルドはここから1世紀ほど遅れて誕生し、すでに確立されたシステムのなかで大財閥を形成したのだから、それはロスチャイルドが最大の金融家ではないことを物語っているのではないか。
イングランド銀行が設立され「経済システム」もほぼ確立されていた1720年には「南海泡沫事件」が起こっている。これは富の独占を狙って意図的にバブルを崩壊させた事件であろう。米国でも1929年に「暗黒の木曜日」がひき起こされており、FRBは1913年に連邦準備法が通過し翌14年には設立されていた。これらは偶然ではないと見る。これらの経済的混乱が、自分らが移動してきた経済的拠点での支配力を完全なものにする一因であったはずである。
(2005年07月29日 13時26分48秒)
返事を書く
続きの続き
HEAT1836
さん
「南海泡沫事件」を起こした金融家たちは、オランダで「チューリップ恐慌」を経験したのでバブルの実態を“学んだ”はずである。「南海泡沫事件」も常軌を逸した投機ブームだったと言われるように、このバブル崩壊でとんでもない混乱が起こり多くの破産者を生み、政権は崩壊したのである。ここから議院内閣制の基礎が築かれた。バブル崩壊で消えたカネ(資産)は消えたわけではなく誰かが持っていったのである。このときまだロスチャイルド家は誕生していない。
イングランド銀行とスコットランド銀行の設立にはスコットランド人が中心に動いていたようだし、バークレーズ銀行(バークレー家)なんかもスコットランド人のようである。1727年にはロイヤル・バンク・オブ・スコットランドも創設されている。ジェームズ・ステュアート卿やアダム・スミスがスコットランド人であることも意味深である。
“ユダヤ”も重要だが、銀行業に関わったスコットランド人にも注目する必要があるのではないか。
イングランド銀行の“基礎”は1609年のアムステルダム銀行にあるのかもしれない(オランダ東インド会社の設立は1602年)。世界最古の中央銀行はスウェーデンのリクスバンクでありパルムストルック銀行がその前身であったが、パルムストルック銀行の設立者ヨハン・パルムストルックは「オランダ人」と言われている。パルムストルック銀行のモデルはアムステルダム銀行である。そしてこの時代のオランダ統治者はオレンジ公(オラニエ家)である。オレンジ公ウィリアムは「フェニキア=カルタゴ」の末裔であるとする説をよく見かける。
(2005年07月29日 13時27分27秒)
返事を書く
続きの続きの続き
HEAT1836
さん
ロスチャイルド家が最大の「金融支配者」であるとは、どうしても思えないというのが私の結論である。
英国は、名誉革命以降、「ある勢力」に乗っ取られた。
そしてこの勢力は、活動拠点を米国に移した。
英国に来る前は、活動拠点の中心はアムステルダムだった。
この勢力の正体は、拠点とする国家に寄生する国際金融家である。
少し乱暴だが、これを結論(仮説)とする(笑)
(2005年07月29日 13時28分04秒)
返事を書く
Re:続きの続きの続き(07/29)
春秋子 さん
HEAT1836さん
>英国は、名誉革命以降、「ある勢力」に乗っ取られた。そしてこの勢力は、活動拠点を米国に移した。英国に来る前は、活動拠点の中心はアムステルダムだった。この勢力の正体は、拠点とする国家に寄生する国際金融家である。少し乱暴だが、これを結論(仮説)とする(笑)
仮説も何も、委託荷見返前貸を基軸とする手形引受業務をおこなった、マーチャント・バンカーたちの出自は、ベアリング商会(フランシス・ベアリングはオランダ出身)、サッスーン商会(イラク!)、ロスチャイルド(ドイツ系ユダヤ人)などの、「国際金融家」なんですから、「乗っ取られた」ということ自体、あまり意味がないと思いますけど…
(2005年07月29日 22時05分57秒)
返事を書く
Re[1]:続きの続きの続き(07/29)
春秋子 さん
あ!
うちのブログ宣伝しないと…(笑)
http://plaza.rakuten.co.jp/boushiyak/diary/200503020000/
(2005年07月29日 22時07分27秒)
返事を書く
Re[1]:続きの続きの続き
HEAT1836
さん
春秋子さん、どうもです。
仮説(結論)というのは、ロスチャイルド家が国際金融家の頂点にいるのはではないということについて書いたものでした。
春秋子さんに挙げていただいた、ベアリング・サッスーン・ロスチャイルドなどは、もちろん国際金融家を構成する大きな存在として私も認識しています。
ロンドンを活動拠点としていた時代にはロスチャイルド家などが生まれたように、ニューヨークに活動拠点を移すとロックフェラー家が生まれてきました。しかし、これらの比較的に新しい財閥はその時代に生まれはしたけれども、国際金融家の“主流”(頂点)ではなく、“主流”は、歴史的に「フェニキア→カルタゴ→ベネチア→アムステルダム→ロンドン→ニューヨーク」と主要活動拠点を移動してきた金融家ではないかと考えられるわけです。この地域で新たな“主流”金融家が生まれたのではなく、同じ一族が移動してきたという解釈です。ロスチャイルド家は、たったの200年ほどの歴史しかありませんのでね。
この移動を、私は「乗っ取られた=寄生された」と表現してみたわけです。すみません。
(2005年07月29日 23時24分29秒)
返事を書く
Re[2]:続きの続きの続き(07/29)
春秋子
さん
HEAT1836さん
>主流は、歴史的に「フェニキア→カルタゴ→ベネチア→アムステルダム→ロンドン→ニューヨーク」と主要活動拠点を移動してきた金融家ではないかと考えられるわけです。この地域で新たな“主流”金融家が生まれたのではなく、同じ一族が移動してきたという解釈です。ロスチャイルド家は、たったの200年ほどの歴史しかありませんのでね。
>
>この移動を、私は「乗っ取られた=寄生された」と表現してみたわけです。すみません。
にゃるへそ。
しかしですな。だいたい、その仮説だと、「船舶共有組合」(ソキエタス)から、出店を配置してそこに委託荷を送りつけ合う段階をへて、そこから引受金融業務が分離する段階を見逃してしまいませんか。
最初から「国際ネットワーク」が存在しているのであって、「移転」したようにみえるだけなのではないかと。
妄言深謝 (2005年07月29日 23時34分48秒)
返事を書く
Re:続きの続きの続き(07/29)
金融史ファン さん
HEAT1836さん
>ロスチャイルド家が最大の「金融支配者」であるとは、どうしても思えないというのが私の結論である。
>
>英国は、名誉革命以降、「ある勢力」に乗っ取られた。
>そしてこの勢力は、活動拠点を米国に移した。
>英国に来る前は、活動拠点の中心はアムステルダムだった。
>
>この勢力の正体は、拠点とする国家に寄生する国際金融家である。
>
>少し乱暴だが、これを結論(仮説)とする(笑)
-----
YAHOOを通じてきましたが、この記事は大変面白く刺激的です。どうか思索を続けて続きを書いてください。
(2006年02月12日 01時21分26秒)
返事を書く
Re[2]:続きの続きの続き(07/29)
アルルの男・ヒロシ さん
横レスです。
最近、文春文庫から、海野弘氏の「陰謀の世界史」が発売され(文庫化され)ました。
この本は、カメレオンというか、コウモリみたいなもので、陰謀論をジャンルの一つとして楽しんでみようか、というものです。だから、東谷暁氏のような評論家も読んでいるようです。しかしながら勉強になることは確かで、一読をお勧めします。まだ全部読んでいないので何とも言えないのですが、この著者はマリンズをかなり読み込んでおり、その上で、ゲルフとギベリン(=黒い貴族)の議論に解説を加えております。最近入手したマリンズのネタ元のカシュタインの「ユダヤ人の歴史」にも、この議論は索引を調べる限りでは取り上げられておらず、結局、出典不明なのです。
結局、切り口の問題で、メーソンをテーマにした本を書けば、メーソンの問題が肥大化されてしまうし、ユダヤをそれにした本をかけばユダヤ問題が肥大化してしまう。どれも事実を一断面から見たものに過ぎず、どれも全体を捉えていない。国際金融の視点からものごとを捉えるというやり方が一番無難なのではないかと思いますが、どこまでさかのぼれるのか・・・、という問題は残ります。
カナン人の云々という話はべつにして、国際金融家はどこかで必ず繋がっており、そのネットワークで資金が融通され、革命や戦争が助長されてきたと見る味方は陰謀論でもなんでもないのですが、ともするとこちら側がパラノイア史観の罠に引き込まれてしまう可能性もあって、注意しなければなりませんね。
今のところ、世界皇帝は存在しない。あるのはネットワークのみであるというのが私の見解です。横レス失礼しました。 (2006年02月12日 17時04分37秒)
返事を書く
Re:イングランド銀行設立から…
HEAT1836
さん
金融史ファンさん、思索を続けてなにか「発見」があったらまた書くと思います。頭の中では色々と繋がりが見えていても、それを根拠(論拠)と共に「明確に」提示するには、書く側(調べる側)の苦労みたいなもんがあって、なかなか思うようにはいきません。根拠も論拠も提示せずに書くだけなら、たとえそれが面白くても、それは妄想や空論と似たようなもので「仮説」とすら言えないとも思いますので、私としては、できるだけ資料と一緒に提示したいという考えがあります。まあ、あせらずゆっくりやっていきます。金融史ファンさん、最近はブログの更新を怠ってますが、じょじょに更新していくと思いますので今後もよろしくです。
アルルさん、どうもです。もう手元にはありませんけども、『陰謀の世界史』は3年くらい前に読みました。この手の本は私の愛読書であり、この手の本を読むのは私の趣味だったりします(笑)…同著者による『ハプスブルクの帝国』とか『スパイの世界史』なんかも読んでますので、海野さんの著書は(いま気づきましたが)もしかして私は好きなのかもしれません。……“世界史の謎”みたいな内容の本は、かなり好きだったりします。ジャンルとしては、ノンフィクションものを読むのが圧倒的に多いですかね。『陰謀の世界史』は面白かったと記憶してます。アルルさん、面白そうな本を発見したらジャンジャン紹介して下さい。
(2006年02月13日 09時13分45秒)
返事を書く
Re[1]:イングランド銀行設立から…(07/29)
金融史ファン さん
HEAT1836さん
>金融史ファンさん、思索を続けてなにか「発見」があったらまた書くと思います。(以下省略させていただきます)
御返事ありがとうございます。是非お書き頂ければ幸いです。
結局のところ、金融システムの問題は「各国の国会が通貨発行権を各中央銀行から取り戻すこと」という単純な政治的問題なのかもしれません。(ユダヤやメーソンといった「陰謀論」はそれを感情問題に転化させるだけの仕組みなのかもしれませんね。)現在の民主主義は、「経済の根本を握る貨幣制度は決して民主主義的ではない」という点において壮大な詐欺・虚構なのでしょう。
あと、私は「株式会社制度」というのもかなり胡散臭いと思っています。配当権のみならず、会社経営権(=組織の支配権)まで握る株式制度は実に不思議です。奥の院は銀行制度、ロスチャイルドは株式制度で権力を蓄積したのではと最近疑っております。(多分どなたかが既出されているとは思いますが。)
余談になりますが、例の「謎のネットワーク」の現在の中心についてです。全くの直感ですが「スゥェーデン」という国が怪しいと思っています。実にこぎれいで評判のいい国ですが、最初の中央銀行制度発祥の地であり、スコットランドにも近いし、ノーベル賞で経済学アカデミズムの頂点にもいます。(単なる勘繰りでしょうか?)
あと、歴史的な観点から行けばエジプトやインドが絡んでいそうです。紀元前2000年ごろから高度な文化がある地域ですが、ユダヤ教にこれらの地域が大きな影響を与えている可能性はあまり考察されていません。
想像すればきりがありませんが、歴史的な事実が何よりも重要です。HEATさんの思索に期待と応援させていただきます。
(2006年02月14日 11時01分20秒)
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テンプル騎士団の銀行業務
金融史ファン さん
再びお邪魔します。何かはっきりしたことを書くわけではないので「御耳汚し」程度に御覧下さい。
昨日グラハム・ハンコックの「神々の刻印」を読んでいてのですが、テンプル騎士団(著者は彼らは「アーク」を探していたのでは?と推理しています)は銀行業務を行っていたそうです。ネットで簡単に調べたところ、どうも「為替業務」や「十字軍遠征費用などを国家に貸し付ける(戦争投資?)」など、今の国際金融資本が行っているようなことを既に行っていたようです。彼らはヨーロッパからエルサレムへの広範なネットワークを持っていましたが、これは例の金融ネットワークに重ならないでしょうか?なお、時期につきましては1100~1300年です。
既出でしたらすみませんでした。
(2006年02月15日 11時19分00秒)
返事を書く
Re:テンプル騎士団の銀行業務
HEAT1836
さん
金融史ファンさん、レスが遅れましてすみません。
テンプル騎士団は彼らの一部だと思ってます。
簡単なレスで申し訳ないです。
金融史ファンさんのコメントは歓迎してますので、これからも思うことがあったら遠慮なく何か書いていただけたら嬉しいです。
宗教騎士団
http://rerundata.hypermart.net/ura/hexagon/floors/hatchA5F/hatchOR.html
(2006年02月18日 09時56分36秒)
返事を書く
Re[1]:テンプル騎士団の銀行業務(07/29)
金融史ファン さん
レス、ありがとうございます。
「テンプル騎士団も一つの部分とする『勢力』」の正体、大変興味深く感じます。是非、思索に進展があれば教えてください。
以下は雑談ついでですが、スコットランドでは、フランス王とバチカンによるテンプル騎士団の弾圧が、行われなかったそうです。この辺にイングランド銀行が創設を画策したスコットランド人勢力との関係があるかもしれませんね。(結局メーソン方面へと繋がってしまいあまり実証的とは言えなくなるのですが。)
また、投稿させて頂きたく思いますので宜しくお願いいたします。 (2006年02月19日 01時21分17秒)
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