例えば、持ち家を2000万円のローンで買うとする。ローンの返済に、20年・30年とかかる。たいていの場合、家計はローンを返済するのに手一杯になるだろう。そうすると、資産を買う(投資をして、お金にお金を生ませる)ことが出来なくなってしまう。
これでは、人生の大部分をローンの返済のために働くことになる。金融機関に、お金(利子)をもたらしている状態で、「持ち家」が金融機関の資産になっているのである。ローンが返済できなければ、持ち家を買値より安く売ることになるだろう。
ローンで買った持ち家は、負債である。