怪しい理由
「年利１５％目標」「元本を保証」「過去の実績は２０％平均」
こんなんが本当なら、みんなやってるよ！
こんなデマをだれが信じるんだ？
怪しい理由１
一般に売られている多くのファンド（例えば株式ファンド）は、上がれば利益、下がると損失になる。ヘッジファンドには、上がっても下がっても、横ばいでも利益が出るものがある。
下がったら損、上がったら利益が当たり前だ！
こんなんが法律で許されるハズがない！
怪しい理由２
元本が保証されているものがある。
世の中、ペイオフだ、自己責任だ、という時勢に、「元本保証付き」とくれば、これはもう詐欺の世界だ！
私は元本保証ファンドをお薦めしません。手数料が余分にかかります。
それ以上に大事なのは、ファンドの運用方針等を十分に理解すれば、元本保証が気休めであることがわかります。
怪しい理由３
ファンドの利益が、為替リスク（為替の変動幅）よりも大きいなら、為替リスクは回避することができる（円建て有り）。
怪しい理由４
利率が１０～２０％
銀行預金に利息が、0.001%の時代に、10％の利率がでるわけがねぇ！
外貨預金の金利だって、10％もあれば、まともな通貨ではない！
運用益はコンスタントに10％になるわけではありません
怪しい理由５
リスク
世の中に天才はいない。いかにうまく運用する人がいても、リスクはなくなるわけがない。
怪しい理由６
タックスヘブンでは、利子（運用益）に税金がかからない（通常利子の２０％）。
タックスヘブン自体が怪しい。わざわざ怪しいところに投資する理由はない。
怪しい理由７
国内ファンドよりも、最低預入金額は大きい場合が殆ど（小額でも$1000以上）。
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