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マカオのセドナ広場は、日が落ちた黄昏時が綺麗です。旅先の異国の地で一人たたずむ背中に優しい風が吹き建物から漏れる暖かな光が、懐かしいころを思い出させてくれます。
2012.11.25
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パリ モンマルトル テアトル広場所せましに、似顔絵を描く画家、パリの風景を描く画家であふれているテアトル広場。芸術の都、パリらしい風景の中にたたずみ、ユトリロたちが暮らしていた、モンマルトルの雰囲気に浸かる。
2012.03.04
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シンガポール・セントーサ島での休日。リゾートホテルのプールでくつろぐひと時。ハード ロック ホテルのプールサイドの朝は爽やか。
2011.11.23
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ANAで行く美登利寿司羽田から銀座へ直行。高架下をひたすら新橋方向へ南下すると、美登利寿司銀座店が現れる。カウンターへ陣取り、元気な板さんを前に、早速寿司と向き合う。まず、旬のヒカリモノづくし。鯵も鰯も口の中でとろけていく。次に、穴きゅうロール。茶碗蒸しなどもいただき、追加で一品寿司を少々やる。満足感が漂ってきたところで、あがり。腹ごなしで街角をブラブラ。アップルストアでパッドを触り、スタッフとパッド談義を少々。あらためて、スティーブ・ジョブズの偉大さを感じる・・・銀座4丁目から有楽町へ向かう道すがら、阪急メンズ館を冷やかし、目を肥やす。そろそろ時間、ANAが待つ羽田へ向かう。
2011.11.19
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秋雨のつゆに、赤く燃え上がる桜の落ち葉が輝く。桜の香りをほのかに漂わせつつ、散りゆく落ち葉。花の後に、夏の盛りを勢いよく成長し、円熟の秋を迎える。最後に良い味を出しながら、落ちてゆく。葉としてここまで来たか。今年の日本の春夏を一緒に味わって、大好きな秋に包まれて大地に帰ってゆく。夏に輝き、秋に味を出しながら散ってゆく桜の葉のように、真摯に綺麗に生きていきたい。
2011.11.11
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早くもクリスマスツリーがお目見え。羽田空港 第2旅客ターミナル 出発ロビー センター 2011年11月これからの2カ月、クリスマスまでの数々のドラマを見つめるであろう羽田のクリスマスツリー。ANAの航空機たちが、今日も全国へ向けて、忙しく飛び回ろうとしている。
2011.11.06
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夏の暑さも和らぎ、秋の雰囲気を感じることが増えた、とある日まだ青いどんぐりが、水水しい苔の上に小さな秋を見つける
2011.11.06
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秋の空 2011年 日本DSC_0169 posted by (C)日々気まま日本には、良い空がある。良い水がある。軟水は、硬度20度から30度。この水が体にしみこむ。ご飯は、美味しく炊きあがるわけだ。味噌汁も、ナチュラルに香り、すすると美味い。フランスのエヴィアンは、硬度304度の超硬水。パリに滞在したときに、パッケージとデザインの良さに惹かれて毎日エヴィアンを飲んでいたら調子が崩れてきた。パリで飲むなら、やや軟水のヴォルビックが体に合う。そして、秋のすじ雲が、ノスタルジックに広がる。子供のころから今までを見守ってくれた秋の空。仕事漬けで、空も見ることもなかった昨今。大切な休日に、秋の空を見ることができた幸せ。苦しいけれど、どんどん新しい経験をさせてくれる仕事。小さな日本でやっているけど、もっともっと世界全体に出たい。真珠の涙のような、貴重な短い休日。今日は、なぜか日本の四季が、そして空までもが愛おしい。
2011.09.18
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甘党にとっても、魅力的な銀座。元祖あんみつの店、「若松」であんみつをいただく。DSC_0157 posted by (C)日々気まま抹茶アイスのあんみつは、至福のひと時。DSC_0158 posted by (C)日々気まま黒蜜も好みで、かける。抹茶とのコラボを楽しんだ後は、黒蜜を絡ませ寒天をいただく。最後に、お茶で締め、店を後に。くせになりそうな 銀座、若松。 あんみつ専門店。銀座4丁目から、少し南の路地に、昭和の雰囲気を今に残す店。DSC_0159 posted by (C)日々気まま
2011.09.18
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夏の軽井沢。朝の森。木漏れ日が心にしみる。軽井沢 posted by (C)日々気まま夏の終わりに。やがて、秋が来て色づいていくであろう木々。
2011.09.16
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夏本番。銀座も暑い日々。銀座ひまわり posted by (C)日々気まま相変わらず、ひまわりも夏に彩りを添えている。
2011.08.14
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梅雨明けの夏本番、東京銀座4丁目の花屋さん、ヒマワリが映える。DSC_0096 posted by (C)日々気まま夏は黄色が合う、銀座の街角。ここでも十分季節感を感じることができる幸せ。DSC_0095 posted by (C)日々気まま暑さから逃げるようにカフェへDSC_0100 posted by (C)日々気ままアイスロイヤルミルクティーを飲みながら、夏を眺める。DSC_0099 posted by (C)日々気まま2011年の夏が、ここでも過ぎていく。DSC_0101 posted by (C)日々気まま
2011.07.17
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今回は、神戸空港から羽田空港へナイトフライト。三宮から、ポートライナーで18分と至極便利な神戸空港。コンパクトにまとまり、無駄がない。ANA416 神戸(UKB)発21:15 羽田(HND)着22:30神戸・南京町で中華を楽しみ、三ノ宮で夜景を見ながら珈琲をやって、ANAで快適なフライト。その後、東京・六本木でカクテルに酔う・・・神戸から東京へ、また一つ魅力的な移動が加わった。
2011.07.16
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ANAで羽田へ着陸。 東京 銀座から有楽町方面へ。大人がほっと一息を入れる場所、椿屋珈琲店 有楽町茶寮有楽町椿屋珈琲店 posted by (C)日々気まま店内は、大正デモクラシーの雰囲気を醸し出す。小腹がすいてきた、お昼時。名物のカレーをいただくことに。有楽町椿屋珈琲店 posted by (C)日々気ままマイルド派には、しっくり来る濃厚なコクがあるルー。有楽町椿屋珈琲店 posted by (C)日々気まま締めは勿論、珈琲。大好きな、ゆっくりな時間が流れていく。有楽町椿屋珈琲店 posted by (C)日々気まま銀座界隈で、また行きつけになりそうな場所を見つける。少しずつ増えていく、都内での止まり木。有楽町椿屋珈琲店 posted by (C)日々気ままさて、名画座に行くか、神田の本屋街へ行くか。それとも、もう少し、珈琲とAndroid端末で作戦を立てるか。
2011.05.28
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東京散歩 快晴。 空が澄み渡る東京は美しい。銀座4丁目から有楽町を通り、日比谷へ。日比谷交差点。皇居の角で、日比谷通り・内堀通り・晴海通りが交差する。日比谷交差点 posted by (C)日々気まま内堀通りから、皇居・二重橋方面を望む。日比谷公園 二重橋方面 posted by (C)日々気まま日比谷公園の入り口。長い歴史を見てきた場所。そして今も、人々の憩いの場としてたたずむ。日比谷公園 入口 posted by (C)日々気まま日比谷公園の噴水広場。平日の昼休みは近隣のビジネスパーソンの憩いの場。休日は、日光浴や散歩、写真撮影と、のんびりムード。日比谷公園 噴水 posted by (C)日々気まま日本を代表する数々のイベントで、華麗な花の演出を支える日比谷花壇。店自体も進化しており、大胆なガラス使いの建物は「Good Design」受賞。日比谷花壇 posted by (C)日々気まま日比谷公園の向かいには、帝国ホテル。国内外のVIPを迎え、風格をはぐくむホテル。伝統と落ち着きの中に、凛とした上品さが漂う。日比谷 帝国ホテル posted by (C)日々気まま
2011.04.23
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今年は福岡で幕が開けた。初詣で、にぎあう太宰府。ゴッホ展も開幕。DVC00802 posted by (C)日々気まま名物、梅ヶ枝餅。DVC00803 posted by (C)日々気まま境内で今年の神頼み。DVC00810 posted by (C)日々気まま九州国立博物館前では、餅つきも。P1010954 posted by (C)日々気まま館内は、ダイナミックなデザイン空間。ゴッホと出会うのが楽しみ。P1010955 posted by (C)日々気まま
2011.04.10
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東京に滞在。ANAで東京に着陸。羽田空港 第2ターミナルは、快晴。乗り換えの有楽町/銀座。2011年の 東京マラソンは、2/27。都庁、東京駅、皇居、東京タワー、銀座4丁目交差点、浅草雷門、ビッグサイト、東京観光コースを走る。銀座を走るのは、気持ち良さそうだ。銀座界隈、高級ブランドや、カジュアルブランドの店がひしめく。そして、街にあふれる中国語。リッチな中国人観光客は、今や銀座でも大歓迎。今日は、成功させる仕事が一本。臨戦態勢へ気分を持っていくため、スタバで一杯。クール&タフ、そして愛嬌で、勝ちを取りに行く。
2011.02.20
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京都に滞在。京都駅前を手軽に散歩。七条通りから烏丸通りに出る。折角だから、寺を見てみる。東本願寺。大きすぎる寺門、そして境内。柱一つでも、歴史を見てきた感がある。京都タワーも垣間見れる、この位置で、なぜか烏丸通りと車道が分かれている。早くも古都の雰囲気が、ビシバシ出ている。いにしえの時代から、東本願寺の周りの水路はあったのか?独特の雰囲気を持つ京都。画一化された都市が多い日本の中では異色の存在。ある意味、日本ではなくて、外国の都市のように、味を出している。一度訪れたぐらいじゃあ分からない奥深さ、クセの強さ。海外に行かずとも、国内で非日常を楽しめそうな京都。夜の八坂神社。妖艶なライトアップ。足元の祇園では、舞妓さんの華やかな姿もちらほら。御座敷とやらで、庶民にはうかがい知れない人間模様が今夜も展開されているのか?夜の祇園の雰囲気を楽しみつつ、一杯飲る。伏見の日本酒が美味い。冬の京都に熱燗で乾杯!祇園・四条周辺、京都一の繁華街。
2011.02.19
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久しぶりの関西、大阪梅田から、チョコレート色の阪急電車で神戸へ向かう。山手の雰囲気を味わいたくなり、途中でふと降り立つ。阪急神戸線 岡本駅。芦屋や夙川もよいが、岡本界隈の上品の中にも落ち着いた街が、私を癒してゆく。駅前から緩やかに下る坂道沿いには、洒落た喫茶店やケーキ屋、雑貨屋など。神戸のパンといえばドンク。ドンク岡本店の2階でアールグレイの紅茶をストレートで飲む。林檎のタルトの甘さと紅茶の苦さに、現実が溶けていく午後のひと時。神戸に来たときに、つい立ち寄りたくなる街だ。
2011.01.25
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東京の台所、築地市場へ。東銀座駅から、晴海通りを築地へ向かうと、歌舞伎座を過ぎたあたりから、銀座の雰囲気が急速に庶民的になる。いざ、築地市場場内へ踏み込む。そこは、卸しのプロが集まる戦場。青森、福岡ナンバーの長距離トラックが、場内を猛スピードで走りまわりその間を魚を積んだフォークリフトやターレットがすり抜ける。男の仕事場、築地。場内の古さは、大正・昭和の雰囲気を今に伝え、まさに、アジアの混沌とした市場。東京に居ながらしてアジアの市場の雰囲気を味わえる。卸したての海の幸を味わいに、場内の飲食店、海鮮丼の「大江戸」へ。ドンブリから溢れんばかりの海鮮に舌鼓を打つ。戦後・高度成長時代を思わせる、頑丈な作りの自転車。今でも売っているのだろうか?築地を堪能した後は、築地本願寺へ。エキゾチックな寺、古代インド様式の建造。これまた、アジアの都市の寺に訪れた気分になる。
2011.01.25
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休暇を過ごすシンガポール。昼下がりに、オーチャード駅で降りて、グッドウッド・パーク・ホテルへ向かう。街中にも関わらず、緑にかこまれたコロニアルホテル、グッドウッド・パーク・ホテルしばし、街の喧騒からお別れ。今日は、ゆったりとアフタヌーンティーをいただく。プールサイドの席へ案内され、オープンな雰囲気を楽しむ。プールサイドで過ごす午後のひと時。アフタヌーンティーのメニュー。紅茶は好きな紅茶を選べる。まずは、ダージリン、そしてアールグレーへと味わう。サンドウィッチや、スイーツはバイキング形式。一品一品が、凝ってあり美味しい。ゆっくりとお茶を味わいながら、プールサイドで午後のそよ風を受ける。日ごろの忙しさから体と心を開放させてゆくひと時。
2010.12.01
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新しい観光スポットが次々と生まれる、シンガポールマリーナ・ベイサンズのホテルの屋上プール。高層ビル群や、シンガポールの街並みを眺めながらリゾート気分で泳ぐ。シンガポールへは、JAL719で飛び立つ。到着は夕方。空港直結のMRTに乗り込み、クラークキーのホテルに着いた後は、リバーサイドのレストランで、夜景を見ながらシンガポール到着に祝杯をあげる。
2010.11.25
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大阪キタをぶらぶら。阪急界隈は、大阪らしい華やかさとスマートな雰囲気がミックスしてホットな流行発信地。阪急百貨店の改装もものともせず、HEPやNAVIOといった阪急3番街をオリジンとして、今の勢いに乗っていくファッションビルたち。観覧車もお馴染みに。若い人たちに囲まれて、HEPの上層階で梅田では数少ないスターバックスで一息つくのもヨシ。阪急百貨店のこだわりのスイーツは、デパ地下ならぬ1階で展開中。御影や芦屋の名門スイーツも、手軽に手に入る。阪急梅田駅の9番線まであるホームで、チョコレート色の阪急電車が京都・宝塚・神戸へ同時に出発するこだわりを見送れば、ノスタルジックな大阪を満喫。大阪駅北側のヨドバシも、大阪に来た時は立ち寄る定番。ビジネスの片腕としてのITツールのチェックはもちろん、こだわりの一眼レフ、腕時計をじっくりと品定め。阪急メンズ館で目星をつけたスーツや鞄と、時計を合わせるイメージを膨らませるのも、楽しいひと時。これぞという一品をじっくり選んでみたい。
2010.11.12
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香港は、朝から活気あふれる。ランガム・プレイス・ホテルで、爽やかな朝を迎え、旺角周辺を散歩。旅先で、もらえる元気。貴重なこのエネルギーを心のうちに溜める。八百屋には、ドリアンやスイカが山積み魚屋では、暴れる魚をさばく肉屋兼料理屋では、美味そうな肉が吊るされている街をぶらぶらした後、中華のファーストフード:「大家楽」で朝ご飯。肉団子入り粥と米皮、チャイも。地下鉄で、九龍の先、香港島が望める尖沙咀で下車。海を望む。風が気持ち良い。香港島の中環のビル群。世界の経済を引っ張っていく中の一つ。風水も考えられているとか。ここでも、良い気をもらったような気になる。佐敦周辺まで、歩いて北上する。サトウキビ?竹? 食料品以外のファッションや雑貨は、夜が遅い分、朝も遅い香港。香港から去る前に、食べ逃す訳には行かない、小籠包。そして、許留山のマンゴーアイス&マンゴープリン&白玉。
2010.09.26
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ベトナムから香港へ。キャセイ・パシフィックで移動。香港国際空港に到着。この活気。久しぶりに浸る。早速、体に馴染んでくる香港。空港直結の高速鉄道:AEL乗り場へ。機場快線(AEL)と地下鉄で市内に向かう。今回の香港、本拠地は旺角。香港西武とランガム・プレイス・ショッピングセンターに隣接した、ランガム・プレイス・ホテルで贅沢な数日を過ごす。部屋は、21階。現代的なセンスでまとめられている。シスコ・システムズの多機能インフォメーションシステム、ブルーレイ再生機、i-pod用スピーカーも装備。ガラス張りの浴室からは、香港の夜景が見渡せる・・・香港の甘味と言えば、許留山。市内のあちこちにあるが、ランガム・プレイスを出たところにある許留山に飛び込む。小豆と白玉が、体にしみる。お腹もすいてきた。吊らされた食材が、食欲をそそる。中華三昧。鳥一羽(顔つき)を食す。美味い! 美食の香港・・・離れたくない。食事の後は、旺角の街をぶらぶら。屋台の串揚げもうまそうだ。先達広場は、本物・偽物もケータイで溢れる、携帯電話屋のカオス。まだまだ、これから盛り上がる香港の夜。溢れる商品、買い物天国、香港。
2010.09.03
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アイスクリームが、意外と美味しい灼熱のホーチミン。シクロの乗り物を形にしたアイス。中心部ベンタインバスターミナルからほど近い有名なファニーに入る。アイスとベトナムコーヒーの絶妙な組み合わせ。甘いアイスを食べた後のコーヒーが美味い。ベトナムコーヒーに目覚めてしまった。店内の落ち着いた雰囲気に、ホーチミンに居ることを忘れてしまう。涼しい店内で雑誌や新聞を読んだりつつ、ゆっくりと時を過ごす。騒乱のホーチミンで、しばし静かな時を過ごす・・・
2010.08.15
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ホーチミン・チョロンのティエンハウ寺(天后宮)ネコに出会う。暑く騒々しい喧騒に面して、寺の門がたたずんでいる。一歩入ると、外の喧騒とは無縁の静寂が漂う。ベトナムで中国・華人のよりどころ。1か月は燃えるという線香が天井からつるされる。熱心に拝む人たちに影響されて、線香を購入。線香で、旅の安全と、遠く離れた者たちの幸せも拝む。ベトナムの旅、また一つホーチミンの違った顔に出会う。
2010.08.08
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ベンタイン市場の前はバスターミナル。ロータリーの真中にアイランド状になっているバスターミナルまでバイクと車の波の中、度胸だけで車道を渡りたどり着く。「バスなんかより、オイラのバイクタクシーで行こうぜ!」と客引きがたむろ。チョロン行きの路線バス:1番を探す。外見は綺麗なバスたち。中もまずまず。女性の車掌さんが、乗車賃を集める。テキトーにやっているように見えて、ちゃんと乗り込んだ人から3000ドン(約15円)を徴収する。プロである。日本人には、バス料金15円は安く感じるが・・・チョロンが近づいてきた。路面にせり出す屋台の店。路線バスは徐行して、狭くなった道路を店を避けつつ進む。路線バスに迫る、南国のフルーツたち。ベトナム帽子をかぶり仕事に精を出す。チョロンに到着。ベトナムと中国の雰囲気がミックス。中国人が開拓したビンタイ市場。異郷の地で、ここまで立ち上げた、華人はタフだ・・・ビンタイ市場の中は、気温35度とヒト・モノの熱気で相まって、汗が滝のように流れる。もちろんエアコンなし。ここから、メードイン・ベトナムが世界各地に卸されるのか。市場の周辺では、暑さ?で夢半ばの店の主人も。
2010.07.24
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ベトナム、ホーチミンの旅昼食をベンタイン市場近くの「フォー2000」で食す。流石に、既に5杯は試したフォーは食傷気味。チキンライスとコーラで気分を変える。ランチセット。チキンはこんがり美味い。コメはアジアの細長いタイプ。清潔感あふれる店内。コーラは缶で出され、箸、フォークはナプキンにくるまれている。ベトナムとは思えない・・・何を客が望んでいるかを敏感に感じて、どんどん進化している。クリントン元大統領も訪れたようだ。チェーン店で食べるとは。日本なら、大戸屋ごはん処に大統領が訪れたようなものか。もはや歴史の一コマになりつつある。ベンタイン市場前のロータリー。向こうに韓国資本の高層ビルが建設中。韓国・中国の資本の進出が激しい。日本の企業は出遅れ感が。広告だけは、日本企業も奮闘している。平屋のベンタイン市場。どかんと一等地を占拠している。ベンタイン市場に入っていく。観光地化した市場内。偽物・本物の衣料で溢れる。狭い通路の両側から、次々腕を掴まれ、「安いよ」と日本語でからんでくる、商売熱心なベトナム人。欧米人には英語、日本人には日本語。3ヶ国語を操る商売人達。勉強熱心、仕事熱心。ただし、うだる暑さに地元民もキレがない。衣料、雑貨、かばん、食品とエリアが分かれている市場の中。ベトナムは、今ドリアンの季節。独特の匂いが、市場を席巻する。蒸し暑いホーチミン。人々の熱気でさらにヒートアップ。
2010.07.21
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ホーチミン中心の公園を抜けると、統一会堂が現れる。1975年4月30日に解放軍が突入した、サイゴン陥落の象徴。今の平和な風景からは、当時の想像をつけることができない・・・アジア、ホーチミンらしい歩道。シクロを手入れしている姿も、風景に溶け込んでいる。ありのまま、という感じで却って安心してしまう。信号待ちで、すぐ溜まるバイクの群れ。排気ガスを気にしてかマスクも流行っているようだ。道という道、川の流れのようにバイクの大群がうねっている。ホーチミン、空気の悪さは格別である。戦争証跡博物館に到着。この国の歴史、ベトナム戦争を認識しておきたい。昔見た映画、「地獄の黙示禄」の記憶も、もうおぼろげだが。これらが本物であること、そして酷い戦争の悲惨さを館内の写真展示で知ることになる。枯葉作戦をはじめ、やってはいけないことをやってしまった戦争。残酷な状況にマヒしている人間たち。振り返ると、人間は本当に愚かな部分を持っている。すぐに愚かになる。戦争証跡博物館 28 Vo Van Tan St. Dist.3 HCM City
2010.07.07
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ホーチミン中心部にそびえ立つサイゴン大教会南国のゆるさを醸し出しつつ、コロニアルな雰囲気を醸し出している。昼間のホーチミンで一番美しいと感じる風景。教会の周りでは、カメラマンやスタッフを従えて、幸せいっぱいの花婿、花嫁が挙式後の記念写真を撮るのに人気のスポット。ホーチミンで挙式を挙げることができたベトナムの人の人生一番の決め所。カメラマンの指示に、ポーズを決める姿に周りの観光客も祝福を添える。横に落ちているゴミを気にしないところがベトナムらしいが、まだまだ、これから成長するであろうホーチミンで、等身大の幸せを感じているようだ。日本人は満足できなくなったことも、ここではしっかりと幸せを見つけている。教会の向こう側は、道路を挟んで緑濃い公園。昼時は、多くの人がくつろぐ。公園に集まる老若男女。公園を貫く道路もバイクであふれる。忙しいホーチミンの人たち。教会や公園の周りは、近代的なビルがどんどん立ち並んでいく。ガラス張りの高層ビルに、綺麗に刈り込まれた芝生と噴水。ブランド店が入る。まだ、このビルが初めてのようだが、これから市内のあちこちで近代的なビルが立ち並んでいくことだろう。変わりゆくホーチミン。サイゴンの面影を残すのも、あとわずかの間かもしれない。
2010.07.03
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中央郵便局ホーチミン、レジェンド・ホテル・サイゴンでリラックスした一夜を明かし、街へ繰り出す。ホテルの市街地直結の出口から一歩でると、早速バイクだらけの歩道。街じゅうバイクが川の流れのように途切れなく走っている。市内中心部は、標識も整備されている。レタイントン通り。ホーチミンで一番有名なドンコイ通りまで、出てきた。 昼間の市民劇場。小奇麗にされており、ホーチミン市民自慢の場所であることがよくわかる。隣に位置する、ホテル・コンチネンタル。フレンチ・コロニアルの優雅な朝が始まっている。夜のライトアップも良いが、明るい所で見る建造物の造りも素晴らしい。ドンコイ通りも朝はスロースタート。店が開くのも遅め。並木の木陰は、やや涼しい風が心地よい。バイクタクシーに、引っかかっている欧米人。観光客から、ぼったくるためには、英語ぐらいは話せないといけない。したたかなベトナム人は、勤勉だ。鮮やかな絵が南国の雰囲気を盛り上げる画廊がちらほら。レクサスや、BMW、ベンツも増えてきている。成功した者とそうで無い者の差が広がりつつあることを実感。フランス統治時代に建てられた中央郵便局に到着。コロニアルな雰囲気は、さすが観光名所。サイゴンが、ホーチミンになった由来のホーおじさんの肖像画。「おじさん」という言葉が実に似合う風貌。中央では、土産物売り場ののカウンター。流石に郵便局内では、適正価格で販売がなされている。ここで相場を押さえておくのも一つの手か。天秤棒をかついで、ココナッツジュースを売るベトナム人。うだる暑さに思わず手が出てしまう・・・熱く濃いベトナム・ホーチミン。午前中の散歩は、まだまだ序の口の展開だった・・
2010.06.23
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ベトナムのビールは333だが、現地の人の間では、Tigerが人気No.1実は、シンガポール産。ベトナムの蒸し暑い夜に、冷えたビールが効く。キリリと冷えたビールをやりながら、熱いフォーを食す。文句なしに美味い。米の麺。牛肉入りは、フォー・ボー。ライムを少し絞り、モヤシを入れる。シャキシャキしているモヤシが、フォーと絶妙に合う。香草は、好みが分かれるところか。清潔な店内のフォー24。ホーチミン市内に多数。遅くまで賑わう街を後に、サイゴン川沿いのレジェンドホテルへ。レジェンド・ホテル・サイゴン慣れた世界標準の部屋と、南国のリゾートを感じさせる。外の喧騒から、解放されるひと時。明日からの旅を活性化させるために、睡眠は重要だ。南国、ホーチミンで迎える朝。ホテルのプールサイドで、体をほぐす。部屋から見るホーチミン。一見、東京と見間違える・・・発展により特徴をかき消された、平凡なアジアの都市になってしまったのか・・・そんなはずは、無い。生のベトナムを感じるために、今からホテルを飛び出して、この目で、この体で、本当のホーチミン・サイゴンを確かめる。フォー24:05 Nguyen Thiep St., Dist. 1, HCMC, Vietnam
2010.06.20
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久々の休暇。足を向けたのは、フレンチコロニアルの香りが漂う喧騒の街、ベトナム、ホーチミン(旧サイゴン)キャセイ・パシフィック航空で、香港からホーチミン入り。ホーチミン・シティーは、胡志明市と表現するらしい・・・(キャセイ・ベトナム航空共同運航便:機材はキャセイ)香港からは、2時間30分で、ベトナム・ホーチミンに到着。航空機から降り、日本のODA(税金)で3年前ぐらいに建てられたホーチミン・タンソンニャット国際空港の小奇麗な国際線ターミナルで、機嫌良く入国審査。空港内のホテル案内所で、タクシークーポンをUS8$で購入し、タクシーに乗り込む。今回はアメリカ人と相乗り。(インフォメーションセンターは10$、ホテル案内所は8$と空港内カウンターでも、タクシークーポンの値段が違う)タクシーの助手席にドーンと座り、景色を楽しむことにする。後ろの相乗りアメリカ人は、i-phoneで何やら熱心に検索中。ホーチミンは、夕刻から夜へ変わる時刻。バイクだらけの怒涛の喧騒と、帰宅ラッシュの大渋滞に巻き込まれる・・ホテルにチェックイン後、夕涼みにブラブラと街へ出てみる。夜は、あらゆる都合が悪いものを隠していく・・・蒸し暑さとバイクの喧騒も、闇に溶けて心地よいひと時。市民劇場も涼しげにライトアップ。暑さも和らいでいく。80年以上もサイゴンの長い歴史の混乱を知っている、フランス植民地時代から続くレックスホテル。サイゴン最古のホテル・コンチネンタル。コロニアルの雰囲気に浸れるひととき。人民委員会ビルの前の噴水広場では、夕涼みに来た家族やカップルが、記念撮影に興じる。小さな幸せを嬉しそうに感じてる姿は、今ベトナムが盛り上がりつつあることを実感させるに十分。フライト:CX765:HKG 16:20 - SGN 17:50 One world
2010.06.06
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去年、パリで出会ったオルセー美術館の絵画の数々。オルセー美術館の大規模改装工事のため、普通は絶対に外に出ることのない名画が、キャンベラ~東京~サンフランシスコ~パリと、東京を含めた世界を廻る最初で最後の機会。オルセー美術館展 2010日程:5月26日(水)~8月16日(月)場所:国立新美術館(六本木)そして、ゴッホの星降る夜もやってくるらしい。パリで、思わず涙を誘ったこの絵に、再び東京で会える・・・夏のパリ、オルセーの屋上で、絵に圧倒された気持ちを風に吹かれてほぐしたあの日。今度は、初夏の東京にゴッホ達の絵を迎える。日本のたくさんの人たちが、絵から湧き出るオーラを感じることを祈りつつ。オルセーの絵画が、東京の次に向かうのは、サンフランシスコ。デ・ヤング記念美術館も、思い出の地。坂の街サンフランシスコのゴールデン・ゲート公園の中にたたずむデ・ヤング記念美術館とリージョン・オブ・オナー館サンフランシスコ駐在中に、幾度となく足を運んだデ・ヤング記念美術館をオルセーの絵画が巡るのも、因縁を感じる。オルセーの絵画たちの長い旅の成功は訪れる先々で、世界の人々の心に絵が焼きつくことかもしれない。国立新美術館:東京都港区六本木7-22-2オルセー美術館:1 rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris, Franceデ・ヤング記念美術館:50 HAGIWARA TEA GARDEN DRIVE, SAN FRANCISCO, CA, U.S.A.
2010.04.08
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上海、勝負の一日。ボリュームのある仕事を無事こなす。解放されて、ビルから外へ。一人タクシーに乗り込み、地下鉄の駅へ向かう。走馬灯のように、上海の街並みが車窓から流れていく。プラタナスの並木を、しっとりと濡らす上海の雨。オールド上海の面影を残した旧フランス租界地。フライトの時間がやや迫るまで、仕事に追われてこの街並みに自分をゆっくりと置くことができないのが、ちと残念。地下鉄1号線:衝山路駅に到着。クールダウンするために、少しの時間ではあるが、駅の横にある唐韻茶坊で、茶をたしなむ。お茶のセレクトは、大好きな東方美人。台湾の茶館で出会って以来、この烏龍茶に惚れ込む。飲んでいると、頭の奥のほうで、ほのかな甘さが感じられる。紅茶とも近い関係にあるこのお茶、今日も飲めて幸せ。店内は落ち着いた雰囲気。一人でテーブルにノートPCを置いてDVDの映画を見入る若い女の子、グループで東洋の雰囲気を楽しむ欧米系の婦人方、茶をじっくり味わう、紳士の姿も。一人で、落ち着いた雰囲気を楽しむ。テンぱっていた気持ちも少しほぐれてきた。さあ、飛行機の時間もいよいよ迫り・・・上海の地下鉄も上海万博に向けて、拡張&リニューアル。一番古い地下鉄1号線も、綺麗になっている。今や地下鉄の一大乗り換えターミナルの人民広場駅で、地下鉄2号線に乗り換え。賑やかな喧噪が感じられる成長著しい上海。人々も街もどんどんファッショナブルに変わっていく。人民広場駅の乗り換えコンコースは、巨大ターミナル。地下鉄2号線 龍陽路駅で、乗り換え。上海浦東国際空港へ向かうリニアモーターカー時速430km/hで、上海の気分がどんどん飛ばされていく。上海浦東国際空港到着。いよいよ日本に帰国。さらば、上海。唐韻茶坊:上海市徐家区衝山路199号 衝山路×近高安路
2010.02.26
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中国出張:青島流亭空港から上海虹橋空港へ向かいます。青島空港は、旧正月の飾り付けが綺麗。新しくて綺麗な空港。中国東方航空で、上海まで約1時間20分のフライト。夜の便なので青島出張帰りのビジネスマンで混んでいます。日本人の人も結構乗っています。上海-青島はビジネス路線でしょうか。(かく言う私も出張移動中)中国の航空機はよく遅れます。この日も着席してから1時間も動きませんでした・・・夜 20:30 無事、上海虹橋空港へ到着。虹橋空港は、街中にある中国国内線がメジャーな空港。ちょっと古めの空港は、昔の羽田空港の雰囲気を醸し出しています。多くの人たちで、ごった返す空港。荷物受け取りターンテーブルは、段ボールの箱の山があちこち。一応、虹と橋のディスプレーがあったりして。空港ターミナルを出ると、そこは上海。やっぱ、良いですね。タクシー乗り場は、すごい行列ですが、ズンズンさばける。日本と違い、5台以上平行に並んでどんどん乗りこむシステム。元締めのおっさんが、どのクルマに乗るか客に指示を飛ばし、次々とゴーカート状態でタクシーが発車します。このスピード感!上海だぁ~。 行けー!「グーベイ・ジャールーフー!(古北・家楽福)」夜遅くなりましたが、上海の冬、晩御飯は火鍋屋さんへ。虹霞火鍋 で、現地の知り合いの駐在さんたちと合流。辛い鍋と、鶏がらのマイルドな鍋が半々です。一度に両方楽しめる。タレも選んで、いろいろと楽しみます。上海と言えど、冬は結構冷え込む夜。久しぶりの上海で、話も盛り上がり、鍋で暖まります。牛や羊のしゃぶしゃぶ、エビ団子、湯葉等どんどん食べる。今回のゲテモノは、豚の脳みそ。食ってよいの?って感じでしたが、意外と美味い。全員で、結構美味いね、なんて言いながら鍋から掬いあげて食べました。朝です。上海・古北のいつものマンション(ホテル)。前夜の火鍋パワーで、ボリューム感ある仕事も一挙に進めそうな予感。今日一日が勝負。タクシーで先方様に行ってきます~。虹霞火鍋 :仙霞路510:水城路×仙霞路
2010.02.21
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久しぶりの中国入りです。仕事で青島流亭国際空港から中国に入りましたが、青島市内は全く寄らず通過状態。そんな中で、青島駅発着の動車組(新幹線)に乗ったのは貴重な体験。途中駅に入ってきた動車組(新幹線)和階号。在来線と共通線路を使用。そのためか最高速度は、200kmで抑え気味。動車組(新幹線)は、列車番号がDで始まる。青島駅から一番多い動車組は、済南⇔青島 D6000番台 2時間少し北京⇔青島 D50番台 5時間少し上海⇔青島 D70番台 9時間超え も1日1本車内は、まったく日本の新幹線と同じ。東北新幹線「はやて」の移管らしい。途中は、畑が永遠と続く大陸。島国とは異なるスケールを感じる。青島駅に到着。青島駅は、歴史が感じられる古い駅。今や中国国内を縦横無尽に走る新幹線。高速専用線路もあちこちで開通し、近隣主要都市が短時間で結ばれていく。テイストの違う都市間の交流やビジネスが活性化するのも大いに楽しみ。
2010.02.19
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神戸にやってきました。 お目当ては異人館のスターバックス。スターバックス神戸北野異人館店は、北野の異人館街から少し下った坂の途中にありました。ちょっと小奇麗ですが、雰囲気は良く出ています。異人館の古い建屋を保存も兼ねて、スターバックスが営業しています。中は、明治のハイカラな時がゆっくりと流れています。二階の陽だまりの外廊下。こうゆうところで、のんびりするのはたまらなく好きです。落ち着いた雰囲気の館内。好きな場所で、コーヒーを飲むことができます。暖炉も本物。でも薪は燃えていません・・・外国人の人や、本を持ち込んでゆっくり過ごす人、カップルの人たちも落ち着いた雰囲気を楽しんでいます。外の晴れた天気が眩しい。一息入れたら、神戸・三宮の街へ繰り出します。
2010.01.11
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ロンドンもいよいよ最終日。ローマ~パリ~ロンドンの旅もラストです。曇りがちのロンドンも今日は晴れています。お世話になったアパートメント:シタディーヌ・サウスケンジントンとも今日でお別れです。外観は古いですが、2重ガラス戸でメゾネットタイプの最新の部屋で居心地はなかなかグッドでした。荷物は昼過ぎまで預かってもらいます。日本へ戻る飛行機は、夕方。それまでロンドンをぶらぶらすることに。地下鉄に乗り、チャリング・クロス駅で下車。またまた、ロンドンのへそ、トラファルガー広場にやってきました。ぶらぶらと、西へ歩いていきます。ザ・モールからバッキンガム宮殿がちらっと見えます。お土産屋やバー、フィッシュ&チップスの店が並ぶ、観光客向けの通りです。ウエストミンスターにやって来ました。ロンドン・アイがゆっくりと回っています。そして、ビッグ・ベン。最後の日にやっとまじかで見る。周辺は、世界各地からの観光客で賑わっています。ウエストミンスター寺院も見て、もう思い残すことはないかな?もっともっと、ずっと居たいロンドン。でも飛行機の時間は迫ってきます。地下鉄ピカデリーラインに乗り、終点のヒースロー空港を目指します。ヒースローで、ロンドンでのお気に入り、スターバックスの「ストロベリーフラペチーノ」をとどめに飲みながら、目の前の発着案内を眺める。ニューヨーク行きやシカゴ行きに混じって、JAL-404便:16時35分発、東京行きがあります。ヒースローの中のハロッズや、免税店で紅茶等を買い込み、ポンドを使い切る。JAL404便に乗り、長ーいフライト。機内食を食し、ワインを飲んでうつらうつら。森と湖の国、フィンランド上空を飛んでいきます。すごい湖の数・・・ロンドンからの長すぎるフライトで、へろへろになり、成田到着。一挙に現実に戻ります。さあ、次はどこへ行くのかな・・・今回のローマ~パリ~ロンドンの旅で印象に残ったのは、・ローマ:スペイン広場・パリ:オランジュリー美術館・ロンドン:早朝のハイドパーク
2010.01.09
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ロンドンで迎える土曜日。早朝に目が覚めました。近くのハイドパークまで散歩。広大な園内には、ジョギングや散歩の人たちがいます。優しい朝日が木々を照らします。リスたちも朝ご飯でしょうか。何を隠そう、ハイドパークのリスを一度見たかった夢が果たせました。ハイドパークの南側のサウスケンジントンの住宅街。うーん、こうゆう所に住んでみたい。落ち着い佇まいです。閑静な家と高級車。お金持ちの街なのでしょうか。早朝散歩から戻り、朝ご飯を食べて紅茶を飲んだら今日もお出かけ。グロースターロード駅に向かいます。なんと、土日は地下鉄が大幅運休。ディスクリクト線、サークル線が止まっているので、ピカデリー線で出かけます。ピカデリー線は最も古い地下鉄路線の一つ。トンネルが小さいため、電車も天井が曲がっています。背をかがめないと端っこには乗れません。閉所恐怖症にはツライ・・・コヴェント・ガーデンに到着。ショッピングモールは賑わっています。子連れ家族旅行ということもあって、コヴェントガーデン近くの交通博物館に入ってみます。なんと、東京メトロの路線図が壁いっぱいにありました。そして、懐かしい上海の地下鉄路線図も。南京東路や人民広場・・・昔の乗り合い馬車です。最新のダブルデッカーと、今やごく少数になった昔ながらの二階建てバス。交通博物館の隣の小公園で一休み。ロンドンは本当に公園が多い。2階建てバスに乗ってロンドン中心部を突っ切ります。途中で交通と人が集中するピカデリーサーカスの交差点に差し掛かります。2階の車窓から見ると、バスとバスがぶつかりそう・・・ピカデリーサーカスはすごい人波です。渋谷みたい・・・さて、サウスケンジントンに到着。今回、どうしても体験したかったアフタヌーン・ティー。やんちゃな子供たちがいるので、上品なのは無理だけど、カジュアルなティータイムは是非過ごしたいもの。目をつけていたティールーム、マフィン・マンにやってきました。紅茶も美味しいけれど、ケーキも美味い。アップルパイとアイスクリーム。マフィンマン、万歳。ゆっくりと紅茶とサンドウィッチとケーキを楽しんだあとは、ぶらりとサウスケンジントンの繁華街を散歩します。ショッピングセンターの中のマークス&スペンサーで傘や靴下を買い込みます。ハイドパークの西側、ケンジントンガーデンにあるダイアナ・メモリアルパークへ小さな子供が大好きだった悲劇の皇太子妃にちなんだ公園です。ここは子供たちが主役。うちの子供たちも世界の子供に混じってはしゃぎます。すっかり遊んで、夜はアパートメントの近くのインド料理屋で。メモリーオブインディア。土曜の夜は店内も賑わっています。カレーとナンとコブラビール。ロンドンの夜もインド料理が似合ます。
2009.12.31
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ロンドン 2日目 昼バッキンガム宮殿の衛兵交代式を見学した後は、地下鉄でエンバンクメント駅へ向かいます。これから、テムズ川をリバークルーズと洒落こみます。エンバンクメント駅は、ロンドン都心部、テムズ川沿いです。ここからは、テムズ川のリバーボートでグリニッジへ。ロンドン・アイが見える桟橋で待っているとリバーボートが来ました。船に乗り込み、オープンデッキに陣取ります。テムズ川を下る。ビッグベンが遠ざかっていきます。ロンドン橋の下を通り抜ける。西暦46年からの長い歴史。木製の橋は、歌の通り何度も落ちたとか。今は、1973年開通の超地味な橋です。タワーブリッジが見えてきました。橋は下がったままです。タワーブリッジ前の桟橋で船を乗り換えます。待ち時間はタワーブリッジを飽きるほど見ることができます。グリニッジ桟橋に着きました。住宅街を歩いて、展望台へ向かいます。グリニッジ公園に到着。公園の緑の中を進んでいくと、グリニッジ展望台が現れました。東経0度・西経0度。世界の標準時がこのスポット。ここが0度の子午線です。0度の子午線をまたがる・・・東京は東経139度と書いてある。グリニッジ公園では、サッカーもできる広場もあります。最寄りのカティーサーク駅から地下鉄で帰ります。ロンドンの金融街、シティーに着きました。ロンドン証券取引所。金曜日の夕方。仕事から解放された金融マンたち。パブで一杯ひっかけるのでしょうか。レクサスで帰る人も。シティーから2階建てバスで、トラファルガー広場に来ました。トラファルガー広場では、4つの台座のうち、1つだけ銅像がありません。そのひとつの台座に1時間登れるイベントが行われていました。1時間、台座の上で何をしてもよいそうです。ビッグベンも望めます。歩き疲れる・・・地下鉄に乗り、ピカデリーサーカス経由でケンジントンのグロスター・ロード駅に帰ってきました。
2009.12.25
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しっくり来るロンドン・ケンジントンで、2日目の朝です。通りの向こうのベーカリで、ミートパイやスコーンを買って朝ご飯。紅茶が美味しい。ロンドンの水と合うのでしょうか。今日も出かけます。最寄りの地下鉄の駅、グロセスター・ロード駅までのんびり歩いていきます。住宅街の中の公園には大きな木が。夏の季節に木々も嬉しそう。古い教会。ややホーンテッド・マンションの雰囲気漂わしています。グロセスター・ロード駅前に着きました。駅前には小じんまりとしながらも、パン屋さん、スーパー、ケンタッキー、スタバ等が揃っています。趣のある駅舎に入ります。ちょっとあちこちに監視カメラがあるのが気になる。切符を買う人で混雑する駅構内。小さい地下鉄駅なんですが・・・一列に礼儀正しく並び、開いた窓口に行くイギリスの人たち。流石、紳士の国。やっと順番がきたので、地下鉄・バス一日券を購入。普通の切符は滅茶滅茶高い(600円?)ですが、9:30から有効のオフピーク・トラベルカードがお勧め。900円ぐらいでお得。ピカデリー・ライン、サークルラインとディスクリクト・ラインがありますが、今日は、ディスクリクト・ラインに乗ります。ヴィクトリア駅で降りて、地上へ出ると、ロンドンの中心部です。ロンドンの歩行者信号もお洒落。 いけてます。バッキンガム宮殿に近づいてきました。お巡りさんも白馬に乗って登場。バッキンガム宮殿前に到着。すでにすごい人が集まっています。衛兵交代を待ちわびる人たち。警備も厳しくなってきました。おっ、先導の警備でしょうか。ついにやってきました。衛兵さんたち。子供のころから、いつか見たいと思っていた、あの帽子。おもちゃのちゃちゃちゃ・・・結構感激です。女王様のいらっしゃる宮殿へ入っていきます。バッキンガム宮殿の前には、街のど真ん中なのに、こんな英国風風景が。ロンドンは良い街です。
2009.12.05
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今日は、いよいよパリからロンドンへ向かいます。アパルトマンまで、タクシーに迎えに来てもらい、パリ北駅へ向かいます。家族4人+スーツケース2つなので、大きめなタクシーを希望。ルノーの天井の高い大きなタクシーが来たのは良かったのですが、歩道に寄せて我々を乗せた後、建物に車体をすってしまった。クルマの斜め前がへこみ、落ち込む運転手さん・・・気まずい雰囲気の中、パリ北駅に到着。チップを多めに渡します。タクシーから降りると、お金をたかる人たちが寄ってきます。パリでは初めての遭遇です。こちらは、軽く無視して北駅の構内へ入ります。柔らかな日差しが、賑わう駅構内に射しこんできます。それでは、高速特急列車のご紹介です。パリ国鉄ご自慢のTGVそして、国際列車の赤いタリスロンドンへ向かうユーロスターはガラスの向こうです。TGVとして使用されているユーロスターの車体。横に「SNCF」と「TGV」と書いてあります。ユーロスターへ乗るには、駅の2階でフランスの出国審査とイギリスの入国審査があります。サンドイッチやお菓子を買い込んだ後、2階に移動。パリの出国はあっさり。イギリスの入国審査は、「イギリスへ入る理由は?」「次はどこに行く?」等何回かの質疑応答のあと、汽車マークのスタンプをパスポートへ押してもらいます。イギリスの入国審査は、あれやこれや聞かれると書いてありましたがその通りですね。ロンドン・セントパンクラス駅行きユーロスターは12時13分発。免税店と旅する人たちで賑わう待合所は、旅情を掻き立てます。長~いユーロスター。18両で我々の車両は2号車。屋根が無くなる先のホームの先端、かなり歩きます。噂通り発車の合図もなく、静かに滑り出します。複雑なポイントをこなすとスピードアップ。ぐんぐん速くなり、パリから程なくして、郊外へ。北海道とそっくりな田園風景。フランスは偉大な農業国でした。途中、ブリュッセル方面と別れると、しばらくしてユーロトンネルへ入ります。最初は、感激したもののトンネルはただ暗いだけ。眠気が襲い、子供たちはその後ロンドンに着くまで寝てしまいました。ユーロトンネルを抜けるとそこはイギリス。架線方式が上から線路わきへ変更されて、風景がすっきり。イギリス側も高速化されて、快適に進みます。パリを出てから2時間ほどで、ロンドン・セントパンクラス駅に到着。ユーロスターは、2+2シーターで背もたれも高く、揺れも少なく快適でした。さようなら、ユーロスター。セントパンクラス駅は、ユーロスターがウォータールー駅から移ることになり、洒落た駅に大変身したそうです。駅からホテルへは、ロンドンタクシーで向かいます。あの特徴的なボディーの中は、天井が高くてのびのび。快適です。タクシーの横には早速ロンドン名物2階建てバスが。車窓から初めて見るロンドンの街は良い感じ。気に入りそうです。ハイドパークが見えてきました。都心の真中にでかい公園。気持ち良さそう。ロンドンの夏。ハイドパークの南側のサウスケンジントンにある、アパートメントホテル:シタディヌ・サウスケンジントンに到着。部屋はメゾネットタイプで、下階がリビング、上階が寝室。居心地良いです。周りは、閑静な住宅街であり、ホテルの周りにはそこそこ店があるというまさに私の理想とするロケーション。気に入りました。ホテルの1階にスターバックスがあったので、ほっと一息。スタバでコーヒーをすすりながら、窓の外の通り雨を眺める。ローマ、パリと旅してきて、初めてナチュラルで落ち着いた気分になる。しばらくこの街に住みたい衝動に駆られます。ホテルの前には49番の2階建てバスが止まります。これまた、懐かしい感じの郵便ポスト。夕食は、スタバの隣のレストラン med_Kitchenで、UK上陸祝い。つかの間のロンドンの夏、レストランも窓を開け放ってリゾート感覚。ロンドン・サウスケンジントン、気に入りました。
2009.11.07
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パリ 水曜日日本を発ってはや1週間。ローマからパリへやってきて4日が経ちました。パリは8月に入り、バカンスシーズンに入ったようです。いつもクロワッサンを買うパン屋さんがお休みに入りました。途方に暮れていると、パン屋に買いに来た人が、休みなのを知ると、別の場所へ行くようです。ついて行くと・・・ありました。新しいパン屋さん。こちらのクロワッサンもまずまず。さて、今日はモンマルトルの丘へ出かけます。今日も、地下鉄・バス共通乗車券で、追加交通費ゼロを目指します。地下鉄3号線でサン・ラザール駅まで行き、12号線に乗り換えて、ピガール駅で降ります。かのムーラン・ルージュを含め、キャバレーやクラブがあり、新宿の歌舞伎町のような雰囲気で、治安がよくないとガイドブックに書いてあったが、さすがに朝の10時はけだるい雰囲気ですが安全です。ピガール駅出口のバス停で、モンマルトルの丘の小路を巡回してくれる「モンマルトルバス」を待ちます。坂だらけのモンマルトルの路地裏をくねくね走ってくれる、優れものの路線です。モンマルトルバスがやってきました。これも共通乗車券を持っていれば、乗り放題。バスは、ピガール広場から早速狭い坂道を登ります。お酒を飲む店がいっぱい。夜は、賑わいそうですね。モンマルトルの下町情緒たっぷり。どんどん狭い路地を進みます。数々の芸術家たちが住み着いた街。丘の風車の横も通りました。ル・ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット。ルノワールの絵画にも描かれたという19世紀のダンスホール。テアトル広場のそばでバスを下車。賑わっています。お土産屋さんもいっぱい。画家たちが、絵を描いています。綺麗な絵ですね。さっき出来上がったばかりの絵も売られています。広場横の教会、サン・ピエール・ド・モンマルトル教会で一休み。横の小路を進んでいくと、サクレ・クレール聖堂が現れました。聖堂下の階段からはパリが一望。サクレ・クレール聖堂で、ろうそくを買って火を灯し、お祈りをしてみる。ろうそくの火が幻想的なので、写真を撮っていると、叫び声が・・・自分の周りの人がさぁーと引いて、ポツンと教会の中で立ち尽くす・・・教会の人に注意を受け、出て行くように指示される。フラッシュ禁止と思っていたら、写真禁止だったらしい・・・ビビりました。再びモンマルトルバスで、丘を巡ります。モンマルトルを愛した画家・ユトリロが描いた、「コタン小路」。ピガール広場に戻り、地下鉄でオペラ駅に行き、いったんお昼。午後は、エッフェル塔へ行こうということになりました。バス路線図をみると、42番のバスが、オペラからエッフェル塔の横まで直通で行くようです。オペラ座の横に、秋にできるユニクロが工事中です。世界のユニクロ。その近くから、42番のバスに乗り込みます。バスはシャンゼリゼ通りを通り、パリの街を車窓から楽しむ。セーヌ川を渡り、エッフェル塔が見えてきました。これだけ目立つと、バス停を降り損ねる心配も無用。公園の中にあるエッフェル塔。大きい・・・エッフェル塔は、4つの足で建っています。ということで、上に登るのは4か所から。夏休みだからか、激混み。一か所だけ空いているので、並んでいると、なんと、そこだけ階段で登るコースでした!第1展望台まで、360段の階段、57m。腰が痛いので、子供にリュックを背負ってもらう。まだまだ上に階段は続く。途中に蝋人形があって、ぎょっとする。ようやく、第2展望台にたどり着く。700段の階段、115m。景色も良くなってきた。ちょっとへとへと。足が痛い!まだまだ上はあります。ここからはエレベータのみです。散々待って、エレベータへ乗り込みます。着いた。第3展望台、276m。塔のてっぺんはすぐそこ。吹きっさらしで、床の鉄板はペコペコ言うし、コワイです!パリの街とセーヌ川。上から見ても美しい街です。エッフェル塔から東京まで9739km。マイルもたまりそうです。下りのエレベータ。途中から、ケーブルカーのように斜めに降りて行きます。エッフェル塔の下でくつろぐ人たち。我々もちょっと休憩です。帰りも42番のバスでパリの街を車窓から楽しみ、オペラまで戻ります。途中、有名な「マキシム・ド・パリ」の横を通る。無事、オペラに到着。アパルトマンへ帰還。
2009.10.25
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パリ 火曜 11:00オルセーは、大好きな印象派の絵であふれています。クロード・モネ 日傘の女性モネをたっぷり味わった後は、ゴッホの部屋にやってきました。いきなり、目に飛び込んでくるゴッホの絵。たっぷりの油絵具で、ほとばしる思いがキャンパスに描かれています。コードヴィルの藁葺き屋根の家自画像オヴェールの教会アルルの寝室ローヌ川の星月夜印刷された本とは全然違う本物のゴッホの油絵。「ずっと会いたかったんだよ」と思うと、いきなり涙があふれてきました。ゴッホの部屋の人ごみの中で、泣けてくる・・・昔、朝日新聞の日曜版で名画の旅があったころから20年以上いつか見たいと思っていた夢が実現。パリまで来てよかった。思う存分、ゴッホの絵を焼き付けた後、オルセーの中を巡ります。セザンヌ、親友のゾラと過ごした思い出の山、サント・ヴィクトワール山絵を堪能して、オルセー美術館の屋上テラスで風に吹かれます。セーヌ川と緑、パリの夏。気持ち良い季節です。オルセーの最上階で、サンドイッチやケーキとコーヒーでお昼をいただく。美術館のお土産グッズを少々購入して、オルセーを後にしました。サンジェルマン大通りまで戻ってくる。交差点にある洒落たカフェさて、午後はベルサイユを目指します。地下鉄の3日乗車券があるので、地下鉄9号線でポン・ドゥ・セーブル駅(セーヌ川の手前の9号線の終点駅)まで行きます。地上に出てみると、パリ郊外のベットタウンといった雰囲気。パリの人も、こうゆう所で普通に生活しているのでしょう。バスターミナルで、ベルサイユ行きのバスを待ちます。バスは、郊外の住宅地をずっと通り、ベルサイユの真ん前に到着。入場待ちのすごい列・・・やっと入れます。豪華なベッド。贅沢三昧ですね。シャンデリアも豪華ですが、蝋燭だったのでしょうか。クライマックスですが、混みすぎ!どこまでも続く広大な庭園。ここに住むという実感の湧かない場所です。暑さと人ごみで、結構疲れたベルサイユ。帰りも、バスで沢山の停留所を止まりながら戻ります。地下鉄でオペラ駅まで戻ってきて、夕食。子連れなので、シェ・クレマンというチェーン店で、気楽に食事。なかなか美味い。ズッキーニなるものを初めて食べました。デザートも一応あって満足。オペラからアパルトマンまで歩ける距離ですが、地下鉄乗り放題なので、ひと駅先の9月4日駅まで乗り無事帰還。今日も遅くまで明るいパリで、早々に寝てしまいます。
2009.10.18
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パリ 火曜 朝。いつものパン屋さんで買ったクロワッサンの朝食をすませ、今日は、オルセー美術館へ向かいます。アパートメントの近くの「9月4日駅」から地下鉄3号線に乗ります。オペラ駅を過ぎて、サン・ラザール駅で乗り換えのために降ります。折角なので、地上に出て、フランス国鉄サン・ラザール駅を見に行きます。パリで一番古い駅、サン・ラザール駅。明るい構内。数あるパリの駅の中で、この駅は近郊列車が大半でTGVの発着はありません。通勤列車でしょうか。次々と到着します。そしてなんといっても、この風景こそ、モネが描いたサン・ラザール駅。オルセーで絵を見る前に、ぜひ見たかった駅舎の風景。満足して、再び地下鉄の駅へ向かいます。今度は地下鉄12号線に乗り、セーヌ河をくぐって、ソルフェリーノ駅で下車。左岸、サンジェルマンの雰囲気を味わいながら5分程度歩くとオルセー美術館に到着。ミュージアムパスをパリ到着時に空港で購入したので、ルーブルに引き続き、セキュリティチェックだけで中に入れます。外の彫刻を見ながら、程なく入館。昔はオルセー駅だった館内。駅の面影を残しています。早速、名画に引きずれ込まれます。カバネル:ヴィーナスの誕生彫刻たちと駅の雰囲気を伝える大時計。エスカレータで一挙に7Fに向かいます。印象派の絵が沢山。どの絵も穏やかな日の光が綺麗です。モネ アルジャントゥイユの鉄橋。こんなところでくつろぎたい。バルビゾン派、ミレーの晩鐘。オペラ座に通いバレリーナを描き続けた、ドガ。モネのサン・ラザール駅。来るときに立ち寄った、今の駅の雰囲気が当時も出ていたんですね。汽車が駅に出入りして、賑やかな感じがよく出ています。モネ・積藁、夏の終わり・・・モネが半年間移住していたロンドンで描いたロンドンの国会議事堂。霧、そして曇りがちのロンドンです。大好きな絵がたくさんあるオルセー美術館。まだまだ続きます。
2009.10.10
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パリ 月曜 13時。ルーブルを後に、隣のチュイルリー公園へ入っていきます。広い公園は、緑を求めてパリじゅうから集まった人で賑わっています。月曜日はオルセー美術館が休み、火曜日はルーブルやオランジュリーが休みと、パリ滞在中の曜日は気をつけないといけません。移動遊園地を横目で見ながら、噴水を回り込み、木々の小路を通って行くと、やがて左手にオランジュリー美術館の裏の扉が現れます。セーヌ川沿いから美術館の横を通り、正面へ向かいます。落ち着いた佇まいのオランジュリー美術館の玄関。早速、睡蓮の部屋に向かいます。クロード・モネが人生の最後託して死の直前まで描いた睡蓮。素晴らしい。睡蓮が溶けていくように、心も溶けてしまいそうです。自然光の下で、睡蓮がとてもきれいに見えます。真中のベンチから眺めるのもよし。近づいて、睡蓮と柳をじっくりと見るのもよし。普段、美術に縁の無い子供たちも、なぜか落ち着いて眺めています。私も含めて印象派好きの日本人。何人かの日本の方々も見かけました。ひとしきり睡蓮に浸ったあとは、印象派の絵画の回廊を回ります。ルノワールの長い髪の浴女も、やわらかいボリューム感が直に伝わってきます。夢の中にいるような少女たち。ルノワール絶頂期のころでしょうか。セザンヌやユトリロの絵画たちも。見応えがあります。一日中、絵画と触れ合っていたい、そんなオランジュリー美術館。オランジュリー美術館で、記念のモネの睡蓮グッズを買って、外へ出ます。チュイルリー公園の隣は、コンコルド広場。エジプトのルクソールから運んできた、オベリスクがそびえ立っています。マリー・アントワネットが処刑された場所でもあります。オベリスクの向こうには、エッフェル塔が見えます。ここからは、地下鉄で移動します。コンコルド広場の下の、地下鉄コンコルド駅。天井の辺りが、少し洒落た色遣いです。地下鉄がやってきました。この色に統一されています。混みあう車内。パリでは、絵になりますね。先が見えない改札口を自分の手で押して出ます。地上に出ると、いきなり目の前に凱旋門が登場。放射状の道路が集まる凱旋門。丸く道に囲まれているため、凱旋門にたどりつくには、地下通路を通ります。さあ、凱旋門に登ります。狭いらせん階段。これぞ螺旋階段。ぐるぐるぐるぐる、目が回りそう。結構疲れます・・・凱旋門の上に、着きました。大変綺麗なパリの街並みが広がります。建物にはかなりの制限があるのでしょう。ラ・デファンスの新凱旋門も、まっすぐ向こうに見えます。エッフェル塔も景観を損ねずに建っています。再び狭い螺旋階段を下りていきます。暗くて狭くて、幽閉されそうな雰囲気が出ています。凱旋門近くの「ラベルの家」の一階のカフェで一休み。こんどは、RER(地下鉄:メトロより少し中距離を走る)に乗ります。少し怖めの車内。緊張します・・・途中で地下鉄に乗り換え、オペラ駅に戻ってきました。そういえば、パリの地下鉄は、駅に着いたら自分で扉を開けます。無事にアパルトマンの最寄りの駅、キャトル・セプテンブレ(9月4日駅)に戻ってきました。ルーブル・オランジュリー・凱旋門と、中身の濃い見学。そしてパリの地下鉄(メトロ)とちょっと危ない雰囲気のRER。パリの息遣いや、パリの人たちの流れに少し触れた一日でした。
2009.09.27
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パリ 朝7時。昨日は日曜日でロクに店も開いておらず、なんとか夕飯と水を得たものの、とりあえず今朝は朝食が無い。家族の食材を得るべく、朝のパリをぶらぶら。アパートメントから出た処の「9月4日通り」(何か意味ありそうな通り)をオペラ座のほうへ西へ歩いて行き、オペラ通りへ出る直前のミショティエール通りを何気に右折。パン屋を発見しました!通勤の婦人やサラリーマンっぽい人たちが次々と入っていきます。パンの美味しそうな香りが店の外まで。これは期待できそう。勇気を出して店に入ります。陳列棚には、クロワッサンやアップルタルト、キッシュがずらり。そうだよ、こーゆーのが夢だったんだ・・・(ミーハーですが。)フランス語しかしゃべらない店のおばちゃんに、なんとか意思を伝え焼き立てのクロワッサン4個とキッシュ2個をゲット。紙の袋が、パンの熱気で熱い・・・大急ぎで、アパートへ戻り皆で、美味い美味いと言いながらパンを食す。その後、毎朝通うことになり、「ボンジュール、マダム、キャトル・クロワッサン・シルヴ・プレ?」を調べて覚えて、しゃべってみると通じた。生まれて初めてフランス人にしゃべったフランス語。少しうれしい。美味い朝食で、元気が出てきて、今日も出かけます。目指すは、オペラ通りのかなり南(ルーブル方面)の地下鉄ピラミッド駅にある観光案内所。「9月4日通り」からオペラ通りへは、パサージュ・ソワソルを通りショートカット。パサージュとは、パリに19世紀の昔からある商店街のことだそうです。確かに伝統はありそうですが、店はつぶれていたり、日本食の店になっていたり。中には、それなりの店もあり、ちょっと安心しますが、伝統のパサージュ、存続がかなり危ぶまれそうです・・・さて、パサージュを抜けて、大通りのオペラ通りに出ました。観光案内所で、地下鉄バス3日券を購入したり、その他情報を仕入れます。子供料金やバスの乗り方等を英語で教えてもらい、これでパリでも生きていけそう。オペラ通りからローアン通りへ折れ、さらに南下。リヴォリ通りへ出ると、目の前の門の向こうはもう、ルーブル。建屋に開いているトンネルをバスも通りぬけていきます。建屋の下の通路を抜けると・・・ありました。ガラスのピラミッド。作られた当時は賛否のあらしが吹き荒れたというガラスのピラミッド。今や周囲になじむとともに、新鮮な風をルーブルの中庭に吹き込んでいるようです。重みのある北側のシュリー翼。よく見ると池の中に小さなピラミッド。真中のピラミッドから入るらしい。セキュリティチェックの列。朝早い時間だからか、そんなに混んでいません。ついにルーブル美術館の中に入る。ピラミッドの下は明るい。ピラミッドの上には、パリの夏空。青い空が気持ち良い。チケットチェックを抜け、いよいよルーブルに入館。「モナリザ」と「ミロのビーナス」の案内はいたるところに。あわただしい見学者への配慮か、あまりに広大なためにわからない人が続出したためか?はじめは彫刻がお出迎え。窓からは、中庭のピラミッドがちらりと見えます。天井にも絵画が。大きな絵。私の住んでいるリビングより大きい、なんてくだらないことを・・・モナリザに出会えました。防弾ガラスの中でほほ笑む。群がる庶民は、ここまで近づくのが限界。そういえば、子供のころ一度だけ日本にモナリザが来ました。もう二度とモナリザはルーブルを出ることは無いらしい・・・パリに来る前に、日本の図書館で即席勉強したルーブルの本に載っていた気になる綺麗な顔の女性の絵。実際の絵に会えて、なんだか嬉しい。あふれる絵に圧倒されて、しばし休憩。中庭に癒される。宗教画が多いですね。ルーブルのもう一つの目玉、ミロのビーナス。世界各地から来た人々に囲まれています。すごい人気ですね。毎日、こんなに囲まれるのでしょうか。ま、これも気になっていた絵ですが、高尚な美術を愛する方々から見ると、美術的観点から見学していないじゃないか、とお叱りを受けそうな感じですが、所詮素人です。気軽に心に素直に絵を見ていきます!?こちらも気になる、こんな妖艶な雰囲気を油絵具で描けるとは。甘美な絵だけではなく、こんな絵も大好きです。波打つ海に、戦いに猛る思いを乗せて行く帆船。体に比べ小さな翼で、自由に飛び立つつもりだったのか・・・多すぎる絵たち。家族は休憩モードで、私ひとりがシュリー翼、ドゥノン翼、リシュリュー翼と貪欲に次々と絵を見ていく。疲れた・・・吹き抜けを眺め一息入れる。バルコニーにも彫刻が、下の庭を見下ろしています。駆け足で巡ったにも関わらず、もうお昼です。ルーブル美術館内のカフェで、サンドイッチを頬張り、コーヒーで締めくくる昼ごはん。ミュージアム・ショップで、気に入ったルーブルの折りたたみ傘を購入。少し、雨の日が楽しみになりました。ショップ内を見ているうちに、欲しいものが増えそうです。ここらで、午後の見学へ移行しなくては・・・ルーブルでの半日は、思いのほか、ずっしりと来ました。
2009.09.22
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今日はローマからパリへ移動です。ローマのホテルでの朝食バイキングも最後。気合が入ります。相変わらず果物は、丸ごとごろんとバスケットの中。リンゴの皮むき名人になってきました。ホテルから見る石畳の風景ともお別れ。最後に、ダメ押しのトレビの泉を見て、部屋に戻り荷物をまとめます。ここ数日のローマ滞在で、ホテルの部屋は電源のテーブルタップやら洗濯物やら生活感が出てきて、撤収も結構大変・・・ホテルでチェックアウトとともに、タクシーを呼んでもらいます。家族四人だと、ローマ・フィウミチーノ空港へ行くのに、電車(レオナルド・エクスプレス)よりタクシーのほうが安い。やってきたタクシーは、シトロエンのエグザンティア ブレーク。まず、ワゴンなので余裕でスーツケースが収まる。そして、しなやかな走り。タクシーは相変わらず高速で飛ばすが、抜群の安定度。行きのフィアットとはかなり異なる。昔、気になっていたクルマ、エグザンティアにローマで乗れるとは。ひそかにうれしい・・・ということで、空港-市内40ユーロの紙を見せて運転手を交渉成立。メーターは倒したまま、空港へ向かいます。ローマは快晴。こうしてみると、南の木々が生えていて、ローマはやはり南国です。このピラミドを出ると、ローマの城壁の外です。さようなら、ローマの街・・・無事、ローマ・フィウミチーノ空港へ到着。パリへはエールフランス便で移動なので、ターミナル2。JAL-Web悟空でローマ-->パリの便を選ぶときに、アリタリアにするかエールフランスにするか迷ってのですが、フィーリングでエールフランスにしてしまった・・・ローマ空港は、当然アリタリア航空の本拠地。広大なターミナル1はアリタリアの飛行機がずらっと並んでいる。今度からは、本拠地の航空会社を選ぼうかな、と少し思いつつツーリストたちで賑わう空港内を店も覗きつつ、うろちょろ。ターミナル2からは、世界のあちこちへ様々な航空会社が出発。早めにエールフランスのカウンタでチェックイン。イタリア->フランスですが、英語も問題なく通じて、無事チェックイン。搭乗口へ向かいます。AF1505パリ行きは、予定通りの13:00出発。イタリア語で「時刻」は「オラ」と言うんだ・・・乗る飛行機がやってきました。ガラス越しに見つける。無事搭乗。機内は結構混んでいます。日本人はいない・・・国際線なので?機内食がでます。パンとご飯とタルト。奇妙な取り合わせですが、私は美味しく感じた。あっという間に、パリ:シャルル・ドゴール空港に到着。賑やかな到着口。早速ツーリスト・インフォメーションで、割引情報を収集。と、自動小銃を手にしたフランス兵3人がパトロール。「現場の判断で撃つことも」みたいな雰囲気にビビル。もっと、平和に行きましょうよ。シャルルドゴール空港からパリ市内へは、ロワシーバスで向かいます。ロワシーバスは直行で、パリ・オペラ座の真ん前に到着です。さすが、しゃれた雰囲気のパリに早くも嬉しさがこみ上げる。オペラ座の周辺。パリの街並みを早速歩きアパルトマンへ向かいます。アパルトマンの窓からは、パリの小路の風景が。今日からこのアパルトマンで4泊です。暮すように滞在するパリ。海外赴任初日のような気も少しします。さて、たまった洗濯物をなんとかすべく、コインランドリーを探し当てます。フランス語で使用方法が書いてあるが、分かるわけもなく、使っている人のやり方を見ながら、なんとか動作させ洗濯完了。アパルトマンから見る風景は、パリっぽくて良い・・・信号機も洒落ていますね。日曜日なので、ほとんどの店が閉まっているのには閉口。街も、ガラガラです。なんとか開いていた韓国系の店で水を買い、これまたなんとか開いていたインド料理屋さんで美味いカレーとナンを食べ、パリの滞在をなんとか軌道に乗せました。
2009.09.13
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