私のこのクラスのレッスンは
「お子様連れでもOKですよ」と言っている。
要するに小さなお子様を連れてても、 ママのストレス解消 に、そして
姿勢の改善 や マイナートラブルの予防や緩和 をし
お子様も他者と触れ合う事で、これから行くであろう幼稚園や保育園の
下準備として 社会性を学んで行く 意味でも
両手を振って応援したい。
その気持ちは、きっと伝わっているから
たくさんのお子様連れがいらっしゃっているんだろうと思っていた。
確かにお子さん連れの方の中には
エアロの音楽が始まると泣き始める子も居る
。
それでもママは1時間弱(45分間は立って動く)の間
泣こう
が喚こうが
集中して動く人も居れば
必要に応じて子供の所でお世話して
また動くって人も居る。
それはそれで当然その方々の判断に任せているので
私からどうこう言うのもおかしい。
だがしかし、今日、ある方がこんな事をおっしゃった。
その方はまだ2~3回しか参加してらっしゃらないのだけど
「先生、私、もう来るの辞めようと思います。
レッスンが始まると子供が泣くので。
親子体操なら良かったんですけど。」
・
・
・
これには返す言葉が無い
親子体操じゃないって分かっていて入会されたのだろうし。
確かに彼女は以前ダンスをやってたっておっしゃってたし
動くのならしっかり動きたいのだろうなと思った。
もうここは「そうですか」と言うしかないのか?
するとそこへ救世主が現れた。
3月いっぱいで復職される「I」さんだ。
横で話を聞いてらっしゃったのだ。
「何回目ですか?もう何ヶ月も来られてるんですか?」
「いいえ、12月に入会したんですけど、まだ2~3回しか来てません」
「あら~!ならまだお子さんも場所に慣れてらっしゃらないんでしょう。
子供は次第に慣れて来ますよ。初めは泣くけど
だんだん諦めて周りのみんなと遊ぶようになって来ますって!」
「え~、そうですかねぇ・・・。抱っこ抱っこで泣くから
泣かないようになってから来ようかなと思って・・・」
「慣れますよ~次第に。そのうち諦めますって。うちはそうだったけどな~」
うまいこと言うっ
こんな時、私がどうこう言うより、こうやって同じ立場の
同じ小さなお子さんをお持ちの方がおっしゃって下さった方が
全然説得力がある。
結局辞めようと思ってた彼女は
「じゃぁ、暫くは 時々 来てみようかな」
と仰って帰られた。
本当に人それぞれ考え方は違う。
前にも書いたかと思うけど
私のレッスンに暫くいらっしゃっていた子連れの方が
「うちの子供はママ(自分の事)のこんな姿を望んでは居ない」
と言って辞めていかれた。
は?
意味がわからなかった。
いや、あなたが望んで入会されたのでは??
入会して何度か参加したものの何か違うと感じられたのだろう。
感じ方も考え方も人それぞれ。
様々な思いが一緒に一つの目的(エアロ)に集まっている。
多種多様な考え方を知り、それを飲み込むと言う事は
「心」 の柔軟性を強化する。