東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2006年07月17日
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カテゴリ: 焼き鳥・串焼き
 Tシャツが汗でペッタリと肌に張り付くほど暑い午後。「冷たいビールをキューッとやりたいなぁ」と思いながら、私は東村山駅西口をトボトボと歩いていた。


ほりうち

 一瞬、私は「ウソだろ?」と思った。気分はまるで砂漠をさまよっている旅人が、あまりの暑さで蜃気楼を見ているような感じだ。時計を見ると、午後2時50分。まだ「昼間」と言っていい時間だ。
「一応、暖簾は出しているものの、準備中なのかも」と思ってみたものの、入り口のガラスから透けて見える人影は明らかにお客さんだ。
 お店の外観はよく言えばレトロだが、ちょっと怪しげで、普段の私ならまず入らないのだが、この日はあまりにも暑かったので私は暖簾をくぐってみた。
 店内は思いっ切り狭く、カウンター4席にテーブルが2卓。お客さんは4人ほどいたが、全員お年寄りだった。私はとりあえずビールを注文。

ビールでお疲れちゃん

 1人でついでお疲れちゃん。いやあ、暑かったからこの1杯は旨い! で、「焼き鳥でも食べようかなぁ」と壁に張られているメニューを見て、私は驚いた。
 どれもメチャ安なのだ。焼き鳥はレバー、タン、ハツ、コブクロ、シロ、ナンコツの6種類で、すべて1本70円。今どき、70円の焼き鳥ってある?
 あっ、そうそう。私、「焼き鳥」と書いたけど、「焼きとん」の間違いです。以前、TV番組「おかあさんといっしょ」で体操のお兄さんをしていた佐藤弘道さんがあるトーク番組で言ってたんだけど、「焼き鳥」もしくは「やき鳥」と漢字で書いてあるお店は鳥を出し、ひらかなで「やきとり」と書いてあるお店は焼きとんを出すらしい。何でそんなことを佐藤弘道さんが知っているかというと、実家がナント新宿のおもいで横丁にある 「らくがき」

 話が逸れちゃったけど、安いのは焼き鳥だけじゃないんですよ。オニオンスライス、枝豆、オクラ納豆、シラス入り大根おろしなどなど、ほとんどのメニューが180円。一番高いのが煮込みなんだけど、それだって280円なんですよ! いやいや外観だけでなく、値段もレトロ。「三丁目の夕日」の世界だよ。
 私は煮込みと、レバー、タン、シロ、ナンコツを2本ずつタレで頼んだ。

トロトロの煮込み

 まずやって来たのは煮込み。「いつから煮込んでるの!」と突っ込みたくなるほど、トロトロ。このドロッとした色に拒否反応を示す人もいるとは思うが、モツは柔らかく、旨い。しかもモツがたっぷりなんだよね。単に1杯やるだけだったら、ツマミはこれだけで十分だよ。

小皿に盛った焼き鳥

 と、そこに焼き鳥登場。小皿に無理やり盛られた8本の焼き鳥。飾り気がないにも程があるけど、実は私、こういうのって嫌いじゃないです。というか、気取ってなくてむしろ大好き。

レバーナンコツ

タンシロ

 写真は左上から時計回りに、レバー、ナンコツ、シロ、タン。お年寄りのお客さんが多いだろうから、焼き鳥は柔らかいんだろうなぁと思っていたのだが、世の中、そんなに甘くない。どれもシッカリとした歯応えで、ナンコツなんか歯が丈夫じゃないと絶対に食べられないシロモノだ。タレはやや甘で、すごく濃い感じ。
 これで計1290円なり。私は焼き鳥を結構食べたからこの値段になったけど、焼き鳥2~3本に料理2~3品、それから飲み物を焼酎の水割りか日本酒(いずれも280円)にすれば、余裕で1000円以下で楽しめる。今どきこんなお店があるんだねぇ。
 ちなみに会計の際、お店のお母さんに何時からオープンしているのかを聞くと、「1時半から開けてるの」という答え。昼から安く飲みたい人は覚えておくといいかもね。


【DATA】
住所:東村山市野口町1-1-3

営業時間:午後1時半~午後9時





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最終更新日  2007年10月14日 23時26分25秒
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