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2006.03.31
カテゴリ： カテゴリ未分類
今の時代、大型冒険小説では、たぶん一番おもしろい作家さんだと思います。
が、この笹本さんの作品はすごいですよ～。
この本、薄いな～（笹本さんにしては）と思いましたが、なんのなんの、
読み応えがありました。最初は、結構ベタな始まりで、？？と思いましたけど。
☆☆
ヨーロッパを中心に武器商人として活躍する戸崎は、盟友であり仕事上の
パートナーでもあるポランスキーが惨殺されたことを、その娘ジャンヌから
知らされる。この殺人事件を影で操るのは、DGSE（フランス対外保安総局）の
戸崎の命を狙うようになり、決死の対決がヨーロッパを舞台に繰り広げられる。
☆☆
という内容。舞台はパリからベルファスト、シャモニー、とどんどん
広がり、戸崎の仲間も通称「虎」のピカール、元フランス傭兵部隊所属の
伝説の傭兵檜垣、謎の女マリアンヌ。
いろいろな場所を舞台に、短編集のような構成で、端的にまとめあげた
という点が秀逸。最近のこういった冒険小説は、冗長になりがちで、話が
広がりすぎてしまうものが多いが、まとまったページでまとめあげる筆力は
すごいなあ、と思いました。
これを映画化するには？！と思うけど、ちょっと無理かな。出版社が
徳間書店だから、期待したいけどね。まだ、この作品、ｼﾘｰｽﾞ化できそうな
そうそう、でもね、ジャンヌの描き方がちょっと甘いな～。色恋ものを
盛り込むと、何だか・・・って感じ。きっと、笹本さんって優しい人なの
だろうなあ、と思ってしまいました。
マングースの尻尾
が、この笹本さんの作品はすごいですよ～。
この本、薄いな～（笹本さんにしては）と思いましたが、なんのなんの、
読み応えがありました。最初は、結構ベタな始まりで、？？と思いましたけど。
☆☆
ヨーロッパを中心に武器商人として活躍する戸崎は、盟友であり仕事上の
パートナーでもあるポランスキーが惨殺されたことを、その娘ジャンヌから
知らされる。この殺人事件を影で操るのは、DGSE（フランス対外保安総局）の
戸崎の命を狙うようになり、決死の対決がヨーロッパを舞台に繰り広げられる。
☆☆
という内容。舞台はパリからベルファスト、シャモニー、とどんどん
広がり、戸崎の仲間も通称「虎」のピカール、元フランス傭兵部隊所属の
伝説の傭兵檜垣、謎の女マリアンヌ。
いろいろな場所を舞台に、短編集のような構成で、端的にまとめあげた
という点が秀逸。最近のこういった冒険小説は、冗長になりがちで、話が
広がりすぎてしまうものが多いが、まとまったページでまとめあげる筆力は
すごいなあ、と思いました。
これを映画化するには？！と思うけど、ちょっと無理かな。出版社が
徳間書店だから、期待したいけどね。まだ、この作品、ｼﾘｰｽﾞ化できそうな
そうそう、でもね、ジャンヌの描き方がちょっと甘いな～。色恋ものを
盛り込むと、何だか・・・って感じ。きっと、笹本さんって優しい人なの
だろうなあ、と思ってしまいました。
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