PR
Keyword Search
Comments
Freepage List
クールポコ風に言えば・・ 「なぁにぃ」「やっちまったなぁおい」 です。
と・・こんなにおどけていますが、かなり落ち込んでいます
お宝の一言・・
「僕が馬鹿やけん、お母さん、叩くんやろ?」
彼は勉強の後、自分の部屋を片付けながら、呪文のように唱えていました。
その後姿を見て、彼を抱きしめて
「ごめんねごめんね。お宝は馬鹿じゃないよ。馬鹿じゃないよ
」
馬鹿なのは、わたしだった・・
お宝はご存知のとおり、学習障害まではいきませんが、成長がのんびりで、療育に通っています。
3年生になって、お宝の友達関係を大切にするあまり、自分のペース(我が家のペース)を
失ってしまっていました。
3年生にもなると、6時間目もあり、帰りが4時半を越えることも・・
いつもなら、宿題を済ませて6時まで遊ぶんですが、
彼の場合、時間がかかるため遊ぶ時間がなくなり、宿題が後回しに・・
溜まり場である我が家は、土日祝おかまいなしに、朝から子供たちがなだれ込み
復習用に購入している教材すら1ページも片付かず・・
それでも、宿題の算数・漢字・本読みだけは必ず、親子で取り組んでいました。
3学期の宿題の算数は3年生の復習が主で・・
お宝は計算は間違うことはないんですが、文章問題やグラム、キロメートル、時計などになると
ひっかかるんです。
理解するまでに時間はかかりますが、理解すると早いです。
宿題のない春休みは、教材を使って勉強していたのですが・・
昨日・・
時計の復習・・
お風呂場の時計で勉強する時は、間違うことがないのに
紙面で取り組むと・・ダメなんです。
何度も同じことを教えても、まったく同じ文章で、時間が違う問題でも・・間違うのです。
「何で、わからんとね![]()
![]()
馬鹿が!!!」
後頭部を何度も叩いていました
お宝は泣いていました
その後、彼は必死だったんだと思います。
勉強のノルマは終えているのに、母を喜ばせる一身で
「僕、やるよ!」って、国語を数枚、一生懸命、解いていました。
私の最近の口癖は
「お宝の親友のT君やJ君は、頭がいいから、遊んでばかりでもいいけど
お宝は違うんよ!人の10倍20倍勉強せないかんの!
同じように遊んでちゃあ、ダメなんよ!」
なんてひどい母親なんだろう。
普通の子でも、療育の子でも、誰一人として同じ成長をする子供なんていない。
比べちゃいけないんだ。お宝はお宝。
そんなの、わかりきってたことなのに・・
周りが見えてなかった?必死だった?自分に余裕がなかった?
このことはきっと、お宝にもわたしにも、一生こころに、残ってしまうだろう。。。
お宝に治らない傷をつけてしまった。。。
いつの日か、笑ってこの話ができたらいいな。
それまでは自分への戒めとして、この日記を残そう。