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どうも。ついに明日、日本に帰国です。各地の放浪を終え、最後はパリ。パリでは、リニューアルオープンするレストランのオープニングをお手伝いさせていただいています。キッチンはすべて日本人、サービス陣は2つ星、3つ星出身者ばかり。まぁ、どこの店かは想像にお任せします・・・ル・5での研修が流れ、しかもそこのソムリエが世界一を勝ち取ったのですが、それに負けない、すばらしい経験をパリですることができました。といっても、これからまた夜のサービスが残っているのですが・・・で、明日朝市の飛行機でついにフランスとはしばらくさよならです・・・。楽しかったこと、つらかったこと、今思えばたくさんあった。ハプニング続きの一年だった。でも、本当に来てよかったと思ってます。ソムリエの経験、勉強がうんぬんよりも、自分の一度しかない人生を考えると本当にいい一年を過ごすことができたと思います。フランスに感謝。応援してくださった皆様に感謝。そして、帰国を待っていてくれる人に感謝です。また、日本でお会いしましょう。
Oct 26, 2004
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どうも。フランス放浪編その2です。シャンパーニュはあれからクリュッグ、サロン・ドラモット、リュイナール、ボランジェ、デゥーツを回ってきました。この5つのメゾンは本当に良かった。ほとんどのところがマンツーマンでディレクトゥールクラスの方や、醸造責任者が時間をかけて説明してくれました。で、3日ほどパリにいて、今日ボルドーに到着。やっぱり葡萄収穫の時期なのでなかなか訪問は難しいようだ・・・。どうにかいくつかの有名シャトーは受け入れてくれることになったが明日からまた電話かけまくりだね・・・。シャンパン・メゾンもそうだけど、どこかからの推薦、紹介や招待という形でしか訪問を受け入れていないところがたくさんあるので、個人で電話してもなかなか難しい。さらに今は収穫時期。しかも急の予定・・・。条件としてはかなり不利でお先真っ暗?みたいだけど、まぁ、今回のフランス滞在は自分だけでどうにかする(もちろん、実際には本当に沢山の方々の恩恵を受けているのだが。)という基本思念?があるので全部とりあえず自分で電話して交渉して、本当にだめだったらそれはまだ自分にそれだけの力がないのと運がなかったと思うことにしてる。将来、またこればいいことだし。それに、ブルゴーニュの時のようにくまなく畑を歩き回って畑の向きや傾斜、土壌、葡萄の状態なんかを見るのも楽しいもんなんだよね。だから、これからやく2週間はちょっとのんびりボルドーに浸っていようと思う。ちなみに、フランスにはボルドーだけで一冊になっている分厚いアトラス地図が売っていて、名のあるすべてのシャトーの細かい地図がびっちり載っている。これさえ持ち歩いていけば完璧だ。でも、2kgぐらいあるので疲れる・・。ということで、明日からがんばりまーーすぅ!この調子だと、第三弾もあるか???
Oct 5, 2004
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どうもご無沙汰しています。休止宣言をしてから早くも半月。今日は番外編?気まぐれ編?と言いましょうか、フランス放浪の途中経過でございます。先週はずっとディジョンの街にいましてコート・ド・ニュイをジュヴレイからヴォーヌまでグランクリュ街道を何度も歩いたり、収穫中の人たちを片っ端から捕まえて話を聞いたり、ブドウ食わせて!って頼んだり、ワイナリー巡ったりいろいろしてました。24日から収穫が始まったんだけど、16日からディジョンを出た25日までまともに晴れた日はなく、いつも今にも雨が降りそうな天気でした。(実際に雨も降りましたし)それに加え、ブドウ樹は夏の雹害でずたずた。しかも不幸なことにブドウの手入れをしっかりとしてあるグランクリュの畑のほうが被害が大きかった。(蔦、葉を切り落としてブドウ自身が太陽にさらされるようにしてあるから)ワイナリーの人たちも口を合わせて今年はモワイヤンだと言っていました。(日本の三段階評価は良・普通・悪だが、フランスでは極良・良・普通、すなわちエクセレント・ボン・モワイヤンなのだ。)だから今年の良し悪しはワイナリーによってかなり変わってくると思う。収穫後のトリ(選別)をいかにきっちりとするかにかかってくると思う。意外とさぼって葉を落としていなかったところがいいワインつくっちゃったりして・・・ 報われない年でしょうか・・ 2004年は。で、今はランスにいます。(話、飛んだな・・・)昨日はテタンジェ、ポメリー、パイパー・エイドシックを回り、今日はエペルネまで行ってポール・ロジェ(ここのVisiteはお勧め。ちゃんと裏まで見せてくれる)とモエ・エ・シャンドンに行ってきました。明日はクリュッグとサロン・ドラモット。明後日はリュイナールとランソン、マム、アンリオあたりを予定。最後の日はアイのボランジェとドゥーツへ。エグリ・ウイエやガティノワとかも行きたいけど辿り着けなさそうなので・・・セロスは何回電話してもだれも出ないし・・・きっと全員で収穫に行っているのでしょう。そんななかでアポイントとろうとしても無理だろうな・・・。と、こんな感じで放浪しています。ちなみに優雅なのはシャンパン・ハウスをVisiteしている最中だけであとはかなりハードな生活だったりしています。笑パリ・ガールドリヨン真横で一泊21ユーロとか、ランスの中心街で23ユーロとかって本当すごい・・・。笑。(ちなみに普通の旅行者が泊まる格安ホテルで60ユーロぐらいか??)まぁ、これも良い体験です。そんなホテルからスーツをビシって着て出ようとするとフロントの人がびっくりしちゃってね。笑。まぁ、こんな感じで愉快な珍道中はすすんでおります。番外編第二弾があるかどうかはわかりませんが・・・笑。
Sep 28, 2004
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いつもご訪問ありがとうございます。最近、本当にまったく更新しておらず、訪問してくださる方々には申し訳なく思っています。私のレストラン研修も終了し、明日もシェフの誕生会、そしてぶどう収穫シーズン、ワイナリー巡りなどこれからもたくさんのイベントがあるのですが、ホームページは一時休止させていただこうと思っています。実は今、自分のパソコンの調子が悪く、特に画像はPCアダプタが壊れたみたいでまったく取り込めない状態です。それに加え、今から帰国までのやく1ヶ月半、各地を転々と回る予定ですのでネット環境も整わず、いつ更新できるかわかりません。ですので、とりあえずしばらくHP更新を休止することとなりました。帰国後、落ち着き次第、また新たな形でHP作成は続けたいと思っています。訪問者の皆様には心より感謝しております。またネット上でお会いできる日を楽しみに・・・。
Sep 12, 2004
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最近、楽天ホームページのデザイン機能がバージョンアップされた。さっそく挑戦してみる!!のだが・・・どうにも使い勝手が悪い・・・!!!慣れたらどうってことないのかもしれないけど、なんだかなぁ・・・ って感じ。どっちもつかずで、結局満足できない。そんな感じ。。。ちょっぴり制作意欲が低迷気味・・・表示の文字が小さくなって見にくいのがまず最悪。左右にサブをもってくるとなぜか、日記欄が必要以上に小さくなるのも・・・色々できるようになってうれしいけど、ただごちゃごちゃした印象になって本当にいやだ・・・昔みたいに、単刀直入なのがよかったんだけどなぁ・・・ 俺はこのページでこれを載せたいんだぁ!!って伝えやすかったから・・・まぁ、またゆっくりやってきます・・・。
Aug 9, 2004
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いやぁ、どうも♪最近、本当に日記さぼっててすいません!!で、いつの間にやらこのホームページのアクセス数も5000に近づきつつあるようで・・・アンドもうすぐ、開設1周年でございます。フランス滞在中に、なにかしら自分が日本に向けて情報を発信できたら・・・ と思い、半分きまぐれではじめたこのページ。一年で5000アクセスも頂けるとは夢にも思ってませんでした。(知ってる人に見つかるとも考えてなかったですしね。笑。)今後も宜しくお願いします。5000アクセスジャストのお客様には・・・おいおい考えさせていただきます・・・ 笑。帰国後にでも、なにか贈れるといいな・・・ とか思ってたりもしてます。まぁ、まちがっても自分で踏まないように気をつけようと。。。5000アクセスの方、良かったら足跡残してってくださいね。(最新50アクセスしかデータが残らないから・・・)ちなみに私が知っている人だったら・・・ 帰国後にきっちり催促してください。笑♪
Aug 5, 2004
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今日はJDSスタッフ9人でドライブ♪メンバーはデヴィッドシェフ夫妻、上海店のシェフ候補カルロスとデニー、シンガポールからのスタジエ・ケルビン、サンパウロからのマリア、日本からの2人のキュイジニエと私という顔ぶれ。日本に住んでては考えられない多国籍なメンバーだ。会話もフランス語、英語、中国語、日本語が飛び交う。(私はもっぱら日本語担当!笑) 行き先はまずアヴィニョン・ニーム間のポン・デュ・ガール!ここはユネスコの世界遺産にも登録されており、紀元前19年ローマ時代にニームの街へ送水するために作られた巨大な水道橋です。現在は送水機能は失われていますが、3層の橋の最下層を人が渡れるようになっています。残念ながら現在は最上層には登ることが出来ませんがそれでも充分壮大な風景を楽しむ事が出来ます。この日は日曜日ということもあり、観光客がかなり訪れておりパーキングもポン・デュ・ガール博物館、売店、レストランも結構にぎわっていました。日中、かなり温度が上がり、陽射しもとても強いのですが空気はとっても乾燥しているので木陰に座ってポン・デュ・ガールをのんびり眺めながらの一休みがこれまた気持ちいい♪で、ゆっくり見学した後、お腹もすいてきたので2時前にチョッと遅いランチを頂きに小さい街を歩きながらレストラン散策。結局、いくつかのレストランを断られた後(予約ナシで2時前に9人なら当然ですな・・・笑)、辿り着いたのはちいさなオーベルジュ。でもここが周った中で一番感じが良さそうだったので結果オーライ!♪である。さすがに1テーブルでは収まりきらず、4人5人の2テーブルに分かれての食事となった。私はシェフ夫妻といっしょのテーブルへ。このシェフ、まだJDSに来て1ヶ月あまりの為、まだあまり話した事も無かったのですがとっても人がよく、たまにありがちなフランス人No1という考え方をもっておらず、海外での経験が豊富で、ワインに関してもとても興味を示し、料理はその一皿、そのコース構成だけで完成させるのではなくワインとの相性を考えなければいけないといっており、その為にはキュイジニエとソムリエは相互に意見を頻繁に交換しなければいけないという考えの持ち主。フランス人、日本人をぬきにしてなかなかめずらしいタイプである。ここで頂いたのは前菜、メイン、デセールをそれぞれ選ぶタイプのムニュ。私は前菜にサーモンのメリーヌ(Merrineと書いてあったがテリーヌのタイプミスだろう?とたかをくくっていたのだが実際にメリーヌと説明していた。。。ムース状のテリーヌだったので造語か???)、メインに仔ウサギの煮込みに付け合せがつくもの。それがまたボリューム大!小さめの鍋ひとつが一人前としてでてきたのである!仔ウサギ一匹まるごとぶんぐらいはあったと思う・・・ それにバターライスとジャガイモのピューレをベニエにしたものがそれぞれ山盛りで・・・笑。 さすがにこれには一同全員KOされました。あと、忘れてはいけないのが最初のアミューズ替わりのオリーブ。南仏でちょっとしたレストランとかでは本当によく見かけるのですがここのタプナード(ブラックオリーブ、アンチョビ、ハーブでつくるピューレ状のディップ)はおいしかった♪ ブラックオリーブの瓶詰めされたものはよく特有のへんな風味・・・ オリーブの油分が酸化しやすいのか?が感じられるのですが、ここのは全然美味しかった。アンチョビの塩加減、ハーブの利かせ方も私好み。なんだろう?素材自体の甘味というか旨味というか、とっても味わいに厚みがあって・・・ だからこれでまたバケットがすすんじゃうんですよねぇ。 笑満腹ランチを堪能して、その後一同はプロバンスの丘の上にそびえる町ゴルドを目指す。重ステ左ハンドルのミッションで一般道を走るのはほとんど初めての経験だったがひたすらまっすぐ!みたいな道路のおかげでいがいとなれた風だった。(同乗者の意見はもちろん無視・・・笑)ブルゴーニュでのAT車でのエンスト連発!、曲がるたびにワイパー作動!!に比べたらかなりの上達振りである。でもあいかわらずロンポンは時計回りの方が視界がいいのでは?と思ってしまう。とかなんとか言ってると3時間のゴルドまでの道のりもそれほど苦にならなかった。(CDが作動せず、音楽無しはさすがに厳しかったが・・・)ゴルドの丘から見下ろす景色がまた美しい。それまでの疲れを癒すような・・・ そんな壮大さがある。ここはフランス人がバカンス中に過ごす避暑地みたいな感じの町で、そんな観光客相手にいろいろお土産屋やギャラリーなどが沢山あり目を楽しませてくれた。ちょっとした絵や風景写真は金銭的?&持ち帰るのが大変という理由でなかなか買う気が起きないが、ちょっとしたポストカードを何枚か購入した。どこの町、村に行ってもかならずそこ特有のポストカードが売っているのがフランス国内旅行の楽しみの1つでもある。ゴルドの街の散策したのち、別ルートで丘を下り、ラベンダー畑に立ち寄る。修道院の前にひろがる紫一色のラベンダーの畑。あたり一面に広がるあまい香り。それにあつまってくるミツバチたち。どうしても地中海海岸沿いのイメージが強いプロバンス。でも、山に囲まれたここにも確かにもう1つのプロバンスの風景、香りが広がっているのである。今日はそんな知らなかったプロバンスの一面を発見、楽しむ事が出来た日となりました。
Jul 18, 2004
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一時帰国ネタ 第2弾今回は6月29日~7月2日までを紹介この期間は実は式場探しに全ての時間を費やした式予定日まであとなんと16ヶ月もあるが、私自身は帰国後も名古屋には2週間といることもないだろうと思い、今回の帰国時に見て回ることに。私自身、職業柄レストランウエディングは何度も見てきたので少しは知っている気でいた。でも、今回の式場探しを通して痛感した事・・・ それは意外にも? サービスの大切さだった・・・。こんな事をいうのは本当に職業柄情けないことかもしれないが、レストランってやっぱり料理第一、それに立地、内装などハード面が最初にちゃんとしていないといけないと思っていた。でも、今回いろいろな式場(といっても、レストランウエディングがしたいのでレストランまわり)を周ったのだが、4箇所はフレンチレストランでウエディングOK、もう一箇所はレストラン営業もしているが土日のウエディングがメインの所。で、私的には後者の1つははっきり言って興味が無かった。きっと結婚式場会社が最近はやりのレストラン形式を取り入れただけだと思っていたから。でも、結論から言うとそこに決めた。(見て周るだけの予定がもうそこに決めました)なぜか?その1 コンセプトがはっきりとしていたから。その2 料理もまんねりタイプではなく、独創性があり、それがまた基礎に基づいたものであり、美味しかった。その3 サービスしてくれたスタッフが本当に良かった。ここでいうサービス・・・ 話がやっと元に戻るが、サービスの大切さ・・・ それはなんだろう?今回、レストランを回るとき、やっぱり各店のサービス体制はかなり気にした。そして、なぜ前者4店舗のレストランが最初は乗る気だったのに最終的にダメだったのか・・・私自身、こんな職業なのでそういうレストランのサービスのほうが安心して任せられると思っていた。でも、ある意味、私自身のうぬぼれというものに気付いた。結局、最終的に決めた式場のサービススタッフ達、彼らは正直(ゴメンなさいね・・・)レストランサービスという知識、技術を本格的に持っているわけではない。正直、え?かもしれない。でも、なにが一番大切なのか?それはやっぱり『お客様を迎え入れる気持ちの準備』に尽きると思った。サービスマンとして・・・料理の知識、ワインの知識、サービステクニック、語学力、会話力etc・・・・ それらはレストランに付加価値を与えるものである。お客様はその付加価値をも存分にたのしめるように・・・でも、それらは『付加価値』であって、それ以上のものではない。根本はそれらではない。もとの土台がしっかりとあっての『付加価値』なのだと思い知らされた・・・私自身、毎日の営業のたび、心のなかを白紙に戻し、『迎え入れる気持ちの準備』を整えているだろうか?楽しい空間、時間を生み出そうとしているか?数字に追われ数をこなすことになれていないか?自身、またはそのレストランが持つ付加価値に溺れていないか?そんな自問自答の渦にひきこまれるような思いであった・・・。そこには・・・ それに対するなにかしらの答えがあった。ワインの事、あまりよく知らないんです・・ と言われた。サービスの仕草から、ほぼ未経験同様だとも伺われた。でも、その空間、時間は心地よいものだった。なぜか? 『付加価値』という名の頑丈な鎧?は無く、ストレートに伝わってくる『気持ち』があったから。不思議なものである・・・今になって、それを学んだ気がする。今から16ヶ月。そこは私にとって、ある意味、一つの『学校』とでもいうべきところになるかもしれない。きっと『原点』というものを教わる事ができると思う。そして、そこでどういったものが創り出せるのか?今から楽しみでもある。。。
Jul 13, 2004
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一時帰国してきました♪ 6月22から7月2日までバカンスをとって一時帰国してきました。 やっぱり、いいですねぇ~~。にっぽん♪ いやぁ、つくづく自分は日本人なんだと思いました。(当たり前ですが・・・。) まず、言葉が通じる!!(ごもっとも・・・) どこもかしこも清潔!!(愛犬のウ○チなんて落ちてない!!) トイレが無料!! 笑 (それでも日本のほうが清潔!) 安全!! (マシンガン持った兵士なんて必要ない!) そして、やっぱり和食でしょう!!! 『和食』なんて書き方をすると、ちょっとかしこまった食事なんて想像するかもしれませんが、私の言ってるのは日本人が普段食べている物全てを含んだ食事の事です。日本で食べる日本料理、家庭料理、フレンチ全てを含んでやっぱり『和食』なのである。 え?訳わかんない?? いや、いいんです。私も書いてて訳わかってませんから。笑 でも、例えば日本には日本料理も中華料理もフレンチもイタリアンもアジアン・フードだってなんでもあるわけでしょう?でも、これらはやっぱり日本でのフレンチ、アジアンなわけですよね。やっぱり日本人が食べておいしい日本スタイルなわけです。 フランスで日常も含めて食事を取るとき、おいしいものもある、まずいものもあるのですが、いつも『食べるゾ!!』と心の中で意気込みながら食べている気がするんですよね。インパクトが強いと言うか・・・ 食事するということといつも戦うというか・・・ 今回の帰国中、なにを食べても本当、食べ物が自然に体の中に入っていくと言うか・・・ 体に浸透していくような・・・。 それが家で食べる家庭料理でもあったり、コンビニで買ったジャンク・フードでも、鉄板焼きやフレンチ、ベトナム料理にしてもである。 そして、やっぱりおいしぃぃ~~♪のである!! 日本での食事事情の本当に優れているところとは・・・? フランスは美食の国である。でも、日本のほうがあきらかに優れている点がはっきりとある。 それは、底辺の高さだと思う。 普段使いの食堂、普段食べている家庭での食事、それらは本当に日本は優れている。というか、競争が激しい為、おいしくない店はすぐに淘汰されてしまうからでしょうね。 例えば、パスタ屋さん。フランスにもいたるところにパスタ、ピッツァの店があるのですが、はっきり言ってとんでもない・・・ どうしてこんなにおいしくないのに店が潰れないの?と思ってしまう。ぜったいに茹で置きだし・・・ 大味だし・・・ ぬるいし・・・ 皿割れてるし・・・ はっきり言ってありえない!! 日本にある普通レベルの店はフランスでは探さないと見つからない。だからガイドブックの権威があんなに強いのかとも思う。 あ・・・ ちなみに別にフランスがキライとか言うわけではないのであしからず・・・ 笑。ここまで書いてんのに・・・。 例えば、朝焼きたてのクロワッサンやパン・オー・ショコラのあのパリパリッとした食感と香りはやっぱり最高だし、本当に美味しいものを食べた時のインパクトの強さと感性のすばらしさには頭が下がります。 ただ、それらの店はよぉーーく探さないといけない。全体の中のほんの一部だけなのである。 その辺がもう・・・ なのである・・・。 なぁ~~んて愚痴を言ってても仕方が無い。笑 まぁ、今回はずぅーーっとHP更新をさぼってなにをしていたかをちょろっと書こうかと・・・6月22日、18時に名古屋空港(私は三重県出身)に到着 駅前ホテルにチェックインしてから懐かしの旧職場に顔を出す。 8ヶ月ぶりだけど、本当に懐かしい。色々な所で働いたけど、ここはやっぱり大好き。 2時ぐらいまで、スカイラウンジ、メインバーをはしごする。 で、その後、懐かしの吉野家(文字変換ででてくるところがすごい・・・ びっくりした。笑。)へ。 8ヶ月前に食べた牛丼の姿は今は無く・・・ 変わり果てたメニューを眺め、感慨に浸りながら豚キムチ丼とカレー丼を賞味した・・・6月23日。 Wホテルの鉄板焼きへ。 久しぶりの飛騨牛♪ やっぱり和牛は脂身の甘味が最高っす!! ちなみに、フランスで和牛と言えば神戸牛。みんな『ブッフ・コウベ』と口に出します。これは神戸牛が輸出に力を入れているかららしく、松坂や飛騨は全然知らないですね。 なんだか知らない間にムートン印のオードヴィーとかクレーム・ド・カシスとかがリリースされてるのを知った。やっぱり情報は日本のほうが早くて豊富ですね。 その日はカシスの方をちょっぴりいただきました。 午後はリニューアルしたエ○テカさんへ。店長さんやヴィオニエさんとも再会でき、さらに明るいうちからシャンパン。笑。 で、夜はワインバーへ久しぶりに顔を出してきました。ここではマコン・ミリィをちょいっと・・・ そして、その後やっとの思いで三重の実家へ。6月24日~26日。 朝9時半のバスに乗って一路、飛騨高山温泉郷へ!♪ もう高山についてからは食べまくり!! ちょこっとつまめるお店が沢山並んでいるから片っ端から!というかんじでした。 でもそれがまた美味い!笑。飛騨牛たま焼き(たこ焼きのたこの代わりに飛騨牛がはいってる)にはじまり、串焼き団子、飛騨牛コロッケ、飛騨牛おむすび、高山名産赤カブおにぎり、飛騨牛にぎり、もうずぅーーっと、えんえんと食べてる!笑 で、旅館でももうすっごい品数のお料理が!で、これまたうまい!!もちろんメインは飛騨牛!!1日目はあぶり焼き、二日目はしゃぶしゃぶでした。で、それに高山の山菜を使った料理、若鮎焼きと盛りだくさん。おもしろかったのは椎茸を自分たちで枝木からはさみで切って鉄板で焼くスタイル。子供の頃に実家の裏方に同じようにして栽培してたのですが、ちょっと幼少の頃を思い出しちゃいました。 そして、なんでもないことかもしれないがやっぱりもっちりとして輝くような白米、上品なだしの効いたお味噌汁は体の隅々まで幸せの感じるようなおいしさでした。 もちろん、露天風呂も最高! 高山温泉は『神とうの湯』といってさらさらした綺麗な水、各種効能が特徴。と言っても、なにより檜の香りを楽しみながらゆっくりと足を伸ばして入る露天風呂はほんとうに何時間でも入っていれそうでした。 そんなこんなで3日間、『高山満腹街道』を官能しきってきました。6月27日。 だれもが、一生に一度は通る道。そんな道を通りにいきました。 『3無い運動』中の私が通るには本来、厳しすぎる棘の道である。正直、最初は今の時期に行くのはどうかと・・・ そんな風に考えた事もありました。そんな心配をよそに、もしくはそんな私の心配を察してか、実際には驚くほどにとても暖かく迎え入れていただけました。 よく『結婚をして、はじめて一人前』というようなことを耳にしてきましたが、今まではまったくにその言葉の真意を考えてもみなかったですし、逆に結婚をして保守的になる事なんかをつまらない人生だとも思っていましたし、社会人として『一人前』というのは結婚とはまったく関係の無いことだと思い、その言葉にはどちらかというと反発的な態度、考え方でした。しかし、今はその真意がすこしづつ理解できるようになってきた気がします。 この日はまた、ご両親のお誘いで花博に行ってきました。宮内庁管理のぼんさいや、昭和天皇の幼少期の昆虫標本は心に残るものがありました。世界ではじめてのブルーローズは見損ねて残念。6月28日。 で、この日は逆バージョン。自分の両親への紹介。 やっぱり心配で、帰国前からいろいろと下準備?、だんどりの打ち合わせとか色々してました。笑 当日、心配でけっこう気が気でなかった自分をよそに、両親は意外となれた風だった。笑。 まぁ、兄弟うちでこれが3度目だったら当然なのか?それとも、街に出て10年、自分では垢抜けたつもりでも、やっぱり親のほうがまだまだ一枚上手なのか? とにかく、自分の心配は想像に反してそんなに必要ないようだった。 総じていうならば、この両日を通してやはり親というのはすごいものなのだなぁという事と、何歳になっても子を思う親の気持ちというのは変わらない物なのだということが分かった、本当に、心からの感謝の意を伝えたい。(といっても、なかなかこれも伝えられないものなのだが・・・)6月29日~7月2日は次回に・・・・
Jul 12, 2004
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やっほーー!!今日は久しぶりのホームページ更新。毎日チェックしてくれていた方々へ・・・ 本当にスイマセンでした。これに懲りずにまた見にきてください。で・・・ 久しぶりだというのにあまり気分が乗っていない・・・というか、かなり疲れています。わたくし・・・なぜかというと、かなりはりきって書いたんです。本当!!久しぶりに1時間半もタイプしてました。本当に久しぶりでした。こんなに長い間やるのは・・・・で・・・ 久しぶりだという事で忘れていたんです・・・ 途中でちゃんとこまめに保存するの・・・一時帰国の準備・・・久しぶりのパリ訪問について・・・自分の中のパリ妄想の変化・・・レストランでの独りでの食事論・・・本当に色々と書いたんです。で、一息つこうと思った瞬間、事件は起こりました。そう・・・ サ・マルシュ・パ!なのである。。。。今の気分はおそらくパリの空よりも曇っている事でしょう・・・・ とてもじゃないですが、書き直す気力はありません・・・。でも、本当に久しぶりなので、せめてブリストルでの食事についてだけでも・・・・ル・ブリストルサントノーレ通り、ホテル・ブリストル内ミシュラン 二つ星 ル・サンクと同時期に改装を行い、パリでのホテル・レストラン・ブームの立役者として常にル・サンクと比べられてきたレストラン。ご存知のようにル・サンクはついに三つ星にまで上り詰め、さらにパリNo1の座を虎視眈々と見据えています。(自分的にはここはNo1だと思う)さて、そのル・サンクを横目にル・ブリストルは今、そして今後どのような道を辿っていくのでしょうか?そんな好奇心から、このレストランにはぜひとも来たかった。それが、今回叶った事はとてもうれしい。とりあえず、ホテルエントランスからレストランエントランスまでが近い・・・ 30Mぐらいしかない・・・でもって、レストランエントランスから最初のテーブルまでがこれまた3Mくらいしかない・・・ ちょっと出だしでつまづきそうな感じである。日常的空間から非日常空間に飛び込んでいく準備をする時間がないのである。一般庶民の私にはその時間、空間が必要なのである。。。。笑で、いきなり始まった非日常空間の居心地は悪くは無かった。もちろんですが・・・アペリティフは断り、ワインリストを頼む。今日は生涯始まって以来、二度目の独りでフレンチなのである。とてもじゃないが、ゆっくりシャンパン傾けてる気分にも浸れないし、そんな時間もない。そして、ワインリストの前にムニュに目を通す。前情報通り悪くない。どれも食べてみたくなるような内容である。でも、今日は季節のムニュ 70ユーロにしておきました。というか、そのなかにもとっても気になる料理が沢山あったから。前菜、メイン、デセールの構成だが、それぞれ3~4種類のなかから選べるようになっている。最初のアミューズやプレ・デセールなどはちゃんとついてくるようになっている。で、来たのは以下のとおり。アミューズ シックな黒い器に沢山盛られて出てきた5種類のアミューズ達。手前からポム・ヴィオレのフリット、トマトのタルトレット、ラディのはいったクルスティヤン、レモンコンフィのはいったブーレット、一番奥はちょっと忘れたが、パヴォかセザムのクルスティヤンだった気がする・・・パン なんと6~7種類のパンがワゴンに乗って登場。大きなものはその場で切り分けてくれるシステム。頼んだのはアルグのはいったカンパーニュとあとは・・・ なんだったっけ・・・ とうもろこし粉のパンだったかな??オードヴル トルトゥーとノワ・ド・ココのガレットに胡瓜のスープ 胡瓜のスープが清涼感があるのに、ぜんぜん青臭くなくてとっても良かった。氷をしいたお皿も演出効果大!! ソムリエお奨めのワインはプイィ・フュイッセ2002 胡瓜とは思ったほど喧嘩しなかった。変化球と思わせつつも計算されたスローボール??ヴィアンド リ・ド・ヴォ―のフヌイユ風味ブレゼ 夏野菜とシトロン・コンフィ添え 写真とは違うこれまたシックな黒い器に乗ってやってきたリ・ド・ヴォ―はまだフヌイユの枝(正確には枝じゃなくて先端か・・・)と一緒に縛られていてそれを鮮やかな手つきで盛り付けてくれる。 久しぶりになかがモチモチのリ・ド・ヴォ―を味わった。しかもそいつがフヌイユのおかげで重くも無く、軽くも無くとってもいい感じ。でもって、添えられたシトロン・コンフィ(レモンの甘煮?と説明すべきか)といっしょに食べるとこれまた素敵な出会いなのである。 ソムリエが奨めたコンドリュー2002との相性もびっくりするほどおもしろい!! 若そうなソムリエだったけど、グラスの赤ワインはつまらないからと言って奨めてくれたワインは内角に切れ込むような変化球で、たしかにこの料理に赤ワインは合わせづらいと思わせる。ちなみにグラス一杯27ユーロだったのは変化球が予想以上に曲がりすぎたせいか???プレ・デセール 4種類のマカロン。 ショコラ、ミント、ヴァニラ、フレーズ 3種類のクルスティヤンデセール 桃のポッシェ イチゴのアイスクリーム添え これにはソムリエからのプレゼントでコトー・デュ・レイヨン プルミエ・クリュ ショーム 2002 がサーヴされた。お約束とも言えるばっちりの相性。総評として、料理はとっても良い。価格からはみても納得して、おつりがくるほどだ。クラシックな内装のレストランだが、料理は洗練されており、夏向けの料理だったが、軽さの中にもしっかりとした食材の味の重みのようなものを感じる事ができる料理。プレゼンにも力が入っている。パンとプティ・フールのワゴンサービスも良かった。サービス陣は、正直言って良い人とそうでない人の差が目立った。幸い自分の方は良いメートル、シェフ・ド・ラン、ソムリエが担当してくれたが、視界に入るサービスマンの中にはそうでない人が目立った・・・ 伝統あるホテルにありがちな事か・・・・サービスした後、去っていく後姿を見てなんとなく冷たく感じる・・・ 日本でもフランスでも良くある事だが・・・三つ星に登りつめる為には、まだ超えないといけない壁がはっきりとあるように思えた。。。 (なんて生意気な意見・・・ もちろん個人的見解です。。。)せっかくだからもっとゆっくりしたかったけど、自分自身時間が無かった事と、レストラン側もそういった用意(ハードもソフトも)は無いみたいだったので、食後のハーブティーをお代わりした後、足早に席を立った。。。
Jul 5, 2004
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今日はドメーヌ・ペッシュ・ローリエにてリエーヴル・パーティ。日本から10日間こちらに語学研修をかねて来仏している友人Fさんとお馴染み村木氏、そしていつもお世話になっているドメ―ヌのマダムとその家族、JDSからは私とT氏が出席である。人の縁とは不思議なもので、Fさんと私はコンクールで知り合い、渡仏する時に村木氏を紹介していただき、T氏とFさんは初めての顔合わせだが、T氏の彼女とFさんはワイン仲間。知らない間にどこかで繋がっているものなんですね。で、さっそくリエーヴル(野兎)本来、この時期はもちろん禁猟である。従って、今回のリエーブルは冬に撃ったものを保存してあったものだ。私たちが到着した時にはすでに頭が落とされ、手足以外の毛がむしられた後であったが、野兎ってこんなにでかいの?!ってぐらい大きくてびっくり!だって、軽く子犬ぐらいの大きさはありましたからね。猫なんかの2倍ぐらいはある。で、それを野外でバーべQ! なんだか昔からあるらしい専用の器具に挟みこみ、ネジ巻き仕掛けの機械にのせて強火の遠火でぐるぐる焼く。焼けてきたら、落ちる肉汁と血、それに塩水みたいなのを皿にいれてリエーブルの下に敷き絶え間なくアロゼする。そうのこうのして、ある程度焼けてきたところでラードをこれまた専用の器具(円錐状の器が棒の先端についたもの)に入れて熱して火をつけ、リエーブルの表面にジュージューかける。一瞬にして肉を焼く香りが辺りに拡がるとともに、表面にしっかりとした焼き色がつく。で、リエーブルを焼きながら、白ワインをアペリティフに頂く。そこに登場したのがFさんが日本から持ってきたお土産、『イナゴ佃煮』である!リエーブルを担当したシシェル氏、彼はドメ―ヌの畑責任者で狩猟からキノコ、トリュフ狩りまで自然のことなら何でも来いの人。イナゴ佃煮を見て一瞬眼が泳いだが(笑)、それにたじろぐのは彼のプライドが許さない!躊躇無くその1つを手でつまみパクッ!!う~~んぅ、うまいぃ!と言って笑顔で応えた(目はやっぱり笑ってなかったような・・・笑)。で、私も1つパクッ。キュイジニエのT氏も恐る恐る1つを口にして苦笑い♪で、当の本人であるFさんは食べない!!笑。『だって、虫でしょ??』とか言うし。まぁ、私は田舎出身の人間。イナゴの佃煮なんてものではまったくビックリしませんよ。だって、子供の頃は実家で自家製イナゴの佃煮とか作ってたんだから。それに比べたらFさんのもってきたのは身も小さくて味がしっかり付いててくせが無くまったく上品なイナゴでしたからね。3つも4つも食べちゃいました。シシェル氏も負けずと、俺は生のままでイナゴを食べる!なんて言い出すし。こんなものを持ってきたFさん・・・ きっと彼らは日本人の食生活を勘違いしてますよ・・・笑。どうするんですか?と、そうこうしているうちにロティスリーマシンは10回転してリエーブルは焼きあがった。私たちはドメ―ヌ前のテラスに席を移してまた乾杯!♪で、テリーヌとエスカルゴを肴にテーブルは盛り上がるのであった。このエスカルゴ(写真のヤツね。)左のちょっと大きいのがエスカルゴ・グリ、そんでもって小さくて白っぽいのがラングドックのものらしく、グリよりもさらに蛋白で上品な味らしいのですが、あんまりよくわかりませんでした・・・笑。 調理法もブルゴーニュ風ではなく、一度下湯でしたものをニンニクと白ワインを加えた軽いトマトソースでからめてあります。これがまたテラスでの食事に持ってこい!って感じでしたね。これにもどうやら裏話があり、最初、村木氏が私たちのために一生懸命エスカルゴを採集してくれていたらしいのですが、どうやら全部小指の頭大だったらしく、シシェル氏に却下されたらしい・・・ それに加えて村木氏、ブルゴーニュ産エスカルゴを家の近くに放流したらしく、数年後を楽しみにしているらしいのだ。笑。数年後、ラングドックでコブシ大のエスカルゴを見かけたら、きっとそれは氏が放流したものでしょう。笑。で、やっとリエーブルの登場!!もう本当にジビエ肉を焼いたときのあの独特の香りが口の中に拡がる!!噛めば噛むほど、味が出てくるのはフランス感覚のおいしいお肉。とろけるようなのが好きな日本とは正反対。でも、フランス人にしてもやっぱりそんなに沢山食べられるものではないらしい。8人いたが、結局全部は食べられず終い。。。で、食事の締めくくりに今度は私たちがJDSのブーランジェリーで買ってきたマダムの好物ムース・ショコラを切り分けて食べました。間に挟まれたレモンムースがテラスでのランチにはぴったりだったようだ。面白かったのはマダムの母親、つまり祖母ですね。どこまで本気で言っているのか?笑。とてもよく働くFさんを見て彼女がフランスに滞在しているのは明日までなんだから、求婚するなら今夜が最後のチャンスよ!! そして二人でこの近くにかわいらしいレストランを開くのよ!♪可愛くてよく働く優秀なソムリエール、そして料理はあなたがやりなさい!きっと地元で愛されるレストランができるわ♪♪と真剣に言っているのである。お互い彼女が日本にいるT氏と私は難を逃れ?? その矛先はもちろん・・・ どこまで本気なのか? でも、村木氏に言わせると女性がドメーヌを訪れたときはいつもこうらしい・・・ 笑。 なんだかあまりにもほのぼのした会話に私もついつい悪乗りしてしまいました。笑。食事の後は、運動をかねて野生のポプリを探しに行こう!と村木氏。清流沿いにポプリの木を探しながら探索。 ちょっとした探検ゴッコみたいで、まさに皆子供に戻ってるし。笑でも、川を渡って(落ちた人も・・・)、トゲにささり、草木をなぎ倒しながらの冒険の割には残念ながら収穫はポプリのキノコ2個。それでも、シシェル氏に見せると、よくやった!!と褒めてくれた。で、運動第2弾は乗馬。といっても、鞍も無し。乗馬経験も無し。とりあえず乗っちゃえ!って感じ。写真で馬が二頭いるでしょう?白馬の方は若くて力強く、きちんとした調教を受けた馬らしい。で、私が乗っている茶色の馬はもう年もとってあんまり走らない。でも、そのくらいが一番。だって、走り出したら手綱、鞍もなしで止めかたも知らないですからね。笑でも、私的にはこんな乗馬ゴッコが楽しくて・・・。 昔から機会があれば乗馬をやりたいと思っていたのでちょっと満足♪そして、ドメーヌに別れを告げ村木氏の案内でブドウ畑を見せていただき、今回は特にブドウの病気、害虫について、そしてその対処方法などについて説明を受けました。加えて、前々回剪定を教えていただいたので、その後どのようにして芽かきなどをしてブドウ果の数を調節していくかを教えていただきました。今回も本当に楽しく、そして貴重な体験の数々。そこにいた全ての人に感謝します。
Jun 16, 2004
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5月17日、ついに憧れのトロワグロへ! リヨンまでTGV、そしてそこからTERでロアンヌまでと、片道約3時間半をかけて行った甲斐がありました。 ロアンヌの駅を出て、左に歩く事たったの50メートル、間違い様も無い大きな看板が目印です。 今回はJDSで一緒に働く元ブ○ギニョンのT・Tさんが彼の先輩が5月でトロワグロをあがる為、その前にぜひ食事に行こうという事で、ご同行させて頂きました。 入り口から中に足を踏み入れると、どうやらその日の一番客だったらしく?サービスマンの御偉い方が皆で出迎えてくれ、食事の前にまずカーヴとキッチンを案内してくれました。 カーヴは最近の『3エトワール』というガストロノミーマガジンに掲載されており、実際に見るのがとても楽しみでした。 そして、入ってやっぱりびっくり。総在庫数5万本!そして、そのアイテムのすごさにもうびっくり!! だって、入ってすぐにアンリジャイエシリーズがずらぁ~~~って、マグナムで並んでいるんだもの!!もうあとのワインが霞んで見えてしまいました・・・・。もちろん、すべてカーヴにとってもきれいに配列されており、非の打ち所のない質と量と管理でした。 そして、お次はキッチン! これまた本当にここでやってんの?っていうぐらい綺麗でシンプルでここは近代式料理教室か?それともキッチンスタジアムか?と思わせるような『見て絵になる』キッチンでした。そして、キュイジニエ達はもう営業がはじまろうという時間なのにとっても冷静沈着に働いていてこれまたびっくり!もう準備は万全です!!と言わんがごとく・・・ という感じ。 そして、キッチンからダイニングへ。 ダイニングは全体的にシックな色使いで現代的な洗練されたイメージのなかにも重厚な奥ゆかしさを感じさせる、これまた非の打ち所のない感じ。それでいて、とっても居心地がいいのは◎が本当に3つぐらい並んじゃいます。 そして、ここでもシャンパンを片手にじ~~~っくりとメニューとにらめっこ!! メニューの書き方はタイユヴァンと同じように、メインとなる食材と料理法、そして付け合せだけが書かれたとってもシンプルな内容(本当に5~7単語しかないぐらい) で、結局二人とも今回はア・ラ・カルトでのオーダーとなりました。 内容は以下の通り。 小さいアミューズの盛り合わせ かわいい一口サイズのアミューズが蓮華みたいなスプーンに並んでくる。アミューズ プロヴァンス産アスペルジュ・ヴェール、メントールソースオードヴル アルデンテのクー・デクルヴィスのブロシェット、ナージュ仕立て 柔らかく煮たテット・ド・ヴォーとトマトコンフィのテリーヌ、(ティエド) (ゼラチン質豊かなテット・ド・ヴィーを口に含んだ時の触感が本当に最高。そして、トマトの酸味がくどさを感じさせない!)ポワソン メルランのポワレ、グレープフルーツ添え ソーモン・ア・ロゼイユ (メニューには載せていないのですが、シェフ・ミッシェルが特別に提供してくださりました。とってもシンプルなのですが、これ以上なにかを足す必要も無いですし、ここからなにか1つでも欠けてはいけないという、やっぱりある意味完成した料理なんだなぁと感じさせられました。)ヴィアンド バジリックのピューレに包まれたロニョン・ダニョー、アンチョビ添え (ロニョンの質と火入れのテクニックが全て!!という感じの料理。アンチョビの塩気はやっぱり必要。と納得) ピジョノーとフォワグラ、トリュフのフリット (これまたシンプルな料理。シンプルがゆえに、高い完成度が要求されるのがわかる) プティポワ (なんで、ここでわざわざプティポワ→グリーンピースを書くのかって?写真も載せているし・・・ それは、なんだかここではじめてグリーンピースの真の味を知ることが出来た気がしたから。一粒一粒がはじけるような・・・ というか、はっきりと口の中でプチッ、プチッとはじける食感があり、甘く、そして香り高い。本来、プティポワって、こんなにおいしいんだ!と思わせる出来栄えでした。月日が流れ、今日食べたトロワグロの料理を忘れる事があっても、このプティポワの味だけはきっと生涯忘れないだろう。そう思わせる付け合せでした。でも、これがこのレストランの全てを語っているといってもいいと思う。)シャリオ・フロマージュ デセール タルト・リッシュ、フレーズとソルべ添え ニ・ダベイユ、マンゴとパッション添え 金柑のスフレ・ショー タルトレット三種 (ショコラ、グロゼイユ、ヤウー) 青リンゴのソルべカフェ、ミニャルディーズ 全体的な料理の感想は、まず『とってもシンプル』、メニューの書き方と同じく、メインとなる食材と調理法、的を絞った付け合せ1種、そしてソース。シンプルがゆえにごまかしのきかない、素材と調理テクニックが問われる料理。高い完成度無しには評価されないスタイル。いうならば、『孤高のシンプルさ』と言いたい。 サービスの印象はとっても良かった。調理スタッフが若かったのに比べ、サービススタッフは落ち着いた年配の方が多く、レストランの威厳を保ちつつも、心地よい安堵感を与えてくれた。 ソムリエも何名かがサービスに当たってくれたのだが、特にお1人、本当にすばらしいと思わせる方がいた。(もちろん他にもきっと沢山いると思いますが。)その方はスタッフの中で一番といって良いほど体格のしっかりとした(縦にも横にも)、遠くから見ても一番目立つ巨躯にもかかわらず、テーブル横にきてサービスをしてくれても、まったく威圧がないのである。もちろんとんでもないほど威厳はあるのですが・・・、それ以上に物腰が落ち着いていて、包み込むような空気があって・・・ うまく表現できないのですが、私個人、お客の立場ならば、『うわぁ、この人ってすごそう!』と周りを萎縮させるサービスマンは大っキライ。(結構、多い・・・ このタイプ。 ←あくまで個人的意見です。それが好きなチャレンジャータイプまたはまさにあなたがチャンピオン!と思わせるおそろしいほどのワイン通、食通のお客様も実際には沢山いらっしゃいます。あ!でもこういうお客様もやっぱりそのサービスマンに心地よさがないと好きじゃないみたいですね。)すごいのはわかるんだけど、それ以上にやっぱりサービスマンなので、お客様に心地よい場所と時間を提供するのが大切だと思う。その点、彼(もちろん、名前も知りません・・・)は本当にすごいと思う。一般日本人がフランスの3星レストラン『トロワグロ』で食事をしているにもかかわらず、緊張することなく、居心地がいいのである。それは本当にすごい事だと思う。そして、肉料理にあわせてハーフボトルの赤ワインを頼みたいけど、なにがお奨めですか?と聞いた時に自分がこれだ!と前もって決めていたワインと意見がぴったりあったのももちろんポイント高かったのですが・・・笑。 (それを抜栓してくれたソムリエはちょっと・・・・ ル・サンクも同じパターンだったな・・・。苦笑) 自分も将来、ワインに詳しいソムリエでは終わらず、こういったソムリエになりたいと心底から思います。 『トロワグロ』・・・・ やはり、ここも真なる巨星だと思う。
May 25, 2004
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5月11日、今日はモンペリエにある隠れた名店、メゾン・ローゼールに食事に出かけました。 ミシュランでは星がついていないレストランなのですが、ゴーミヨでは16点をとるほどの実力のあるレストランです。(ミシュラン1つ星でもゴーミヨで15点なんてのはざらにある。) 実際、JDSのメンバーにモンペリエにおいしいレストランはあるか?と尋ねると必ず全員ここの名前を真っ先に出すほどです。 旧市街に位置し、建物は歴史の古さを感じさせる造りですが、インテリアなどは現代的で個人的には大好きなスタイルでした。 最初にアペリティフとしてシャンパンをグラスで頼み、いつものようにじっくりとメニューと睨めっこをしていると、メートルドテルがイベリコ産の生ハムをワゴンサービスで運んでくれ、アミューズとして供してくれました。 メニューは2種類あり、伝統料理をベースとしたコースとシェフの感性から作られるフュージョンスタイルを取り入れたフレンチでした。両コースとも前菜、メインは2種類のうちからチョイスするスタイルになっていました。 残念ながら、メニューをもらう事ができなかった為(というか、頼みにくかった・・・)、詳しくは覚えていないのですが・・・ 次のような内容でした。 (ちなみにJDSの名前は出さずに食事に行ったのですが、偶然にも私達の後からJDSのプルミエ・メートルドテルが食事に来てばれてしまった為、ちょっと対応は変わった・・・) アミューズ イベリコ産生ハム ワゴンサービス サーモンのタルタルとアスペルジュのオランデーズソースオードブル ガンバス(日本で言うジャンボ車海老?)の天婦羅スタイルに同じく海老から作ったソース・クリュスタッセポワソン スズキのポワレ・・・・ にいろいろ付いてました・・・。ヴィアンド 鶉のロースト、ジュー・ド・デグラサージュアリゴ ここの店では必ず出すみたいです。サービスの方がかっこいいデモンストレーションとともになが~く伸びるアリゴを共してくれます。一見の価値あり!というか、自分もやってみたかった・・・・。デセール ・・・・・・・・・・。忘れました。。(今日は24日・・・ ちょっと時差が・・・。あと、トロワグロのせいか・・・・?)ワイン クープ・ド・シャンパーニュ フォージェール・アルキエ キュヴェ・ラ・メゾン・ジョーヌ2001 バニュルス ラ・レクトリ とにかく、どうしてミシュランの1つ星が取れないんだろう?と思うような料理の内容でした。あえて言うならミニャルディーズが他の料理に比べてレベルが格段に低すぎる事でしょうか?・・・・ こういうのって、最後のイメージが悪いとどうしてもね・・・・ そして、サービス・・・・。 悪くはないのですが、充分な人数(私たちが行った日はお客さんが少なかった)がいる割にはそっけなかった気がする。(ずーっと担当してくれたアプランティらしき2人の女性はとってもやさしく、感じもよく、なにひとつ文句は無いのですが、あくまでもし星を狙う気があるのならばという仮定での話です・・・) でも、総評はやっぱりいい店だと思います。きちんとしたオリジナリティを持ちつつ、レベルの高い食事をかなりお値打ちで食べられるのでないでしょうか?フランスでムニュを頼むと2つ星で100ユーロ以上、3つ星なら120以上は必ずしますからね。それを考えると今日の45ユーロほどのムニュは◎が三つです♪
May 24, 2004
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今、ロアンヌからモンペリエに帰ってきました。リヨン経由で合計3時間・・・さすがにちょっと疲れましたね。え?ロアンヌに何をしに行ったかって?ロアンヌと言えば、グロさんでしょ!今日、今から帰って頑張って画像を編集するんで、皆さん待っててくださいね!あ!ちゃんとカーヴの写真もありますよ!!アンリ・ジャイエがマグナムでずらぁーって並んでいるのには本当にびっくりしました・・・。コシュ・デュリやラフォンも普通にあった。当然か。やっぱりこういうところにあるのね・・・みたいな。笑あ!ちなみにデュリのコルトン・シャルルマーニュ、楽天市場だと楽に10万円以上するんですね・・・ びっくり。うちのレストランで飲んだらムルソー99年がおまけでついてきそうな価格ですな・・・うぅーーん、やっぱりそういうところは日本のワインの価格決めの悪いところなのかな・・・まぁ、仕方ないか・・・と言うことで、帰ってレポート作成頑張ります!!
May 18, 2004
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左 コルナス、ティエリー・アルマンの畑 中 ベルナール・グリッパを訪れて 右 グランド・コリーヌのカーヴ(コルナスでは珍しい) 先日、休日を利用して念願のエルミタージュの丘に登ってきました。 丘の斜面はターン・エルミタージュの駅から見たイメージよりもさらに厳しく、車でもやっと上がれるほどでした。 エルミタージュの丘といっても、やはり土壌は各パーセルによりかなりバラエティーに富んでおり、ミカ・シスト、グラニ、アルヴィオンなどが表面に剥き出しになっている区画も多く見られました。 機械が入れないほどの急斜面も多く、最近評価がどんどん上がっているクローズ・エルミタージュとはやはり根本的に大きな差があることを改めて認識させられました。 そして、再度シャプティエにてテイスティングをさせていただき、特に98年のサン・ジョセフ・ブラン・グラニはちょうど飲み頃をむかえておりバランスが良く、なんといってもトリュフの香をはっきりと認識できることにとってもびっくりしました。今まで試飲したワインのなかでもここまでトリュフの香がはっきりと感じられるワインは初めてでした。(モンラッシェなどの80年代なども感じられるが、それ以外の要素もかなり強いためトリュフ単体の香りをはっきり感じるのは今回のサン・ジョセフの方が上。) その後、コルナスのドメーヌ・グランド・コリーヌ(直訳してください。笑)にお邪魔したのですが、ここで今までの考えを覆される体験をする事が出来ました。 それは、数年前から一部でうるさく言われてきたSO2添加が及ぼすワインの味わいの違いです。 正直、私はまったくといっていいほど興味が無かった。オーガニック・ワインは騒がれていますが、ソムリエとして一番大切なのはワインの味わいであって、多くのお客様は健康のために高いワインを飲んでいるのではないと思っていた。(この点では今も同じ気持ちですが・・・) だから、うちのワインはSO2を添加していませんとか言われても特にそれを評価する事も無かったのですが、ここのドメ―ヌで同じキュヴェでSO2を添加したものとしていないものを飲み比べさせていただく事ができました。 そして、その違いにびっくり・・・・・!!! 添加されたワインはかなり還元香がはっきりと感じられ全体的に香が閉じてしまっているのに対して、されていないワインは濃縮感のある果実の香りがストレートに表現されており、とってもふくよかなワインに仕上がっており、とても元々同じキュヴェだったとは思えないほどでした。 これまでの私の考えは覆されました。 ワイン生産者が無農薬栽培、SO2無添加を売り文句にするのは(これはどちらかというと生産者ではなく、バイヤーがするのですが・・・。)、まったく健康の為とかではなく、まさに味わいを追求してのことなんだと・・・・。(理屈的には解かっていましたが、これをここまではっきり体験できるとは思ってもいなかった。) ソムリエとして、またひとついい体験が出来たと思う。そして、この機会を与えてくださったグランド・コリーヌ(仏名・笑)さんに心から感謝したい。 エルミタージュの丘の頂上から見下ろしたターンの町並みとローヌ河
May 10, 2004
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えぇ・・っと・・・・。私のスケジュール、二週間連続でぽしゃりました・・・。シャトー・ラヤスを訪問する予定だったのですが・・・。普通は訪問不可なので、うちのシェフ・ソムリエに2週間前に26日の月曜日に行きたいから電話しておいてと頼んであったのだが・・・ 4日ほど前に時間の確認をこめて尋ねたら、『オォ!ピュイタァン!!』と言われた・・・。 彼、電話するのを忘れて、やばい!と思ったらしく、明日の朝一で電話するといってきた。でも、日本人の訪問客をあまりよく思っていないらしいシャトー・ラヤスに『また、日本人はこんな寸前になって、なんて礼儀知らずなんだ・・・。』とか、思われるといやなのでシェフ・ソムリエにはまた今度の機会でいいよ。と言っておいた。 (すごく安心した顔をしてうなずいていたなぁ・・・) という事で、先週に続きまたまた予定が変更になった。 で、なにをしていたかと言うと・・・。 今日は、モンペリエの隣町のLatteにあるグラン・マガザン群にトラム・ウェイとバスを使って行ってきました。 前々から一度行ってみたかったのでちょうど良い機会となりました。 フランスの場合、街中にはギャラリー・ラファイエットやINNO、Fnacなどがあるだけで、本当の大型専門店なんかは郊外に行かないと無いのです。 フランスのインテリア家具、キッチン用品、ガーデニング用品はすごく興味があるのでとても楽しかった! とくにソファーやサイドテーブルなどのデザインは好きだし、照明器具のバリエーションの多さは信じられないぐらいに多い。そしてガーデニング用品は個人の庭の規模が違うので日本的に見ると業者専用なのか??と思ってしまうほどだった。(なぜか、ガーデニング屋のなかにペットショップがあり、日本の金魚がたくさん店頭に並んでいてちょっと癒された。笑。で、おなじくBonsaiコーナーがあったのだが、どうみても盆栽の心が感じられずに笑ってしまった。←モンペリエの旧市街にあるBonsai専門店はかなりすごいけどね。) と、あれこれしているうちに時間が過ぎてしまった。 ちなみに・・・ というか、もちろん?なにも買ってません。笑 買ったのは市場に売っていた桃とイチゴ、そしてアイスクリームぐらいでしょうか・・・。 (天気が良かったので外のベンチでちょっと遅いランチにいただきました。) ちなみに・・・ その2. 来週は、おそらく?本当に? エルミタージュの丘に行けそうです。(ジェスペール・・・。)
Apr 26, 2004
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最近、本当にHP作成がおぼつかない・・・・飽きたわけではないのですが、とにかく時間がない!というか、休みの度にどこかに出かけているのでそれをまとめる時間がないのである。。。いつもHPに遊びに来てくれている皆さん、本当に申し訳ありません。 そして、最近トップページに近日のスケジュール予定を書いているのですが、これがまた二転三転と・・・・ その度に、いろいろと情報を寄せてくれる方々に申し訳ない思いでいっぱいです。本当にすいません。でも、いつか必ず、いただいた情報を活用するときが来ると思いますので、こりずに情報くださいね・・・。 今日も最初はエルミタージュの丘に行くはずだったのですが、行きたいワイナリーにことごとく断られたのと、うちのソムリエがコスティエール・ド・ニムのワイナリーに行くんだけど、お前も来るよね?って突然言われたので、例のごとく予定変更でニームに行ってきました。 行ったワイナリーは『シャトー・テュイリュリ』で、うちのレストランのリストにも載せている造り手である。 赤、白、ロゼともに3つのキュヴェがあり、複数ヴィンテージをテイスティング、合計15種類ほどを試してみました。 日本にも高島屋がいれているそうです。 個人的にはそれほど好きではなかったのですが、ヴィエイユ・ヴィーユ・ブラン2002はマセラシオン・ペリキュレールをした時のようなぎゅっとしぼった濃縮感ある香りと控えめな酸味なのにやさしいアタックと味わいが最初のアペリティフとして良い感じでしたし、キュヴェ・エオール・ルージュ2000はたっぷりとしたボディと果実味、まるいタンニン、そして全体的にまとまりがあり、良かったですヨ。 そして、ブドウ畑を見て、ちょっとびっくり。ここのワイナリーが所有している畑はまるでシャトーヌフ・デュ・パプの畑のように、ヌフとおなじような茶色の丸い石が畑一面を覆っており、丘の断面をみてもやはり表土数メートルにわたりそんな石がごろごろしているのです。 ラングドック・ルーションもいろいろな土壌が存在するものなんですね。 (ちなみにコトー・デュ・ラングドックの多くはアルジオ・カルケールでルーションの方に行くとシストが多いですね。) やっぱり、ワイナリーに行くとなにかしらの発見があって楽しいものです。 来週はちゃんと予定通りにラヤスに行けそうです。。。
Apr 19, 2004
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4月4日JDSの隣のブラッスリでモエ社による『ソワレ・ドンペリニョン』が開催されました。私もその日は本来お休みのところをお手伝い。フランスのソワレを体験できるいい機会となりました。ドレスコードは白!日本はまだ春ですが、モンペリエはもう初夏。夜八時スタートなのですが、まだ青空が広がっています。6人のコーラス隊によるソングが流れる中、サービスされる飲み物はもちろんドンペリニョンのみ。シャンパン大好きのフランス人たちはもうそれだけでご機嫌。(JDSの招待客ばかりなので皆さんユーロは沢山もっていらっしゃる方ばかりなのですがね。。。笑)そのあとは、新鋭デザイナーによるファッション・ショーが会場内で行われ、もうおねぇチャンから、お兄ちゃん、おばぁちゃん、おじぃちゃんまでみぃーんなドンペリ片手に踊ってました。 それがまた、やっぱりお洒落なんだよねぇ。 日本だったら、さしづめ盆踊りになっちゃうもんなぁ・・・ ドンペリもマグナムで70本準備していたのが足りなくてマグナム12本追加です。 それもそのはず、当初110人の招待客の予定がそれにコーラス隊とファッションショーのモデル、裏方さん、プラスドンペリとうちの従業員すべてあわせて150人ぐらいで飲んでたからね。笑。笑。 で、結局8時にスタートして終わったのは1時すぎ。 もう、最後にはお客さんも従業員もみんな飲んで踊って騒いでのソワレとなりました。 こちらに滞在していると、大概の日本人はフランスという国、フランス人のことを嫌いになるのですが(学生などはのぞく・・・)、やっぱりフランスの文化、習慣はすばらしいものなんだなぁって、久しぶりにフランスを好きになった気がしました。 そして、ソムリエにはモエ社からドンペリニョンのマークと通しナンバー付のドンペリカラーである深緑の皮のタブリエがプレゼントされました。 これ、実は東京で昔ドンペリのソワレが行われた時も担当したソムリエさんが頼んでももらえなかったという完全非売品のレア・アイテムで本当は門外不出らしいのですが、モエのおえらいさんも酔った勢い?でくれました。 ラッキー!!! 1973年エノテーク、ジョフロワ直筆サイン入りに続いてまた超レアアイテムゲットです! (73年は私のバースデーヴィンテージ) 帰国したら、これ付けて働こうっと!! (サービスマンはネタ命!!)
Apr 8, 2004
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3月21日から24日まで、2年に一度開催される『グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ』に行ってきました。 21日にディジョンに到着し、駅前のホテルに一泊。22日の朝に、駅横のレンタカーオフィスで車を借りて、この日はコート・ドールを南下。AOCの村とすべてのグランクリュ畑、そして名だたるプルミエクリュの畑を見て回るという強行スケジュールを決行!!そして、23日はヴォーヌ・ロマネのサロン・ド・デギュスタシオンを訪れました。 (グラン・ジュールは一週間いろいろな場所で沢山の企画が行われるブルゴーニュ版ヴィネクスポ)今回行かなければまた2年待たなければいけない。2年後来れるという保証もないからかなり強行でしたが、本当に行った甲斐がありました。
Mar 28, 2004
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先日、予定通りグランジュールが開催されているブルゴーニュへと行ってきました。日曜日にディジョンに到着して、月曜日はディジョンでレンタカーを借りてコートドールのAOCの村を全てまわってきました。今まで、本でしか区画の位置を理解していなかったし、何度覚えてもすぐに忘れてしまいがちでした。でも、やっぱり実際にその場に行って見るとやっぱり土壌や標高、畑の向きなどが違っていて本当に頭の中にくっきりと思い浮かべることができるほど覚えることができました。 そして、3日間すべてが曇ったり、晴れたり、と思ったらいきなり激しい雨が降ったり、雷が鳴っていたり・・・ でも、少し先はお日様が照っているのがわかったり・・・と、本当に気候に左右されることやミクロクリマが大切なのだと理解することができました。 さて・・・・ 今回の日記の題なのですが・・・・ もちろん、今回、お約束?とも言えるロマネコンティの畑にも行ったのですが、やっぱりほかの畑には誰も止まらないのにこの畑の前には何度か人が訪問していました。そして、写真を撮ったり。 もちろん、私もデジカメを持参して沢山写真に収めました。 で、ラ・ロマネを見て、グラン・リュを見て、丘を登ってゴーディショの畑からヴォーヌの村を見下ろす形で写真を撮り終えてから丘を下ると誰かがロマネコンティの畑の中に立っているではありませんか! ????? 畑の関係者? いや、ちがう。 一眼レフを片手に畑の中を探索している。 これは明らかに関係者ではない。車で近づいていくと、それは残念なことに日本人でした。まわりに人がいないことをよいことに畑の中に入っているのです。 翌日、サロンの時間待ちで再度ロマネコンティの畑の前に来ると、今度は違う二人組みがラ・グラン・リュの中に入っていました。ここに入るぐらいなのですからきっとコンティの畑の中にも入ったのでしょう・・・・ 彼らは僕の車が近づいてくると少し気まずい顔をしましたが、こちらも日本人だとわかると堂々とした態度で悪びれることもない様子でした。 正直、残念でたまらなかった。 それがまた、二度とも日本人であったのがまたどうしようもなく残念だった。 グラン・ジュールに合わせてブルゴーニュに来るぐらいですからもしかしたら業界では名の通った方かもしれない。ブルゴーニュが本当に好きな方かもしれない。 しかし、やっていい事と悪い事がある。 それが特級の畑でなくても、有名な畑でなくとも、人の畑に勝手に入っていいものなのか?? 本人たちは、写真を撮っていただけだというかもしれない。 だが、それなら道からでも充分に撮れる。 二組とも、りっぱな一眼レフ、デジカメを持っていたのだから。 これを見たとき、少し前にFutursweetさんという国内ワイナリーに勤める方のHP上で、ソムリエ、もしくはワイナリーを訪れる業界人のモラルについて書いていらっしゃったのを思い出しました。 まさにその通りであると言わざるを得ない・・・ 旅の恥はかき捨て・・・・ これではいけない。モラルは大切である。 日本にもし、ロマネコンティ並みの畑があったら、そこはきっと鉄格子で入れないようになっているでしょう。もしかしたら防犯カメラもついているかもしれませんね。 でも、フランスは自主性を大切にする国。ロマネコンティにそんなものは一切ない。 誰でもまたげるような高さ40cmほどの石垣があるだけである。 あとは、訪問者自身である。 もし、今度、ロマネ・コンティの畑、いえ、全ての畑、ワイナリーを訪れる予定のある方がこれを見たのであれば、最低限のモラルだけは守ってほしいものである・・・ 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 今回のブルゴーニュ訪問、そして前回のヌフ・デュ・パプともにきっとちゃんとアップしますので楽しみに、そして気長に待っていてください。 それでは、また。
Mar 24, 2004
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トリュフ狩りで探し当てたトリュフのその後・・・・2日間、香を出す為に置いておく。その後、どんな料理にしようかと考えた結果、やはり一番トリュフの味わいをストレートに楽しめる料理がいいということで、意外にも?とってもシンプルなパスタとサラダを作ることになった。トリュフが保管してある冷蔵庫を開けると、強烈なほど芳醇なトリュフの香が感じられた♪これなら充分、良い状態だ!!そして、表面の薄皮をすべて削り落としてから、おもむろにスライスする。4人分で約60グラムのトリュフ一個はかなりの量である。パスタを茹で、オリーヴオイルをたらして絡め、そこに好きなだけトリュフのスライスをかけて混ぜ合わせる。パスタの熱によってトリュフの香が強く増幅される!シンプルなだけにトリュフの香や歯ごたえがストレートに伝わってくる!♪自分で掘り当てたトリュフを料理して食べるなんて、フランス人でさえほとんど経験した事がないと思う。とっても貴重な体験でした。
Mar 17, 2004
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3月14日から一泊でアヴィニョンとシャトーヌフ・デュ・パプへと行ってきました。ヌフ・デュ・パプへの交通機関がわからない為、アヴィニョンで情報を探そうという目的とちょっとした観光を兼ねた小旅行です。昼過ぎにモンペリエを出発し、アヴィニョンに2時ごろ到着。日曜日は店が閉まっているため、閑散とした雰囲気だが、こじんまりとして可愛らしい街である。小さい街だが観光名所でもあるため日本人を含めかなりの観光客を目にしました。そして、意外なほど良さそうなホテルやレストラン、カフェが多かったのが印象に残っています。 まずはヌフ・デュ・パプへの交通機関を探さなければいけない。いろいろとバス停や観光案内を見て周るが・・・・・、無いのである・・・・。まったく行き方がわからない。街の人に聞くと皆が声をそろえてタクシーしかないという。。。。 予定では最初15日朝9時にクーテザンという街にあるシャトー・ド・ボーカステルに行くことになっているので、クーテザンまでは鉄道列車が走っているからいいのだが・・・・ そのあとはタクシーしかなさそうである。。。 で、当初はクーテザンで一泊の予定だったが最終電車が19:30という事から想像してかなり田舎だと察知し、アヴィニョンでホテルを探す事にした。意外と沢山ホテルがあり、結局決めたのが駅からも近く、こじんまりとした所だがちょっとインテリアが良さそうだったHotel Boquier。さっそく問い合わせるとトリプルしか空いていないけど10ユーロまけて60ユーロで良いとのこと。ひとり30ユーロなら妥当な点である。オーナーさんは気さくでとっても良い人だった。空いている部屋の全てを見せてくれて好きなところを選びなさいとのこと。部屋は全て異なるインテリアでとっても興味のわく内装でした。写真の部屋に泊まったのですが、もう一部屋、とってもムーディな部屋があったのだが、なにせ男二人での旅・・・ そんなムードの部屋に泊まってもねェ・・・ ということで写真の部屋に。。。 明朝、朝7時にホテルを出発すると街は一面霧に覆われていて100メートル先は全く見えない状態。 TER(鉄道電車)に乗っていざクーテザンへ。 クーテザンで降りると二人とも唖然となった・・・・・・・・・・ 人がいないのである・・・ 駅も無人駅・・・・ 周りも商店街やホテルなどありそうもない雰囲気・・・ それがきりに包まれていてなにも見えず、小雨まで降っているからもう不安になりまくりっ!!! タクシーで行く予定だったのだが、駅前にタクシーなんているわけないっ!!!。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。次回に続く・・・・・
Mar 16, 2004
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3月7日、今日は待ちに待った『トリュフ狩り』である!目的地はモンペリエから南西に電車で40分のBeziers.ガイドはご存知、Domaine Pech Laurierの村木氏。そして畑責任者のシャルル氏と友人2名。参加者は東京の某フレンチレストラン、ル・ブ○ギニョン出身で現在JDSに来ているT氏、○ビルS&Sの副料理長K氏、そして私の三人。朝、10時すぎの電車に乗り、11時にベジエに到着。駅にて村木氏と合流。一路、ドメーヌ・ペッシュ・ローリエへと向かう。ワイナリー内を一通り見学し終わった頃に、オーナーのマリー女史が家の中へと迎え入れてくれたので行ってみると、キューヴから出してきた2003年ヴィンテージの白ワインを試飲させていただく事が出来た。そしてさらに奥のダイニングに進むと・・・・あれ?テーブルに食事のセットが8人分?? そして運ばれてくる料理の数々・・・ フィレ肉のローストにポワロー葱のクリーム煮、野菜のピューレ、マーシュのサラダ、食後のチーズにシャーベット、コーヒーと続く・・・それに1998年の赤ワインと、村木氏が働き始めた2002年ヴィンテージのコトー・デュ・ラングドックを樽から出してきたものを試飲をかねて頂きました。驚いた事に、雨が多くてプチ・ミレジムであったはずの2002年ヴィンテージのワインが本当に果実味豊かで、バランスがよく、ふくよかでまるみのある味わいなのである。それに品種からのやわらかいスパイシーのフレーヴァーと樽からの微妙なフレーヴァーがうまく溶け合い、素直においしい!といえるできなのである。あまりにも以外であった為、マダムに尋ねると収穫時期に雨が多かった2002年だが、ペッシュ・ローリエのコトー・デュ・ラングドックの畑周辺には雨の被害がほとんどなかったそうなのである。そこから肉眼で確認できる距離では雨がふっていたにもかかわらず・・・・。 マダム曰く、それがミクロクリマなのであると言う。たしかにブルゴーニュなどでは特に重要視されるミクロクリマ。ここ、ラングドックの畑にもちゃんと存在するようである。まったく予想外の歓迎ランチにびっくり! 前回の来訪時もそうであったが、マダムは本当にやさしく、そして何よりも明るく、楽しく私達を迎えてくれる。本当に感謝感激である。次回来る時は必ずお土産をもってこなくちゃ・・・・そして、2時にシャルル氏と合流し、ついにトリュフ狩りへと出発である。途中で彼の友人2名とトリュフ犬2頭と合流。目指すは樫を植えた『トリュフ畑』である!しかし、今年は昨年の夏の猛暑の為、トリュフ畑の所有者でさえもほとんど収穫がなく、加えて時期的にも遅く、見つかる可能性は少ないとのこと・・・だから、最悪の場合、どういった風にトリュフ犬がトリュフを探し当てて掘り起こすのか体験できるようにと昨年収穫したトリュフをひとつ持ってきてくれていました。畑までの道のりと、実際に樫の畑にてトリュフについていろいろとレクチャーを受けました。まず、トリュフのできる樫には三種類あり、シェーヌ・ブラン、シェーヌ・ヴェール、そしてシェーヌ・クレメス。後者は野生の森の中にも多々自生しており、道々からも生い茂った樫の木を見ることが出来た。そして、ラングドックに植えられているトリュフ・ノワールはペリゴール(トリュフの有名な産地)から特別な菌を採取してきて自然繁栄させているらしく、とても香が強く、ペリゴール産と変わらない高品質だとのこと。そしてトリュフの取れる可能性の高い樫の探し方のレクチャーを受ける。畑は年に一度、通路面を耕すのみで除草剤もなにもまいたりはしないそう。それなのに、樫の木の足元に雑草が生えていない状態のものにトリュフができる可能性が高いらしい。そして、トリュフができる可能性のある土壌に繁殖する野草もあり、それらを注意深く観察していく。それと、トリュフの香につられてくる特別な茶色の蝿がいるらしく、歩きながらもその蝿が飛び立った時はそこにある可能性が高いそう。また、野生のねずみもトリュフをかじるらしく、掘った後の小さいくぼみが合った時は要注意である。そして、なによりもやっぱりトリュフ犬!! 知的でかっこいい彼らがもっとも頼りになるパートナーなのである。優秀な訓練士であれば一年でトリュフ犬に教育する事も可能らしい。彼らはたいていの場合、猟に行ったときには猟犬として活躍する為、トリュフ狩りにいっても野鳥や兎を探し始める場合もあり、飼い主はつねに彼らに指示を出しながら、そして地面の微細な特徴を観察しながら、確実にトリュフのありかへと進むのである。そうこう説明をうけながら畑を歩いていると、さきほどまで畑の中をフラフラしながらトリュフを探していた犬が突如、1本の樫の木に向かってまっすぐと足早に走り出した。そしてその樫の木の周りを2週ほどぐるぐる周り、飼い主になんらかのサインを出している!ガイドのフランス人達も皆、真剣な表情になり、一瞬、はりつめた空気が流れる・・・ 私たちの胸はドキドキでいっぱいである!!!そして、犬が軽く地面を掘り始めたところで、人間様の出番である!!!土の一つまみとっては香が嗅ぎ、トリュフの存在を確認しながら掘り進む。そして、想像よりも浅いところから親指大の小さい黒い物体が!!!ま・・・ まさしくこれはトリュフ!! 一同、皆感激!!!そして、トリュフを手に取りながら興奮状態にある私たちを横目にトリュフ犬はなんとつぎなるターゲットに向かい、走り始めた!!一同もその後を追って、皆走る!!そして、また地面を掘り始める犬!!!今度はだれか掘ってみろという事なので、もちろん先頭を切って私が挑戦!! (こうゆう事は誰にも譲らないちょっと困った人な私・・・)土をつまんでは香を嗅ぎ、トリュフに少しずつ近づいていく。そして、黒い頭が・・・・ おお!来たよ!来たよ!! 慌てて強引に取り出そうとする私に、フランス人達はもっと横を掘って慎重に!!と横からアドヴァイスを送る。そう! かなりの大物なのである!!!慎重に横の土を取り除き、ついにトリュフ採取!!!その大きさにフランス人を含め、一同大感激!&大興奮!!本当にトリュフが不作な今年に、これほどしっかりとしたトリュフが見つかるとは思ってもみなかったと畑の所有者のフランス人もびっくり!!その後、更にもうひとつ小さいトリュフを探し当てて今日のトリュフ狩りは終了。見つかる可能性が皆無に等しいと思われていた予想に反しての大収穫に一同、大満足!!!そしてなんと!!畑の所有者が私に一番大きなトリュフを手渡しながら、『Pour Vous.』と!!え? えぇ??? ほ・・・・ 本当っすか?? もらっちゃっていいんですかぁ???おそるおそるトリュフを受け取り、やさしくナフキンペーパーに包んで鞄の中へ。帰りの車の中はもうトリュフの香でいっぱい!!! 大・大ハッスルのまま畑をあとにした。その後、トリュフのおいしい料理の仕方や、シャルル氏の家で顕微鏡を使ってトリュフの菌を観察。ドメ―ヌに戻ってはマダムにトリュフを見せびらかし・・・・JDSに帰ってきてはレセプショニストに見せびらかし・・・・ 笑もちろん、証拠の写真もばっちり!休み明けは、JDSのメンバーにもちろん見せびらかすつもりである!!笑久しぶりに大充実の休日であった。お誘いしていただいた村木氏に感謝。そして、本当に厚い歓迎をしていただいたマダム・マリーに。ガイドをしてくれたシャルル氏に。快く個人の畑を開放してくれた方に。すべての人に心から感謝します。フランス人の懐の深さに感動した1日でした。自分もいつもこういう深い懐を持って人に接する事ができるようになりたい。そう思う事ができたこの体験は今日見つかったトリュフよりももっと貴重な収穫かもしれない・・・。PS: その後のトリュフについてはまた報告します。なんてったって、とっても優秀なコックさんがいっしょにいるのですからね♪
Mar 10, 2004
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先日、3月7日に念願のトリュフ狩りに行ってきました。イチゴ狩り、ぶどう狩り、狩猟といろいろな狩りがありますが、トリュフ狩りに行った事がある日本人はそうは多くはないのではないでしょうか?え?なんで泣いているかだって?トリュフが見つからなかったから???そうじゃないんです・・・・そうじゃぁ、ないんですよ・・・。今日はトリュフ狩についてあついメッセージをここで伝える予定でした・・・・。そして一人で優越感に浸りながら?笑、トリュフについてあつく語る予定だったのです・・そう・・・その予定で、レポートを作成し、FDに落としてネットカフェに来たはずなんです!!それなのに・・・・エクセルが開けない・・・・こんなことって・・・・・とりあえず、今回は画像だけを載せることにします。またすぐにレポートも作成しなおすので楽しみにしていてください。 左がトリュフができる樫の木。そして、今日、大活躍するトリュフ犬。こうやって、樫の木の足元の雑草が自然になくなっている所がトリュフには絶好の繁殖環境なんだそうです。真ん中はトリュフを見つけた犬を皆で追いかけている最中。右はトリュフを見つけた犬が一生懸命土を掘っているところ。 犬が目印をつけてくれたところで、人間様?の出番である。土の香りを嗅ぎながら、少しづつトリュフに近づいていく。そして、慎重に周りの土をどかしながら・・・・トリュフ、ゲット!!!超不作といわれる今年にこれだけのトリュフが見つかるのは稀だという。畑の所有者さんでさえ、ことしは親指大のものがほとんどだとか・・・・な・・・なんてついているんだろう!!本来はもっといろいろトリュフについてのレポートがあったのですが・・・今日はこのくらいで・・・すいません。また作成しなおして載せますね。PSトリュフはうちにいるプロのコックさんに料理していただくことになりそうです。あと、ちょっと残してコニャック漬けにもしたいな・・・ 笑
Mar 8, 2004
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どうもご無沙汰しております。三月はもう予定がぎっしり!!まず、トリュフ狩!!これは現地のフランス人とトリュフ犬をガイドに本格的なトリュフ探し。で、その次の週はアヴィニョンの街とシャトーヌフ・デュ・パプのワイナリー訪問。ラヤスの城を見に行きたいなと思ってます。で、次の週はブルゴーニュで行われる『レ・グラン・ジュール・ド・ブルゴーニュ』に行けるようなら行こうかと。 (自分の中ではすっかり行く気ですが・・・笑)で、さらにその次の週はまたまたヴィエンヌまで行ってピラミッド(アンリルーの2つ星レストラン)に食事に行って、ついでに前回にいけなかったロティのJ.M.Gerinに行きたいな。それと、エルミタージュの丘にも登りにいこうかな・・・。とか考え中です。うーーん・・・・ここに書いただけでも本当に予定がぎっしり!!これって・・・・もうモンペリエに飽きたってことなんでしょうか??笑。いえいえ!もちろん、モンペリエ、ラングドックもいろいろ訪問していきますよ!やっと春らしい気候になってきたところですしね。最近、いろいろあってHPを更新できてませんが・・・・三月もがんばってレポート書きますんでよろしくお願いしますね。それでは、また。
Mar 3, 2004
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先週、我モンペリエでVINISUD(ヴィニスッド)という南仏ワイン、イタリア、スペイン・ポルトガルの1200のワイナリーが集合するワインのエキスポが開催されました。そのおかげでレストランは2週間毎日フルオープン!!もう大忙し!!で、もちろん世界各国からワインのバイヤーや報道関係者、そしてヴィニュロンによる接待の食事会などが連日連夜つづきレストランはもう超満席!で、サービスにも気をつけないといけないしでもうくたくだです・・・肝心のVINISUDには一日だけ休憩中に行きましたが時間が1時間30分ほどしかなく、3~4つのコーナーをまわって終了・・・。本当は全部まわりたかったのに・・・・特にラングドック・ルーションはここまで多く集まる機会が少ないため期待していたのに・・・レストランにもペラン氏、リュルトン氏などの業界有名人が多数訪れていたのですが、皆さんビジネスを兼ねていますしこちらも大忙しでそれどころではないといった感じでじっくりと話もできず残念でした・・・あと日本からは私にとって大先生でもある田辺女史が来店・・・まさかの再会は本当にうれしかったです。あぁ、そうそう。今日のワインを書かなくちゃ・・・ (テーマ投稿ですので・・・・)今日はVINISUDでとりあえずトレヴァロンの99~2001までのヴィンテージを垂直テイスティング、続いてラングドックルーションの現地格付けで唯一第一級に格付けされているドーマス・ガサックのコーナーでガサック・ブラン、そしてルージュ、最後に特別にこそっとキュヴェ・エミール・ペイノーをテイスティングさせていただきました。ブランはまだ若く、シャルドネよりもヴィオニエのキャラクターが表面に強く押し出されている印象、エミール・ペイノーはラングドックがフランスのニューワールドワインと言われるのが良くわかるようなタイプのカベルネをベースとして新ダルで熟成させたリッチなタイプ。非常に甘いタンニンと、それなのに失われていないエレガントさが◎でした。
Feb 22, 2004
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三ツ星レストランのワインの買い方・・・。今日はフランスの三ツ星レストランのワインの仕入れについて少し書いてみようと思います。私が日本のホテルで働いている時にワインを仕入れるとき、普段はオンリストされているワインについては1アイテム4~6本単位ほどで発注をかけ、特に澱が多いもの、沈みにくいものに関してはもう少し速めに発注、多めにストックを持つ。デイリーワインに関しては1ケースづつの購入をする。そして年に何度かはまとめて40ケース、50ケースと大量に購入し、ワインリストの見直しやフェアを開催するというスタイルでした。ですから、一度に納入されるワインの最大量は50ケース、600本ほどまでです。(宴会関係は全て除く)それでも、今の日本のホテル事情、レストラン事情を考えるとかなり恵まれていると言っていいでしょう。で、こちらはというと・・・・。えぇ~~っとですね・・・・・まず、私達ソムリエの仕事として、納入されたワインを地下のカーヴまで降ろすという作業があるのですが・・・・、当然のごとく裏方に従業員専用エレベーターなどないわけでして・・・・ 私たちが毎回、階段を使って地下に降ろし、それからカーヴまで俗称、『ディアブル』という荷車にのせて搬入します。そして、うちのソムリエ達はみんな力仕事が嫌い・・・・。少しやったら、すぐにどっかに行っちゃったり、また後でやろうなどと言い出す始末・・・・。だから、ワイン搬入はかなり私の仕事になっていたりします。そして、搬入されたワインをカーヴに一本一本しまっていくのは私の仕事。これはほかのフランス人達がいつも後先考えずにしまう為、ついに見かねて、もう俺がやるからさわるなという状態です。で、荷物が届くと、レセプションの方から『ル・リヴレゾン・エ・タリヴェ』と伝えられます。 (荷物が届いたよという意味)いつもこの言葉を聞くと、ソムリエとしてはちょっとうきうき♪でも、一方ではちょっとブルーになったり・・・あぁ・・・・話題を元に戻しましょう。私の日記をご覧になっていらっしゃる方の中にワイン関係者、または個人でワイン好きの方などもしいらっしゃったら少し想像してください。いつもどのくらいの量で発注、もしくは購入されますか?個人の方なら、ちょっと多くて12本セットとか・・・レストラン関係の方ならデイリー用に1アイテム2~4ケースとか・・・・うちのレストランだと多い時、どのくらいの本数を一度に買うと思いますか?例えば 1ケース? 5ケース?10ケース?ええぇいぃ!!思い切って、100ケースなんてどうだぁ!!さて、皆さんはどう思いますか?答えは『5』です。はい、たったの『5』え?? たったの『5』なの???そうです。くどいようですが、たったの『5』なのです。先週もシャトーヌフ・デュ・パプのシャトー・ド・ボーカステルから、たったの『5』が届きました。たったの『5パレット』です。え?なに?5パレット? なんだそりゃ?? パレットってなにさ??ん? パレット知らないの?あの、大きなワイナリーとかに行くと下に木の土台があって、パワーリフトで運んでるでしょ?あのひとやまがパレットですよ。???どのくらいなのかって?1パレットで50ケースぐらいですかね。笑だから『5パレット』というと、=250ケース=3000本ってところですね。。。これは日本のへたなグラン・メゾンの総ワイン数よりも多い。しかも、決して安いワインでもない・・・。こんなのほとんど一人でカーヴに搬入して、棚に整理するんだから本当に気が長くなる。 (もちろん、すべて人力)で、これが特に珍しいことかというとそういう訳でもない。グラスシャンパン、グラスワインで使用しているアイテムについては各アイテムそれぞれ毎月1パレットほど普通に届くし、その他のワインも週明けなどにはよくパレットで運ばれてきます。 それもそうでしょ。 例えば、先週の土曜日の夜だけをとってもワインは90本ほど出ていますから昼もあわせると一日で140本ほどになります。一週間で500本、一ヶ月で2000本のワインが抜かれるのです。パレットで発注しないともう追いつかないのです。 う~~ん・・・・ 道路交通法がきびしくなって、正直、みなさんかなり気にしている様子。とはいえ、この勢い。 やっぱりフランスはワイン王国ですねぇ。で、右下がその画像。 あ!そうそう。 真ん中はそのワインたちを一本づつカーヴにしまう私の姿。 で、左が・・・・ そうです・・・。 あのD.DRCからも毎年、直で2ケース、セットで届いたりします。。。 ちなみに日本であんなに入れるのが難しい J.F.コシュ・デュリも3アイテム、各1ケースづつ。 コント・ラフォンのペリエールもケースで普通に発注かけたら届きます。 あぁ、やっぱり3つ星・・・・。 (ふつうのワイン屋にはもちろん置いてません。あしからず。) こんなやつらが普通にあったりするんですね。。。 日本でも、ワインをパレットで買うレストランあったら教えてくださいな。 とりあえず、帰国前に履歴書送らさせてください。笑。
Feb 8, 2004
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1月のパリでのバカンス、ローヌワインナリー巡りなどなどの画像を一挙にアップしました!(解説文がないのはすいません。後日少しづつ入れていきます)
Feb 1, 2004
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つい先日、祝1500アクセスとトップに書いたばかりなのにいつの間にか、もうすぐ2000!!ありがたいことです!感謝!感謝! 思えば、このホームページ、日本を離れている間に存在を忘れ去られないために始めたのですが・・・笑 本当にいろいろな方とお知り合いになることができました。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。♪ そして、きっとこの先、もっともっといろいろな方と知り合えることができるのでしょう。本当に感謝です! 私もいつもつまらない内容ですが、なるべく多く更新していきたいと思っています。 そして、ここを訪れる皆さんが私のことをもっと利用して頂けることを願っています。 内容の偏ったページばかりですが、気楽な質問などもしてくださいね。日本での話題も歓迎です! みごと2000番を踏まれた方、ぜひメッセージを残しておいて下さい。お返事いたします。 それでは、今後も宜しくお願いいたします。
Jan 26, 2004
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お待たせしました。やっとタイユヴァン編の登場です!!フランス料理愛好家ならだれもが知る名店タイユヴァン!!フランスに来たからには行かない訳にはいかないでしょう!伝統とはここにある!!格式とはここにある!!!良きフランスはここにある!フランス料理とはここにある!!サービスの真髄とはここにある!!(ついでに、ワインも一杯あるし!!)そう!!まさにレストラン『パリ』!!いや!レストラン『フランセーズ』なのである!!!革新とパッションのレストランも良し!遊び心のレストランも良し!多国籍文化を反映させたレストランも良し! (おいおい!なんかうちのレストランみたいだぞ・・笑) (ストレス溜まってんのかな・・・笑) (そうなんです。赤星さん・・・)しか~~~しぃぃ!!やっぱり、フランスはここにあるのだぁ!! (というか、こうあってほしい・・・笑)ポイ捨てゴミの多いフランス・・・犬の○○が多いフランス・・・スリ、置き引きの多いフランス・・・イメージ上のフランス人がほぼ皆無なフランス・・・本当に悲しい・・・しかし! しかしである!!こういう偉大なレストランもやはり存在しているのである。ここがパリ!ここがフランスなのである!!と、こんな感じの前フリでよかったでしょうか?毎度ながら、意味の薄い前フリ日記ですいません・・・お約束通り、左のページの『Taillevent』編をどうぞ・・・(はじめて来られた方、すいません・・・。Homeに戻ってから左のガストロ飲みっく!のページをご覧ください。) ---○----○---○---- 先週から、ジャルダン・デ・サンスでのソムリエ修行が再開しました。 3週間のバカンスは本当に体力的にも、精神的にも良い休息となり、今後の仕事に反映されることだと思います。 ワイナリー巡りはこれからも毎月ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、プロヴァンス、南ローヌと続けていきたいと思います。もちろんラングドック・ルーションのヴィニュロンの方とは毎週お会いします。バカンス明けでかなり緊張して職場に行ったのですが、自分の予想以上にスムーズに仕事を再開させる事ができたと思います。 この一週間だけでも、いろいろありましたよ。 まず、レストラン自体が改装(といっても、全面ではありませんが)されて、以前よりもさらに美しくなったこと。 スタイルとしてはレポートのタイユヴァンとは正反対かもしれませんね。 私が思うこのレストランのイメージとは、 ・パッション ・スタイリッシュ です。 レストランの建物に入ったときから心が躍るような雰囲気があります。南仏はやはりこうでしょう!! と、ついついレストランの宣伝をしてしまいました。笑 つぎに、スペインの三ツ星レストラン・エル・ブジの元シェフ・ソムリエが食事に来られたこと。 そして、エルミタージュの偉大な生産者、J.L.シャーヴのジェラール・シャーヴ氏が食事に来られました。 ローヌめぐりの際に、ぜひとも行きたかったシャーヴ・・・、しかし基本的にすべての訪問を断っているため断念せずを得なかった・・・。 まさか、こんな形でこれほどすぐにお会いできるとは思っても見ませんでした。 これからも、いろいろありそうな予感・・・。 ますます楽しみです!!
Jan 25, 2004
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ホームページをふらふらしているといろいろと発見をすることがある。今日、たまたま訪問したページでとても考えさせられる話が載っていた・・・転記してもいいものかどうか・・・・少し悩んだのですが、最後にこのメッセージを人に伝えてくださいと書いてあったので、未承認ですが転記させていただこうと思いました。この話を読んで・・・かくいう私も、最近、幸せとは手にいれるものではなく、まして人から奪うものでもなく、『気付くもの』なのではないかと思うようになったからです。そして、ほとんどの人が自分が少しでも不幸だと思っているのであれば、おそらく『今、そこにある幸せ』に気付かないことが一番の不幸なのではないでしょうか・・・。 幸せになりたい人(だれでもこう思いますが・・・。)は、今ある幸せに気付くことが一番大切なのだと思います。 『100人の村』(さゆたさん、Marijuanaさんからの転記。)もし、世界が100人の村だったら 100人の村 誰かが私に興味深いお話を伝えてくれました もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで 全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう その村には… 57人のアジア人 21人のヨーロッパ人 14人の南北アメリカ人 8人のアフリカ人がいます 52人が女性で 48人が男性です 70人が有色人種で 30人が白人 70人がキリスト教以外の人たちで 30人がキリスト教 89人が異性愛者で 11人が同性愛者 6人が全世界の富の59%を所有し その6人ともがアメリカ国籍 80人は標準以下の居住環境に住み 70人は文字が読めません 50人は栄養失調に苦しみ 1人が瀕死の状態にあり 1人は今生まれようとしています 1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け そして1人だけがコンピューターを所有しています もしこのように縮小された全体図から私達の世界を見るなら 相手をあるがままに受け容れること自分と違う人を理解すること そしてそう言う事実を知るための教育がいかに必要かは火を見るより明らかです また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう もしあなたが今朝目が覚めた時病気でなく健康だなと感じることが出来たなら…あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより恵まれています もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩 あるいは飢えの悲痛を一度も経験したことがないのなら… あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています もしあなたがしっこく苦しめられることや逮捕拷問 または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことが出来るなら… あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています もし冷蔵庫に食料があり着る服があり頭の上に屋根があり寝る場所があるなら… あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています もし銀行に預金がありお財布にお金があり 家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら… あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です もしあなたの両親がともに健在でそして二人がまだ一緒なら…それはとても稀れなことです もしこのメッセ-ジを読む事ができるならあなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう 何故ならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいてその上あなたは全く文字の読めない世界中の20億の人々より ずっと恵まれているからです 昔の人がこう言いました 我が身から出るものはいずれ我が身に戻り来るとお金に執着することなく喜んで働きましょう かって一度も傷ついたことがないかのごとく人を愛しましょう 誰も見ていないかのごとく自由に踊りましょう 誰も聞いてないかのごとくのびやかに歌いましょうあたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう このメッセ-ジを人に伝えて下さい そしてその人の一日を照らしてください
Jan 20, 2004
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約3週間におよぶバカンスが終わり、明日からついに仕事が再開する・・・・ 振り返ると、とっても充実したバカンスを過ごすことができた。パリでの一週間、語学の勉強の一週間、ワイナリーを単独でめぐった一週間、どれもこれも内容の濃い時間であった。 気分もリフレッシュし、明日からまた戦場のような三ツ星レストランでの仕事が始まる。。。。 他のスタッフ達も各々、いろいろな体験をしてきたことだろう。その話も聞きたい。 明日からまた、初心に戻ってレストランで沢山の事を学んでいこう!そして少しでもいいので自分から発信できるようになろう!自分にとってレストランがスタート地であり、修行の地であり、永遠の目標地点でもあるのだ。 ただひとつ残念なのは、このページがなかなか更新できなくなることだろうか・・・・ 皆さん、懲りずに来てくださいね。PS 最近、楽天登録者以外の方の訪問が7割弱というとんでもない数値になってきてることに気づく・・・ そんな皆さんへ・・・ 匿名でもちろんOKなので感想などなど書いてくれるとうれしいです・・・。
Jan 19, 2004
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16日にローヌ・ワイナリー巡りからモンペリエに戻り、すぐ翌日17日からはラングドックのワイナリー巡りに出かけました。というのも、ここのワイナリーには東京のソムリエールの友人から渡仏前に紹介していただいていた日本人の醸造家の方がいらして、やっとお互いのスケジュールがあい、ぜひお邪魔させていただきます!ということで行ってきました♪コトー・デュ・ラングドックAOCのワインを造っているのですが、これがとってもコストパフォーマンスの高いワイン!で、ラングドックではめずらしくメルロに力を入れており、またその質も良い。そして20年ほど前からテーブルワインから質の良いワイン作りへとシフトチェンジをするためにシラー種などへ植え替えていたため、樹齢もなかなか古かったりして良い葡萄がとれるとか・・・ そして、剪定のレクチャーをうけ、実際に剪定作業をさせていただき、畑に行った時にその畑が手入れが行き届いているか?どのくらいの収穫量があるのか?ということを葡萄樹をみて判断する方法などを教えていただきました。 この季節の葡萄樹、葡萄の実もなくあまり情報がないと思っていたのですが、逆に丸裸にされた今の葡萄樹の方がはっきりとわかりやすいとの事。 うーーーーん・・・・。 また勉強させられました。 このワイナリーでの体験はまた左ページに詳しく作らさせていただきます。。。 近い将来、日本にも輸入されるらしいのですがぜひ見かけたときは試してやってください!!
Jan 18, 2004
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どもどもー!!今、コート・デュ・ローヌのワイナリー巡りからモンペリエに帰ってきました!!いやぁ、今回は本当に行き当たりばったりで、とりあえず『行っちゃえぇー!』みたいな勢いだったのでもうハプニング続出!!笑ビストロ・デュ・ソムリエで出会ったJ・M・ジェランのコート・ロティには残念ながら再会できず・・・ (急なアポイントの為、旦那さん不在で案内できないとのこと・・・)うーーーん・・・・ 残念、残念!! でも、ドメーヌの前で写真撮ってきました♪ でも、うれしいことにそのすぐとなりはなんとまたこれが私の大・大・大好きなドメーヌ・クリューゼル・ロック様々の家があるではないですか!!さっそく電話でアポイント!!午後で良ければとのことでOKをもらう! かなりラッキー!!でも、2時の約束まであと2時間半・・・ とりあえず、お昼用に買って持ってきたハムとチーズのサンドイッチとミネラルウォーター、そして重たい荷物を持って目前のコート・ロティの丘を登ってやろうではないか!! うーーーん、正直、すっごい急斜面・・・ よくこんな所を車で登っていくなぁ・・・と感心してしまうほど。 次回、画像をアップさせてもらいますが、説明するならばゲレンデの超上級者用コースぐらいの傾斜は楽にあります。。。もちろん、特大ジャンプ台にできるような崖っぷちも多々・・・笑 で、コート・ロティの丘の上でローヌ河とアンピュイの街並みを見下ろしながらランチ・タイム♪ 最近、なぜか晴れ男な私・・・ もちろん今日も空一面に青空が広がる♪ あぁ、おふらんす最高♪ で、しばらく付近を散歩してから2時にドメーヌへ。 出迎えてくれたのはマダムのブリジット・ロックさん。突然の訪問にもとてもやさしく、そして楽しく接してくれました。 で、一番最初のテイスティングワインが2003年のコンドリュー(樽から)。 あれ?え?クリューゼル・ロックってコンドリュー造ってたの?? クラスマン(ワイナリーのランク付けガイド)にはたしかにヴィオニエを植えてあると書いてあって、コート・ロティに混ぜるだけにしてはやけに面積広いなぁって思っていたのですが・・・ そういうことだったのね!♪ で、はじめて知った事を伝え、インポーターである『大栄○業』さんにはないですよね?って聞いたら、日本には年間60本しか輸出していないとの事、で、だれに売っているかというと、そう!!やっとタイトルの話題までたどり着きました!!笑 オ○ミ・デュ・ヴァン・トーキョーのオーナー、○山氏(←そのまま読んでください。笑)その人である!! うーーーん・・・・ さすが・・・ としか言いようがない。きっと、話が盛り上がって売って貰えるようになったんだ・・・(ここのマダムは意外とのりが良い!) とか、なんとか話をしながらテイスティングを続ける。 コート・ロティ クラシック 2003(樽から) コート・ロティ・グラン・プラス 2003(樽から) コート・ロティ・クラシック 2002(樽から) (この年は、グラン・プラスを造っていない) コート・ロティ クラシック 2001(ボトル) コート・ロティ・グラン・プラス 2001(ボトル) コンドリュー 2001 (ボトル) そして、一通り終わってから、日本の話、フランス滞在の話、クリューゼル・ロックのスタイルの話、和食、および日本のフランス料理の話、そしてそれらとクリューゼル・ロックのワインとの相性について・・・そんなことをいろいろはなしていると、『なにか、この他に興味のあるワインがある?』と聞かれたのですかさず、このコンドリューを熟成させたらどうなるのか?というのに興味がある!と答えると、なんとマダム!探しに行くではないか!! そして持ってきたのは97年のコンドリュー!!(もちろん開けてないボトル!!) そして、おもむろにコルク・スクリューを!!で、ついついお約束?のように『ちょっと待って!!いいの?もうあんまり無いんだよね?97年なんて!!』という私、もちろん帰ってくるセリフはフランスでのお約束『問題ないよ!!』の一言♪(←私、かなりの確信犯!!笑。) そして、テイスティング!! おお!!! まさに・・・ エ・レ・ガ・ン!!! 2003、2001のコンドリューをテイスティングしたとき、このコンドリューはとても上品でミネラルが強く、今飲んでもとてもすばらしいが、こういうワインこそ実は長い熟成が必要だと思う!という私とマダムの共通のコメントどおりの味わいでした。 ローヌの白ワインは比較的酸化熟成が早く、熟成させるとどちらかというと複雑すぎる味わいに成りがち・・・で、エレガントさよりも力強さや複雑さを売りにする。でもクリューゼル・ロックはあくまでエレガントさとミネラルさ、すばらしいフィネス、そしてフレッシュなフルーツのフレーヴァーを残しているのである!! そして、マダムは言った。私たちはこういったコンドリューのスタイルが好きなのだと。重く、飲んでいて疲れてしまうワインを造るのは好きではないと。 うーーーん、まさにその通り!! たかが一本の97年の白ワインとおっしゃるかもしれない。 しかし、ここではコンドリューは年間に6樽、たったの2000本しか生産されていないのである。そして日本にはたったの60本だけしか輸出されていないのである。日本に60本というよりも、完全に個人(高名なレストランなどの顧客)への割り当てですべて売切れてしまうほど希少なワイン、ワイナリーなのである。それを当日のアポイントで訪問した私の為に出してくれた。マダムのその行為に心から感謝の意を申し上げたい。 コート・ロティ大・大・大好きな私。それは、力強いローヌ・ワインの中において、もっともエレガンスとフィネスを持ち合わせているから。私の中でボルドー、ブルゴーニュの真のグラン・クリュに対抗できうるワイン、それは最良のコート・ロティなのである。(もちろん、個人の趣向も入っているかもしれないが、それ以前にブラインド・テイスティングしたときのソムリエとしての見解を交えた個人の意見です。) と、大満足の私。 そして、かなりノリのピークに達してきたマダム・・・ 次の約束があるため、少し時間が気になる私・・・笑 し・しかし! もう誰もマダムの勢いを止める事はできない!!! (私とマダムしかいませんが・・・。) もう、丘での農作業の様子をデッサンしてくれるは、知らない農作業具があったので、じっさいにそれを見せてやる!といって、作業具庫やトラクター(丘用にすごく小さい)車庫に行ってレクチャーをしてくれるは、そしてついには畑にいくぞ!と言って、丘を登り畑まで行ってしまいました!!急な斜面をものともせずに登るマダム!!さすがである!! 最後はがっちり握手をして別れる・・・・ ソムリエは作り手の情熱を伝えなければいけない!!そして、自分はソムリエとしてこういった情熱ある良き作り手を多く紹介していきたい! ソムリエとして・・・ そして、人間としても大切な経験をさせてもらった。 今回、計画なしに飛び出したワイナリー巡り。これほど良い出会い、良き経験になるとは思ってもみませんでした。 そして、日本のワイナリーをほとんど訪問したことの無い私・・・ 本当に恥ずかしかった。 帰国したらかならず日本のワイナリーを訪問しようと誓う私でした。。。。 今回はドメーヌ・クリューゼル・ロックのみの紹介。近いうちにまとめてどかん!!とページを造るので待っていて下さい。 ちなみにこのあとすぐの約束はE・ギガル!!そう!ローヌで一番でっかーーいワイナリーである!!ここまで正反対な二つを同じ日にまわるとこれまた楽しい!!ということでご期待あれ!!!
Jan 16, 2004
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先日、一日のアクセス数が今までで最高の79をマーク!!!3ケタまであと少し!!!そして、祝1500アクセス突破!♪!♪1000を突破したのがつい最近なのに、それからがすごい!!皆さん、本当にありがとうございます!!私もいつか、お酒、ドリンクのトップページ左のアクセスランキングに顔を出せる日が来ることを目標に頑張っていきますね!!!え~~・・・ところで突然ですが・・・私、パリから戻ってこの5日、家にこもってワインの勉強、フランス語の勉強、ネットカフェにひたる・・・ パリ旅行の思い出に浸る・・・そして現実逃避・・・・笑ろくな事をしていないので、明日からローヌにワイナリー巡りを強行!!とりあえず、モンペリエ駅に行って電車のチケットを今ゲット!!駅員さんに自転車乗せて行ってもいいか?と聞くが、TGVはとりあえずダメだと・・・他もその電車によって違うと・・・ちっ! これじゃぁ、ワイナリー間の移動ができないジャン!ということで、自転車の前輪をはずしてでっかい袋に入れてしまおうと(これは昨日、かんがえついたアイデア)スポーツ屋さんに!で、そんなでかい袋なんてもちろんない・・・店内をうろうろしていると目に付いたのが・・・寝袋!! そう! 寝袋である!!これならでかい!!自転車も入る!裏表ひっくり返したら自転車用と、寝る用に使い分けられる!! (ある意味、かなりアホな発想です。笑)南仏はあったかいから今でも寝袋があれば外で寝れそうだ!!(モンペリエは間違いなくOK!)などと、われながら最高!!とか思ってました。そして、品定めをしてから一度他の店へ・・・で、スポーツ屋さんが19時閉店だったので18時45分に再び行くと・・・今日はもう閉店です!また明日!!なんて言うじゃぁありませんか!!携帯の時計を見せて、まだ15分あるじゃん!!もう何を買うのか決めてあるから、5分で終わるよ!!と楯突いたが、レジのお姉さんまでが入り口の人に『入れちゃダメっ!!』とか言ってるし・・・かなり入り口で押し問答をしたが、最後には無視されて、結局買えず仕舞い・・・ちっ!入り口の人に思いっきり『ピュイタンッ!! メルデュ!!』と吐き捨て(最低の言葉遣いなので皆さんフランスに来ても使わないように・・・私も普段は絶対に使いません・・・あしからず・・・)あきらめて駅にチケットを買いに行く・・・自分が乗りたい電車の時刻が9時38分、スポーツ屋が明日開店する時刻が9時30分・・・うーーん、寝袋はあきらめるしかない・・・イコール自転車もあきらめるしかない・・・歩くしかないな・・・・いや、レンタカーという手段もありか?夜、そのまま寝れるし・・・(なぜかバカンスボケを直すため、異常にハングリー精神旺盛・・・ 笑)でも、運転したことないしな・・・ フランスで・・一応、国際免許証は持ってきてるけど・・・とりあえず、コート・ロティから攻めるか・・で、コンドリューまで歩いて・・・それから交通機関でターン・エルミタージュに行くとするか・・・初のヒッチハイキングでも挑戦してみるか・・・フランスに来てから、なぜかなんでもあり!という考え方が頭に根付いてしまっていて・・・なんでも挑戦さ!!とりあえず、やっちゃえ!やっちゃえ!そんなのりで、明日から行っちゃいます・・・・あぁ、そういえば、タイユヴァン編もアップしないとね。間に合うかな????ローヌ巡りもぜひアップしますね。うーーーん、楽しみ目白押し!!こうご期待!!!
Jan 13, 2004
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いやぁ、昨日はうっかりフロッピーディスクを忘れてしまいビストド・デュ・ソムリエ編、作成できませんでした。だから今日は珍しく2日連続してネットカフェに来ましたー!もう、かなり、かなりの長編です!!もう気長にワインでもビールでも片手に肴にするつもりで読んじゃってくださいな!そう!バカンスなのでこんなことばかりしているのです!! (ちゃんとフランス語の勉強、ワインの勉強もしてますよ!笑)あと、水曜日か木曜日ぐらいからローヌのほうにワイナリーめぐりに行こうかな?とか考えてます。寝袋買って、自転車をTGVに無理やりのせて行っちゃえ!!ってノリで出発予定・・・大丈夫なんでしょうか?一応、フランスって一月が一番寒いらしいんだよね・・・まぁ、運悪く寒波に当たったらユースホテルか、ワイナリーのオーナーにだだこねて最悪車庫かワイン倉庫の事務所横にでも寝袋置かせてもらうとするか・・・・そっちもアップしてきますから待っててくださいね。あ!その前にタイユヴァン編、そしてクリヨン、プラザアテネにちょこっと寄ったときの感想ページも作らないとね・・・(間に合いそうにもない・・・ いつになったらジャルダン編に辿り着けることやら・・・もう皆さんも半分忘れてませんか?? モンペリエ編なんて画像ばっかりたまってぜんぜん作れる目途も立ってないし・・・笑。某モンペリエ・ファンの多くの訪問者様、申し訳ありません・・・)と、長々と続けてしまいました。ビストロ・デュ・ソムリエ編だけを楽しみにここまで読んでくださった方、申し訳ありません。日記のなかではなく、左の『ガストロ飲みっく!』のページのなかにあります。超・長編ですが根気よく読んであげてください。それでは、また。。。
Jan 12, 2004
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忘れちゃいました!フロッピーに落としてくるの!!あんなに長々と書いた文章だったのに!!ということで、今日は最近の私の生活などについて・・・とよく考えると、最近日記が日記でなくなっていた事に気づく・・・久しぶりですね。こうやって書くのは・・・モンペリエはパリに比べるとやっぱりぜんぜんあったかいです。今もネットカフェにいますが入り口のドアは開けっ放し!でも自分も含めてみんな上着も脱いでマフラーもとって、でもぜんぜん寒くなくて・・・たまに寒気がくると寒いのですが普段は暖かいものです。レストランは今、ヴァカンス中、パリから帰ってきた私はちょっとゆっくりとしながら久しぶりに勉強などしちゃったりしています。今のうちにワインのコメントをフランス語でできるように勉強しないとね。それにワイナリーにもどんどん行きたいのでそういった専門用語も勉強したいし・・・もちろん、レストランでのサービスをもっと良くするためにも勉強しなければ・・・・まだ三ヶ月も経っていませんが、半年後、一年後の事もやっぱりいろいろ考えなくてはいけない訳ですし・・・日本は今、どうなってるんでしょうかねぇ??この三ヶ月ですっかり時間の感覚も狂ってしまいうまく日本になじむことができるのでしょうか?・・・・でも、これもそれも今、ここでだからできる事ばかり・・・まずはそれを楽しまなくてはね。
Jan 11, 2004
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皆さん、どうもー!!さっそくバカンス中の暴食レポートでーーっす!とりあえず、一番最初に行ったル・サンクからです!ここは世界一のソムリエがディレクトール、ヨーロッパ一のソムリエがシェフ・ソムリエという、東京の某3800円均一のレストランのような話題のあるレストランです。一番違うところはここが三ツ星レストランだということですかね??もう内装からテーブルのでかさからスタッフの多さからワインリストの分厚さ、No!と言わない徹底ぶりまですべてに感服いたしました!!もうすごすぎて私のような青二才がなにやってるの?お前は日本人のぼんぼんか??とか思われてたでしょうね・・・それでは、本編は左のページ『ガストロ飲みっく』にありますのでゆっくりとみてくださいな。
Jan 9, 2004
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パリでのバカンスを無事に終え、今モンペリエに帰ってきました。いろいろな方から新年の挨拶をいただき、感謝、感謝でございます。え? そんなことよりバカンスはどうだったかって??いやぁ、行ってきましたよ。いろいろと♪もう、本当に日本人ツーリストと化してましたね。本当!笑!で、当然、食ってきました!はい!!もう暴食、暴食!!どんな事してたかというと・・・まず、初のパリ観光ということで・・・〔今更ながらやっと初めての観光なんです。はい。〕凱旋門エッフェル塔ルーヴル、オルセー美術館セーヌ河のバトービュス←観光用ボートオペラ座 ←前を通っただけですが・・・コンコルド広場ヴェルサイユ ETC・・・・・うーーーん、、、 まさに王道!!で、暴食ツアーとしてはル・サンク でディナータイユヴァン でランチビストロ・デュ・ソムリエ でディナープラザ・アテネのバーで一杯ひっかけてホテル・クリヨンでアフタヌーン・ティー・タイムを満喫し・・・その他、移動中はクレープ食べて、サンドイッチ食べて・・カフェもたくさん寄って。あぁ・・・ 今からダイエットしなきゃね。。。。今日はもうネットカフェがクローズするため、詳しく書けません!また、後日、更新しますね!!!!それでは、次回を交互期待!!
Jan 8, 2004
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ボナネェ!!!どもども、去る年来る年、もうあっというまに新年おめでとうございますっす!今年はフランス滞在という事を言い訳に年賀状書いてません!!今年って、いったいなに年なんだ!!年賀状書かないとそんな事もわからなくなっちゃってるよ・・・。紅白のとりはSMAPだったそうで・・・・って事は、日本もあんまり変わってねぇってことだな。うん!きっと!!なにわともあれ、昨年、HPを訪れてくださった皆様、今年も頑張りますんで見に来てくださいねぇ!♪あと、書き込みやメール、お気に入り登録なんてどんどんやっちゃってくださいな。あっしのほうは、二日の日から巴里にオバカンスでございます。ってなわけで、ちいぃーーっとばかし留守にしちまいますが画像もネタもいっぱいこさえて帰ってくるけん、期待しとってぇやー!♪それでは、皆さんにとってこの一年が実りあるものになりますように~!
Dec 31, 2003
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どもどもー♪レストランも直にバカンスに突入!!やっぱりParisだな!うん!という事でバカンスは一週間ほどパリに行ってきます。もちろんレストランは予約済み・・どこかって?ふっふっふ!!そりゃぁ、もちろんソムリエが今、行きたいパリのレストランと言えばあそこでしょう・・・ほら!世界一のソムリエがディレクトールで、ヨーロッパNo1のソムリエがいるレストランですよ!!って、こんなフレーズ、東京の某レストランの紹介で見たな・・・世界一ソムリエが経営する日本一のソムリエが働くところ・・・その名も○○・・・まぁ、もちろんそことは全く違うパリのレストランなのだが。あと、そこ以外にもタイユヴァン、フォールブラックさんのビストロは予約済み。こんな予約とるのが超難しいレストランに3週間前に電話して行きたい日の予約がとれた私はなんてラッキーガイ!とか思いながらもいったいいくらあれば足りるんだ!という経済破綻の不安でいっぱいの私である。一週間の滞在なのであと三件はいけるか?とか考えているところなのですが、皆さん、どこかお奨めはありますか?もちろん、私の少ない予算を考慮してくださいね。パリは今度で三度めなのですが、やっと少しゆっくりできそうです。体調がいいのも今回が初めて?なので思う存分暴食できそうです。ふっふっふ。一週間で三キロぐらいは太りそうだな・・・。パリ滞在の後はモンペリエに一時戻ってあれこれやって、HPも更新してから後のバカンスはワイナリーめぐりでも行こうかな・・って思ってます。ワイナリー行ってもフランス語よくわからないから試行錯誤なのですが、迷う前に行動するべし!である。ちなみに、迷うな!はフランス語でネジテ・パなのですが、うちのシェフ・ソムリエが私にたまに言うセリフです。忙しいときに迷ってる暇はないからがんがんいけよ!と言われるのですが、[いや、普通迷うだろ!?言葉わかんねぇんだもん!あんたもフォローする時間ねぇじゃん!このワインいくらするかわかってんだろ?!]とか思いつつ、日夜働いております。笑。画像アップの予定・・・かなり狂ってますね。今後もどんどん狂っていく予定です。笑。うちのレストラン、モンペリエの街、ワイナリー紹介、今度のバカンスでのパリ、そしてレストラン、ホテルともう一杯一杯です!!一週間に一回のアップだともうぜんぜん間に合いそうにありません。いつか、まとめてどかーーん!とアップします。私のページ、一週間に一回しかアップされないってバレてるから、アップした日のアクセスだけずばぬけて多いんですよね。でも、1000アクセスを超えたぐらいから毎日のアクセス数がかなり増えました。そしてなぜか楽天以外のかたからのアクセスが半数を超える状態。楽天登録していない方もどうぞ掲示板、そして感想メールなどどんどん送ってくださいね。お待ちしています。今回は画像がなくてごめんなさい。こんどまたがんばります。
Dec 27, 2003
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今日は、フランスのノエル。と言っても、私の住んでいるモンペリエの可愛らしいノエルの紹介です。パリのような豪華絢爛なノエルという訳ではありませんが、セントルヴィルの広場にはマルシェ・ド・ノエルが立ち並び街中ノエルのイルミネーションが灯されています。マルシェ・ド・ノエルでは普段買えないような変わったものからかわいいアクセサリー、陶器類、そしてワインやノエルようのパンなどが所狭しと並べられています。わがJDSも店舗を出していてワインやシェフの本などが売られていました。そして、マルシェの隣には蚤の市が開かれており古着や靴、生がき屋さん、そしてなぜか多いのがアジアン・チックなお店?人気なんでしょうか? マルシェをふらふらしていると、食べ物屋さんからの食欲を誘う香につられてついついいろいろ買ってしまいます。下の写真はグリルドソーセージのサンドイッチとヴァン・ショー〔赤ワインとスパイス、そして砂糖をまぜて暖めて飲むワイン、日本でいう甘酒ですね。〕そして、アリゴ!!〔ジャガイモのピューレとサヴォワのハードチーズをあわせて混ぜたもの〕。アリゴはもちもちとした触感で写真のようによ~~~く伸びます。ここのおじさんに写真をとってもいいか?って聞いたらちょっと待て!といって一生懸命のばしてくれました。のりのいいおじさんですね~。関西系でしょうか?なんだかアリゴとヴァン・ショーを食べて飲んでとしていると日本でつきたてのお餅と甘酒を口にしているようでノエルというよりお正月??って気がしてきました。笑。 これは広場の横の花屋さん。こうやってサパン〔もみの木〕を売っていて、家族づれの方が皆さん買っていました。住宅街では自家製のクリスマス・ツリーを沢山見る事が出来ます。 そして、更に雰囲気を盛り上げてくれるのがマルシェのまわりに集まってくる大道芸人やバンド、ディスクジョッキー、中世の馬車などです。普段もつねに大道芸人のみなさんがいるのですがノエルの期間は三倍ぐらいいます。そんな彼らもフランスにたのしい時間、華やかなノエルを運んできてくれるのです。 これは、自分が住むアパルトマンのイルミネーション・・・・ さすがにちっちゃいっすね。カステルノーは。。。
Dec 23, 2003
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最近、フランスもクリスマス一色!こういうのって、日本だけじゃぁないんですねぇ・・・。モンペリエも小さい街なのですがイルミネーションが煌き、マルシェ・ド・ノエルが立ち並んでいます。そして、その横には蚤の市、バンド、大道芸人、馬車などフランス版クリスマスはかなりの盛り上がりを見せています。そして、やっぱりそのすべてがお洒落で、華やかでそれでいて心温まる雰囲気なんですよねぇ。今回、画像データを忘れたので明日、もう一度アップします。ちなみに明日はレストランのソムリエ全員とワイナリー巡りです。朝の九時に集合しておそらく夜の八時ぐらいまででしょうか?3軒のドメーヌを訪問する予定です。昨日もヴィニュロンの方とお会いして一緒にテイスティングをしてレクチャーを受けることができました。こういう機会って日本にいるときは全く無かった。というか、まったく自分が行動しなかったのですが、ソムリエとして本当に大切なんだなぁって認識しています。ソムリエってやっぱりワイナリーとお客様、レストラン経営とお客様、キュイジニエの作る料理とお客様といったように二つの間に立ってその案内役、相談役なんだなぁって、その為にはより多くのワイン、ヴィニュロンと出会わないといけないんですよね。フランスに来て、ソムリエとしてその意識を持つということが今、一番の収穫だと思っています。明日のワイナリー巡りはさらに今後の日記にて・・・というか、一週間に一回のアップでは追いつかないほど毎日いろいろな出来事がありすぎて・・・笑。どんどんタイムログができてしまってますね。。。頑張ってアップしていきますので、こうご期待!!
Dec 21, 2003
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いやぁ、ついにというかやっと?アクセス数が1000を超えました。一週間に一度しか更新されないようなHPですが、いつも見にきてくれるご常連の方、通りすがりの方、ありがとうございます。これから、ますます充実したページにする予定なので宜しくお願いします。で、できる事なら皆さんのご意見、感想、そして私のより充実したフランス滞在を送る為に、フランスのおすすめスポット、皆さんの体験談などを教えていただけると幸いです。。。
Dec 17, 2003
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今日は朝からTGVに乗ってヴァランセへ。。。目的は、ミシュラン2つ星 ル・ピック へ行くためである!今回フランスに来て初めての星付きレストラン!!今までも数えれるぐらいしか星付きには入っていないが、どこのレストランに行ってもほんとうに個性があっておもしろいものです。今日はネットカフェにメニューや他の写真などを忘れてきたので簡単な説明と画像、案内文だけでご勘弁・・・・それでは、さっそく行ってみましょう!!レストラン ル・ピックヴァランセ (リヨンとアヴィニョンの間ぐらいかな?)現在ピック家四代目シェフ マダム・アン・ソフィーがキッチンを仕切り、旦那様がメートルを務める。レストランはミシュランの2つ星ホテルは4つ星リュクスレストランはエントランスからレセプションディスク、サロンを横切りいやがおにも期待で胸が躍ってきます。メインホールは中庭に面した造りになっており、閑静な雰囲気のなかスーツで身を包んだメートルが大理石の床の上をスマートな振る舞いで“コツッ、コツッ”と言わせながら近づいてきます。 私たちがオーダーしたコースはムニュ・デギュスタシオンだいたい、どこのレストランでも自分の店のスペシャリテを盛り込んだこういったメニュをかならず作っています。そして、もちろん、お値段も通常のメニューのなかではスペシャルに高かったりします。ちなみに、ピックはかなり良心的な値段で130ユーロでした。下は最初のオードブル帆立貝の二種スタイル ポワレとマリネにしてあります。そしてフォワ・ド・カナールのポワレ柿のカラメリゼ添えこの二つの前にアミューズが4種盛りで来たのですが、写真をとる前についつい食べてしまいました。。。。 そして、魚料理が2品。最初がソールのロティ、ブール・ノワゼットそして、次がカルレ(大きな鰈みたいなの)のグリエ全体的に身がふわっと柔らかく、とっても上品なタッチ!さすが、女性シェフ!! と思うほど繊細。こんなに陸地の田舎なのに、こんなに魚料理がおいしいとは思ってもみませんでした。 で、次がメインディッシュ。なのですが、その前にお約束のお口直しのグラニテですね。でも、それがなんとトリュフのグラニテ!!うーーん。。。 にくいメニュー構成ですねぇ。で、やっとメインディッシュ。シュヴルイユ(鹿肉)のロースト、コアンのカラメリゼ添え そして、その後に プラトゥー・ド・フロマージュ!!チーズ好きの私にはこれが楽しみで仕方がない!!!しかも、サービスしてくれたメートレスはアンジェリーナ・ジョリーの娘?妹?と思ってしまうような綺麗なお姉さん。その娘と話したいから?チーズが本当に好きだから?思わず、沢山頼んでしまいました。そして、チーズに添える自家製コンフィチュールも最高!!ついには、隣人のチーズまで手をつけてしまう始末でした。で、やっとデセール!これまた、私、大の甘党だったりするのです!!最初のアヴァンデセールはムース・ド・ショコラにレモンのソルベ添えここのパティシエは95年、チョコレート部門のクープ・ド・モンドを受賞していて、デセールの後のミニャルディーズのチョコもあわせて本当においしかったです!ちなみに、カフェの後ろに写っているものとは別にちゃんとミニャルディーズが出たのですが、これまたあまりのかわいさに写真撮る前に食べちゃいました。。。。 で、これが今日のワインポール・ジャブレ、エルミタージュ・ラ・シャペル 1961年こんなワイン、日本では見つけられません。最高でした。言葉もありません!!と、言いたいところですが、これはカーヴを見学させてもらったときにここのシェフ・ソムリエに見せて頂いた貴重なワインの一本。きっと、とんでもない値段なんだろうなぁ・・・・・。ちなみに、ワインリストは厚さ8センチ以上はあろうかという辞書みたいなのでした・・・・ (ちなみに、ここのレストランもうちも、ワインリストはカルト・デ・ヴァンではなく、リーヴル・デ・ヴァンと書いてあります。。。余談ですが・・。)
Dec 15, 2003
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先日、ついに日本語入力できるネットカフェを発見。これで、メールの返事も日本語ですぐに返すことができるようになりました。いままで、ローマ字で返事を打っていてすいませんでした・・・・。笑。一月、うちのレストランはバカンスです。また、パリに行くつもりです。三度目にしてはじめてパリを少しゆっくり探索する時間が持てそうです。もちろんhpにも載せますのでよろしく。あ、そうそう、来週は一番近く〔といっても、200キロぐらいはなれてる?〕にある二つ星レストランのピックに行く予定です。うーーーん、これまた画像を公開する予定が狂っていきそうな気配・・・がんばってどんどん公開していきますので楽しみにしていてくださいな。
Dec 10, 2003
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おまたせしました!!ついに画像を入れる事ができるようになりました。デジカメの写真もかなり溜まっていて一挙に公開できない為、数回にわけて掲載したいと思います。今回はパリ到着!そしてモンペリエへの出発をまとめてみました。 27日の夕方、シャルル・ド・ゴール空港からシャトルバス(初めてのバス)でガール・ド・リヨンまで移動。すっかり日も暮れてなにげなく見上げた駅の夜景が綺麗で思わずカメラに収めました。あぁ、やっと着いたんだ。という安堵感と、やっぱりパリが好き!フランスが好き!!と実感した一瞬でした。 が・・・・・!!次の瞬間にはフランスからの手痛い一撃を食らうのでした。というのも、ホテルの場所がわからないのでバス停の係員みたいな人(よく考えたらそんな人いるわけないのだが、なんとなく藁にもすがりたい気持ちだった。笑。)に尋ねたら荷物が多いから大変だろう!シャリオ(荷車)を持っていけよ!方向はこっちだ!と20メートルほど付き添ってくれてなんて優しい人なんだと思っていたら別れ際に2ユーロよこせ!と・・・・ まぁ、べつにいいよ。とあげたまではいいのだが、あとから気付いたらホテルの方向と全く反対の方向に連れて行かれていた・・・・さんざん迷った挙句、果てしなく間違った方向にいる事に気付きもうめんどくさくなってタクシーに乗った。。。最初から空港でタクシーに乗ればいいのだが、これもまたいい経験なのである。。。 と、自分に言い聞かせた。 フランスについて初めての食事がこれ!!駅前の店頭で買ったキッシュ・ロレーヌ。その場でチンしてもらって、オランジーナと一緒にホテルに持ち帰って食べました。う~~ん。こういうのがまた素朴で美味なんですよね。。。 安いし。(2,5ユーロぐらいだったかな?)極貧生活にはかかせません。 28日は、ゆっくりと(というより、ぼーっとしながら)パリを探索(というよりふらふらしていた)。ガール・ド・リヨンからメトロで凱旋門まで行って、帰りは3分の2ぐらいの距離を歩いて戻ってきました。何を見ても絵になる街。街自体が美術館のようなそんな街ですよね。これはセーヌ河をはさんで夕焼けに映えるエッフェル塔です。手前は観光船。っていうか、説明の必要は特にないですね… メトロに乗るのは意外と好きですね。夜は怖いけど・・・。 でも、駅ごとに雰囲気が違っていてここにもアート感覚の良さを感じます。これはありきたりなのですが、ルーヴルの駅のホームです。そして、下がルーヴルのガラスのピラミッド。う~~~ん。。。我ながら説明の必要のない写真ばかりですね・・・・。 きっと、ミーハーなんです。じつは・・・。 これは、パリのホテルのすぐ横の八百屋さん?で撮った写真です。かわいい野菜達が本当に美味しそうに並んでいます。。 な~~んて、しっている人は騙されないと思いますけど、これ、全部パート・ダマンド(アーモンドと砂糖生地のお菓子)なんです。なんだか、和菓子に共通する文化ですよね。これって。 で、これが本物の野菜たち。真中の上の段をよく見てくださいね。これ、胡瓜なんですけど、まじ、でかすぎ!!って感じです。まぁ、このほかにもコブシ大のシャンピニオンとかがあってビックリ。。。まったく余談ですが、街路地の並木の紅葉も落ちている葉っぱを見ると手のひらの1,5倍ぐらいあるし、まつぼっくりなんて赤ちゃんの頭ぐらいの大きさ・・・。 どんな肥沃な土壌なんだろう(ソムリエ的発想。笑。)とか考えてしまいます。 30日の午前。モンペリエ行きのTGVに乗り込む。これは初めてではないのでシステム的には特に問題なし。。。 ただし、18号車(一番前)だったため、駅のホームから果てしなく遠かった・・・。ほんと、荷物重すぎ!!!(2つのスーツケーツあわせて恐らく60kg近くはあったね。。。)幸い、TGVは最新型??で綺麗で快適。二階席だったため景色もよく隣人も良識人で助かりました。
Dec 7, 2003
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yatto, gazou ga noseresoudesu!jikai no koushin niha takusan nosereruyouni ganbarimasukonkai mini kitekureta kata doudemo ii yokoku de suimasen deshita,,,,,
Dec 4, 2003
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Bon Jour!! ども~。 またまた一週間ぶりですね~!!今日は、ちょっと深刻?ちょっとブルー?なソムリエ日記です。こちらでの仕事も少し慣れて、気持ちにも余裕がほんの少しだけ出来てきました。すると、ちょっとはいろいろと考えてしまったりしています。確かに、こちらで働いているけど、自分はソムリエなのだろうか?もしそうだとしたら、いいソムリエだと言えるのだろうか?答えは簡単です。 『 NO!! 』 だからです。先日も、昼14本、夜21本のワイン(この一ヶ月間で最多記録、そしてこの本数にアペのシャンパンは含まれていません)をサービス(カーヴに取りに行き、お客様に確認していただき、抜栓、必要ならデキャンタージュ、テイスティング、サービス)しました。カーヴのワインの整理は担当責任者になっているので、簡単な在庫の管理もしています。デイセラーも先日、整理整頓しなおしてより効率よく機能するように並べ替えました。しかし!! 自分の中のソムリエ像を考えると、まったく納得いかないのである!なぜかって?お客様の信頼を得ていないのがわかるからである。たしかに、お客様にワインについてなど聞かれたら超簡単な説明はできるようになりました。でも、セパージュ(葡萄品種)と、超簡単な醸造工程、ヴィんテージュの説明ぐらいしか出来ていない・・・ お客様も私が日本人だからそれでありがとうって言ってくれるけど、ここは三ツ星レストランなのである!そんなので良いわけないんですよね。。。 実際、他のソムリエ達は細かいところまで本当によく長々と説明をしています。ラングドックということもあり、個々のワインをきちんと説明するのはボルドーや、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、ロワール、ローヌと比べて本当に難しい。アペラシオン(原産地呼称)の特性だけ覚えても全くといっていいほど不足なんですよね。1本1本、しかも毎ヴィンテージごとにセパージュ比率、醸造法そしてもちろんワインのキャラクターが変わるなんて事はよくあることなんですよ。それほど、年々、向上するための変革を行なっている最中のワイナリーが多い。(もちろん、他の産地でも毎年変化するが、それほど多くない)今、レストランでは確かに日本から来たスタジエ(研修生)だと言われます。それはそれで間違いではない。しかし、気持ちに少しでも余裕が出来てくるとそれが悔しくて仕方がない。お客様に日本人だから仕方がないと納得されるのが、本当に寂しく思う。ソムリエとして、そしてそれ以前にサービスマンとしてお客様と心の触れ合い、そして信頼関係を結べないのは悲しいですね。。 そして、その原因が自分の能力(語学力、地ワインの知識など)の不足からきている事が明確である事が許せなくなってくる・・・ここは、三ツ星レストランである。。。 本来、まったくのミス、妥協は許されないのである。 そんななかで、自分はどう考えても『三ツ星レストラン』という偉大な看板を汚してしまっている気がしてならない・・・。(というか、今の時点では確実に汚してる。)たまに、そんなことを考えると、情けなくて涙が出そうになるときもあります。スタッフの皆さんは本当に優しく、寛大であり、おまえは頑張ってるよ。言葉が不自由なのは今は仕方がないさ。と声をかけてくれますが、その優しさが逆に自分を惨めにする。そんな時もあります。自分自身が許せないのだから・・・と、まあ、今回はかなりブルーな話になってしまいましたが、あまりそんな落ち込んでても仕方がないのである。今!ここでしか出来ない!そんな体験を一杯させてもらってるわけですしね。それに、もう努力するしかない!!っていう答えしかないわけですから。笑。一ヶ月でこう思えるようになった自分もそれはそれで偉い?と思うしかないわけで・・・。笑。でも、本当に内容の濃い日々を送っていると実感します。先日も毎週土曜日恒例のワインサロン(前回参照)に行きました。ヴィニュロンの方とお話ができるということは本当に勉強になると思いますし、自分も日本で働く以上、日本のワイン、日本のワインメーカーの方からもっとお話を沢山うかがって、勉強するべきだと思いました。この点についてはお気に入りHPでもあるFuteursweetさんのHPとの出会いは大変有意義であるし、心より感謝しています。帰国後はもっと国産ワインの事を勉強して、ワイナリーももっと訪問しないとね。なんて思ってます。話は戻りますが、こちらのヴィニュロンの方がおっしゃることがすこしづつわかるようになってきたのが嬉しいですね。数字もやっと聞き取れるようになってきました。あと、先日かの有名なドメーヌ・ド・トレヴァロンの元パトロンが来店されました。担当テーブルでなかったのでお話する暇もありませんでしたが、担当のソムリエもサービスにはかなり気を使っていました。やっぱり偉大な名士で、業界にもかなり権力を持っているらしい・・・・。 先日お会いしたヴィニュロンの方も、どうしてカベルネを植えるのかと質問したらトレヴァロンのようなタイプのワインが今人気があるし、自分もそれを目指しているとおっしゃっていました。 と、こんな感じで一週間ごとにHPを書いているわけですが、自分で振り返りながらやっぱり濃い日々を送っているなぁと思ってしまったりしています。春が来る頃には、私も『スタジエにきた日本のソムリエ』ではなく、『ソムリエ』と呼ばれるように頑張ります!!
Dec 1, 2003
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Bon Jour! 一週間ぶりの更新になりマース。今週もいろいろなことがありましたよー!日本ではボジョレーヌーヴォーどうでした??やっぱりかなり騒がれたのでしょうか?こちら(モンペリエの研修先レストラン)では正直、あまり・・・というか、ぜんぜん騒がれませんでした。レストラン的にも(三ツ星なので)、ヌーヴォーを販売する事もないし、お客様もまったくたのむ気配がなかったですね・・・。ただ、レストランにはル・サヴール・クラブというところからヌーヴォー6点セットが水曜日に届きました。それはボジョレー、ボジョレーヴィラージュ、マコンヴィラージュ、コートデュローヌ・ヴィラージュ、トゥーレーヌのヌーヴォーがセットになっているもので、各々にポールボキューズやトロワグロがセレクトしたと記載されていました。(どこの国でもそういうマーケティングはするのですね・・・。)スーパーやデパートにもワインコーナーの入り口に一応控えめにヌーヴォーがおいてありました。だいたい3ユーロ(400円ぐらい)で売っていて、レジで並んでいる人を見るとそこそこ売れているようでした。いろいろと飲んでみたのですが、たしかに酷暑だけあって濃縮感があるのですが、これもまた造り手によってまちまちでジャムっぽいフレーヴァーのものから、上品でまとまりのあるものまでかなり幅があります。いっしょに働いているソムリエは香をかぐたびにバナナみたいだよ!といって毛嫌いしていたのでどこの国でも言う事は一緒なんだとへんに感心してしまいました。そして、ヌーヴォーの話題を蹴散らしたもう1つの出来事。それは木曜日のレストランの予約にフランスの超有名大物ロックスター、ジョニー・アリデの名前があった事である。もうフランス人なら誰でも知っているというぐらいの歌手なのだが、当然?私は知らない・・・。しかも、彼(と家族と取り巻きスタッフ計16名)が来店するのは夜中の12時半というではないか!! スタッフなんて休憩中とかに家族や友達に「今日、うちにジョニ―が来るんだ!」って電話してるし・・・。で、夜中の12時半、彼はたいそうな警備を引き連れてレストランに到着、日本と一緒でどこかで聞きつけたファンの黄色い声援がエントランス前に飛び交った。62歳とは思えない容姿で、しゃれたサングラスをはめていた。特に横暴でもなくいたって紳士的であったが、奥さんが27歳とこれまたよくある大物芸能人ぶりで、どこの国もやっぱり一緒だな~とか思ってなぜか親近感を感じた。笑。かくして、ボジョレーヌーヴォーの話題は吹き飛ばされたのである・・・・。話題は変わりますが、土曜の夜営業が終了後、チップをみんなで分けるのだが、イサム(こちらではファーストネームで呼び合うのが普通)は今週とてもがんばったから皆より10ユーロ多くしておいたよ。と言ってくれた。自分の仕事がフランス(しかも三ツ星)でも認められてる事が嬉しかった。こちらでの仕事も無事?3週間が過ぎ、かなり職場でも馴染んできました。南仏(とくに地酒であるラングドック)のワインも当初は全然詳しくなかったのだが、少しづつ覚えてきたし、カーヴの整理は完璧らしい?(というか、こっちの人、なにも考えずにしまっているの?と言いたくなる)なんせ、カーヴには3万本を超えるワインがあるし、種類はオンリストされているので800種、それ以外にもおそらく300種ほどはあるのだが、カーヴがそんなに大きくない(といっても、100㎡はあるのだが・・)為、毎日というほど、どんどん整理整頓して場所を移動していかないと新しく届いたワインを置く区画がないんですよね。(毎週40ケースぐらいが搬入される)だから、カーヴの整理整頓はソムリエとしてとても重要な仕事なのです。日本人的にはやっぱり几帳面なので、フランス人から見るとすごくマメに感じるらしい。こっちの人なんて、同じアイテムが何ケースあるかきちんと確認する前にしまいだすので、結局入らなかったので、じゃぁ入らない分はここに入れようみたいな感じなのでもうはっきりいって私から見たら2度手間もいいところ・・・これはもう、半分は国民性ですね・・・・ 笑。住居の1階はワイン屋さん。そうなのです、幸せな事に住んでいるアパルトマンの一回はワイン屋さんなのです。しかも、うちのレストランの元シェフ・ソムリエが経営している店なんですね。で、その方がとっても親切にしてくれるのと、毎週土曜日はお店のほうにヴィニュロンの方がお見えになってデギュスタシオンができるようになっているんです!!嗚呼、なんてソムリエとして幸せな環境なんだろう!!さっそく今週からお邪魔させてもらうことになりました。確かに日本ではなじみが薄いし、歴史的にも浅いラングドックのワインなのですが、それだけに革新的なドメ―ヌが沢山あります。あのバロナルクよりも高価なワインがごろごろしてたりするんですね。今から1年、なるべく多くのワイナリーを訪れたいものです。そのレポートも発表できるように頑張ります。あ、そうそう、昨日ワイン屋さんに来ていたヴィニュロンの方に写真を見せてもらったのですが、なんと畑を耕すのに馬をひいていました。これには本当にびっくりしてしまいました。う~~ん・・ これも伝統と革新の融合ということで・・・・。
Nov 23, 2003
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