2003年09月27日
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経理が苦手な事業者様の多くが、税理士さんに会計業務を依頼されています。場合によれば、社会保険労務士さんや行政書士さんに給与計算や雑多な業務をご依頼されるケースもあります。

本当に、経理や税務は、専門家に任せておけば安心なのでしょうか?

確かに、記帳業務や給与計算など、決まりきった定型作業に大切な時間を費やすくらいなら、思い切って、外部に委託するのもいいでしょう。その時間を他に有効に使えばいいのですから。

しかし、事業を良くしていこうと考えておられるのなら、経理、税務、労務、社会保険、諸官庁届出など、事業の根幹となる部分は理解しておかねばなりません。

何ヶ月も遅れて到着する月次決算書、説明もなく、事務員が届けにくるだけの対応、それが果たして、毎月数万円も費やす価値があるものなのでしょうか。

わかった上で外部に委託することと、わからずに委託するのでは、天と地ほどの差があります。
あなたは、どちらですか?

また、料金も考えるポイントでしょう。

税理士さんに帳簿作成と税務申告を依頼すると、地域、規模、委託状況などで異なりますが、年間委託料は、概ね30~50万円くらいになろうかと思います。


「そんな難しいことできない!」

なんていう会話をよくしますが、年間30~50万円の粗利を稼ぐのは大変なことです。仮に委託しなくても良い状況になれば、それはすなわち、年間30~50万円の粗利が増えることと同じことになります。それも1年限りではありません。ずっと続くのです。

先にも書いたように、帳簿作成に必要な簿記や会計の知識のほとんどは、事業経営で必要な知識です。そして、敬遠しがちな税務申告は、昔と違ってずいぶんと易しくなってきましたし、税務署に聞けばわかることです。

まったく勉強せずに、というのは難しいでしょうが、ほんのちょっとだけで、自分でできるようになります。おそらく、売上を増やすより簡単!と感じる人が多いでしょう。

もちろん、高度な業務を委託している場合もありますし、会計業務以外のサポートをしてくださる税理士さんもおられます。
でも...見直してみてはいかがでしょう?

経費というのは、自分ではできないことか、自分でやるより効果的だから、という理由で他者を使用するものです。

仕入も家賃も電気代も、外部に出て行くお金は全部そういうものです。利益を増やそうと思ったら、こんな視点からも考えてみてください。





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最終更新日  2003年09月27日 01時18分28秒
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