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島野コーチの告別式、阪神ナインは、ユニフォームで参加していましたね。
記事を読んでいるだけで涙が出てしまいます。

追悼試合を検討しているとのこと、是非行って欲しい。
シーツやオマリーや2003年のコーチ陣とかたくさん呼んで、阪神vs中日でやってほしいですね。

島野氏告別式で星野監督が涙の弔辞

故島野育夫氏告別式が営まれ感極まる金本と星野日本代表監督（左）（撮影・加藤哉）　１５日に胃がんのため死去した阪神元総合特命コーチ、島野育夫氏（享年６３）の葬儀・告別式が１８日、西宮市内の斎場で営まれ、多くの球界関係者が別れを惜しんだ。中日と阪神で苦楽をともにした野球日本代表の星野仙一監督（６０＝阪神ＳＤ）が弔辞を読み「島ちゃんはいつもそばにいてくれた。よう怒られた。裏方に気配りし、私が焼きもちをやくほど選手から好かれた。名前も育夫。男を育てる男でした。こういう男は２度と出ない」と涙。「必ず北京で金メダルを取るように支えて」と、来年の北京五輪での“コンビ再結成”をお願いした。そして「ワシが逝くまで、あの世でいいチームをつくっといて。また一緒にやろ。ずっと一緒やで。だからサヨナラは言わん。またな！」と締めくくると、参列者からすすり泣きが漏れた。式には阪神ナインもユニホーム姿で参列。出棺の際には金本、矢野、下柳、赤星らが棺を担ぎ、亡き名コーチを送った。

阪神が島野さん「追悼試合」検討へ
　１５日に急逝した阪神前総合特命コーチの島野育夫氏（享年６３）の通夜が１７日夜、西宮市内の「西宮山手会館」でしめやかに行われた。阪神から宮崎恒彰オーナー、岡田彰布監督、星野仙一ＳＤら球団関係者、コーチ、選手ら約６００人が参列。他球団からも中日・山本昌、オリックスに移籍した浜中らも駆けつけ、故人を偲（しの）んだ。

　人望厚かった故人を偲ぶ列が、絶えることなく続いた。祭壇には岡田監督が「一番元気なころの写真」と懐かしそうに見つめた遺影が飾られ、弔問に訪れた参列者と対面。今にも写真から飛び出してきそうな在りし日の姿と悲しすぎる現実とのギャップに、多くの人がまた涙を浮かべた。

　焼香を済ませた宮崎オーナーはこう振り返った。「シーズン中、何度も食事をする機会があったけど、そのたびに僕の方が島野さんに叱咤（しった）されました。決して現状を批判されなかったですね。非常に前向きな方でした」。鳴尾浜に視察に出向くたびに、必ずユニホーム姿で応対、いろんな解説をしてくれたという。

　島野さんの長年に及ぶ功労に応えるため、同オーナーは「それなりのことをしなければいけない」と語り、追悼試合などを検討していく考えを示した。

　また、多数参列した選手の中で、島野さんから常に激励を受けてきた今岡は涙をこらえ「この２年間、事あるごとに励ましてくれました。最後に電話でしゃべったのは１０日。涙ぐまれていて『頑張って下さいよ』としか言えなかった…」と早すぎる死を悼んだ。

　１８日の告別式では“盟友”星野ＳＤが弔辞を読み上げ、永遠の別れを告げる。

島野氏追悼試合開催へ…宮崎オーナー自ら提唱
◆　兵庫県西宮市で通夜、関係者５００人が弔問　◆

　１５日に胃ガンのため死去した阪神・島野育夫前総合特命コーチの通夜が１７日夜、西宮市の山手会館で営まれ、阪神・宮崎恒彰オーナー（６４）が島野氏の追悼試合を開催する意向を明かした。

　「亡くなられてすぐですが（追悼試合を）球団として考えていく。これだけ多くの方に来ていただけるのは、ひとえに島野さんの人徳。その島野さんに応えることをしないといけない」

　詳細は現段階で未定だが、球団を挙げて準備を進めていく構え。通夜には阪神・星野シニアディレクター、金本ら主力選手、中日・山本昌、オリックス・浜中に広島・喜田、ＯＢの大豊泰昭氏らが続々と弔問に訪れた。阪神、中日の関係者を中心に弔問者は５００人。斎場には今季袖を通した背番号「９１」のユニホームとタテジマ姿の遺影が飾られた。

　「２００２年に『おまえを一人前にする』と言っていただいて、その後タイトルも取らせていただいた。ゆっくりと僕らを見守ってほしい」

　目を真っ赤に腫らした今岡は、不振だったこの２年間、何度も励まされた。最後に電話をもらったのは今月１０日。「体が悪くなっとる」。涙ながらに語った恩師の言葉は、今も耳に残る。

　「最後に相談するのが島野さんだった。残念とか、寂しいとか、そういうんじゃない」

　名参謀をしのびながら、岡田監督も悲しみにくれていた。

山本昌「星野さん説教時に見張り役」
　中日からも現役、ＯＢを含め多くの関係者が弔問に訪れた。名古屋から駆けつけた山本昌投手（４２）は、８７～９１年の星野中日１次政権時代の思い出話で故人をしのんだ。「入団６、７年目ぐらいの時かな。まずいピッチングをして、監督室で（星野）監督に２時間ぐらい立ちっぱなしで怒られた。途中まで気付かなかったけど、ボクの後ろでずっと島野さんが一緒に立っててくれた。監督がキレないようにずっと見張り役をしてくれていたんだと思う。それを思い出すとつらいです」。星野監督からの“鉄拳”を制しつつ選手を思いやった気配りを、１５年以上たった今も感謝していた。

阪神赤星「胴上げの顔忘れられない」

阪神矢野「もう１度一緒にやりたかった」
　阪神矢野は「中日（入団の）キャンプイン前に会わせてもらったのが最初。まだ若くてメチャクチャ怖かった。厳しかったけど選手のことをよく考えてくれているのが伝わってきた。島野さん、星野さんと若いときに一緒にやれてよかった。最初にプロの厳しさを教わったから。でも日本一になれなかったから…。もう１度、一緒にやりたかった。『気持ちは熱く頭は冷静に』と言われたことを一番覚えている。プロは燃えているだけじゃダメだからね。島野さんに教えてもらったことをこれからも役立てていきたい」と話した。

今岡12月10日に電話「涙ぐまれていた」
　阪神今岡は「０２年に阪神に戻られたとき、直接『お前を一人前にする』と言ってもらった。島野さんのおかげでタイトルを獲らせてもらった。去年、今年と闘病生活をされているとき、僕のリハビリの相談も聞いてくれて、いつも真っ先に電話してくれた。どう言っていいか分からない…。楽になられて、今度はゆっくり野球をしている自分たちを応援して欲しい。見守って欲しい。最後に顔を見たのはシーズン終盤だけど、電話は１２月１０日にしました。体が悪くなられて涙ぐまれていた。『頑張って下さいよ』と言うしかなかった」と話した。

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