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ここまで来て、このメンバー見てると、監督が誰だろうが、もう必ず世界一守って欲しいって気になってきましたね。

でも、球児がメジャーに通用するのか、ちょっと心配。
マー君のスライダーはよさそう。あとは、リードかな
岩隈が通用すると、ちょっと思えないんですよね。今までの国際試合みてると

結構、岩田が使えそうな気がします。対メジャー。なかなか、あんな投手いないんじゃないですかね。
がんばってほしいなぁ。中継ぎでなく、先発のほうが面白そうなんですけどね。

侍守護神・球児いいねェ～！原監督も大絶賛

球児いいネ！　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）日本代表候補の藤川球児投手（２８）＝阪神＝が１７日、ブルペンで３１球の投球練習。威力を増したフォークに初チェックした原辰徳監督（５０）も大絶賛だ。サムライジャパンの守護神へ、早くも指揮官のハートを射止めた。

大絶賛だ。文句なし。魂のこもったその１球１球に、『愛』を標榜する指揮官が惚れ込んだ。

　「藤川？　いいネ、いいネ～。フォーク？　そりゃ、（持ち球なんだから）投げるよ」

　さすが球児だ。「きょうはよかったです」。本人はサラリと振り返ったが、サムライジャパンの守護神へ、ブルペンだけで十分なアピールとなった。

　初日の３２球に続き、合宿２日目も球数を抑えた３１球。でも、内容はギッシリと詰まっていた。カーブを５球にとどめ、フォークを９球。途中、山田投手コーチが歩み寄った。身振り手振りを織り交ぜながら「（フォークを投げ）急ぐなよ。ゆっくりな！」と声をかけた。球児がうなずく。ゆったりと右足に力を溜めた始動から、ボールはベース手前で鋭く沈んだ。斜め後方で見守っていた原監督もうなずいた。

　かつての名投手に緊急アドバイスを受けたフォークがさらに威力を増した。山田コーチは「アドバイスというほどでもないよ」とかわしたが、捕球した椎木匠ブルペン捕手（３７）＝元ロッテ＝が、“進化”を説明した。

　「（フォークを）落とそうと、体が突っこみ気味になるのを避けていたんじゃないですかね。（アドバイス後は）いい高さから、落ちていましたよ」

　微調整ながら、『山田塾』に入門してつかんだ手応えは大きい。右打者を仮想し、外角低めのボールゾーンへきれいに落としてみせた。続けて、速球をズドン！　実戦を想定した組み立てだった。

　サムライジャパンの守護神と言われていても、この合宿で結果を出さねば安泰とはいえない。ライバルに馬原（ソフトバンク）もいる。しかも真っすぐ一本では世界の舞台で通用しないことはわかっている。だかこそ、まずフォークをチェックしてもらったのだ。

　「きょう登板しますよ」。藤川が気合を込めた。１８日のシート打撃に登板する。原監督をうならせた投球術でイチローら並み居る強打者を斬る。それが球児の、守護神のプライドだ。

マー君ＷＢＣ代表当確！イチロー空振り三振
ＷＢＣ日本代表合宿（１７日、サンマリンスタジアム宮崎）イチロー斬りでＷＢＣ代表当確！！　田中将大投手（２０）＝楽天＝がシート打撃に登板し、イチロー外野手（３５）＝マリナーズ＝から空振り三振を奪うなど、延べ１０人の打者に対して３安打１失点。４奪三振の力投に山田久志投手コーチ（６０）は、「かなり（最終）メンバーに残れるところにある」と代表当確ランプをつけた。
最高気温９度の肌寒さも忘れていた。代表合宿初日を３０００人も上回る、４万３０００の大観衆がかたずをのんで見つめたシート打撃。宮崎の陽光が降り注ぐなか、１番手で登板した田中がいきなり「世界のイチロー」とにらみ合った。

　初対決。それでも、２０歳の若武者は物おじしない。カウント１－１から始まったシート打撃。田中が投じた初球の外角直球は１４７キロをマークしてボール。２球目もボール。３球目のファウル後、伝家の宝刀スライダーが内角低めに鋭く落ちる。イチローのバットはクルッと空を切り、耳をつんざくような大歓声が沸き起こった。

　田中「自分の武器のスライダーをあそこで使えてよかったです」

　変化球でイチローをうならせたが、直球も走っていた。５人目で迎えた城島の２球目に、この日最速の１４８キロを計測。これには本人も「そんなに出ていたんですか？」と驚きつつも、「ストレートはまだまだ上がっていくと思います」。イチローと２度目の対戦は二塁内野安打。とはいえ、打ち取った打球で、内容では田中に軍配だ。

　延べ１０人の打者から４奪三振。３安打１失点にも「いつ実戦に入ってもいい形で合宿に来ました。いいアピールになった？　そうなっていればいいですね」。

北京五輪に続く国際舞台への意欲は強く、ＷＢＣでもロングリリーフや連投が期待される。だからこそ、首脳陣も真っ先にこの目で見たくて１番手に起用したのか。「マー君は臆（おく）するところがない。結果も出しているし、かなり（最終）メンバーに残れるところにある」と山田投手コーチ。代表当確ランプが事実上、点灯した。

　唯一の難敵？　はユニホームのズボンのすそが長いこと。採寸が合わず、投げづらそうにするシーンもあり「邪魔ですね」と苦笑い。すそ直しは依頼済みで、どんな不安要素もかき消してＷＢＣに臨むつもりだ。

　「今回はバリバリの大リーガーもいる。楽しみです」。イチローとの対戦で、マー君の闘志に火がついた。

　「そんな大騒ぎすることじゃないでしょ。（イチローの三振は）わざとじゃないの？　真剣勝負ならともかくね。まあ、本番でいい投球をすることを祈っていますよ」

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