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宿敵韓国が見る侍ジャパン（打撃陣）

テーマ： ★ WBC　侍JAPAN　世界一を目指して ★(496)

カテゴリ：野球

朝鮮日報で、宿敵日本の戦力分析をやってますね。

韓国にだけは絶対に負けられません！！！！

WBC：宿敵・日本を大解剖！打撃陣編（上）
　「イチローと青木さえ抑えればOK」。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）韓国代表を率いる金寅植（キム・インシク）監督は、日本の攻撃陣の中でこの二人に注目した。その一方で「松中がいないのは幸いだ」とホッとした表情だ。

　松中は第1回WBC日本代表の4番打者だったが、今回はメンバーから外れた。その位置には稲葉が入った。日本の打線を抑える秘策、「日本解剖Xファイル」第2回目は打者編だ。

◆イチローは日本のスーパースター

　誰が見ても第一に警戒すべき打者であることに変わりない。イチローを抑えられるかどうかによって、勝敗が分かれる可能性が高い。2001年からメジャーリーグのシアトル・マリナーズに移籍し、8シーズンで通算3割3分1厘を記録した。まさにこれ以上説明する必要はないだろう。

－打撃分析

　昨シーズン、イチローが放った打球の64%がゴロだった。それだけ正確なインパクトと足の速さでヒットを狙うということだ。打球の方向も決まっていない。あえて指摘するとすれば、6本のホームランはすべてライト方向に飛んだという点だ。つまり外角にはバットを合わせるような打撃を行うということだ。特に得意とするのは直球で、変化球にはやや弱い。昨年の打率を見ると、左投手には0.288、右には0.320だった。

－現在のコンディション

－攻略のポイント

　イチローはスロースターターだ。第1回のときも練習試合と第1ラウンドで29打数6安打、打率0.207と調子は上がらなかった。しかし第2ラウンドでは20打数9安打の0.450、4打点を記録した。そのため、やはり最も警戒すべき打者であることに変わりはない。

　イチローは低めのボールを見逃す傾向がある。現在のコンディションからして、変化球にタイミングを合わせるのはまだ難しそうだ。そのため低めに落ちる球に効果がありそうだ。それには縦に落ちるスライダーかツーシームだろう。反対に高めのボールでフライを打たせるのも効果的かもしれない。

WBC：宿敵・日本を大解剖！打撃陣編（中）
◆「第2のイチロー」青木

　現在、日本で最高の打者だ。攻走守の3拍子がそろっている。今大会では1番打者として登場しそうだ。

　2007年にはセ・リーグ首位打者（0.346）を獲得した。04年にデビューして以来、通算で3割3分8厘の打率を記録していることから分かるように、バッティングは非常に正確だ。また内角高めを長打で跳ね返すことも多い。正確な中距離バッターといえるだろう。昨年ヤクルトでは3番打者として93試合に出場した。その一方で奇襲バントもうまい。出塁すれば走塁も警戒だ。まずは出塁させないよう気を付けなければならない。昨年は左投手に対して0.345、右には0.348の打率を記録するなど、左右を問わず対応できる。また、スイングは引っ張るスタイルだ。

　ストレートは内角外角に関係なく強い。そのため手元で落ちるスライダーかチェンジアップで勝負する必要がある。

◆松中に代わる稲葉

　日本の4番打者候補は稲葉だ。昨シーズンは打率0.301、本塁打20本、82打点を記録した。2007年には打率0.334でパ・リーグ首位打者となった。正確な打撃とパワーを兼ね備えている。

　まずは選球眼に優れている。ツーストライク前後のスイングは明らかに変わる。ツーストライク前はフルスイング、後は合わせてくる。高めのボールを得意とし、流し打ちを多用する。何よりも体の重心が安定しているため、ボールに対する対応力も良い。今回の練習試合では15打数8安打で打率0.533を記録し、打者の中では最も調子が良さそうだ。

　苦手とするのは内角だ。ストレートでも変化球でも、内角に切れ込んでくるとバットが出にくい。そのため内角ストレートから外に流れる変化球が効果的だろう。

WBC：宿敵・日本を大解剖！打撃陣編（下）

　日本の打者の中では最もパワーがある。昨シーズンは本塁打46本、114打点を記録した。イチロー、稲葉に続いて5番打者となる可能性が高い。

　スイングにはパワーはもちろん、正確さも兼ね備えている。スイングのスピードも速い。本塁打46本もレフト方向に27本、センターとライト方向が19本で、引っ張る力もある。三振が113だったことからも分かるように、ツーストライクでも思い切って振ってくる。そのため中途半端な誘い球は注意だ。速球に強く変化球には弱い。とりわけ左足をいったん上げてからスイングするスタイルのため、逃げる変化球には特に弱い。しかし変化球が曲がり切らない場合には長打を打たれる可能性がある。

　結局、徹底したコーナーワークとストライクゾーンから逃げる変化球を適切に織り交ぜながら勝負する必要があるということだ。

◆「サムライ」小笠原

　まさにサムライを連想させる。スイングも速くて正確だ。パワーもあるため打球にも勢いがある。

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