23061998

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本当に、素晴らしい記録ですね。普段は相撲には興味ないのですが、この相撲界の鉄人の記録は、ほんと、アッパレ！ですね。

まさか、千代の富士を超える力士が現われるなんてなぁ～

これからは、全てでの最多勝を目指して欲しいですね。

魁皇が幕内最多８０８勝！千代の富士超えた

　大相撲の大関魁皇（３７＝友綱部屋）が１２日に行われた初場所３日目で関脇千代大海に送り投げで勝ち、幕内通算８０８勝目（５２８敗１３７休）の新記録を達成した。

　魁皇は前日の豪栄道戦で元横綱千代の富士（現九重親方）の持つ歴代１位の記録に並んでいた。

　魁皇と千代大海の対戦は５４度目で、魁皇の３４勝２０敗（幕内のみ）。

魁皇

「気にしないようにしていたけど、変に緊張してしまった。とにかく思い切り取るのが一番だった。（記録のことを）場所中は考えないし、考えたくない。まだ場所は始まったばかり。でも地元が盛り上がってくれるのはうれしい」

武蔵川理事長（元横綱三重ノ海）

魁皇の師匠、友綱親方（元関脇魁輝）

「　魁皇の師匠、友綱親方（元関脇魁輝）の話　すごいことをしたんだなと実感している。まだまだ辞められないぞ、と声を掛けたい。ラストサムライじゃないけど、見ていて偉いと思う。次は（幕内在位）１００場所を目指してほしい。」

魁皇、幕内史上最多８０８勝目！／初場所
　大相撲初場所３日目（１２日、東京・両国国技館、観衆＝７０００）継続は力なり！　西大関魁皇（３７）が、関脇千代大海（３３）を下し、千代大海の師匠でもある元横綱千代の富士（現九重親方）を抜き、単独の歴代最多となる幕内通算８０８勝目を挙げた。魁皇は幕内最年長だが、得意の右上手を取れば“怪力”はいまだ健在。この日も右の豪快な送り投げで破った。９７６とした通算勝利数でも、千代の富士が持つ歴代トップの１０４５勝に次ぎ２位。史上２人目の通算１０００勝到達を視野に入れている。魁皇にとって今場所は幕内９９場所目。

長く、丈夫に、そして強くなければできない大記録。３７歳、魁皇が長い間ライバルとして闘ってきた千代大海を土俵にたたきつけると、一瞬立ち尽くし、天を見上げた。

　「気にはしないようにしているんだけどね。変に緊張してしまったな」

　新たな勲章を手にしても、いつも通り淡々と振るまった。

　持ち味十分。怪力の「右」の力強さで金字塔を打ち立てた。千代大海の突きも構わず、右から相手の二の腕を押し上げて後ろ向きに。背後から右を差し、すくうように豪快に投げ捨てた。館内には記録達成を祝うプラカードや、「カイオ～！」の大歓声、拍手も鳴りやまなかった。

　記録更新直後、テレビ放送していたＮＨＫがインタビューを申し込んだが、「自分には初場所の２勝目ですから」と“拒否”。記録への執着をみせなかった。

　千代大海との対戦は、武蔵丸－貴ノ浪の５８度に次ぐ、幕内通算単独２位となる５４度目。今回は、魁皇が単独史上１位の幕内８０８勝目を目指していた。大関復帰に必要な１０勝が消滅する６敗目を喫した時点で引退を明言している千代大海は、２連敗中の大ピンチで迎えた。「相手も思い切ってくるし、こっちも思い切って取るのが一番。オレも土俵では力が入った」。

　千代大海の大関陥落がかかっていた先場所前には、出げいこ先で居残ってけいこに付き合った。「その当たりだ！」と大きな声をかけながら胸を出し、がけっぷちにある戦友に力を貸した。千代大海の現状をみると、１２年前の春場所から続くこの顔合わせは今回が最後となる可能性も高い。同じ九州生まれのベテラン力士として昔から仲もいい。だが、心を鬼にして手を緩めなかった魁皇の“男気”は伝わったはずだ。

　次の春場所で土俵に立てば、前人未到の幕内在位１００場所の達成、さらに現役を続ければ、千代の富士の通算勝利１０４５勝も視界に入る。「（記録のことは）考えてもね。相撲に精進していかないと」。同期生の貴乃花親方（元横綱）は初場所後の日本相撲協会の理事選挙に二所ノ関一門を飛び出して立候補。相撲界の発展に力を尽くそうとしている。ならば、魁皇は土俵の上で。“鉄人”は、土俵にこだわり続ける。

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