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城島のサヨナラホームラン、ヒーローインタビューみてました。
木塚の球も甘かったなぁ～しかし、それを逃がさない！！
ほんと、頼りになる！！

阪神ファンの心を、がっちりつかみました！！
でも、矢野にも、期待してますからね。桧山は、ヒット打ちましたね。狩野のエラーから同点でした。鳥谷も良かった！！

マートンは、なんだかシーツの匂いがします。洗濯したてのシーツではなく、アンディのね。
成功してくれそうな感じですね。真面目なとことか、雰囲気がアンディみたい。

西村、プロ初勝利！！ヒーローインタビューでも、ちょっとボケかましてました。
筒井、久保田、メッセ、球児を使ってしまい、大丈夫かな？と思いましたが

これはブレークしそうです！！

阪神・城島、移籍１号が！サヨナラダ～ン
　（セ・リーグ、阪神４ｘ－３横浜、２回戦、阪神２勝、２７日、京セラＤ大阪）おそれ入りました！！　城島劇ジョー！！　阪神・城島健司捕手（３３）が横浜戦で３－３で迎えた延長十一回二死からサヨナラ弾。劇的な移籍１号でチームを開幕連勝に導いた。Ｖ奪回へホンマにホンマ、この男がやってくれまっせー！！

　さすがや！！　シビれた！！　最高やーッ！！　こんな劇的な勝利を誰が予想できただろか。虎１号がなんとなんとサヨナラ弾。ヘルメットを高く放り投げた城島が、ゆっくりと、ホームを抱きしめるように両手から滑り込んだ。

　「１本目はどんなケースで打ってもうれしいものですけど、きょうみたいに競った試合で打ててよかった。ちょっと鳥肌が立ちました」

　仲間たちからの手荒い歓迎が心地いい。虎党の大歓声が降り注ぐ京セラドーム。会心の一撃を放ったヒーローが、２日連続のお立ち台でファンの喝采を受け止めた。

　３－３、死闘ともいうべき総力戦の末の延長十一回だった。二死走者なしから、横浜の４番手・木塚の１２６キロ、外角高めのスライダーを高々と打ち上げた。誰もが目で追った白球が、左中間スタンドに消えた。

　ダイエー（現ソフトバンク）時代の２０００年９月２日のオリックス戦（ヤフーＤ）以来１０年ぶりのサヨナラアーチ。３安打４打点の開幕戦に続き、またしても虎へ白星をもたらし、開幕カード勝ち越しも決めた。

　海の向こうからの“視線”に、気を吐いた。マリナーズ＆日本代表での先輩、イチローが、前日の“公約”通りジョーの前日（２６日）の試合をチェック。開幕戦終了後に城島へメールを送っていた。

　「皆さんに話すほどの内容ではないですけどね」。詳細を明かさなかったが、気持ちが高ぶらないわけがない。日本とマリナーズのキャンプ地ピオリア（米アリゾナ州）の時差は１６時間。タテジマに移籍した後輩がナイターで開幕戦を戦っていたとき、米国は早朝。インターネットは滅多にしないはずの先輩が、パソコンに向かう姿が目に浮かぶ…。メジャー、ＷＢＣで共に戦い、苦しみをよく知る先輩からの“視線”にこれが返事だとばかりに快音を響かせた。

　「狙っていたと思う。すごいね。言うことないせっかくなので３連勝でいきたい」。期待の男の期待以上！？の活躍に最敬礼の真弓監督も、思わず開幕カード３連勝を期待した。

　「気分がいいですよ。チームのことを言えるほど、自分はできた人間じゃないですけど」２年ぶりの開幕２連勝が、快進撃への序章。Ｖ奪回へ向けて城島が、虎を導いていく。

絵になる男が殊勲打！虎・城島、一振りで決めた

　日本球界に復帰して公式戦初のアーチが、２０００年以来となる３本目のサヨナラ本塁打。開幕から２日連続でお立ち台に立ち「うれしいです。ツーアウトだったので高めの球を思い切り振ろうと思っていた」と満面の笑みだった。

　ホームベース手前でヘルメットを放り投げ、頭から飛び込んだ。出迎えたナインにもみくちゃにされ「どうやって滑り込もうか、どうしようか迷ってました」とおどけた。

　本人は「本塁打を打つようなことは考えてない」とは言うが、真弓監督は「狙ってたと思う。言うことはないと思います」と驚きを交えながら文句なしの殊勲打をたたえた。

　攻撃だけではない。守りでも投手陣を身ぶり手ぶりで鼓舞し続けた。上園に肩を抱きながら語りかけ、江草には目とジェスチャーで走者への警戒を促した。最後を締めた２年目の西村の初勝利を「僕の本塁打で挙げることができたのはうれしい」と若手をたてるように言った。

阪神・西村がプロ初勝利！ハマ村田Ｋ斬り

十一回に７番手で登板した阪神・西村憲投手（２３）は１回を０封。プロ入り初勝利を手にした。また同点の九回に登場した藤川球児投手（２９）も３人斬り。守護神を連日起用し、２戦で１２人の投手をつぎこんだ真弓明信監督（５６）の執念継投が実った。

　「（城島さんに）思い切ってこいと…」

　すぐに、「そんなこといっていません」と城島の突っ込み。

　「そ、そ、そうですね…」

　最後のファンへのあいさつは、途中で歓声に消されてしまった。初々しさたっぷり、虎１軍投手最年少の２３歳の７球が、劇的勝利を呼び込んだ。

　「とりあえず、目の前の打者を打ち取ろうと。支えてもらった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」

　見せ場は７番手で登板した延長十一回だった。横浜の早川、内川を３球で料理すると、村田には２－１から外角いっぱいのスライダーで、空振り三振に斬った。

　ボールがミットに収まると、跳ねるようにガッツポーズ。魂を込めてつかんだウイニングボールは、城島の劇弾で左中間席へ。行方不明になってしまったが、見つかり次第、渡す先は決まっている。

　「手元にきたら、実家に送ろうと思います」

　福岡の両親の楽しみは息子の新聞記事のスクラップ。高校時代から続くファイルは１０冊以上になった。活躍を知らせるため、新聞に自分が大きく取り上げられているとコンビニへ。数部を買い込んで、実家へ送る。父の激励メールに「またがんばるよ」と誓ったばかり。父・玉樹さん（５３）は、「メール一通で十分。活躍が何よりうれしいので」と喜んでいた。快投は、最高のプレゼントになった。

　「（お立ち台は）気持ちよかった。最高です。ファンの多さ、支えられているんだと心から思いました」。開幕からフル回転の中継ぎの中でキラリと光った。サヨナラ劇に、ニューヒーローの誕生が花を添えた。

阪神・マートンが躍動！初盗塁＆打点や！

赤土にまみれたユニホームで、阪神・マートンが躍動した。来日初盗塁に、初打点＆初適時打。試合後は「きょうは城島サンでしょ」と謙そんしたが、ビハインドのゲーム展開の流れを変えたのは、間違いなく、１番に座る新助っ人の活躍だった。

　「いい球を積極的にいこうと思っていた。真ん中に甘く来たんで、思い切っていったよ」

　２点先制された直後の六回。先頭の代打・狩野が相手のミスで出塁。つけ入るチャンスが訪れた。「併殺を狙っているので、シュートか、速い球が来ると思った」という初球。寺原の甘く入った１３６キロを、見逃さなかった。フルスイングで弾き返した打球が左中間を破る。狩野の生還を確認すると、二塁ベース上で手を叩き、右手を上げた。好投していた寺原を崩す大きな１点。これが、一挙３点の逆転へつながった。

　「得点が欲しい場面だったんで、打てたのは満足だよ」

　三回には、足でも魅せた。二死から右前打を放ち、開幕２戦連続安打を決めると、平野の２球目に豪快なヘッドスライディングで二盗を成功。「盗塁の時は９９％、頭からいくんだ。余裕でセーフじゃない限りね」。気迫満点のプレーに、スタンドも拍手喝采だった。

　「歓声が気持ちいいね！！」。オープン戦から含めれば、これで１０戦連続安打。打って、走って、ひたむきな姿で、新助っ人には手厳しい虎党のハートもがっちりキャッチ。２０１０年の強力打線は、１番・マートンが突破口を切り開いていく。

阪神・鳥谷、初球ガツン！激走三塁打！

　軸の３番も“開幕”だ。前日２６日の第１戦で、スタメン野手唯一の無安打に終わっていた阪神・鳥谷が、快音を響かせた。１点差に迫った六回一死三塁。寺原の初球１４７キロを豪快にとらえた打球が、中堅右を深々と破っていった。

　「犠飛でいいや、くらいの気持ちでした」

　同点の適時三塁打を、冷静に振り返った。「初球？　狙っていたわけじゃないですが、チャンスだったんで、初球から何も考えず思い切っていこうと。体が反応してくれました」。

　オープン戦絶好調も、やはり開幕して１本出るまでは落ち着かないもの。「出ないより出た方がいいですからね」。今季初安打が貴重な一打。ただ、延長十回二死満塁では“あと一歩”の右飛に倒れただけに「何とか決めたかったんですけどね。まあ、勝ったからいいです」とニガ笑いだ。

　「開幕２連勝？　やはり打って勝つと、勢いがつくんで」。新打線の力を見せた２試合。若きリーダーが、その中心で力強くバットを振り抜く。

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