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2012年12月09日
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【送料無料】いたずらきかんしゃちゅうちゅう [ ヴァージニア・リー・バートン ]

先日、同じ作者の『ちいさいおうち』の記事を書きましたが、その後図書館に行った際に、この本を見つけ、借りて来ました。この本も、区のオススメ絵本に選ばれていました。

私も、以前から目立つ朱色の表紙と、タイトルから、どんなお話なのか気になっていました。日本人が「ちゅう ちゅう」と聞くと、ねずみの鳴き声を思い出すことが多いと思います。私もそうだったんですが、この話にねずみは全然関係ありません。

ZOOやEXILEの歌で「CHOO CHOO TRAIN」という曲がありますが、「CHOO CHOO」は「しゅっしゅっぽっぽ」や「しゅっぽしゅっぽ」に当たる、機関車を表す幼児語なんですね。「チューチュートレイン」を直訳してしまうと、要は「汽車ぽっぽ」なんで、カッコいいイメージがガタ崩れしてしまいますが(^_^;)

なので、この本もタイトルも、日本人向けにするなら例えば『いたずらきかんしゃ しゅっぽっぽ』でも良かったのかもしれませんが、あえて英語のチューチューの響きを残したのかな、という気もします。日本人には馴染みの薄い独特の響きが、この本の面白さを増している気がするからです。

主人公は、真っ黒でピカピカキレイでカワイイ機関車「ちゅうちゅう」です。ちゅうちゅうは、機関士のジムと機関助士のオーリーと車掌のアーチボールドの3人にいつもお世話されて、貨車や客車を毎日引っ張って走っていました。しかしある日、ちゅうちゅうは、あんな重い客車なんか引かずに、1人で早く走りたい!と思い立ち、翌日、ジム達の目を盗んで、単身で走り出してしまいます。さてさて、どうなるのでしょうか…!?

第一印象は、「機関車トーマス」に似てる、、、でした(^_^;) といっても、この本は1961年初版ですから、このお話の方が先に描かれたのだと思いますが。元々、このお話は、作者が機関車の好きな長男アリス君のために描いた絵本だそうなので、きっとアリス君がちゅうちゅうに感情移入して、ドキドキワクワク楽しめる話にしたかったんだろうな、と思います(*^^*)

絵柄は、コンテ画で黒一色ですが、機関車はもとより真っ黒ですし、カラーでなくても雰囲気は十分伝わって来ます。個人的には、ジムとオーリーとアーチボールドのちゅうちゅうに対する愛情が深く、いなくなったことに対して怒らずに、ひたすら心配して、無事が分かった時に大喜びする所が、親子関係と似ていて、微笑ましかったです。

娘も、この本は保育園で読んだことあったようですが、とても気に入って、何度も読んでいます☆ 機関車好きな男の子は勿論、そうでなくても楽しめるお話だと思います(*^^*)






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最終更新日  2012年12月09日 11時57分09秒
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Re:『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』 バージニア・リー・バートン 作/むらおか はなこ 訳(12/09)  
ちゃりー♪  さん
最初に、こういう黒一色の絵本に出会ったのは

この絵本もそうで、一色なことが逆に
絵に繊細な印象を与えるというか
読み手に訴えかけるような迫力のある絵になってますよね。

絵に力がないと、こういう絵本はできないと思います。

バージニア・リー・バートンの絵って、
細かいところまでとてもよく出来ていて好きです。

CHOO CHOO TRAINで思い出しましたが、
有名な安西水丸さんの「がたんごとん がたんごとん」も
英語の題名が「CHOO CHOO TRAIN」だった気がします。
これは日本の絵本なので、英訳したということなのでしょうが
うまく訳したな…と思ったものです。
(英訳版が出ているのではなく、表紙をめくってすぐのところに
初版年など書いてあるところがあり
そこの英語記載もされていました) (2012年12月09日 16時12分52秒)

Re[1]:『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』 バージニア・リー・バートン 作/むらおか はなこ 訳(12/09)  
ちゃりー♪さん

『かもさんおとおり』という本、知らなかったので、調べてみたんですが、コールデコット賞受賞作なんですね。対象年齢が娘より少し上みたいですが、いずれ読んでみたいです(*^^*)

『がたんごとん』の訳がチューチュートレインというのは、確かになるほど!ですね(笑)4ヶ月の赤ちゃんが生まれたお友達へのプレゼントの中の1冊に、第二弾の『がたんごとん ざぶんざぶん』を選んだのですが、そちらはどう訳されているのか、気になります(^_^;)

(2012年12月09日 21時08分46秒)

Re[2]:『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』 バージニア・リー・バートン 作/むらおか はなこ 訳(12/09)  
ちゃりー♪  さん
メキラ.。*☆さん

メキラ家の長女さんは、絵本が好きだと思うので、
きっともう「かもさんおとおり」も聞けるかもです。
うちの長男も結構好き(この絵本は持っているので)です。

最後だったかに、街全体の地図が載っていて
そこをみながら、かも一家が通った道筋を
たどっていくのがお約束です。
機会があればぜひ♪

「がたんごとん ざぶんざぶん」は
確かに気になります…。今度本屋で見てみよう(^^) (2012年12月10日 05時59分23秒)

Re[3]:『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』 バージニア・リー・バートン 作/むらおか はなこ 訳(12/09)  
ちゃりー♪さん

読んであげるなら、で5〜6歳になっているので、難しいのかな?と思いましたが、絵本に慣れていれば大丈夫かも、って感じですかね。今度、借りてみます(*^^*)

ちゃりー♪さんが持ってらっしゃるのは、良い絵本ばかりなので、勉強になりますo(^▽^)o

(2012年12月10日 09時48分50秒)

Re:『いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう』 バージニア・リー・バートン 作/むらおか はなこ 訳(12/09)  
古川克介 さん
幼い頃、この本丸暗記してました。懐かしいです。 (2016年05月27日 15時46分52秒)

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