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2年前に串本で採集したサザナミヤッコ。消灯後に休んでいるところを明るくして撮影。こんなところに隠れて、なんてかわいいんや。ちなみに奥のほうに見えるのはハナイシモチ。こちらも休憩中のようだ。
2023年11月09日
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月あかり 柚子の香。四天王寺前夕陽丘駅近くにある本まつばやの代表銘菓。口に入れると軟らかく溶けていく。マシュマロに近いような感じだが、それとは異なる初めての食感・美味しさ。お土産にするには最高だなぁ~と思う和のスイーツっす。また買おうっと。
2023年11月08日
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最近少し疲れ気味…。そんなときはぼんやりと水槽を眺める。ライブロックに何か付いてるやん。白っぽいやつのことね。今まで気付かなかったな。カイメンの仲間なんだろうか。増えてくれたら面白いのに~。これとは別に右上には紅色の固着物があるが、こちらは有孔虫の仲間。おそらくはHomotrema sp.と思う。もしくはMiniacina sp.かな。でももうダメっぽい。pseudopodiaが出ていないから。とまぁこんな感じで、ぼんやりと眺めていたつもりが、いつの間にかじっくりと観察してしまうのであった。
2023年11月10日
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2017年8月中旬に行った串本磯採集の備忘録。干潮が午前中ということもあり、朝早くから潮溜まりの観察。その後早々にシュノーケリングを開始した。個人的な興味から棘皮動物の観察は欠かせない。こちらはアラサキガンガゼ(Diadema clarki)。(ガンガゼ類において)ここではガンガゼの次に多く見つかる。タワシウニ(Echinostrephus molaris)。岩に穿孔して生息している。そういや不注意に岩をつかんで刺されたことがあったな。トラフナマコ(Holothuria pervicax)。たぶんセンコウカイメン、クリオナの仲間。前回の磯採集で観察した個体かもしれない。オオナガレカンザシ(Protula bispiralis)。こちらは毎回のように観察している個体。写真も何回か掲載している。ヒラムシの仲間。以前に観察したヒラムシ(最後の写真)と同じと思ったのだが、咽頭のサイズ、形状が異なる。ほかにもいろいろと違う点がある。マガキガイ(Strombus luhuanus)。ニチリンイソギンチャク(Phymanthus muscosus)。砂の中に眼がある。フグだな。クサフグあたりかもしれない。ずいぶんと近付いたが眼だけキョロキョロ。逃げる気配はないようだ。ヨウジウオ科の一種(Syngnathidae sp.)。サンゴイソギンチャクの中にいるクマノミ(Amphiprion clarkii)の幼魚。サンゴ礁でシュノーケリング。気持ちがいい。何時間でも泳いでいられる。つづく。
2017年08月22日
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タイドプールにたくさんいるシマキンチャクフグさんです。思った以上にいい顔をしているので掲載いたしました。このあと手を離すと、急速にしぼんで、一目散に逃げて行きました。※ちょっと写真データの整理がおいついていません。 今回はこの写真で手を抜いてしまいました。 すみません~。
2009年04月15日
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ちょっと前のことです。ある海水水槽の飼育生体をすべて引越しさせたので、水槽内には飼育生体がいなくなりました。洗って綺麗にしようと思ったものの、せっかくだから何かやろうと思い、設置してあるプロテインスキマーの排液中の微生物を顕微鏡で見てみることにしました。するとツリガネムシの仲間らしきものが見つかりました。探すと結構たくさん…。形状から繊毛虫類 縁毛目 ボルティセラ(Vorticella)属もしくはシュードボルティセラ(Pseudovorticella)属の仲間のようです。淡水の熱帯魚などの寄生虫として有名なエピスチリス(Epistylis)ではないようです。Opercularia、Carchesium、Zoothamniumでもないみたい…。この微生物が飼育生体にどのような影響を及ぼしているのかはわかりませんが、水質浄化には役立っているのかもしれないです。 このあと排液を一度捨て、スキマーのカップを水道水で洗いました。翌日この微生物がカップに排出されるのかどうかを確認してみたところ、再びたくさん見つかりました。ここで水槽を綺麗に洗う前にさらに試してみようと思いました。もうずいぶん前に購入してほとんど使用していないマラカイトグリーン。これをスキマーを稼働させた状態で規定量、水槽へ入れました。そして翌日カップ内の排水を顕微鏡で観察しました。もともとマラカイトグリーンがツリガネムシの仲間に有効であることは参考文献からわかっていました。そして実際顕微鏡で確認してみると1匹も見つかりませんでした。他の生物は…。線形動物(線虫)の仲間らしきものが見つかりました。(上の写真でもちょっとだけ写っています。)青く染まっています。マラカイトグリーンの影響でしょう。この個体はよく染まっておりまったく動いていません。☆になっているのかもしれません。しかしながらこちらの個体はまだ動いていました。2枚の連続した写真から動いているのがわかると思います。染まり方は先ほどの個体よりも弱いです。でもなぜ線形動物(線虫)が排出されたのか…。ダメージを受けたり、☆になった個体が岩などに留まることができず、流されてしまったのではないかと推測しましたが…。今回スキマーの排液中にボルティセラ(Vorticella)属もしくはシュードボルティセラ(Pseudovorticella)属の仲間が見つかり、規定量のマラカイトグリーンを投与することで消失しました。一部の線形動物(線虫)は排出されるようになり、ダメージを受けていると思われる個体が確認されました。参考文献板野公一:海産S型ワムシ培養水中に出現するツリガネムシの駆除福山大学附属内海生物資源研究所報告 7, 1-11, 1996-12~~~~~正直なところ、今回のこの結果って意味がないような気が…(汗)。ただせっかく顕微鏡写真を撮ったので載せてしまいました。すみません。今度は有用性のありそうな別のことをやってみようと思います。
2012年10月02日
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5月28日は夜にホムラspの家に友人がやってきました。そして海水魚のお話をしばらくの間しました。友人はお土産としてデスロックを持ってきてくれたので、その代わりにお魚さんをもらってもらいました。※以前からセッティング途中の水槽があるのですが、 未だにセッティングが途中で止まったままです。 早くしなくちゃ…。 沖縄磯採集記の続きは後日の予定です。
2009年05月28日
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たぶん、テナガカクレエビ(Cuapetes grandis)。でもちょっと自信なし。テナガカクレエビ属(Cuapetes)のエビの区別がわかりにくい。写真も適当だし…(汗)。ちなみにこれらは最近串本で採集したエサ用のエビに混じっていたもの。タイドプールの転石下などによくいる。
2023年04月13日
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今日、水槽のお魚さんを観察すると、写真のお魚さんの目が濁っていることに気付きました。原因はよくわかりません。スレかもしれませんが、気になるので明日また観察しようと思います。※本日は100均に行っていろいろ購入しました。 特にスポイトはお魚さん用として使うのに重宝しています。
2009年04月29日
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仕事が忙しいです。落ち着ける時間があまりないような気がします。しかし、最近、他科の先生や他院の先生から、いろいろとご相談を受けることが多くなってきました。”ひょっとして、頼りにされている???”などと勝手に思いながら、忙しいけれど充実感を感じています。ちなみに写真はクモガニ科のカニさんです。あまり動かないけれど、結構好きなカニさんです。沖縄磯採集記はもうちょっとだけあります。また後日にアップしたいと思います。あと、また海へ行きたいです。
2009年04月22日
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写真はハシキンメ(Gephyroberyx japonicus)。熊野灘産の深海魚。飼育開始からおよそ3年9か月が経過した。あることを除き、とても飼育しやすい海水魚だと思う。あることとは警戒した際の拒食。1-2か月間、何も食べないことがある。以前はしばしば撮影していたのだが、拒食が怖くて、最近は控えめにしている。ただ深海魚だからって暗くしすぎなのかもしれない。これが警戒しやすい一因(?)と思ったりもする。某所ではやや明るめの水槽で普通に飼育しているし…。この水槽の底面にはアイカジカ(Gymnocanthus intermedius)がいる。こちらは冷水魚。飼育開始からおよそ3年6か月が経過した。先程のハシキンメとの共通点として低水温での飼育があげられる。ただこの水槽の暗さはアイカジカには不向きかもしれない。給餌棒でエサを近付けると、とびついて食べるがよく失敗する。暗くてあまり見えていないのかもしれないな。※写真はいずれもライトで照らして撮影。普段は真っ暗。
2018年01月28日
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2009年5月3日のブログで紹介したカイカムリ科のカニさんです。このときはスターポリープを背負っていましたが、その後サボテングサを背負うようになってから、水槽内で行方不明になっていました。サボテングサを背負って、サボテングサの中にひそまれたら、わかるわけがないです。でも最近ひょっこりと出現したところを発見したので、捕獲して別水槽へ移しました。ちょっと色の悪いサボテングサを背負っています。夜間のサボテングサの色です。それはともかく、まるで”蝶”みたいです。面白い~。スターポリープにしろ、サボテングサにしろ、比較的軽くて、少し弾力のあるものを背負っていました。カイメンもよく背負うしね。なにか面白いものを背負わせたくなってきたホムラspです。ちょっとだけ思案中です。ちなみにこのサボテングサをこのあと非情にも取り上げたホムラspです。(ごめんなさい、カニさん。)
2009年06月22日
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天候が悪いです。土砂降りのタイドプール。それでは今回採集したお魚さんの紹介です。左:ハタンポ科の種。ミナミハタンポさんの幼魚かな。右:おそらくヤライイシモチさんの幼魚。左:ハタタテサンカクハゼさん。右:小さなハゼさん。左:ヨウジウオ科の種。 写真ではただの棒っきれにしか見えないです。(すみません。)右:カンムリベラさんの幼魚。タイワンブダイさんの雄です。雌から性転換することで雄になります。タイドプールで安心したように横になっているところを採集しました。でもすごい口です!口は危険なので触らないように注意が必要です。ちなみに撮影後、すぐに元のタイドプールに返してあげました。※ほとんど雨でした。 雷が鳴っている間は海から出て、岩陰で避難していました。 さすがにこの天候で、この場所。 ほかには誰ひとりとしていませんでした。 まるで漂流者状態でした(汗)。 パート2に続く…。
2009年06月16日
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5月3日はいつもお世話になっているアクアマーケットさんに行きました。すると水槽内にちょっと気になる生体がいました。 これです。スターポリープです。でもちょっと変?これが動いています。横から見ると…。カイカムリ科(Dromiidae)のカニさんでした。しかも赤色がきれいです。スターポリープはこのカニさんがカムフラージュのため背負っていたので、動いているように見えたのです。いつもながら変わった生体がいるなぁ~と思いながら、購入してしまいました。以前ホムラspはアクアマーケットさんでいろいろ変わった生体を注文したことがあります。確かジンゴロウヤドカリとかもアクアマーケットさんでの購入でした。さて、水槽内では…。スターポリープを背負わずにサボテングサを切り取って背負っていました。ハサミでうまくサイズを合わせて切り取っている姿は面白いです。ちなみに切り取っている間はスターポリープを背負ったままでした。
2009年05月03日
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マトシボリ(Apogonichthys ocellatus)。最近、和歌山で採集した個体。八重山諸島、台湾などといった暖かい場所に生息するテンジクダイ科の海水魚であり、本州でも見つかる。第1背鰭には特徴的な斑点がある。濃紺の円形模様を縁取る黄色のリングが何ともオシャレ~♪。磯採集時にはこんな感じの海水魚を時々見かけるが、ほとんどスルー。今回の採集はたまたま。スルーしたもののなかにマトシボリが紛れている可能性がありそうな気がする。
2021年09月01日
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やってしまいました。ネットしながら、眠ってそのまま午前4時ごろまで…。ちょっと疲れていたみたいです。よって、早朝から更新です。では仕事に行ってきま~す。
2009年07月01日
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4月13日は少し日焼けした首のあたりが火照っていました。この日は特別なことはありませんでした。しいて言えば、暑かったぐらいです。では~♪
2009年04月13日
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昨日は眠くて、更新できずに寝てしまいました。よって、早朝から出勤前の更新~。といってもネタが思いつかないので、以前のお写真を掲載いたします。写真はハリダシエビスさん。赤い光のもと撮影しました。このお魚さん、どうやら浅海性のようです。普通の蛍光灯よりも赤い光のもとのほうが落ち着いて泳いでいます。水温はえ~と、14度ぐらいだったかな。では~、行ってきま~す。
2009年04月06日
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深海リフジウム水槽の小部屋。ここにいる深海性の微小貝が水面下を逆さになって這っていることがある。写真はこちら。海ではあり得ないことと思うが、まるでモノアラガイのように水面下を這う行動がとても面白い。ちなみにこの巻貝は何度か掲載している巻貝。飼育開始からすでに1年以上が経過している。増えたら面白いんだけれどな。
2017年04月02日
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4月29日のブログで掲載したウエスタンクレステッドモルウォングさんの目の白濁を経過観察していましたが、ゴールデンウィークに入り時間にゆとりができたので淡水浴を行いました。淡水浴を行ったケース内にパラパラと沈下する白い米粒状のものがたくさん確認できました。この白い米粒状のものはお魚さんの体表からはがれるようにして落ちていきました。一部をシャーレにスポイトで吸い取りました。白い米粒状のものを拡大した写真です。これは”ハダムシ”と呼ばれる寄生虫です。生きている時は透明ですが、淡水浴による浸透圧の変化で死滅するとこのように白っぽくなります。”ハダムシ症”は扁形動物の単生綱の単後吸盤類の一部が寄生して生じるベネデニア症、ネオベネデニア症のことです。写真のハダムシの下方(後端部)の白い結節状の部分は固着盤で、この固着盤と上方(前端部)の吸盤で体表にへばりつき、上皮を食べています。治療法として淡水浴が有効です。このお魚さんのいる水槽とリフジウムにいるすべてのお魚さんを1匹ずつ取り出し、2~5回の淡水浴を行いました。予想通りほかのお魚さんの一部にもハダムシが見つかりました。組織固定用のホルマリンがあったので薬浴をしても良かったのですが、今回は使用しませんでした。ただし、水槽壁面やライブロックなどに付着した卵はそのまま残っています。水槽のリセットも少し考えました。でも、すべてのお魚さんを取り出し淡水浴を行う労力で力尽きてしまいました。あと、この水槽に連結していない他の水槽のお魚さんも、試験的に何匹か淡水浴を行いましたが、ハダムシは見つかりませんでした。(ちょっと安心。)これらの作業は午後7時から始めて夜中の3時までかかりました(汗)。次の日から定期的なラクトフェリンの投与を行います。それとプラジカンテル(プラジクアンテル)を混ぜたエサの投与も考えています。プラジカンテルは肝吸虫症、肺吸虫症、横川吸虫症の吸虫駆除剤で、製品名はビルトリシド。そう言えば、ホムラspは肝吸虫症、肺吸虫症、横川吸虫症の患者さんを診察したことがありません。もちろんビルトリシドを投薬したこともありません。それはさておき、お魚さんのエサに混ぜるプラジカンテルの量はどれくらいがいいんでしょう?お魚さんの副作用の有無や排便中のプラジカンテルの量とこれによる無脊椎動物への影響は?う~ん、わからないです。それと、後日再び淡水浴をしないといけませんね。※いつの間にかハダムシを水槽へ持ち込んでしまいました。 もっときちんとお魚さんのトリートメントを行ってから水槽へ入れるべきでした。 反省です。
2009年05月02日
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以前からちょっとずつセッティングをしていた水槽が、4月19日にやっと完成いたしました。あとひとつ小型水槽のセッティングの予定ですが、完成はいつになるのやら…。写真はサザナミウシノシタさん(Soleichthys heterorhinos)です。ちょっと面白い顔しています♪※沖縄磯採集記の続きは後日の予定です。
2009年04月19日
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早朝、赤い光シリーズ~。撮影時、お魚さんからの視線を感じましたが、気のせい?~~~~~最近、忙しいなぁ~。でも、頑張るよ~。最近、暖かくなってきなぁ~。そろそろ海、行くよ~。最近、ボクシング行ってないなぁ~。そろそろ(会長に)怒られるよ~。では~。出勤します。
2009年04月08日
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2月上旬に行った串本磯採集の備忘録。水族館へ行ったあとに寄った磯。写真には写っていないが、釣り人がちらほらといた。タイドプール。冬だな…。ほとんど何も見つからない。海水はそれほど冷たくない。シュノーケリングができるんじゃないかと思ったりもした。でも海から出たあとが寒そうだ。もちろん海には入らない。よってタイドプールの観察がメイン。アマオブネ(Nerita albicilla)。季節を問わずたくさんいる。このあたりも常連。ツマジロナガウニ(Echinometra sp. A)。転石下にいたナマコ。ウミウシの遺骸。生きているかと思ったが、ダメだった。もちろん生きているウミウシもいた。この色彩、わかりにくい。タツナミガイなんだろうか。それとも…。もう少しきちんと観察すべきだった。クロヘリアメフラシ(Aplysia parvula)。つづく。
2017年02月17日
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写真はサガミモガニ(Pugettia sagamiensis)さんです。腹部を見るとオスであることがわかります。タイトル通り、サガミモガニさんはうんち中です。写真の腹部にぶら下がっている黒いものがうんちです。カニさんの肛門はこのうんちの上端にあります。赤い光で観察する意味はあまりないかもしれないですね。ちなみにこのカニさんの左第2歩脚はありません。ヤスリヤドカリさんに挟まれて自切いたしました。~~~~~上の写真ではわかりにくいので、以前撮影したサガミモガニさんのうんち中の写真を掲載。肛門はtelsonすなわち尾節の先端部分にあります。(二等辺三角形の頂点付近、わかりますか~。)写真ではここにうんちがぶら下がっています。ちなみにこのとき左第2歩脚はまだありました。~~~~~最近、電話で話していた友人Kがカニさんの肛門の位置がわからないと言っていたので、今回掲載いたしました。
2011年06月06日
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5月下旬の沖縄磯採集の備忘録。採集した海水魚の一部を掲載。カンムリベラ(Coris aygula)の幼魚。可愛くて、綺麗なのでつい採集してしまう。でも大きくなったときのことなどを考えて、この後リリース。トカラベラ(Halichoeres hortulanus)の幼魚。先ほどのカンムリベラの幼魚と同様にイノーの普通種。採集こそしたもののこの後リリースした。オビテンスモドキ(Novaculichthys taeniourus)の幼魚。底面近くを海藻などに沿うようにゆらゆらと泳ぐ。さらにこの色彩と形状。気付きにくい。レモンスズメダイ(Chrysiptera rex)の幼魚。イノーにたくさんいる。写真はカンムリベラを採集していてたまたまタモに入った個体。モヨウモンガラドオシ(Myrichthys maculosus)。飼育したら面白いだろうなぁと思い、採集後しばらくキープしていたが、結局リリース。タモやケースなどは登って逃げてしまうことがあるため注意が必要。たぶんイシヨウジ(Corythoichthys haematopterus)。イノーにたくさんいる普通種。個人的にクチナガイシヨウジとの区別がいまひとつ…。ネズッポの仲間(Callionymidae sp.)。トビギンポ属の一種(Limnichthys sp.)。サンゴトビギンポやミナミトビギンポあたりだと思う。個人的に好きな魚の部類である。オトメウシノシタ(Aseraggodes xenicus)。小さくて可愛いウシノシタの仲間。さて今回の失敗のこと。潮が満ち始めたころ、まだ大丈夫と思い遊んでいたことがそもそもの間違い。帰ろうと思ったときには陸地がほとんど海水に浸かってしまった状態で、荷物は流され始めていた…。幸いにも貴重品などは防水袋に入れていたので濡れてはいなかったが、海の中を歩き、一部は泳ぎながら、荷物を運ばざるを得ない状況だった。久々にやってしまった…。反省。つづく。
2017年06月18日
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海水魚をメイン水槽へ投入する前に予備水槽でしばらく観察を行っています。予備水槽で問題がなければメイン水槽へ投入となるわけですが、その前に淡水浴を行うことがほとんどです。今回はその淡水浴後に発見された寄生虫のことです。少し前にあるハゼさんに対し、予備水槽投入前に淡水浴を行いました。すると体表からパラパラと白っぽいものがはがれ落ちてきました。それをスポイトで吸い取ってシャーレに移しかえました。拡大すると…。ケンミジンコのような生物を数匹確認することができました。寄生性カイアシ類と思われます。雌に見られる1対の卵嚢を確認することができます。淡水浴で死滅しているようなので、このハゼさんに対しては、時折淡水浴を行いながら、水換えを繰り返して、2週間ほど様子を見ました。その後、問題がなかったので現在はメイン水槽で飼育中です。
2009年07月03日
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前回のブログでカイカムリ科のカニさんが背負っていたサボテングサを取り上げました。そして翌日見てみると、今度はこんなものを背負っていました。 死サンゴのかけらです。そんなに重いものを背負って修行中???そんな訳ないか…。
2009年06月23日
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仕事を終えてから帰宅し夕食を済ませると、最近はいつも午後9時から10時ごろです。これからが水槽のお世話の時間です。今日はセッティング途中の水槽のうちの1つの配管作業~。でもほとんど塩ビパイプを切るだけしかできませんでした(汗)。続きは明日もしくは明後日の予定です。※最近は特に睡眠時間が短くなってきています。 皆様のところへのご訪問もおろそかになっています。 すみません。
2009年04月07日
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5月20日は特に何もありませんでした。強いて言えば、あるお魚さんの拒食について悩んでいて、いろいろ試行錯誤中です。では~♪
2009年05月20日
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ライブロックに固着する赤い生物。触ると硬く、石灰質である。写真ではご覧の通り、表層に白い毛のようなものがあるが、最初はなかった。ふさふさの白い毛のようなもの。やっぱりpseudopodiaかな。ということで有孔虫だろうな。赤い有孔虫として、Homotrema rubrumとかMiniacina miniaceaとかが、ライブロックによく固着しているが、今回の個体はあまり見かけない。うまく飼育できるといいのだが…
2021年10月07日
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2009年06月11日
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再び登場、サザナミウシノシタさんです。波打つように身体が動き、移動します。まるでヒラムシのようです。※動画掲載の予定でしたが、 うまくできなかったので写真を掲載しました。 今日は明日からのお仕事に備えて、ゆっくりと休養いたしました。
2009年04月26日
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トビギンポさん(Limnichthys fasciatus)の飼育開始から204日目です。以前からアミを食べるところを確認しているのですが、なかなか捕食時の写真を撮ることができません。今回も無理でした。でもトビギンポさんがエサを捕食して、食べきれずに口にくわえている写真を撮ることができました。アミがトビギンポさんの口からはみ出しています。一度に食べきれなかったようです。上層を泳いでいたアミをトビギンポさんはこの図のように捕食し、そのまま前下方へ泳いで行きました。ちなみに以前(2009年3月10日のブログ)は、捕食を試みた後、元の場所に泳いで戻っていました。今回捕食したアミは少し黒っぽい体色でした。ほかのアミと異なり目立ったのかもしれないし、たまたま捕食したアミが黒っぽい体色だったのかもしれません。ちなみに他のアミは半透明に近い体色です。
2009年05月05日
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その名の通り、エビさんに寄生する等脚目の甲殻類です。磯採集では、このように寄生されたエビさんをよく見かけます。普通は鰓室に寄生するのですが、種類によっては腹部に寄生するものもいるようです。写真は鰓に寄生したエビヤドリムシさんで、鰓の部分に少し隆起した米粒のようなものが確認できます。ホムラspが学生のころ、この寄生虫をとりだして、エビさんをうまく救うことができないかなぁ~などとお馬鹿なことを考えたことがありましたが、鰓と鰓蓋との間にいるこの寄生虫をとりだして、エビさんが無事とは思えない…。エビヤドリムシさんが宿主であるエビさんを☆にしてしまうようなことはないだろうし、このままでいいのかな。ちなみに脱皮の際にエビヤドリムシがとれるなんてこともないようです。
2010年04月07日
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あるお魚さんがエサを食べていないことに気付いて、かなり経ちました。いろいろ試しましたが、やはり食べないようです。食べていないため腹部がやや陥凹していますが、それ以外に外観上、異常はありません。これ以上の拒食は…(汗)。やむを得ず強制給餌をすることにしました。給餌棒を用いて、生クリルを口に押し込むといった強制給餌を何度か行いましたが、すべて吐き出してしまいました。飲み込むことを期待して、数日続けましたがやはり無理でした。そしてさらなる強制給餌のため、チューブを連結させたシリンジを用いることにしました(下写真)。チューブを口の中へ軽く挿入して、大量の微小な粒餌を混ぜた海水をシリンジに充填し、これを注入することにしました。ほんの少し注入しては休憩。休憩は十分とるようにしました。そして再びほんの少しだけ注入~。これの繰り返し。チューブ挿入時には口の中を傷つけないように注意をしました。最終手段かな…。上手くいった試しはほとんどありませんが、過去に上手くいったことがあったのでしばらくがんばってみようと思います。
2012年02月21日
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4月23日のこと~。帰宅後、ある水槽が濁っていました。???海藻だらけ水槽のサボテングサが半分ほど溶けていました。これは大変~!作り置きしていた海水を用いて、急いで水換えをしました。お魚さんは普段通り泳いでいるので、それほど問題なさそう~。残り半分のサボテングサも問題なさそうでした。こんな感じの1日でした。
2009年04月23日
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また来たよ~♪いいお天気です。海中は…。こんな感じでした。砂地+岩礁って感じです。しばらく、ぷかぷか浮かびながら、リフレッシュしました。そしてちょこっとだけ磯採集をしました。続く…。
2009年05月23日
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いろいろあった沖縄旅行~。(ほかにもいろいろありましたが、そのことはまたいつか(?))とうとう最終日。飛行機の発着時間までかなりあったので、瀬長島にて時間を費やしました。時間をつぶすにはいいところ~。ただ帰り支度を済ませた状態なので、海へ入れないのはつらいところです。漂着物を観察~。エボシガイの仲間ですね。ちょっと場所を変えて砂泥地へ…。泥だらけになって観察したかったなぁ~。さらに場所を移動…。写真には写っていませんが、食用の貝(?)らしきものを採っている人がちらほらといました。タイドプールを観察。お魚さんが…。楽しめる場所が多すぎ~♪沖縄、いいなぁ~♪その後那覇空港へ…。そして関西国際空港へ飛び立ちました。写真は機内からの眺望。今回の磯採集を振り返りました。次回はいつになるかわかりませんが、次の目的がひとつだけ定まりました。おわり。
2014年12月07日
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2009年05月08日
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5月4日の写真。ハダムシ症のため、連日淡水浴を行いました。見たところ体表の寄生虫は確認できず。また、淡水浴においても寄生虫を確認できません。反対側はこんな感じです。食欲も旺盛なので、とりあえず問題ないようです。まずエサに混ぜた上でのプラジカンテルの投薬を考えています。ホルマリンでの薬浴はやめておくことにしました。現在はラクトフェリンを予防的に与えています。水槽のリセットは…。しんどいのでやめておくことにしました。
2009年05月04日
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久し振りのサンゴヤドリガニ科(Cryptochiridae)のカニさんです。以前に掲載してから1ヶ月ちょっと過ぎました。どれかわかりますでしょうか?それはさておき、今までいったいどこで何を食べていたんでしょう?おそらくは食べ残しを食べていたのだと推測しているのですが、本当のところ、わからないです(汗)。食べている場面どころか、動いている場面でさえ、ほとんど確認できていません。ものすごく省エネなカニさんなんです。~~~~~今日はちょっとだけ筋トレとシャドーを行いました。これからも持続していきたいです。
2009年07月06日
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クロヘリシロツバメガイさん。水深1mぐらいで発見しました。この場所ではあまり見かけないウミウシさんです。いつものごとく大量にいるニシキツバメガイさん。今回、ニシキツバメガイさんに混ざって、オオクロネズミさんというウミウシさんもたくさんいました。写真では両者が混ざっていますが、小さすぎてわからないですね。おまけのウミウシさん。ヒラムシさん。 ニセツノヒラムシ属のヒラムシさん。ソデカラッパくん。え~と、コモンヤドカリさんと思います。フシウデサンゴモエビさん。マガキガイさん。目が覗いています。クモガイさん。これもよく見ると2つの目が覗いています。わかりますか~?もうちょっとだけあります…。
2009年05月27日
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昨日の水槽が気になったので、出勤前に水槽を確認してみました。お魚さんの調子は問題ないようです。残りの海藻も溶けていません。めでたし、めでたし~♪そろそろヒーターもいらなくなってきたので外しました。そして水槽クーラーの電源を入れました。さて、写真のベラさんは、Halichoeres podostigma(=Julis podostigma)の幼魚です。英名はAxil Spot wrasse。Fish baseによると、インドネシア、フィリピンに生息しているようで、幼魚のうちは写真のように尾鰭が淡い緑色を呈します。
2009年04月24日
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アカモンオキヤドカリ(Oncopagurus monstrosus)さんです。アカモントゲオキヤドカリさんともいうようですね。今まで何度も飼育しているのですが、実は初掲載でした~。この深海性のヤドカリさん、長期飼育した試しがありません。ひょっとしたら水温の問題なのかもしれませんが、このことも含めて試行錯誤している段階です。実は最近気になっていたことがあり、このヤドカリさんを少し観察しました。見ようと思っていた部位のひとつが前甲。シールド長と幅は同程度。これがよく似たSympagurus brevipesだと幅のほうが長いらしいです。まぁ分布も違うからアカモンオキヤドカリさん(熊野灘産)で間違いないとは思っていたのですが、念のためチェックしました。(ほかにもきちんと見ないといけませんけれどね。)参考図書:台灣寄居蟹類誌. = A CATALOG OF THE HERMIT CRABS (PAGUROIDEA) OF TAIWAN.
2015年03月08日
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ダツ科のお魚さんが目の前を泳いで行きます。オレンジ色の斑点がきれいな小さな二枚貝です。タカラガイさん。上:ハナビラダカラ。下:キイロダカラ。砂に埋もれている欠けらのようなものを引っ張るとイワカワハゴロモと呼ばれる二枚貝でした。このあと再び元の砂の中へ差し込みました。いつものごとく、いろいろなにょろにょろ系がたくさんいました。ウミヒドラの仲間が付着する巻貝さんです。アサガオガイの貝殻です。貝殻は薄く壊れやすいです。アサガオガイは粘液を出して袋を作り、その袋で海に浮かびながらクラゲを食べて生活しています。きれいな貝…。
2009年04月20日
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トビギンポさん(Limnichthys fasciatus)を観察してから、200日が過ぎました。エアレーションと少量の水換えのくり返しです。水換えと言っても2日に1回コップ1杯程度ですが…。あと、以前から言っていることなのですが、トビギンポさんの痩せが気になります。特に左のトビギンポさんの痩せがちょっと強めです。※5月1日はちょっとお休みをいただいて、 父のかかりつけの病院へいっしょに行って、 いろいろと担当医とお話をいたしました。 父の病気は末期状態です。 でもできるだけのことはやってあげようと思ってます。
2009年05月01日
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波によって削られた岸壁です。ホムラsp以外には誰もいませんでした。タイドプールで見つけたケヤリムシさんの種です。変わった模様だったので、思わず撮影しました。左:紐形動物のサナダヒモムシさん。右:イモガイの仲間です。 マガキガイに似ていますが、 爪のような蓋がなく、殻口の縁のくぼみがありません。 左:ジャノメナマコさん。右:ニセツノヒラムシ属のヒラムシさんです。左:ヒラムシの種。右:コイボウミウシさん。左:ミノウミウシ亜目の種。右:アカボシウミウシさん。左:チドリミドリガイさん。右:キャラメルウミウシさん。1cm程の大きさのハナビラウミウシさん。ウミウシさんにおいては、毎回見たことのない種類を高確率で発見することができるので、すごく新鮮で楽しいです。
2009年06月15日
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以前に沖縄で採集したカエルウオさん、ヤイトギンポ(Glyptoparus delicatulus)さんです。英名はDelicate blennyです。この子は体長3.5cmほどですが、大きくても5cmぐらいにしかならない小型のカエルウオさんです。よく似た小型のカエルウオさんにヒナギンポ(Nannosalarias nativitatus)さんがいますが、ヤイトギンポさんでは、顎部を横切るラインと胸鰭基底の褐色斑が特徴です(fish base参照)。現在は隔離部屋で植物性の粒餌を与えながら飼育しています。
2009年07月02日
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海面がきらきらと…。いいお天気でした。海の中のサンゴもきれいです。ハマクマノミさん。1匹だけのようでした。では~、今回のカニさんのご紹介~♪これ?ひっくり返すとカニさんです。固まったまま動きません。今度は脚を伸ばしたまま動きません。しばらくすると起き上がって、またじっと動かなくなりました。このカニさんはヒメソバガラガニさんです。甲の後半部分に2つの白色斑点のあるものが多いのですが、写真の個体はその斑点がないタイプで、甲の右前半部分に小さな斑点のようなものがあります。ホムラspがたまに行く和歌山にもたくさんいます。カニさん、何かを背負っていますね。お顔はこんな感じです。このカニさんはカイカムリ科のカニさんです。後ろの2対の歩脚でカイメンなどを背負っていることが多いです。ちなみに写真のカニさんはカイメンソウと呼ばれる海藻の一部を背負っています。クモガニ上科のカニさん。2匹同時に発見いたしました。 オウギガニ科の小さなカニさん。 赤色がきれいなヒメベニオウギガニさん。
2009年04月16日
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Cyerce sp.です。2009.6.13の磯採集で沖縄の干潮時の礁池の水深約1mで採集しました。その後お持ち帰りして水槽に入れてみて、しばらくするとどこへいったのか、わからなくなりました。そして最近、久々に発見しました。サボテングサに付着していました。食性もわからぬままの水槽投入~。無謀かもしれませんが、しばらく観察したいと思います。(このあと見かけないまま、いなくなってしまう可能性が大のような気がします。)
2009年06月21日
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