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November 27, 2025
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大奥の権力者 松島
畑 尚子
ミネルヴァ出版

よしながふみ漫画『大奥』や民放の『大奥』シリーズで、単なる“将軍の女”の集団ではなく、当時のキャリアガールであることが認知されつつある、大奥総取締。ちなみに民法では松島を栗山千明さんが演じていた。

 家治の将軍就任同年から長らく筆頭老女の地位に君臨し、絶大な権力を振るっていたが、『べらぼう』で富永愛さん演じる高岳が筆頭となってから、忽然と姿を消している。生没年も明らかではない。最後の大奥総取締・滝山(姉小路説も)の墓が存在するのに、である。これはおかしい。表題通り、権力者であったなら、猶更だ。

 と、煽ってはみたものの、内容が史実ベースなので、あまりドラマティックな展開はない。大河ドラマでは高岳と意次の親密ぶりが描かれたが、意次がのし上がっていく過程で、松島との繋がりがあったようだ。大奥に仕え、子供を持つことも叶わず、夫も持たない。大奥最高権力者には、多くの財がもたらされるため、その財が頼りとなる。倹約を旨として、器量のよくない女性ばかりを大奥に残したという逸話のある吉宗から始まっているが、やはり女の園、うまみを求めて商人たちがむらがったようだ。


大奥の権力者 松島 田沼意次と共に活躍した将軍の懐刀 [ 畑 尚子 ] ​​ 楽天ブックス





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最終更新日  November 27, 2025 12:00:15 AM
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