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報道を見ると、当初は工場の生産工程で発生した「損紙」も古紙として考えていたり、技術革新があれば大丈夫と考えていたようです。本来なら、配合比率の達成ができないことが判明した時点で、理解を求めることが必要だったのですが、社会のリサイクルの声に逆行もできず、品質を落とすこともできず板挟みになってしまったことがその原因になってしまいました。
日本製紙の中村雅知社長の「コンプライアンスよりも品質を優先した」という発言を聞いて、日本企業のコンプライアンスに関する考え方にいかに柔軟性がないのかということを改めて感じました。
今回の事件も、その発端は内部の関係者による告発のメールがテレビ局に送られたことにありました。恐らくすでに「偽装」ではなく「習慣」となってしまったことまでもが、関係者の告発によって明らかになるようになってきました。
今年も多くの事件が告発によって明らかになることを予感させる事件です。
製薬会社での試験データ改ざん事件 April 1, 2009
次世代育成支援対策推進法 March 18, 2009
「育休切り」流行中! March 17, 2009