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2009.11.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
こんばんは、みなさん。

今日は昨日からの雨の影響もあり、一段と冷え込んでますが如何お過ごしでしょうか?

先日、久し振りにある人に再会しようと思いホスピスに出向いて行きました。

しかし・・・・・・

私を待ち受けていたのは・・・・居られるはずの姿がベッドの上にはありませんでした。

つい10日前までは元気に過ごされていたのですが・・。

その男性は末期がんの患者さんで、奥さんや子供さんに色々と面倒を看て貰いながら

自宅で療養されていたのですが、吐血をされてこれ以上家族には負担を掛けたくない

ってことで、ホスピスに入院されることとなりました。



生きている限りいつかは誰もがこの世を去って逝くことになります。

その時にみなさんはどう考えられるでしょうか?

自分の最期は自宅が良いと思われるでしょうか?

それとも施設或いは病院で最期を迎えたいでしょうか?

これについては人それぞれだと思います。

如何に人間としての尊厳を大切にしてもらえるか・・・。

この方にとって自宅での療養はある意味心の整理をするために、

言葉を変えれば自宅以外の場所で最期を迎えるための準備期間だったのだと思われます。

私が訪問したある日のことです。

私の命は明日までなのか今日の夜までなのか・・・

不安がいっぱいで何も手につかない状態ですと・・・。



「死」を迎えるにあたって、恐れることよりも、生きた証を残しましょうよ!って

彼に伝えました。

その翌日から彼は一日一句のように・・・・川柳を書きとめておられました。

その中のいくつかをご紹介致します。

  目が覚めた、今日も心臓 動いてる



  今日もまた 隣の部屋から すすり泣き

  真夜中に 廊下を走る 看護婦さん

私は彼と出会ってからこの川柳をしたためた一冊のノートを拝見しました。

三度目の面会をした時でした・・・先生のお蔭で今日も川柳を作ろうと生き甲斐を感じます。

私はこの彼からの言葉を聴いて、彼の命を救う事は出来ないが、

今まで生きて来れて良かったって気持ちが伝わってきましたので、嬉しく思いました。

この三度目の面会から10日後・・・

病室の前に行く途中で看護婦さんから呼び止められて・・・

患者さんからの手紙ですと手渡されました。

「家族でも身内でも親戚でも無い・・どこの誰かも知らない私を励ましに訪れてくれる先生にホス

ピスに入院した時は辛かったけど、良い思い出を有り難うございました」って書いてありました。

最後の一句が添えてありました。


          天空に  旅立つ勇気 ありがとう


私にとって何よりの彼からのプレゼントでした。

私に戴いた手紙でしたが、私はこの川柳は見守ってくれたご家族への感謝の手紙とも

取れましたので、ご家族に郵送致しました。

みなさんは入院生活をされたことがあるでしょうか?

面会に誰も来ない時などとても不安で退屈ですよね。

知り合いの方、大切な方、ご家族の誰かが入院された時は

時間が許す限り訪問されると患者さんを元気にしてあげられますよ^^:

今日も最後までお付き合いくださり、有難うございました。









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Last updated  2009.11.17 19:29:08


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