September 3, 2006
カテゴリ： 日々の日記
～ 心の翼 ～
誰でも 持っている 心の翼
誰にも 縛ることが出来ない
自由で その人の生き方だから
思っていること 考えていること
全て 言える訳じゃないから
時々 翼を広げて どこかに行く
それは ちょっとした 一時
楽しいと思えた時 心が解放される
考えるよりも 心は素直 だから翼ある
翼広げて 世界を見回す
きっと 夢や希望に溢れている
どんな困難にも 負けない強さ
心は持っている だから逃げない
逃げたくない 自由の世界に羽ばたく
今日の誕生石 ダイヤモンド原石（Diamond） エメラルド（emerald） 和名：翠玉（すいぎょく） 意味 誕生の秘密 幸福
snowの日記
初日からハードでした。
10時前、地元の駅まで変な人に出くわしました。
碌のスイナへの想いが徐々に取り戻されていく中、闇の使者が邪魔をしようとしてスイナを闇へ誘惑をするが彼女はもう負けない。
｢私はもう大丈夫。私は一人じゃない。皆がいる、光に当たれなくたって、大切な人がいる。碌が好きだからもう迷わない。もう邪魔をさせない。｣
スイナは闇の使者にそう言った。
また、彼女を引きずり込もうとしたが、サルリアがセンスのような物で跳ね返した。
｢往生際が悪いわね。もう、この少女は闇に染まることは無い。光を知って、生きたいと強く願っている。心の翼を広げることを知った、あんたになんかにもう捕らわれることは無い。あんたには私からたっぷりとお礼をさせていただくわ。｣
彼女は呪文を唱えて、彼らに見せたものは夢や希望に溢れる者達の姿、そして優しい光のあることを教えた。
碌は闇から開放され、その場を座り込んで気を失った。
｢碌?!ちょっとしっかりして、碌！！｣
スイナは駆け寄って、碌を抱き締めていた。
それから暫くして目を覚ました碌はスイナの腕の中にいた。スイナは涙目ですごく心配そうな表情をしていた。
｢......お嬢様？｣
｢碌!好き、大好き。だからもう無理しないで......｣
碌は突然の告白に戸惑いを隠せず、そして彼女にギュッと抱き付かれて困っている。状況も未だ把握していない。
｢あら、大胆なこと！碌、貴方の願いは叶えたわ。まぁ、今回はかなりサービスしているんだからね。そのお嬢さんを離したら駄目よ！良い物を見せてもらったわ。ありがとう。｣
魔女サルリアは一瞬の風の中に渦を巻いて消えた。
碌はポッカンとその光景を見ていた。
｢スイナ、そろそろ行くわよ。碌さん、娘をよく見ていてくれてありがとう。｣
スイナの母は言った。
｢奥様、先日は失礼なことを申し上げてすみません。あのお嬢様はどこかに行かれてしまうのですか?｣
まだ何も知らない碌は聞く。
｢あら、何も話してないの。仕方ないわね。スイナは私達とこれから住み、そしてちゃんと外の陽の光にも当たれるように治療するの。貴方には大変お世話になったみたいで、これでお別れね。｣
｢お嬢様はこの屋敷からいなくなるんですか......。スイナお嬢様、良かったですね。奥様達と一緒暮せるようになって、早く病気治して下さいね。｣
碌は一瞬、間が空いたが精一杯の励ましの言葉を送ったが、スイナは悲しそう。
｢......お母様、私碌に言いたいことがあるから先に行っていて下さい。｣
｢もう少しだけだからね。｣
そう言って、先に車に乗り込んだ。
｢......ごめんなさい、黙っていて。あのね、私、碌に逢えてすごく楽しかったよ。何て言って良いのか判らないけど、碌といると胸の辺りが熱くなったり、ドキドキしたり、誰よりも一緒にいたいなと思った。今まで良くわからなかったけど、碌が好きだよ。家族とかじゃなくて一人の男として大好きだよ。恋なのかな？本当は離れたくないよ！！｣
碌は驚いた表情をしたが、落ち着いて優しく笑った。
｢私もお嬢様が大好きです。お嬢様に一生お仕え出来れば良かったのですが、それも出来なそうですね。でも、お嬢様が健康になればまた会えるでしょう。私も貴女に逢えてよかった。貴女じゃなかったらこんな危険なことをしませんでしたよ。お嬢様、どうぞ幸せになって下さい。スイナ様、私も心から貴女が好きです。では、お元気で。｣
スイナを自分から離して行くように促した。
スイナは頬にキスをして、行った。
｢忘れないよ。だから、私を忘れないで......｣
それは彼女と交わした最後の約束だった。
～ 闇の沈黙の音 ～ 続く
誰でも 持っている 心の翼
誰にも 縛ることが出来ない
自由で その人の生き方だから
思っていること 考えていること
全て 言える訳じゃないから
時々 翼を広げて どこかに行く
それは ちょっとした 一時
楽しいと思えた時 心が解放される
考えるよりも 心は素直 だから翼ある
翼広げて 世界を見回す
きっと 夢や希望に溢れている
どんな困難にも 負けない強さ
心は持っている だから逃げない
逃げたくない 自由の世界に羽ばたく
今日の誕生石 ダイヤモンド原石（Diamond） エメラルド（emerald） 和名：翠玉（すいぎょく） 意味 誕生の秘密 幸福
snowの日記
初日からハードでした。
10時前、地元の駅まで変な人に出くわしました。
碌のスイナへの想いが徐々に取り戻されていく中、闇の使者が邪魔をしようとしてスイナを闇へ誘惑をするが彼女はもう負けない。
｢私はもう大丈夫。私は一人じゃない。皆がいる、光に当たれなくたって、大切な人がいる。碌が好きだからもう迷わない。もう邪魔をさせない。｣
スイナは闇の使者にそう言った。
また、彼女を引きずり込もうとしたが、サルリアがセンスのような物で跳ね返した。
｢往生際が悪いわね。もう、この少女は闇に染まることは無い。光を知って、生きたいと強く願っている。心の翼を広げることを知った、あんたになんかにもう捕らわれることは無い。あんたには私からたっぷりとお礼をさせていただくわ。｣
彼女は呪文を唱えて、彼らに見せたものは夢や希望に溢れる者達の姿、そして優しい光のあることを教えた。
碌は闇から開放され、その場を座り込んで気を失った。
｢碌?!ちょっとしっかりして、碌！！｣
スイナは駆け寄って、碌を抱き締めていた。
それから暫くして目を覚ました碌はスイナの腕の中にいた。スイナは涙目ですごく心配そうな表情をしていた。
｢......お嬢様？｣
｢碌!好き、大好き。だからもう無理しないで......｣
碌は突然の告白に戸惑いを隠せず、そして彼女にギュッと抱き付かれて困っている。状況も未だ把握していない。
｢あら、大胆なこと！碌、貴方の願いは叶えたわ。まぁ、今回はかなりサービスしているんだからね。そのお嬢さんを離したら駄目よ！良い物を見せてもらったわ。ありがとう。｣
魔女サルリアは一瞬の風の中に渦を巻いて消えた。
碌はポッカンとその光景を見ていた。
｢スイナ、そろそろ行くわよ。碌さん、娘をよく見ていてくれてありがとう。｣
スイナの母は言った。
｢奥様、先日は失礼なことを申し上げてすみません。あのお嬢様はどこかに行かれてしまうのですか?｣
まだ何も知らない碌は聞く。
｢あら、何も話してないの。仕方ないわね。スイナは私達とこれから住み、そしてちゃんと外の陽の光にも当たれるように治療するの。貴方には大変お世話になったみたいで、これでお別れね。｣
｢お嬢様はこの屋敷からいなくなるんですか......。スイナお嬢様、良かったですね。奥様達と一緒暮せるようになって、早く病気治して下さいね。｣
碌は一瞬、間が空いたが精一杯の励ましの言葉を送ったが、スイナは悲しそう。
｢......お母様、私碌に言いたいことがあるから先に行っていて下さい。｣
｢もう少しだけだからね。｣
そう言って、先に車に乗り込んだ。
｢......ごめんなさい、黙っていて。あのね、私、碌に逢えてすごく楽しかったよ。何て言って良いのか判らないけど、碌といると胸の辺りが熱くなったり、ドキドキしたり、誰よりも一緒にいたいなと思った。今まで良くわからなかったけど、碌が好きだよ。家族とかじゃなくて一人の男として大好きだよ。恋なのかな？本当は離れたくないよ！！｣
碌は驚いた表情をしたが、落ち着いて優しく笑った。
｢私もお嬢様が大好きです。お嬢様に一生お仕え出来れば良かったのですが、それも出来なそうですね。でも、お嬢様が健康になればまた会えるでしょう。私も貴女に逢えてよかった。貴女じゃなかったらこんな危険なことをしませんでしたよ。お嬢様、どうぞ幸せになって下さい。スイナ様、私も心から貴女が好きです。では、お元気で。｣
スイナを自分から離して行くように促した。
スイナは頬にキスをして、行った。
｢忘れないよ。だから、私を忘れないで......｣
それは彼女と交わした最後の約束だった。
～ 闇の沈黙の音 ～ 続く
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