Angel

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全て | 日々の日記 | 小説
May 5, 2016
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カテゴリ: 日々の日記
       『 ライバル見参(星に願いを(番外編) 』 パート5



 本を送ってから数日、一ちゃんから手紙が帰って来て、村で祭りがあるのでGWに来ないかと誘いの手紙が来たので、電話してみるとその祭りの手伝いが欲しいと言う事だった。

夕飯時にその話をすると

「で、行くのか?」

「はい。行こうかなと思ってまして。お婆ちゃん達の事の様子も気になるので」

「御婆さん達、喜ぶわね!」

藤野家の母は言う。

「そうか。じゃあ、俺も行くかな。ちゃんと挨拶もしたいし、あとお前の幼馴染とも話したいし。」

「でも、研究があるのでは?」



「ああ、あっちの方でフィールドワークをやるから、問題ない。俺もその祭りの手伝いに行こう。 」

彼の真意は解らない。だけど、そう言って貰えて嬉しくて、祖母達と一ちゃんにすぐに連絡を入れたのだった。

「過保護ね~」

姉の真璃亜が言えば

「煩い。そんなんじゃねよ。少しでも一緒に居てやりたいだけだ。」

家族(母、兄、姉。父はまだ仕事で外出中)は思った。

“優斗。それを過保護というんだよ!もしくは愛の力と言うべきなのか?成長したな”

照れる彼を余所に優しい眼差しでも見守るのだった。






 瞬く間に季節は春から初夏へと変わろうとしていた。






 snowの日記
ちょっと短めな話です。

こどもの日。
またの名を端午の節句。男の子の成長を祈る日です。
今年も仕事だった。





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Last updated  June 29, 2016 06:02:59 PM
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