♪向日葵♪


ひときは大きく目立つ向日葵
太陽へ向かってまっすぐ顔をあげ
ただひたすらに伸びていく
それは子供の成長のように
まっすぐまっすぐ伸びていく
やがて大きな花が咲き開く
子供たちがやがて大輪の花を咲かせるように
向日葵畑からたくさんの笑顔が溢れてる
あふれた笑顔は 風にのり
哀しい人の 胸に染み
やがて 向日葵咲かせるよ
まあるい 向日葵 笑ってる
太陽に あふれんばかりの
笑顔を向けて
そんな君が眩しくて・・・
眩しすぎて
僕の手が届かなくなるんじゃないか
って不安になるんだよ

向日葵のような君は
太陽みたいで近づけないんだ

大きく大きく夏の大地に
風にそよがれ手を振る君
にっこり笑って
目と目があって
君は雲の白さにも似たその大きな帽子を深くかぶってはにかんだ

俺はそんなありふれた仕草にいちいち胸がキュっとする
お願いだから そんな笑顔を僕に向けないで
眩しすぎて 消えてしまうから
大好きだよ
太陽のような存在の君
君がいない日々なんて 考えられないんだ…
太陽がないと輝かない月のように
まるで僕らはたとえられる
僕は月 君は太陽
僕を笑わせてくれるのは 太陽のような向日葵の
そう 君なんだ
君がいるから 僕は笑顔でいれる
僕は君なしじゃ 生きていけない
君の太陽のような笑顔に
僕は救われた
だけど君は僕から去ってゆく
背伸びばっかりしてたくすぐったがりのひまわりは
君が見上げる月に妬き
君をあたためる太陽に妬き
忘れられぬ気持ちを空の蒼さに紐解きながら
来るはずもない君を待つ

スカした顔して上向いて
だって待ってたなんて思われちゃカッコつかないじゃないか
君は僕の太陽だから・・・
手に届かない君をいつまでも
僕は思い続ける


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