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- 成長するってこと / ブルース・スプリングスティーン -今年も忘年会シーズン突入で年末を感じることが増えてきました。まあ大抵は飲んだくれているか、ドタバタ忙しい状態になっているんですが、年末を迎えてふと「んーこのまままた年を越していっていいのか」なんて思ったりします。「もっといい生き方できるんじゃないの」なんて。大半の時間、脳は活動していないのでその合い間をぬって思いめぐらせるだけですが。ブルース・スプリングスティーンの1stアルバムの「成長するってこと」。このアルバムは本人もレコーディングで混乱したり、レコード会社ともめたりで複雑な想いをもっているみたいですが私は好きです。ムサッ苦しい不健康な姿も結構いい感じ。成長するってことは、時間を経ることとイコールではないんだな。Growin'up~ たまにはもう少し考えてみるか。といいながら明日も忘年会・・・。 - Growin' Up (Greetings From Asbury Park,N.J.) / Bruce Springsteen -
2004/12/12
- ロックバルーンは99 / ネーナ -nonkey37さんの日記でいいもの紹介していただきました。シマあつこさんの「8ビート・ギャグ」。昔、VIVA ROCKとかに掲載されていたシマさんのマンガとかイラストを良く見ていたんですが、ミュージシャンをイジったり、パロったりしながら、ツボをついて&ほのぼのしててよかったなぁ。当時、ジャージにスニーカーで本屋に駆けつけて、VIVA ROCKよく立ち読みをしていました。お金あるときたまに買ったりして。今思うと読んでたのは1、2年ほどだったと思うんですけど。で、その頃の音楽系ネタ(ギャグ?)でいまだに印象が残っているのが、ネーナ。VIVA ROCKだったかどうだか全く覚えていませんが(どの洋楽雑誌でも出てたような気がする・・・)、ネーナのワキ毛ネタは今だに忘れない。幼き?男子にとっては、女子の脇にワキ毛があんなに生えることがスゴイのか、見せることがスゴイのか、はたまた毛ツヤがいいのか(これは後付け)何はともあれなぜあんな黒いものがついているんだと思考停止状態に陥ってしまった。当時の結論としては「ドイツの女の人はみんなそうかも」でしたが(違ったか?)。「ロックバルーンは99」以外の曲は覚えてませんが、思い出深いお方です。この曲、こないだTVで聴いた・・・。- 99 LUFTBALLONS / NENA -
2004/12/05
- サザン・ナイツ / アラン・トゥーサン-夜、家路についていると浮かんでくる曲がある。駅から家まで徒歩15分ほどあるので、疲れて歩くのが面倒だったり、早く帰りたいなあと足早になったりする時もありますが、たまにいつもと違う道を選んでボーっと歩くのがいいときも。そんな感じで歩いていて浮かんできたのが「サザン・ナイツ」。東方の島国の冬空にサザン・ナイツというのも趣がないですけど。アレンジャーやプロデューサーとしても有名なアラン・トゥーサンの代表アルバム「サザン・ナイツ」。ニューオリンズ・ミュージックの立役者がミーターズを率いて演ってくれてます。得意のホーンアレンジが効きまくっている曲もいいですが、東洋的な神秘さすら感じるピアノも素敵なタイトルナンバーはすごく落ち着きます。「癒される」というニュアンスじゃなくて、自然体。自然体で夜を感じられるような気がする。でボーっと歩いてると車にひかれそうそうになったり。 - SOUTHERN NIGHTS (from Southern Nights) / Allen Toussaint -
2004/12/01
- シーズ・ルッキン・グッド / ドン・ブライアント -ここもと、ホントに忙しかったです。貧乏暇なしとでも言うんでしょうか。友人曰く「”忙しい”言ってる暇があるじゃない」(五七五調)、とのことですが。あっという間に明日から師走。まだまだ続く。で、少しハイということで、ドン・ブライアント。ソウルの雄、ハイ・レーベルの専属ソングライターであり、シンガー(でありアン・ピーブルズのダンナ)。「シーズ・ルッキン・グッド」ファンキーに軽快に人様の曲を歌ってます。まだ粗さのある演奏といい、のびのび歌ってる姿(声)といい心地良い。こんなのもいいじゃない。 - She's Lookin' Good (from Precious Soul) / Don Bryant -
2004/11/30
- チェンジ・オブ・シーズン / ダリル・ホール&ジョン・オーツ -今年も来るんですね、ということでホール&オーツ。久しぶりにズラっと聴いてしまいました。10年ちょっと前の来日公演に行ったきりなんですが、アコギ主体の肩の力が抜けたいい感じのライブだった・・・ような記憶が。曲は代表的なのを結構やりながら、新作の曲も間に入っていた・・・ような記憶が。(かなり前なので曖昧)。"Private eyes" 「パン」"they're watching you" 「パンパン」とやったのは明確に覚えてますが。マービン・ゲイの「What's Going On」も演ってました。今思うと、ソロ活動モードにギア・チェンジの直前。"Seasons change,People change"にはそんな想いもあったんでしょうか。ちょうどライブに行った時期のアルバムだったこともあり、「チェンジ・オブ・シーズン」は彼らのDISCOGRAPHYのポジション以上に思いがあります。ジョンの"CHANGE OF SEASON"は曲も好きだし、2人で掛け合って歌うのもいいです。最後のthe world keeps spinning 'round~~~~~はビートルズのパロ・・・。 - CHANGE OF SEASON (from Change Of Season) / DARYL HALL JOHN OATES -
2004/11/21
- アウト・イン・ザ・フィールド / ゲイリー・ムーア -数日前、家に帰って何とはなしにTVをつけたら「伊藤政則のROCK CITY」という番組がやっていました。セーソク、懐かしい。昔々、へヴィ・メタル/ハード・ロック愛好家だったころ良く雑誌やTV、ラジオでお目にかかっていました。この人の本とか探しまくってむさぼり読んでたな。ミュージシャンの裏話みたいなのが載ってたりして。当然BURRN!も熟読。十数年いや数十年前ですか。しかし伊藤政則、見た目もほとんど変わってない(気がする)。しかも現役。少し感激。で流れていたのがゲイリー・ムーアの「アウト・イン・ザ・フィールド」。(ハード・ロック今は昔みたいなコーナーだったのかも。エンディングだったので不明。)仲たがいもあった友、フィル・リノットとの競演。映像としてはフィルとゲイリーが並ぶと結構暑苦しいとはいえますが、この後フィルが亡くなることを思うとジーンとくるものがあります。 - Out In The Fields / Gary Moore -
2004/11/20
- 愛すべきひとよ / カレイドスコープ -街歩いていたら流れてました。数年前にラジオでヘビーローテーションで流れていた曲。「愛すべきひとぉーよー」ってラジオで最初聴いたときに照れくさいなあと思いながら、ボーカルの石田匠の声にはまって手にとってしまいました。枯れそうな、それでいて力強い声。あの言葉遣いで、あの声でで切り込んでこられると反応してしまう。しかしavexなんですよね、彼ら。avexってストレート系もやってたんだ、と当時思った記憶が。avexのホームページでアーティスト一覧見ると結構意外な人もいる。はっぴいえんど、遠藤賢司、吉田美奈子、ザ・フォーク・クルセダース、なぎらけんいち・・・。へぇー。avexフォーク部があるの?キヨシローもあるんだ。 - Aisubeki-Hitoyo (from The Kaleidoscope) / The Kaleidscope -
2004/11/14
- ムーブ・オン・アップ / カーティス・メイフィールド -ポール・ウェラーといえば、カーティス・メイフィールド。(なんか、大喜利のような)私はThe Jamからカーティスに行ったのでこの印象が強い。Jamの「ムーブ・オン・アップ」のカバーがカッコよくてそのままカーティスにはまりました。1st.ソロアルバム「カーティス」。まさにファンキー、グルーヴ、メロウ。でもそれだけで語れないパワーがありあまる。なんせこのアルバムの一曲目「(ドント・ウオーリー)イフ・ゼアズ・ア・ヘル・ビロウ・ウィア・オール・ゴナ・ゴー」の最初の叫びは『シスターズ、ニガーズ、ホワイティーズ~』。ブラック・パワー・ムーブメントがうねっていた時代。心のメッセージがパワーを加速させてます。スリリングなグルーヴ。あっそういえばTVのバラエティのオープニングで流れてるなぁ・・・。 - Move On Up (from Curtis) / Curtis Mayfield -
2004/11/10
- シンキング・オブ・ユー / ポール・ウェラー -ポール・ウェラーの「Studio 150」がいい! とお聞きして、聴きました。よかった。ノーラン・ポーター、シスター・スレッジ、カーペンターズ、オアシス、ニール・ヤングなどなど全曲カバーのアルバムなんですが、ポール節で彼の「音楽」に対する想いが香り立ってまいります。中でも一番気に入ったのがシスター・スレッジの「シンキング・オブ・ユー」。肩の力を抜きながら楽しんで演奏している姿が目に浮かぶ。その後「見張塔からずっと(ディラン)」、こんどは圧巻。そして「バーズ(ヤング)」。んー、全曲クオリティ高い。 - Thinking of you (from Studio 150) / Paul Weller -
2004/11/08
- エコーズ / ピンク・フロイド -映画「ゴッドファーザー&サン(Godfathers And Sons)」を見ました。ブルースLOVE!LOVE!キャンペーン(こんな名前じゃないんですが・・・)映画の一作で、マディ・ウォーターズの「ELECTRIC MUD」を当時のバックメンバーとヒップホッパー達が蘇らせながら、シカゴブルース(チェスレコード)の歴史を振り返るもの。中心人物のマーシャル・チェス(チェス・レコードの創始者の息子)が、以前はブルースの父(黒人)と子(白人)の橋渡し、今回は孫?(ヒップホッパー達)との橋渡しをする内容です。(題はマディの「ファーザーズ&サンズ」(名作!)から)。みんなが活き活きとした表情で、見てるだけで幸せになれる!そしてその後に聴いたのが、「ゴッドファーザー&サン」のサントラとピンクフロイド。なぜピンク・フロイド?映画の予告編で、映画「クリスタル・ボイジャー」が流れていたんですね。オーストラリアのサーフムービー史上最も成功した「らしい」んですが、音楽がピンクフロイドの「エコーズ」。チューブ(波のトンネル)の内側を写しながら流れる「エコーズ」の美しいメロディ。で、夜の郊外を車で走りながら「エコーズ」を聴きました。私、まともに聴いたことがなかった。長そうだし。(23分)ただ今回聴いてみて、ゾクゾクしました。歌メロ(?)のところは当然美しいんですが、その後も夜の車内という丁度隔離されたところで迫ってくる。俺はチューブの中にいるのかぁ。(影響を受けやすいので)この感覚か。プログレ大好き先輩が夜中にヘッドホンで独り聴いて感動したというのは、と妙に納得。ちなみに「クリスタル・ボイジャー」は予告編しか見てません。 私はサーフィンやりません「ゴッドファーザー&サン」はもちろんマル。- Echoes from Meddle / Pink Floyd - ◆ GODFATHERS AND SONS ◆
2004/11/07
- 君のともだち / キャロル・キング -昨日、たまたまTVをつけたら小田和正がキャロル・キングの「君のともだち」を歌っていた。昔々、小田和正のソロコンサートで荷物運びのバイト(真の荷物運びでした)をしたことがあるんですが、そのときステージの袖「の外」で聴いていてホントうまかった。特にギター一本で歌ってたとき。キャロル・キングの「つづれおり」。説明不要でしょうが、初めて聴いたとき「地味な音(アレンジ)だな」と。そもそもメチャクチャ売れまくったアルバムで名盤という意気込みで聴いたので、最初は「音」について少し肩すかしでした。色んな人のカバーで結構知っていたので、曲が良いのは当然だったんですが。(いやいやこのクオリティーで全曲綴るのはスゴイ!)ただ聴いているとハマる、ハマる。多分それまでに何百万、何千万(?)の人がはまったようにハマった。このシンプルさと、キャロル・キングの独特の声が奏でる歌に。以前、「つづれおり」のプロデューサー、ルー・アドラーが雑誌のインタビューで「キャロルのデモを再現しただけ。デモのシンプルさを保つことで演奏する姿が明確に思い浮かぶようにした」というようなことを言っていました。そう、そう。そこでキャロル・キングが歌ってるみたい。「生」はすたれない。追伸;あー、廃盤ディスカウントフェアはほぼ惨敗 - You've Got A Friend (from Tapestry) / Carole King -
2004/11/02
- スウィート・リトル・エンジェル / B.B.キング - 最近、家にあるCDをポンポンとPCにぶち込んでいます。CDDB(データベース)で曲名も自動で入るし、すぐ聴けるしなんとも便利。(今更こんなこと言っているのは私ぐらい?)聴く頻度が完全にPC>CD>レコード。アナログ盤のジャケットは捨てがたいですが、易きに流れ、易きに流れ。まあ、そもそも録音のテクノロジーを開発した人々に感謝すべきか。家にいて「輝き」を切り取って聴けるなんて贅沢なことができるんですから。で、ブルース・ボーイ・キング(誰や?B.B.キングです。失礼。)「ライヴ・アット・ザ・リーガル」。「輝き」を聴くならやっぱりライブがいい。プレイ自体の好みでいうと「イン・ロンドン」が好きなんですが、この雰囲気の中での演奏は最高。なんたって若い女の子たち(想像)がキャーキャー叫んでます。直感的なリアクションに嘘はなし。まっそれだけじゃおもしろくないですけどね、とキャーキャーとは言えない自分に言い聞かせ(ガァガァか?)。 - SWEET LITTLE ANGEL (from Live at the Regal) / B.B.King -
2004/11/01
- アイ・ビリーヴ / エルモア・ジェイムス今日は寒い、ということで晩秋にブルーズでしょう。エルモア・ジェイムスがブルームダスターズを率いた「アイ・ビリーヴ」。「ダスト・マイ・ブルーム」の変形バージョンでバンドスタイルの曲です。私、ブルースというとエルモア・ジェイムス版「ダスト・マイ・ブルーム」が頭に流れるんですよね。というか、生粋?ブルースミュージシャンの曲で初めて聴いた(感激した)だけなんですけど。スライドギターがたまらん。ビブラートかけたり、ワウ使ったりなどなど「楽器で気持ちをあらわす」というのは楽器使いの望みだと思いますが、スライドギターは響く。飲み屋でバーボンのボトルを叩きつけてボトルネックを指にはめ「きけよ!」みたいな(想像)。で割った角に当たって血がでたら「俺の心が泣いてるぜ」みたいな(妄想)。サンハウスにギターを習ったロバート・ジョンソンにブルースを習ったエルモア。ブルース好きの兄ちゃんたちが集ってただけだったんでしょうが、それが歴史を作るって深いものですね。 - I Believe(Dust My Broom) / Elmore James -
2004/10/28
- ガット・マイ・モジョ・ワーキン / マディ・ウォーターズ -新潟、大変ですね。知り合いがいないこともあり、TVを見ながら「スゴイことになっているな」と思ってたんですが、今日仕事で関係している人たちの話を聴いて実感が。何百キロも離れたところにいておこがましいですが、早く復旧できることを祈っています。で、前回続き―ミシシッピから北上せよ(?)、ということでシカゴ・ブルースの親分マディ・ウォーターズ。ストーンズも含めて60年代を代表するミュージシャンたちがはまりまくった御大です。デルタとシカゴを結びつけた、というかブルースとロックを結びつけたお方。まあそれはともかく、かっこいい。ライブは白眉。存在感とノリがさすがシカゴの親分。この「アット・ニューポート」も「アイ・ガット・マイ・ブランド・オン・ユー」でかまして、「フーチー・クーチー・マン」でとりこにすると後は『泥水まみれ』。「ガット・マイ・モジョ・ワーキン」になるとすっかりドライブしまくってます。こっちがあんたのMOJOにやられた。 -Got My Mojo Working (from At Newport) / Muddy Waters -
2004/10/25
- レヴィー・キャンプ・モーン / サンハウス -タイトルをいじっているうちに2時すぎに・・・。まずい、明日は7時に起きないと。でも、おもしろい。で、ロバート・ジョンソンときたらサンハウス。ロバート・ジョンソンにギター指南をしたミシシッピのブルースマン。(と言う説明は失礼なのか。サンハウスも素晴らしい)こちらは牧師だ(それがどうした)でも人を殺めてしまった(うむむむブルーズ)※本人の名誉のために。正当防衛だったとのこと。法的には「償い」を果たしています。ヒップホッパーたちのシカゴ・ブルース・リスペクト映画「ゴッドファーザー&サン」見に行きたいな。こっちもデルタから北上だぁ。 - Levee Camp Moan (from Father of Folk Blues) /SON HOUSE -
2004/10/23
- スウィート・ホーム・シカゴ / ロバート・ジョンソン -「伝説のブルースマンなんだ」と言われてロバート・ジョンソンを最初に聴いたとき、「これがブルースなんだな」と素直に思った。悪魔に魂を売ったギター弾き-そうかもしれない女を渡り歩いた放浪者-そうかもしれない毒殺された男-そうかもしれない自分の生い立ち、環境でロバート・ジョンソンのホントの本質を理解するのは無理かも知れない。でもレコードに針を落として、部屋を真っ暗にしてキング・オブ・ザ・デルタ・ブルース・シンガーを聴くと生々しいミシシッピを感じることができます。ロバート・ジョンソンがブルースの街になるシカゴを歌う「スウィート・ホーム・シカゴ」、素敵じゃないですか。そこにいるような気がします。 - Sweet Home Chicago (from KING OF THE BLUES SINGERS) / Robert Johnson -
2004/10/22
- タイトゥン・アップ / アーチー・ベル&ザ・ドレルズ -今日は浮かない、冴えない。まあ、12時を回ったので日付は一応変わったからよいか。こんな日は音楽聴いてサクッ寝ましょう。ソウル系のコンピレーション「フリーソウル ガーデン」。ハービー・ハンコックのスリリングなウィッグル・ワッグルで始まり、グルーヴ、グルーヴ。まあチマチマしててもしょうがないか、と。キメはお決まり、「タイトゥン・アップ」でしょう。ちなみにロン・ウッドが入ってる~。定番チューンも多いですが、「ジャンル?関係ないぜ、この曲がいいんだよ」的な選曲と統一感が心地良いです。 - Tighten Up (from free soul garden) / ARCHIE & DRELLS BELL -
2004/10/18
- スウィート・ジーン・ビンセント / イアン・デューリー -ニック・ロウときたらパブ・ロック。パブ・ロックときたらイアン・デューリー。久々に聴き返してしまいました。ルックスや曲も含めてニック・ロウとは対極ではありますが、そもそもパブ・ロックなんてわかるような、わからないようなカテゴライズが結構いい加減で良い。ロンドンのパブって、おもしろかったんだろうな。軽く?ビール飲みながら、音楽聴いて、雑談して・・・。行ったことないので想像、今はクラブか?パブは日本語だと居酒屋か?和民ではないだろう。和民は和民で安くて良いが、店員少なくないか?だから安いのか?(脱線)聴いていると猥雑でチープな格好よさが伝わってきます。パブ・パンキーおやじ。子供の頃の小児麻痺にかかり左手足が不自由なイアン・デューリーが、ジーン・ヴィンセント(足が不自由だった)に捧げたこの曲は愛らしい。 - SWEET GENE VINCENT (from NEW BOOTS AND PANTIES!!) / Ian Dury -
2004/10/17
- 恋するふたり / ニック・ロウ -日本レコード協会、さすが。レコードファン感謝祭2004 廃盤CD大ディスカウントフェア。やりますね。毎年やっているようですが、初めて知りました。在庫結構あるのかな?欲しいのちゃんと買える?まあ、まずは登録しよっと。で、シャツを買いにいったら店でこの曲が流れていました。(その近くのカルフール撤退するそうです。結構鳴り物入りでスタートしたと思うんですが、大変ですね。)ニック・ロウのベスト盤「16ALL-TIME LOWES」、よく聴きました。肩肘張らない至宝のポップ・ソングのオンパレード。と思ったら、パンクの雄ダムドの1st.のプロデュース手がけたり(ホンマ同一人物か?)。才能ある人はすごいわ。 - CRUEL TO BE KIND (from 16All-TIME LOWES) / Nick Lowe -
2004/10/15
- プライド・アンド・ジョイ / スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル -クリスティーズのクロスロード・ギター・オークションの生?カタログを見ました。そうエリック・クラプトンのギター「ブラッキー」(落札価格1億円!)が出品されたオークションです。そもそも数ヶ月前のオークションなんですが、先輩の友人が一時帰国で持って帰ってきたのを見せてもらいました。先輩の友人はオークションに参加したそうですが、ビットを入れたかは?(どう考えても落札は無理だって)まあ私は100分の1の値段としてもビットは入れられませんが・・・。昼休み、そのまま近くのベロ-チェ(喫茶店)へ直行、みんなでカタログを舐めまわすように見ました。さすがエリック、凄いギターが目白押し。しかもステージ衣装まで出てる。紫のスーツ・・・。でも一番盛り上がったのは、実はスティーヴィー・レイ・ボーンのページでした。このチャリティー・オークションはエリックの友人も沢山ギターを提供。B.B.キング、ロバート・クレイ、オーティス・ラッシュ、サンタナ、ジミ-・ペイジ、ピート・タウンゼント、ブライアン・メイetc.でスティーヴィー・レイ・ボーンのギターも出品されているんです。兄貴のジミ-が一緒になって。ページの割き方も多いんですね、これが。ブラッキーより盛り上がった。テキサス魂よ、永遠なれ。 - PRIDE AND JOY (from Texas Flood) / Stevie Ray Vaughan & Double Trouble -
2004/10/12
- ウィ・ガッタ・ゲット・ユー・ア・ウーマン / トッド・ラングレン -台風一過じゃないの??10日は台風一過の快晴・・・にはならなかったですね。(うちの地域は)雨が降ったり止んだり、ハッキリしない一日で。家にこもるしかないじゃない。こんな日に聴くのは、ということでトッド・ラングレン。キング・オブ・ポップス(「裏」をつけ忘れた)。昔、プログレ好きの先輩と唯一会話が合ったのが、トッド大王とビートルズ。トッドってホントに変態(最大級の讃美)だと思う。パフォーマンス変態王(再度、最大級の讃美)がフレディ・マーキュリーで音楽変態王がトッドか(いやパフォーマンスも)。変態を極めて、いじり回して出てくる曲がポップってある種の真理かと。まあ真理とかいうと先輩に「初期のユートピアを死ぬほど聴かずして語るな」といわれそうなのでこの辺で。「ウィ・ガッタ・ゲット・ユー・ア・ウーマン」はソロデビューの時の曲。美しい。美しすぎる。このままキャロル・キングっと。 - We Gotta Get You A Woman (from Runt) / Todd Rundgren -
2004/10/11
- ZOO / 川村かおり -最近よく「自分って一体なんだろう」と考えるときがある。まあ文字にすると「考える人」なみに思い悩んでる風ですが、実際はポッと時間ができたときにふっと思う程度ですが。でもだんだん思いを声高に叫ぶことも減ってきたし。でストーンズ、ストーンズ、ストーンズの次は川村かおりですか?、という感じですが、川村かおりのデビュー曲。TVドラマでリバイバルヒットしました。このアルバムは曲の提供も含めて、今は作家の肩書きでメジャーな辻仁成の全面バックアップ。辻仁成率いるエコーズって好きな曲たくさんあったんですが、ずっと聴いてると重いときがある。ストレートすぎて、仰々しくていい加減な自分には重すぎるときが。それが、一枚フィルターを通すことで「染み入る」んですよね。不安そうな(不安定な)川村かおりの歌声で、すんなり入ってくる辻仁成の世界とでもいうんでしょうか。やっぱりこの男、才能あるっていうか素敵な感性あふれてる。しかもアルバム一枚通してそれが伝わってくる。(作家での作品は、私あんまり分かりませんが)次のアルバム以降は私はあまりフィットしなくてそれっきりなんだけど川村かおりはずいぶん雰囲気変わっちゃったなー。当時、ライブも行ったんだけどなぁ。 - ZOO from ZOO / Kaori Kawamura -
2004/10/10
- フライング・ホーム / ザ・チャーリー・ワッツ・オーケストラ -チャーリー。ガンなんですね。いまさら知りました。(saktakさんに教えてもらいました)来日のときブルーノートまで見に行ったのに。今更、今更、薄情でごめんよ。今日はチャーリー聴いて寝ます。(これ一枚しか持ってないけど)元気になってください。 - Flying Home from LIVE FULHAM TOWN HALL / The Charlie Watts Orchestra -
2004/10/06
- ギミー・シェルター / ローリング・ストーンズ -「人は誰でもメチャクチャもてる時が一生に一度はある」。友人に言われたことがあります。それが幼稚園のときに終わってしまうのか、年老いてから来るのか、そもそも本当にそんなセオリーがあるのかは知りません。でも、もてるかどうかはともかく、人は誰でも一生にメチャクチャ冴えわたるときは一度はあるのかな、と。自分にもそんな時が・・・来るのかぁぁぁ???ストーンは60年代後半から70年代にかけ、ホントに冴えまくっていた。一年あけて「ベガ-ズ・バンケット」と「レット・イット・ブリード」、この2枚を立て続けにリリースできたのは神業!しかも「ベガ-ズ・バンケット」の直前にはシングル「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」をリリースしているし。ブルースもソウルもカントリーも、そしてロックンロールも彼らの中で完全に消化し、挙句に「カントリー・ホンク」で自分たちもパロっちゃう余裕。「ベガ-ズ・バンケット」の前作「サタニック・マジェスティーズ」がアルバムとしては今ひとつだっただけに、このジャンプアップは震えが来ます。(「サタニック・マジェスティーズ」も個々の曲は結構好きなのあるんですけどね。ちなみに「2000光年のかなたに」ってサザエさんで流れたらしい。カツオがロックを聴くっていうシチュエーションで。聞いた話ですが。)伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンの「むなしき愛」や地を這うベースラインと切れ味鋭いカッティングの「リヴ・ウィズ・ミー」、最強のロックンロールバンドにふさわしい「ミッドナイト・ランブラー」、美しすぎる「無情の世界」・・・。そのオープニング・ナンバーにふさわしい「ギミー・シェルター」。惚れるよ。 - GIMMIE SHELTER from LET IT BLEED / THE ROLLING STONES -
2004/09/30
- 悪魔を憐れむ歌 / ローリング・ストーンズ -NHK連続ドラマ「トキオ 父への伝言」って見てます?NHKの夜の連ドラって面白いの多くて、結構見てしまいます。(金曜日の深夜に一週間分まとめて見れるし)原作の東野圭吾って何となくポール・マッカートニー的なものを感じるんですよね。(ちなみに東野作品で読んだのは4、5作/テレビや雑誌のインタビューも3、4回見ただけなのであくまで「印象」です。あしからず。)作品に入り込みすぎず、でもとても素敵な作品を(なんなく)次々生み出せる。プロの天才、ポールってそんな感じがします。ストーンズ(というかキースやブラアンか)は逆に自分の作品に入り込みまくり。ライフスタイルまで入っちゃう。行くときはトコトン行っちゃう。アルバム「ベガーズ・バンケット」もそのうちの一つ。元々ストーンズの最高傑作とも言われていたので、初めて聴くときは覚悟して聴き始めたのを覚えていますが、「悪魔を憐れむ歌」でいきなりノックアウトされました。トランス状態を引き起こすようなパーカッション、ベース、ピアノの競演に、体を動かされない人がいるなんて信じられない。エッジの聞いたギターソロはまさに悪魔の金切声。あのフレーズでここまで心に切り込んでくるのは悪魔が乗り移っているはず。2曲目のスライドギターがうめく「ノー・エクスペクテーション」への流れも絶妙。キースが前半を歌う感動の「地の塩」まで一気に聴くのみ。この人たちイっちゃってるよ。名盤といわれる中にも自分にとっての駄作はありますが、これは自分にとっても名盤です。まあ私の個々のアーティストの印象って往々にして「いい加減」(優雅に見える白鳥も水の中で死ぬ気でバタ足しているかも知れないし)で、そもそもそれだけで聴きたい、聴かないのファクターにはしてませんが。結局、聴く時に自分が入り込めれば関係ないかな。その点ではポール・マッカートニーも好きです。 - SYNPATHY FOR THE DEVIL from BEGGAR'S BANQUET / THE ROLLING STONES -
2004/09/27
- レット・ミー・ゴー / ローリング・ストーンズ -ギターにはまったのが、へヴィ・メタルでその後、ハードロック→ロックンロール→ブルースと当時お決まりの進化(退化?)をいたしました。しかしギターぁぁ。今はホント全然さわってないなぁ。で、初めて聴いてカッコイイと感激したのが、ストーンズのライブ盤「スティル・ライフ」。正直、技術的に巧いか下手かというと「へた」。でもギターワーク、カッコイイ!!特に「シャタード」の間奏、「レット・イット・ゴー」のドライブ感はグサリ。2曲ともスタジオバージョンはルーズ系ですが、ライブでドライビング系に衣替え。「きてます、きてます」このアルバムの評価って、他と比べると何となく低い気がするんですよね。80年代のライブだから?スタジアムだから?映像があるから?もしかしたら物語が希薄だからかもしれない。確かにこれ以前の3枚のライブ盤は物語がついている。1.ブライアン・ジョーンズも揃っていた最初のライブ盤「ガット・ライブ・イフ・ユー・ウォント・イット」(オープニング曲とエンディング曲はスティル・ライフと同じなんですよね)2.ミック・テイラー在籍時の「ゲット・ヤー・ヤー・ヤズ・アウト!」(この時代のライブの音の分厚さもとってもとっても捨てがたい)3.ロニー加入後初で、ブルースマンへのオマージュもしっかりキメた「ラブ・ユー・ライブ」だけど疾走感という点では「スティル・ライフ」が一番。ライブは気持ち良く走ってナンボでしょう。爽快で悪いか!みたいな。 - LET ME GO from STILL LIFE (original:EMOTIONAL RESCUE) / THE ROLLING STONES
2004/09/25
- アンダー・マイ・サム / ローリング・ストーンズ - ライブでの演奏やザ・フーのカバーもさることながら、印象的なブライアンのマリンバで知られるストーンズの代表曲の一つ「アンダー・マイ・サム」。初の全曲オリジナルのアルバム「アフターマス」に収録(UK/US盤とも)。この頃のブライアン・ジョーンズってどんな気持ちだったのかな、と思う。ブルース音楽という点ではリーダー的な役割を果たしていただろう男が、オリジナル曲へと移っていくなかでイニシアティブが無くなっていく。スライドギター/マリンバ/シタール/ハープシコードなどなど最高のテイストを加えているんだけど、曲作りはミックとキース。そして二人はヒットメイカーとして爆走していく。ブライアンの数々の伝説の真偽はわかりませんが、メンバーの複雑な感情は察することができます。オリジナル曲が増えてくるなかでストーンズの音楽に緊張感が感じられるのはこの辺もあったのでしょう。緊張と快感。まさに表裏一体。緊張が続きすぎると破綻するし、緊張がないと快感もなし。ということで今日は早く寝て体力だけは蓄えよっと。※なぜかこれはUK盤聴いてます。なんといってもジャケットがカッコいい。- UNDER MY THUMB from AFTERMATH(UK/US) / THE ROLLING STONES -
2004/09/23
- 一人ぼっちの世界 / ローリング・ストーンズ -仕事でも人生でもステップがあるらしいです。(1)ガムシャラにやる→(2)とりあえず見えてくる→(3)自分でコントロールできるようになる→(4)好きなことができるようになるまあこれで綺麗に完結できたら困らない訳で、行ったり来たり。思いっきり戻っちゃったり、全く歯が立たなかったり。でこの頃のストーンズはガムシャラにやる、なんでしょう。演奏する、曲をつくる。それをレーベルが「売れる戦略」で組み合わせを考えてリリース。だからストーンズの初期のアルバムって入り乱れているんですよね。(このころのミュージシャンは大抵そうですが)「一人ぼっちの世界」(そもそもシングル)はUS盤では「ディッセンバーズ・チルドレン(USのみ)」に収録。ただこのアルバムはUK盤の「アウト・オブ・アワー・ヘッズ」のジャケットと同じでタイトルだけ違う。当然、UKとUSの「アウト・オブ・アワー・ヘッズ」はジャケットも曲目も違う、となんだかグチャグチャ。US盤は「売りまくるためにはシングルも突っ込んでやる」てな感じでレーベルの意図がすごく色濃いのでやっぱりUKが本家かな。でも入口からUS盤で入っちゃったんですよね、私。話は戻って、「一人ぼっちの世界」ミックとキースの面目躍如といった曲。これから怒涛の如く始まる、グリマー・トゥインズ(ミック&キース)の曲作りの幕開けを感じる。サティスファクションのインパクトがあまりに強いけど、「一人ぼっちの世界/アイム・フリー」はこれからずっとストーンズに流れていくDNAを感じさせるし、「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ」は二人のメロディアスな部分が既に完成されていたんだなと再認識。どんどんストーンズの自己主張が頭をもたげて来くる! - GET OFF OF MY CLOUD from december's children(and everybody's) (US) / THE ROLLING STONES -
2004/09/22
- 愛しのモナ/ ローリング・ストーンズ -彼らが敬愛するボ・ディドリーのカバー。こちらはクレジットのエラス・マクダニエルズ=ボ自身。何がいいって、「Hey! Monaaa~」と満足気に歌っているミックの顔が目に浮かぶ。ホント、愛してるんですよ。この人たち。オリジナル曲が足りないから? おっしゃる通り。でもそれ以上に自分たちの敬愛する曲たちを愛でる悪ガキどもに共感を感じる他ない。チャック・ベリー、マディ・ウォーターズ、ジミ-・リード、ウィリー・ディクソン、ウィルソン・ピケット~。宝物のレコードを抱えて、夜な夜な聴きまくるミック、キース(デビュー当時、日本ではケイスと呼ばれていたそうな)。楽しかっただろうな。そして「リトル・レッド・ルースター」(ウィリー・ディクソンのカバー)では満足気にスライドギターを操るブライアン・ジョーンズの顔が浮かぶ。※UK盤では「愛しのモナ」はデビューアルバム「THE ROLLING STONES」に、「リトル・レッド・ルースター」は2nd「12×5」に収録。この頃のアルバムってUKとUSで曲入り乱れているのでややこしいんですよね。私はUS盤を聴いていたんで。 - MONA(I NEED YOU BABY) from THE ROLLING STONES NOW (US) / THE ROLLING STONES -
2004/09/20
- ノット・フェイド・アウェイ / ローリング・ストーンズ -ローリング・ストーンズ。マイ・フェイバリットの中でも一番思い入れのあるバンドです。鉄壁のリズム隊といい加減そうで最高のグルーブを作り出すギターワーク、絡みつくボーカル。バンドが生み出す「ノリ」のすごさをまさに体言。そして真か嘘か語り継がれる数々の「ワル」伝説。(でもマラソンして体鍛えるミックジャガー、みたいな。ご愛嬌)ということで怒涛のストーンズ、一発目はUSデビュー曲「ノット・フェイド・アウェイ」。「ENGLAND'S NEWEST HIT MAKERS」というキャッチフレーズがほほえましいUSファーストアルバムの一曲目でもあります。バディ・ホリー&クリケッツのカバーで、クレジットのチャールズ・ハーディン・ホリイはバディの本名。初期のストーンズのブルースやロックンロールへの想いが伝わってくる。この時代ってどのバンドも競ってカバー(=愛すべき曲を演奏しレコーディングする)をリリースしてます。オリジナルでないだけ、逆にバンドの色がすごくわかりやすいんですよね。この曲をこう演るんだというのが。12弦ギターのタイトなリズムと叫ぶハープを聞くべし、べし。- NOT FADE AWAY from ENGLAND'S NEWEST HIT MAKERS THE ROLLING STONES (US) / THE ROLLING STONES -
2004/09/19
- クレイジー・ラブ / ヴァン・モリソン - 新聞で福助社長の藤巻さんが、「なぜ髭をはやすか」を話していた。なめられない様に、ガキに見られない様に。アルバム「ムーンダンス」のジャケットのヴァン・モリソンも髭をはやしている。60年代のブリティッシュ・イノベーションというブームの中で成功したゼムを、商業的だと反発してやめ、自分の音楽を求めて辛い評価も受けながら曲を産み出していったヴァン・モリソンも思うところがあったのかもしれない。ソロ2枚目のアルバム「ムーンダンス」はタイトルチューンも含め名曲がそろっている。ブルースとジャズが、ヴァン・モリソンの旋律と融合し、素敵なソウルを響かせている。特に「クレイジー・ラブ」は絶品。目をつぶるとそこで歌っているような震える声と優しいメロディ。アイドルやブームを乗り越えて自分の世界をつくり出した人ってホントすごいパワーを感じませんか。ミュージシャンだけじゃなくて、俳優やコメディアン。他の職業だってそう。乗り越えて、撥ね退けて自分の世界を作り上げていく時に最高のモノができあがるんでしょうね。 - CRAZY LOVE from MOONDANCE / Van Morrison -
2004/09/16
- ベル・ボトム・ブルース / デレク・アンド・ザ・ドミノス -クラプトンとポルノグラフィティのランキング争い。債権管理さんの「BLUES.CREATION」での好きなMusicianランキングですが、なかなかない組み合わせですよね。2人になったポルノにもがんばって欲しいですが、やっぱりクラプトンに逃げ切って欲しい!(9/14現在 エリック・クラプトンがトップ)でベル・ボトム・ブルース。いわく付きのレイラやメンバーの不幸な歴史、短いバンド生命と物語を背負った名盤「いとしのレイラ」の名曲ですが、泣けます。言わずもがなですが、スカイ・ドッグのギターもいいんですよね、このアルバム。泣け、弾け、響けみたいな。クラプトンのすごさってブルースの伝道者でありながら、ポップなメロディーを絡ませ、(望む望まないにかかわらず)不幸な出来事ですらドラマにしてしまうところと思う。やっぱりトップにしてあげたいな。i don't wanna fade away~ - Bell Bottom Blues from Layla And Other Assorted Love Songs / Derek & The Dominos -
2004/09/14
- 夜をぶっとばせ! / ローリング・ストーンズ -日テレの「メンB」って知ってます?金曜日の深夜(関東)のバラエティ番組。時間帯がミートすることもあり、結構楽しんじゃってるんですが、「夜をぶっとばせ!」が流れているんですよね。ピアノとリズム隊にチープなギターといい加減な手拍子。そしてミックのねちっこいボーカル。これぞロックンロール。テクニックうんぬんを超えた、このドライブ感こそがストーンズのストーンズたる所以でしょう。若手芸人がはじけるバックに「夜をぶっとばせ!」のグルーヴっていいじゃあーりませんか。ちなみにメンBって業界用語でB面のことらしいです。裏をサラす!?ストーンズのシングル「夜をぶっとばせ!」のメンBは「ルビー・チューズディ」。すっかりメンAより有名・・・お題の主旨はルビー・チューズディで・し・た。見れなくなっちゃうから金曜日のままで満足です。 - LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER from Between The Buttons (USA ver.) / The Rolling Stones -
2004/09/13
- ナイト・ライド・ホーム / ジョニ・ミッチェル -一人でいるときに聴きたい曲の筆頭。以前、スクーターに乗っていたときに、夜の人気のない道を延々と走っていることがよくありました。ちゃちなエンジンの音がすっかり溶け込んでいく夜道で、頭の中で響いていたのがこの曲。今でも夜、一人で過ごしたいときは必ず聴いています。ジョニ・ミッチェルも長い音楽人生の中でいくつかのスタイルを見せていますが、このアルバムは原点回帰といわれています。でも時が作り出した「ほんの少しの何か」が過去の曲との違いを醸し出して安心感を与えてくれる。シニカルだけど突き放したりしないで、ちょうどいい肌寒さと全体を包み込むマロやかさが程よい一人の時間にしてくれます。そして「ナイト・ライド・ホーム」のアルバムも、一枚のアルバムが単なる曲の集まりでない素敵な宝物ということを再認識させてくれる。(いろんなアーティストのベストアルバムも聴いてますけどね。へへへ。) - Night Ride Home (from Night Ride Home) / Joni Mitchell -
2004/09/12
- 枯葉 / キャノンボール・アダレイ -ブロウ・アップ!(BLOW UP!)って漫画知ってます?GU-GUガンモでお馴染みの(いやギャラリー・フェイクか)細野不二彦の作品。這いつくばりながらプロのジャズプレイヤーを目指す話で全2巻と短いんだけど、いいー。というか良かった。ある日、友達の家で暇つぶしに何かないかなと漁っていると漫画が2冊。それがブロウ・アップ!だった。当時ジャズにはほとんど興味がなかったけど、挫折感を味わいながらも夢を追ってガムシャラになる姿に感動。そしてその合い間を埋めるスタープレイヤーの素顔(っぽい話)が心を震わせる。最後はお決まりの「ジャズっていいな」。あれ以来一度も目にしてなかったんだけど、たまたま見つけました。ブック・オフで。即刻、家に直行して「SOMETHIN' ELSE」スタート。ブロウ・アップ!を読んで、すぐに友人に「ジャスのお勧めどれ?」と聞いて手にとったのがキャノンボール・アダレイの「サムシン・エルス」。そしてマイルス・デイヴィスのトランペットにズドン。言い尽くされていますが「枯葉(AUTUMN LEAVES)」のイントロ部分は鳥肌モノです。でもなんといってもこれ、アルバム全体がいいんですよね。鳥肌が終わった後の「DANCING IN THE DARK」のキャノンボールの演奏なんてホント気持ちよくアルバムのエンディングに連れてってくれる、そして「ああやめないで!この余韻を続けて!」みたいな。部屋を暗くして浸りましょ。 - AUTUMN LEAVES (from SOMETHIN' ELSE) / Cannonball Adderley -
2004/09/09
- シェイク・ユア・テイルフェザー / レイ・チャールズ&ブルース・ブラザーズ -今日、六本木ヒルズに行きました。行き先はグランド・ハイアット。あんまり行ったことないんだけど、行く度に思うのが、「この行き方でいいのか?この駐車場を通る道順は邪道じゃないのか?」。やっぱり六本木ヒルズの中はややこしいよ。地上に出たいんだよぉ~あー地下に下りていくぅぅぅ。で息抜きに喫煙コーナーに到着。マイノリティとみなされてきている喫煙者の片隅に追いやられた狭いスペースで火をつけました。そこで流れてきたのが、「シェイク・ユア・テイルフェザー」。サビだけで、他の曲と一緒に何度も流れていたので、テーマソングか?特集か?宣伝か?よくわかりませんがグッドな選曲。できれば映画「ブルース・ブラザーズ」みたいにそこで皆で踊りだしたかったね。レイ・チャールズ一発頼むよ。ジェイクとエルウッド(ジョン・ベルーシとダン・エイクロイド)の言わずと知れた「THE BLUES BROTHERS」。映画はハチャメチャなバンドストーリーで、ゲストも豪華、曲も名曲ばかりです。そして何より音楽は楽しく、人生は楽しい&プチ悲しい。歌え!踊れ!そして叫べ!それがすべてだ!六本木ヒルズ、Thank You ! - SHAKE A TAILFEATHER (from ORIGINAL SOUNDTRACK RECORDING THE BLUES BROTHERS) / Ray Charles,Jake & Elwood -
2004/09/08
- オール・アイ・ウォント・イズ・ユー / U2 -若かりしころ、学校の片隅で「フレディとボノはそっち系らいしいぜ」と刷り込まれました。奇才フレディは当然ノーサプライズでしたが、ボノは軽いショック。でもその後、「あのストイックさは・・・」とも。※ボノについては真相は知りません。悪友のデマか当時噂がでていたのかも不明。子供いるしガセかな?当時、U2は美しく、重かった。エッジのきいたカッティング。シンプルだけど荘厳な音。ボノの強い意思が見える声。自分にとってのU2はアルバム「RATTLE AND HUM」で途切れています。その後もアルバムは買いましたが・・・。当時のU2は「The Joshua Tree」で終わりなき旅の先が見えちゃったのかな、という感じ。必死で駆け抜けて次はどうするんだ、みたいな。アイルランドの騎士が「鎧を脱ぐ時がきたんじゃないか」・・・と。「ALL I WANT IS YOU」の最後の管弦楽の音はまさにそう聴こえる。しかも4人でラフな格好で野っ原に座っているインナーの写真が卒業アルバムの一ページに見えるな。(まずい自分がノスタルジー入ってきたー)久しぶりに新作出るみたいだし、聴いてみようかな。 - ALL I WANT IS YOU (from RATTLE AND HUM) / U2 -
2004/09/07
- ボヘミアン・ラプソディ / クイーン -確かに最近、ドラマとかバラエティで洋楽ロッククラッシック系を聴く機会多いですね(ドラマに関してはフジの戦略なのかもしれませんが)。版権の問題とか絡んでるのかな。それとも番組製作者の思い入れが集結しているのでしょうか。裏事情を知りたいな。ただ何にせよ好きな曲が流れるのはよいことだ。で本題戻って、TVでの洋楽の最近の大ヒットはなんといってもQUEENでしょう。いわずとしれたフジTV「プライド」しっかし2004年にQUEENのシングルが発売されるなんてフレディもびっくりと思う(しかもメチャ売れ)。QUEEN自身も日本には思い入れがあったとは思いますが、恐るべしキムタク。しかも挿入歌もQUEENオンパレード。おそるべしフジ。ありきたりですが、自分にとってQUEENと言えばやっぱり「ボヘミアン・ラプソディ(BOHEMIAN RHAPSODY)」です。初めてボヘミアン・ラプソティを聴いた時はビビリました。オペラもクラッシックもまじめに聴いたことがなかった私。こんな曲展開があるんだ。あるんだ。あるんだ。こいつら絶対変態だ!(最上級の讃美)そもそもフロントマンで目立つフレディは音楽界の変態の象徴とされますが、天文学者と歯医者の卵、理科系オタクと他のメンバーも相当変化球。ブライアンのギターオタクぶりも有名だし。で一番最初にQUEENを聴いたのって「RADIO GA GA」なんですよね。これってロジャーの曲。QUEENってフレディとブライアンの印象が強いけど、ロジャーとジョンもいい曲、売れる曲結構書いている。後期のQUEENでのこの2人の重要な役割を考えると、やっぱバンドっていいな。1+1が3にも4にもなるんだなと。(ちょっとくさかったか)かなり前ですが、GUEEN(グィーン)というQUEENの「トリビュート」バンドのライブを見ました。パフォーマンスも演奏もピカピカでしたが、正直何よりQUEENへのすごい愛を感じた。きっとQUEENの音楽で魂を揺さぶられたんだろうな。ごちゃごちゃ言ったって、結局、音楽って感動をもらえるかってことなんでしょうね(またまたくさかったか)。 - BOHEMIAN RHAPSODY (from A Night At The Opera) / QUEEN -
2004/09/06
- 太陽のあたる場所 / スティーヴィー・ワンダー -今週最終回の「人間の証明」、見てます?エンディングで流れる「A Place In The Sun」。河口恭吾(Kyogo Kawaguchi)がカバーしていますが、やっぱり名曲です。久しぶりにスティービーの「太陽のあたる場所(A Place In The Sun)」を聴いてしまった。スティービー・ワンダーを初めて知ったのは「心の愛」。きれいな曲を歌う人だなあとと思って聴いてたんだけど、スティービーの音楽って10代・20代・30代とすごく変化してる。盲目であり、黒人であり、ガキンチョでのデビュー。そりゃ当時(今でも)並大抵の精神力じゃつぶされちゃっていい曲かけないよな。そのパワーの進化が愛の表現の変化だし、音や曲にダイレクトに響いてくる。最初にはまった「心の愛」も素敵だけど、走り抜こうとする若者スティービーが「Movin'on!Movin'on!」と歌う姿も美しい。 - A Place In The Sun (from Down To Earth) / Stevie Wonder -
2004/09/05
日記スタート。心に響いてくる曲をツレヅレなるままに。
2004/09/04
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