日曜の練習風景

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

573904

HOME | DIARY | PROFILE

Mar 26, 2006

テーマ：大人のお稽古(765)

カテゴリ：音楽

Sara がフルートで笑点のテーマを練習している。

「なんで笑点なんだ･･･」と思うが、あえてつっこまない。

しばらくの間、部屋中に笑点のテーマが鳴り響く。そして Sara がヌッと顔を出した。

「ママぁ？聴いてたぁ？笑点のテーマだよ」と得意そう。
「うん。わかるよ」
「どう？」

いや… どうって言われても・・・

「ふむ･･･笑点ですな･･･なかなか、いいんじゃない?」としか言いようがない。
「でしょ？」

と私の返事に満足し、また、吹き始めた。

「なんで笑点なんだ・・・」やはり私には理解できない。

そうこうしているうちに、5 時半になり笑点が始まった。

チャンチャカチャラララズンチャッチャ♪
チャンチャカチャラララズンチャッチャ♪

「やばい！キーが違う！あーー、音がわからないよぉ～」と Sara が騒ぎ始めた。
「よし！私に任せなさい」と、こういうことになると、なぜかはりきってしまう私。

そして、笑点のキーをピアノで拾いながら、「Sara が吹いていたキーは半音低いみたいね」と偉そうに分析する。ホントは "分析" なんてそんな大層なもんではない。でも、Sara はよくわかっていないので、とりあえずは偉そうにしておく。

「ありがとう！そうだ、忘れないように楽譜にしなくっちゃ！ウチに五線ある?」

ふむ･･･なんで、笑点のテーマをわざわざ五線譜にしなくっちゃいけないんだ･･・やっぱり理解できない。

一方、私は私でブログに載せるべく、携帯のムービーを使ってサックスを録音した。

「んもう！高い C が出ない！あったまくる！！！」としつこく録音を繰り返す私の傍らで Sara は平然と理科の勉強をしている。

「勉強しているんだから静かにしてよね！」などと、ふざけたことは決して言わない。そんなこと言いようもんなら「はぁ？あなた、何様だと思ってるわけ？じゃ、勉強なんかしなくっていいわよ」と言われるのがオチ。「この音をものともせずに勉強を続ける強さ！集中力！これこそがこれからの人生に必要なんです！」なんて演説を打ちかねない。一言言えば、何倍にもなって返ってくる。それがわかっているから余計なことを言わないんだろう。

閑話休題。どうやら私の鬼門は C らしい。昨日は低い C#、今日は高い C でトラブル発生。その音だけだったら出るんだけど、メロディの中に出てくるとダメ･･･あぁ～。どうしたもんか･･･

Sara は笑点、私は枯葉、それぞれ思い思いの午後を過ごしました… 「イマドキの娘とイマドキの私 - 日々是れ精進なり」へ