憲法基本原理16項目
1.人権(基本的人権)
人であることを当然に認められる権利
2.法の支配
いかなる権力者も法に逆らってはならない
3.近代市民社会
最高権力者が国王から市民(資本家、ブルジョアジー)に移った社会
4.啓蒙社会
国民の権利を尊重する社会
5.自然状態
国家発生以前の自然状態では、人間は自由、平等で互いに尊重しあっていたという考え方
6.自然法
人は生まれながらに自由で平等であるというもの。
法の支配の「法」にこの自然法を持ってくる場合が多い。
7.社会契約説
権力者は自分で勝手に権力者になるべきではなく国民と契約を結んで権力者になるべきという考え。
契約により権力者になった者が国民との契約(約束)を破って国民の権利を踏みにじりはじめたなら、国民は権力者との契約を解除することができる。⇒抵抗権
8.権力分立
国家の権力を弱める為に、国家の権力をいくつかに分散しようという考え
9.三権分立
国家の権力を立法権、行政権、司法権の3つに分けようという考え
10.行政控除説
王のもとにあった国家権力から、司法権、立法権が独立して行政権が残ったという考え。
「国家権力ー司法権ー立法権=行政権」
11. 民主主義
国の政治に国民の意見を反映させようという考え
12.自由主義
国民の権利を尊重しようという考え
13.消極国家
国家の権力はできるだけ少ない方が良いという考え。
具体的には警察と軍隊だけでよいといった考え。
14. 積極国家
警察、軍隊以外にも社会福祉政策や労働政策、経済政策を採って国民に対して様々な行政サービスをすべきという考え。
15.主権
・国家が有する支配権
・国家の最高独立性
・国家の最高意思決定権
16.国民主権
国家の最高意思決定権限が国民にあること
平成23年度測量士補試験 2011.05.22
水準測量 2011.05.06
用地測量メモ 2011.05.03