こきあのブログ

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​ ​ ​​​​ ​★ストレングスリーディング★​

天河弁財天さんを初めて知ったのは多分まだ20代の頃で、当時知人が訪れたという話をきいた時に「呼ばれないといけない場所」であると言っていました。

以前もこのブログで書いたかもしれませんが、ワタクシはあんまり「呼ばれる」かどうかを気にしない性質なのですが、その話を聞いた時には「何やら特別な場所なんだろうな」と思ったくらいで「いつか行けたらいいな」的にぼんやりとインプットしていたため、まさか役行者にご縁が深い場所だとはとんと知らないままでした。

というか、この度に参加するまで知りませんでした。

なぜ天河弁財天がこのツアーに含まれているのか、ということを考えていなかったのですが。

こちらには役行者が世界を救うための存在として召喚したと言われる弁財天さまが祀られているとのことでした。

天河弁財天にまつわる様々なお話を向かう車中で聞きながら、いよいよ天川村へと入っていきました。どんどんとエネルギーが濃くなっていくのが感じられたのですが、一番「境」を感じられたのは橋を渡っていよいよ天河弁財天の駐車場に入っていく時でした。

本当に「いよいよ、、、」と思いつつ。

最初に社務所で御朱印をいただき、ツアーの同行の方が昇殿参拝の申し込みをされたのでそれまでの間天河弁財天の周りのお社をめぐることに。

天河弁財天のバス停から少し歩いたところにある小高い場所に祀られているお社は、山の神とのことなのですが、かなり自然のエネルギーの濃い場所のように感じられ、どこか南国の聖地のような感じもしました。迫力のある木々の根っこがまるで階段のようになっていて、とても気持ちの良い場所でした。

↑こんな感じです。

そして再び天河弁財天に戻ると、ご祈祷の時間となったとのことで急いで本殿に向かいました。鳥居から階段を上がった先にはとても立派な本殿が。

本殿前には特徴的な五十鈴が。これは鳴らすのにコツがいるとか。ちなみに私は一発ではうまく鳴らせませんでした。

ご祈祷の方は神殿に近い場所に座っておられたので、ご祈祷を受けない私は神殿の階段の下に並んで座っていました。

ご祈祷が始まると意識がアッパーな感じになり、ぼんやりと玉砂利が敷き詰められていた地面を見ていたのですが、まるで浅瀬に水が流れるかのように、神殿の奥の方からエネルギーが波のように流れてくるのが見えました。

ここまではっきりと見えるのは珍しいので、「こりゃとんでもないエネルギーだわ」と思いつつ、

祝詞と般若心経とマントラを心地よい太鼓の音とともに味わっていました。

その後、本殿を降りて行った場所にある役行者のお社にご挨拶を。

ここもとても気持ちの良い場所でした。

本殿を後にして、今回のツアーの最終地点である祓殿に向かいました。




こちらの祓殿は近年までご祭神が明らかではなかったとのことで、2011年の紀伊水害の折に裏手の山が土砂崩れに合ったことにより、そこから古い祭具や書物が見つかり、ご祭神が経津主神、宇迦之御魂神、国之常立神であったことが発見されたとのことでした。

2011年と言えば3.11の東日本大震災が思い出されます。

話が少しずれてしまいますが、3.11の際に当時東京で働いていたワタクシは、27階のオフィスから会談で地上に降り、そこから当時住んでいた墨田区まで2時間近くかけて歩いて帰り、ただごとではない事態を感じながら日本の神様カードを引いたところ、出てきたカードが 国之常立神のカードでした。

お話を聞きながらふと、本当に2011年が時代の節目だったのだな、ということを改めて感じました。





祓殿の前には天之川の合流地点があります。この合流地点で中澤さんから「陰陽師の8巻に出てくるところですよ」と教えていただきました。

岡野玲子さんの陰陽師8巻で「高倉山」と出てくるのですが、まさに祓殿の裏手の山が高倉山なのでした。

陰陽師8巻のエピソードは雨乞いの儀式を描いたものなのですが、儀式が終わったと同時に雨が降るという描写がありました。そのエピソードよろしく今回の天川ツアーの締めであるこの地を巡り終えたと同時に雨が降ってきました。

この旅についてたらたら書いていたら1年がかりになりましたが、これで一区切りです。

そして見事にこの度から一気に役行者さんや修験道にまつわる地とのご縁が深まってきました。

2019年6月には再び天川村に1泊、8月には富士山を訪れ、10月の誕生日の時に訪れた長崎市の雲仙ではその昔西の高野と言われた満明寺に偶然訪れ、2020年2月には松山市、3月には玉置、熊野を訪れることとなりました。

そのあたりを書いているとまた年をまたいでしまいそうになるので、また別の機会に。