年末年始といえば「忠臣蔵」。
これまでどれだけ作られたかわからない「もうひとつの忠臣蔵」です。
小松純也さんが「劇団そとばこまち」にいた20歳のときに、初めて書いた本だというから驚きです。
（ちなみにwikiで引いたら「平成日本のよふけの「赤さん」の声の主」なんですって。）

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生瀬さんは、もう当然のことながらの安定感はさすが。
憎憎しくもあり貫禄もあり。
藤木さんは、かっこよさだけでなく、その孤独感、
寂しさが伝わってきました。
片桐さんのシロ役はズルイ。

そして、最も注目は、やっぱり中越典子さんでしょうか。
冒頭の芯の強さを感じさせる台詞回しで、
芝居全体を最初に一気に引っ張ってました。
打って変わって、その後の、娘のかわいらしさと
好対照でした。

さて、私のひいきは吉良上野介役の、粟根まことさん。
（もちろんチェックしてキッチュではない日を選択）
キャラメルボックス「まつさをな」での、飛びぬけた
おかしな演技で大好きになってしまいました。
今回も多少抑え気味ながら、独特の「アクション」を
見せてもらいました。＾＾）

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虚が実になる世の可笑しさと虚しさを描き、
ラストの満開の桜の大樹と、桜吹雪は感動ものでした。

ちなみに･･･
毎回、スズカツさん（鈴木勝秀さん）演出の舞台では、
客入れの時間（開演前）や休憩時間には、

したがって今回も、
時代劇でもジョン・レノン！
忠臣蔵でもスタンド・バイ・ミー！

※CD『ロックン・ロール／ジョン・レノン』『ROCK'N' ROLL／JOHN LENNON』

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■●▼　サンケイホールブリーゼ柿落し公演
■▼●　『冬の絵空』
●■▼　東京公演：世田谷パブリックシアター
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作：小松純也　　演出・上演台本：鈴木勝秀
出演：　藤木直人　橋本じゅん　中越典子
中村まこと　片桐仁　伊達暁　新谷真弓　六角慎司
内田滋　小松利昌　前田悟　武田浩二　八十田勇一
粟根まこと※（松尾貴史※ダブルキャスト）　加藤貴子
生瀬勝久　　　　　　　　　　
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生きることは絵空事、束の間の妄想にすぎない。
うつつか夢か、光か影か、桜か雪か……真を求めて偽に出会う。
舞台は百花繚乱元禄の世。
あの「忠臣蔵」が、今、虚実の狭間に蘇る。
皆の者、討ち入りで御座る！
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制作協力：リコモーション
企画・製作：株式会社キューブ／株式会社ブリーゼアーツ
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/fuyunoesora.html
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