瞬間矯正と持続矯正
（バランス活性療法等の場合は違うようですが）
一般的な整体の矯正法の違いをお話したいと思います。
「瞬間矯正」
読んで字のごとく、
瞬間的に力をかけ歪んだ骨を矯正します（整えます）。
「持続矯正」
歪んだ骨に対し、持続的に力をかけ矯正します（整えます）。
この矯正方法の違いでなにがどう違うのか？
その方が興味を持たれるかと思われますのでお話しますね。
分かりやすくするために登場人物を紹介しましょう。
・骨さん …優柔不断
・筋肉さん…頑固
・軟骨さん…のんびり屋（反応が鈍い）
はい、このお三方が登場します。
○「瞬間矯正」の場合
優柔不断な骨さんは矯正によって
「こっちがあんたのいるべき場所だよ」って教えられたら
「はいはぁ～い」と素直に教えられた位置にいきます。
が、頑固な筋肉さんに
「あんたなんでそっちに行くの？」
「あんたの場所はこっちでしょ？」と引き戻されると骨さんは
「あれ？そっちだったっけ？」と元の場所に戻ろうとします。
その時の軟骨さんはのんびり屋さんなので動こうとなかなかしません。
歪んだ状態でいる軟骨さんでは骨さんは安定できず
頑固な筋肉さんにも引き戻されてしまうんですね。
なので、一時的には楽になるのですが
半日～３日もすれば元に戻る場合がほとんどです。
（歪みやすい生活習慣や仕事の仕方等で時期は変化します）
○「持続矯正」の場合
時間をかけてじっくり正しい位置を覚えこます方法ですので
優柔不断な骨さんだけじゃなく
頑固な筋肉さんやのんびり屋の軟骨さんも
「あれぇ？こっちがいるべき場所だったのぉ？」
とじんわりと動き出します。
軟骨さんも正しい形に戻り、
骨さんを安定させる事が出来るようになり
骨さんが歪んで引っ張られる形になっていたために
頑固になってた筋肉さんも緩みだします。
なのですぐには戻ろうとしなくなります。
勿論、歪みやすい生活習慣等によって
元の歪んだ状態に戻ろうとし始めます。
ですから歪みやすい生活習慣等を改善していく事も
ご自身の身体を整えるためには大切な事なのです。
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