tomorrow

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男と車の関係について。



興味を持つ物、それが車なのではないのだろうか?

幼い時から、ミニカーを集めたり、

道行く車の名前を覚えたり、男にとってマシーンの存在は

宿命的なのではないかと?思う時がある。

この執着心はどこからくるのだろうか?

大人になっても、おやじになっても、車からの関心は、

心から消えない。

僕は思う。

もし、車の歴史は近年の100年余りの歴史の中で、

カールベンツとゴットリーブダイムラーが自動車を

発明しなければ、オートバイの歴史も無いし、

そうなっていれば、馬の時代が続いているのかなー?

と考える。

勿論、僕は車が好きなのだが、(最近は嫌いかも?笑)

翌々考えると、昔の人は馬が好きだったでしょう?

鎌倉時代も、江戸時代も将軍は勿論その時代の最高の

馬に跨って居た訳だし!!

何でかな?って考えると、戦国時代の信長しかり、

どこまでも、早く!!遠く!!逃げ切れる、もしくは戦う

為に将軍はいい馬に乗ったはず!!

あー、DNAなんだね!!僕らの血に流れている!!

だって鉄の馬に変わっただけなのだから!!

馬の鞍の名残で車のシートはレザーシートがあるし、

オープンカーの屋根は、幌馬車時代と同じ布だしね!!

身を守ると云う本能と、将軍様の様なステイタスが欲しい

訳だよね、きっと。

だから、固執するんだろうねー!!

誰かが言っていたよね「マシーンは俺を裏切らない!!」

僕は、気まぐれな女の子の方が好きだけれど!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

夏の夜明けは速い。

眠れない夜、順一は夜の首都高を宛ても無く走る。

池尻のインターから、湾岸道路に入り、浦安へと向かう!!

あいつはどうしているんだろう?

ムラカミの事が頭をよぎる。

眠れない夜は、夜明け前、デニーズで朝を迎える。

そして、朝焼けの中、家路へと急ぐのだった。

                 つづく。







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