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一瞬の輝きと奇跡
僕等が今日を生きているのは、何か理由があって、
生かされているのだと思う。人生80年だとしたら、
今どの辺を、歩いているのだろう。
10代20代の頃30歳より先の自分が何をして生きて
いるのだろう?何て僕は想像できなかった。
もし、生きていたら、おまけの様な人生なんだと。
明日の事は解からないし、たぶん生きているだろう。
と云う事。
長いか短いか?なんて、あまり問題じゃないと思う。
少なくとも、人は皆誰も、一日一日、
死へ向かって歩いているのだから。
恋愛の価値は過ごした時間の長さと、思い出は比例しない。
どんなに、長くいっしょに居ようと、一週間しか居られない
としても、人生の感情を支配してしまう事がある。
そんな物語が順一にもあった。
一遍の小説が、一曲の音楽が君の人生を変えてしまうかも
しれない。
そんな、物語を今夜僕は書きたいと思った。
暦は春だった。風はまだ冷たく桜の蕾は膨らんでいたが、
まだ、花は咲いていなかった。
「順一!俺とお前で、合格祝いをやらないか?」
英樹は世田谷の大学、そして僕は英樹のアドバイスで、
滑り止めの、茨城の大学に通う事に決めたのだった。
「そうだなー、お互い精神的にがんばったものなー。」
精神的にも、僕は受かった大学には、感謝した。
思う様には、第一志望の大学には行けなかったが、
僕には、もう一年この生活を送るだけの精神力は残って
いなかった。この一年、ムラカミの事から始まって、
心身供にメチャクチャだった。
思い通りに行かない事ばかりに、もがき続けていた。
かなり、金銭的にも厳しかった事は事実だった。
「俺達の大学受験にカンパーイ!!」駅前に洒落た、バーで
俺達二人は、ささやかなお祝いをした。
「順一ー。俺は遊ぶぞぉー!」英樹は大声で叫んだ!
「俺も、この四年で、音楽活動がんばるよ!」英樹に宣言
をした。
「所で、順一この店の入り口にあった掲示板見た?」
英樹はちょっと酔っ払った目で僕に合図を送った。
「ああ!あの、彼氏募集のメッセージ?」
「そうそう、」英樹はビールを飲み干した。
「彼氏募集中!!
優しくて、頼りがいがある人!
連絡待ってます。
03-××××-△△△△ 」
と、書いてあった。
英樹は酔った勢いで。「順一、賭けをしないか?」
英樹はいたずらっ子の様な目で笑った。
「どうせ、こんな電話番号デタラメに決まってるさ!
もしくは、かなり不細工な女だぜ!!」
英樹は勝手に話を続けた。
「じゃんけんで、負けた方が電話しようぜ!」
「最初はグー、ジャンケン ポン!!」順一は負けた。
「順一、電話番号、そこの紙ナプキンに書けよ!!」
英樹は調子に乗っていた。英樹は志望大学!!
僕は滑り止めの三流大学、そんな構図が英樹を調子に乗らせた。
絶好調の英樹はこう付け加えた。
「どうせ、嘘の電話番号か、世間知らずのブズだぜきっと」
こんな、馬鹿げた賭けが、彼女との始まりだった。
つづく。
一瞬の輝きと奇跡(赤い糸の存在) 05月30日(日)
プルルルルー、プルルルルー、何回か呼び出し音が鳴る度
僕はドキドキしながら、「本当に掛かるのかなー?いたずらじゃないのかな?とおもいながら、もし、10回呼び出して
も、出なかったら電話を切ろう。」
受話器の横には、店を出て、酔っ払った英樹が、
順一!!罰ゲームなんだからなー!!
出たら、「僕と、お付き合いしませんかぁ?って言えよー」
と、隣りで一人はしゃいでいた。
呼び出し音が8回鳴らされたところで、
電話の主は出た!
「もしもし、近藤さんのお宅ですか?」電話の番号の主は、
若い女性の声だった。
「はい、そうですが?」僕は唾を飲んだ!
「夜分にすいません!ユミコさんはいらっしゃいますか?」
取立てのバイトが功をなした。スムーズに言葉は僕の口から
出て来た。
「あのー、僕梅本といいますけど、駅前のお店の掲示板、
見て電話したんですけど?」
「はー、あの掲示板?ああ、駅前のカフェの?」
「そうなんです!友達と賭けをしていて、あなたの書いた、
メッセージが本当かどうか確かめたくて、いたずらじゃ
ないんです。本当に!」
少し、間が空いた。そして、ユミコはこう答えた。
「あれは、この間女友達と、いっしょに行った時に書いた
物なんですよ半身半疑で!そうなんですかぁー!
電話が掛かって来たのは、あなたで二人目なんですよ!」
そうか!残念、でも、逢ってみたいなぁー!順一はそう思った。
「大変、失礼かもしれないのですが、僕彼女いないのですが
僕と一度逢っていただけないでしょうか?二番目に電話
掛けて、来てなんなんですが!」
とっさに僕は、こう話した。英樹との賭けの域を超えていた
まるで、言葉が僕の頭に降りてきて、口からスラスラと、
言葉が紡ぎだされるのだった。
「いいですよ!私もお逢いしてみたいです。順一さんて、
正直な方なんですね!」
僕は少しホッとした。
「私、国道沿いのファミレスJでバイトしているので、
夕方の4時でバイト終わるので、私のバイト先で待ち合わせしませんか?」
「わかりました。明日、楽しみにお伺い致します。」
電話を切った後、10円玉が三枚公衆電話から落ちてきた。
隣りで一部始終を聞いていた、英樹が不満そうに、僕につぶやいた。
「何だぁー!!俺がジャンケン負ければ良かったなー!!
でも、順一、悪いけど、どうせ、男に縁の無い不細工な
女だぜぇー!!きっと!あんまり、期待するなよな!
俺達には、薔薇色の大学生活が待っているんだから!」
そう言うと、英樹は帰っていった。
僕は我に帰った。ユミコの声は、僕に新しい出会いを予感さ
せた。
初めて聞いた声だったが、とても心地良かったし、
予感めいたものがあった。
昔、記憶のずーと向こうで聞いた事のある懐かしい声だった。 つづく。
一瞬の輝きと奇跡(奇跡誕生) 05月31日(月)
僕は近藤ユミコとの約束より、30分早く、彼女のバイト先、ファミリーレストランJに到着した。
「お客様は何名様ですか?」僕は、案内係の女性の名札を見た、どうやら、彼女では無い様だ。
そう、僕には、彼女が発見出来るが、そう、僕から声を掛ける約束になっていたからだ。
当然、一人で来た僕は、一人掛けのカウンターのせきに案内された!
僕の目は何故か、虫眼鏡ですべての光を一点に集められた様に、彼女に吸い寄せられた。「嘘だろう!」まさか!彼女がそうなのか?気づかれ無い様、視線を外した!
「ご注文は、お決まりですか?」 あの、電話の声だ。
「あのー、コーヒーを一つ!」彼女の名札を確認した。
「ご注文は、以上でよろしいでしょうか?」間違えない!
「あ、はい!」
彼女は、笑顔で、他のテーブルに移って行った!!
ネームプレートには、確かに、彼女の名前が書いてあった。
そして、暫くすると、彼女はコーヒーを僕のテーブルまで、
運んで来た。
「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
そして、僕は彼女の笑顔を見たとたんに、彼女の瞳に吸い込まれれた。黒目と白目の輪郭がはっきりとした、瞳で黒目の
中に確かに僕がいた。
ほんの、1秒ー3秒ぐらいの出来事なのだろうが、時間が止まった。
そして、ユミコは僕に告げた。
「あなたが梅本さんですね!」僕はその場で金縛りにあった
「はい。。。」
「もう少しで仕事終りますから、待っていてくださいね。」
「わかりました。」彼女は次のテーブルへと、行ってしまった。
本当に不思議だった!アルバイトは何人もいるし、
今日は日曜日で、お客さんもいっぱいだと云うのに、
彼女を見つけ出すのに、まるで昔からの知り合いみたいに、
簡単に見つけ出す事ができたし、彼女は何故僕の事をわかったんだろう?ましてや、今日の待ち合わせは、このお店の、
駐車場だったのだから、名札もついていない、僕が違う、
お客だったら、どうするのだろう?奇跡は起きた。
「私、わかりました!だから、迷う事なく、あなたに声を
かけました。」後から、彼女からは、こんな答えが帰って
きた。
僕らが、恋に落ちるのに何の矛盾もなかった。
つづく。
一瞬の輝きと奇跡(出会い偏) 06月04日(金)
僕らはそれから、お互いの事について話した。
近藤ユミコは、手作りの名刺を僕に差し出した。
「近藤ユミコ 。。。16歳。」
そう、彼女は僕の4歳年下で、女子高に通っている。
第一印象はどうみても、18歳位でセミロングの髪が、
アニメのタッチの南ちゃんの様な、かわいい感じだった。
順一は、ユミコに、電話するまでの経緯を話した。
「実は俺、駅前のバーに友達と飲みに行って、君の書きこみ
見つけて、英樹って云う友達と賭けしてさ、それで、
電話したんだ!」そして、こう順一は付け加えた。
「でも、君と初めて逢って確信したよ!この出会いは偶然
じゃ無いって!何て言えばいいんだろう?何故か僕は、
君の事すぐ、見つけられたよ!大勢の人の中で、
もし、君さえよければ、お付き合いしたいのだけれど?」
僕は、いつからこんなに雄弁になったのだろうと云うほど、
スラスラと思いを言葉で伝える事が出来た。
ユミコは、話始めた。
「元々は、中学校の時の同級生と一緒に、あのお店に行って
私も冗談半分で、女友達と、ジャンケンで負けた方が、
メッセージを残すと云う事になり、負けた私が残す事に
なったの。
順一さんの事は、すぐわかったは!!
この優しそうな人が、順一さんだって。
そうしたら、自然と私から声掛けていたの!
こんな私で良ければ、ぜひ、お付き合いさせて
下さい。」 彼女は赤くなると、下を向いた。
順一は、「こちらこそ、よろしく!」と短く答えた。
もし、人生に忘れられない人がいるとすれば、たくさんの
出会いの中のほんの、一人か二人なんだろう。
偶然を信じる人には必ずやって来るものだと、僕は思う。
奇跡がやって来ないと思っている人の元には、奇跡は素通り
しているのかもしれない?
素敵な恋物語はまだまだ、始まったばかりなのだから!
つづく!
一瞬の輝きと奇跡(初めてのデート) 06月05日(土)
僕は、父のオンボロ、カローラにガソリンを満タンに詰め込み、ユミコとの待ち合わせに、彼女の家から、少し離れた公民館で待ち合わせをした。
ユミコは、バイトに行くと言って出たらしく、もし、親に見つかって変に心配されたらと云う事だった。
少し早く到着した僕は、カーラジオから、流れて来るビートルズを聞いていると、バックミラー越しに、ユミコが、何やら、バスケットを持ってこちらに近づいて来た。
「コンコン!」サイドウィンドウを叩いた。「順一、お待たせー!待ったぁー!」そう云うとドアを開け、彼女は車に乗り込んだ。
「お弁当、作ってたら、遅くなっちゃったぁ!」彼女は、とてもうれしそうに、微笑んだ。
僕は、首都高に乗り、羽田へ向かった。道のわからない僕の
変わりにユミコは地図を見ていた。
KUWATA BANDの軽快なテンポのクリスマス イン サマーを聞きながら、首都高1号線を見ながら、横浜に向かった。
反対車線は混雑していたが、僕らは順調に横浜に着いた。
山下町で、降りると、国道16号線磯子方面へ向かって、
国道16号線を右折すると、朝比奈峠、鎌倉霊園を抜け、
雪ノ下へ着いた。
そう、僕らは鶴岡八幡宮についた。
順一は写真に少し凝っていて、モノクロのフィルムをカメラ
に入れて持ち歩いていた。
そう、ここから、僕らの恋は始まった!モノクロの写真は色褪せず、彼女のシックなブラウンのワンピース、そして、順一はモノトーンの上が黒いポロシャツにチノバンだった。
太鼓橋の前で、静御前が昔舞ったと言う、屋代で、彼女と僕は交互に記念撮影をした。
そして、彼女の手作りのサンドウィッチを、由比ヶ浜で食べた。「順一、私あなたと始めて逢った時、昔から、知っていた様な気がしたの!とっても、不思議だった。」ユミコは僕の瞳を覗きこんだ。
夕日を見ながら、ユミコの膝枕で僕も彼女の目を覗きこんだ
「4歳年が離れているなんて、嘘みたいだね!僕も君と始めて逢った時、何故君の事がわかったのか、とても不思議だった。でも、今君とこうしていると、その意味がわかる様な気がするよ。」
僕ら二人は永遠を手に入れた様な気持ちだった。
僕は彼女のリクエストで、彼女の持ってきた、
杉山清貴とオメガドライブのテープを聞きながら、
帰りは、海辺を走り、逗子、葉山を抜け、家路を辿るのだった。
僕らに怖い物など、何も無かった!!
ユミコは16歳、僕は20歳、まだまだ、幼い二人だった!
つづく。
一瞬の輝きと奇跡(順一のアルバイト) 06月06日(日)
ユミコと付き合うようになってから、順一はアルバイトを、
再開する事にした。
浪人時代のクレジット会社の代金回収の仕事は、一日中、
机の前で電話を使い、お客と支払いの期日などを話す仕事な
ので、精神的にはかなりきつかったが、何より収入はかなり
良かったのは、事実だった。
そこで、順一は考えた。今度の仕事は、人を幸せにする仕事
で、尚且つ汗を流す労働がいいなー!!金は後から、ついて来るみたいな仕事でいいと、まずは思った。
自宅でアルバイトニュースを広げ、MTVを見ていた。
すると、ビリージョエルの UP Town Girle のプロモーションビデオクリップが流れていた。
ビリーが、白いTーシャツをオイルまみれに、車の下で、修理をしていて、その脇を自分が憧れるお金持ちのお嬢さん達
が通って行く!いつか、彼女に僕の気持ちを伝えるんだと。
だけど、ビリーは下町育ちの貧乏人の若者!!
でも、チャンスは必ず掴むんだと、彼は夢を捨てなかった。
そして、その後がブルース スプリングスティーンも、
汗にまみれながら、同じ様な事を歌っていた。
そう、僕には、汗にまみれながら明日を夢見る仕事が必要なんだ!!順一は思った。
すいませーん!!求人情報見たんですが、まだ、アルバイト募集していらっしゃいますか?
僕はガソリンスタンドのアルバイトの求人に電話をした。
そして、その日のうちに面接をした。
面接をしてくれたマネージャーは小柄で、色の黒い誠実そうな、人だった。
「家の仕事は、給油だけじゃなく、洗車にトラックのパンク修理、オイル交換、灯油の配達と力仕事だけれど、やれる?」
「はい、やらせていただきます。」順一は真っ直ぐに答えた。
バイトに、バンドに、学校にそして恋人ユミコの為に、
順一は、この腕一つで成り上がるつもりだった。
ムラカミと過ごした結末だけは、もうこりごりだったからだ。
つづく。
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