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現存する九州最古の木造建築で国宝。仁聞の開基。現在の建物は平安時代後期のもの
で1本のカヤノキで大堂を作ったといわれ、中には仏像、石像、壁画などすぐれたものが
一杯です。ただ壁画保存のため雨の日はお堂を開けてはならないという文科省の規則
で行ってみるまで、開いているかどうかわからないとガイドさんにしつこく念押しされていました。
ラッキーなことにお堂は開いていて中を見ることが出来ました。
ご住職も出てこられて説明をしてくださいました。


良いものを見せていただいて幸せでした。
でも、国宝だったらもっと管理を良くしたらいいんじゃなかな?
バスは豪族だった財前一族の墓地を通り過ぎます。
女優の財前直美さんが子孫だったなんてびっくり!![]()
次は真木大堂へ。六郷満山65カ寺の中、本山本寺として最大の寺院であった馬城山
伝乗寺です。
9体の仏像はすべて国指定重要文化財で立派なものです。
ツアーのほかのお仲間に得々として説明する夫は嬉しそうです。
その夫が驚いたのは同行の小学生のお嬢ちゃん。大日如来などの言葉が平気で
出てきますから・・・・。今時の小学生は侮れませんね。![]()
その間にも姉妹から続々と電話。福岡から午前中飛ぶ予定だった姉と姪の飛行機が
飛ばず、どうも羽田は全面閉鎖とか・・・![]()
グループの親子さんは7時のANA、私たちは7時20分のJAL、一人旅の女性も同じ。
皆それぞれに連絡が入って頭を抱えながらも動きが取れません。
ガイドさんが問い合わせてくれたら、最終便以外はすべて欠航。
そのまま熊野磨崖仏へ向かいます。
ここは普通の覚悟では登れませんからとガイドさんに重々言い聞かされていました。
確かに細い山道を杖を借りて柵を頼りに歩きます。
ガイドさんは来ません。
山道が終わったら石ころだらけの細い石段が200数十段。

雨上がりで滑ります。
ここで夫はリタイア。私にもリタイアを進めます。
「ふん、根性なし」の言葉を飲み込んで一人で杖を頼りに上り始めます。
若い人たちは遥かかなた。滑らないようにするのが大変です。
ようよう磨崖仏へ。

立派な磨崖仏が2体。ここまで登ってきたかいがありました。
でもくだりはもっと大変、滑らないように気を付けながら一歩一歩です。
もう今後、こんなことはできないでしょうね。最後は双子寺です。

仁王様が立派です。


上り口の橋が幻想的でした。
4時には大分空港へ。
若い女性は旅行社を通していたのでそちらと連絡をして新幹線で帰京することに。
私たちと親子連れは個人で取っていましたので空港で変更の手続きもあります。
その後バスで別府、大分へ出て福岡へ出て新幹線となると乗れても真夜中の到着。
タクシーもないでしょうし…・いろいろ考えて翌日のフライトに変更。
朝一は満員で10時半の便だけ確保。
宿も確保しなくては…と考えて前夜の宿が大きいホテルですが韓国ツアーが大勢きて
いたのが、その朝引き揚げています。
それで電話してようやくOK.
高速バスに乗って別府へ引き返します。
次女と電話で話したら、うちからはタクシーが拾えず、猫を抱えて駅まで歩き、横浜
までは私鉄が遅れながらも運行。横浜からは全く動かず、地下鉄に走って新横浜へ。
新幹線で東京へ。そこから長く待ってタクシーで自宅へ。
4時間かかったそうです。
大変な雪騒動でしたが、ルルが元気でいてくれたことが一番でした。
声はまだおっさんみたいな声をして声だけ聴いたら「大型犬?」と思われそうです。