JAMのどんどこ日記

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2007.10.15
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テーマ: 闘病日記(3819)
JAMが最初に行った整形外科は、最寄り駅の側にある小さな診療所の整形外科。


しかしここ数年、病院に行くほど調子は悪くなかったJAM。
診療所でのJAMのカルテは、腰痛に苦しんでいた頃の記録はすでに無く、
新しいものに差し替えられていました。

しかしそこの診療所の先生
(以下、ちょびヒゲ生やしているので“ヒゲ先生”)
は、JAMの事を覚えていたらしく


「あれ?あなた以前、腰悪くしてましたよね」



その一言でちょっと安心していたJAM。



…選択が間違っていたことにも気づかずに。






ヒゲ先生に、現在の症状を

・股関節の後ろ側、左臀部にチクチクとした痛みがある。
・左の股関節に重心のかかるような体勢を取ると、膝が痺れる。

と話しました。
受診した時点で、JAMは股関節の後方に一番違和感を感じていたのです。
この時、腰の痛みはありませんでした。


ヒゲ先生はJAMに、仰向けになって足の上げ下げをしたり、感覚を確かめる検査をしたあと、
椎間板ヘルニア等の異常が無いという判断 をし、


「じゃあ、左の股関節と膝のレントゲンを撮ろう」
と言い、レントゲン室へ。
腰椎のレントゲン写真は撮影しませんでした。





『左股関節炎』 『左膝関節炎』 でした。


「骨には異常無いからね、痛み止めの飲み薬で様子見てよ。」


軽くそう言われ、なんだか腑に落ちない気持ちを抱えたまま、薬を貰って帰宅しました。


…しかし1週間薬で様子を見ても、一向に良くなる気配がありません。そのうち痛み止めの飲み薬も効かないほどの左臀部の痛み、そして左膝のごく一部にしかなかった痺れが膝全体に広がり、どうにもこうにも我慢できなくなったJAMは、もう一度ヒゲ先生の整形外科を受診することに。



「なんか薬飲んでも痛みが治まらなくなってきて…痺れも広がっていくんですけど…」
と言うと、
「じゃ、リハビリ始めようか。」
簡単なお返事。 検査も何もありませんでした。
ちょっと不安になってきたJAMは、先生に質問してみることに。
「先生、この症状が出る前に整体行ってたんです。その影響もありますかね?」


ヒゲ先生、ここでリアクションが変わりました。

「…整体?」

あきらかにいきなり態度の変わるヒゲ先生。


「整体で何されたかわかんないけど、あんなこと素人でもできるんだからね!あなたが明日から“整体やります”って言っても通用するんだよ!」


要するに、「整体に通ったオマエが悪い」という事でした。
ヒゲ先生は「整体」とか「カイロプラクティック」に対して異常なまでの敵意むきだしの様子。

…言わなきゃよかった。地雷でした。


ヒゲ先生は、JAMにつけた病名を変更することも無く、股関節と膝に電気とホットパックを当てる治療、そして理学療法士による股関節近辺のマッサージをさせました。

7月に入ってから毎週2回ほどその診療所に通いました。
仕事が忙しかったので、毎日通うのは物理的にも無理だったのです。
しかも、リハビリを受けても症状が楽になる事は無く、むしろ症状が悪くなる事の方が多かった。

受診して先生に痛みを訴えても
「整体なんかに通うから」
「真面目にリハビリ受けに来ないから」
と言う返事。そして
「痛み止めの飲み薬が効かないんだったら、座薬だね」
と、やはり検査する事もなくJAMに痛み止め座薬を処方。


さらに酷い先生のリアクションは続きました。
決定打だったのが、

左膝だけだった痺れはそのうち左臀部~大腿~膝~ふくらはぎまで広がり、
痛みはますます酷くなり、足を引きずって歩くようになり、
「最近、痛み止めの座薬を使っても痛みが治まらないんですけど…」
と話したJAMに、





「だったら使わなくていいっ!」





と怒ったこと。
ヒゲ先生の理屈では
「効かない薬を使っても意味が無いだろう」とのこと。

じゃあ痛みに耐えられないその間、JAMにはただガマンしろっていうこと…?

ビックリしました。
そして悟りました。



…もっと早く気づけばよかったのですよ。
「この医者おかしい」って。

もう昔の、優しく誠実に診察してくれたヒゲ先生とは違う。
見たところもうかなり齢を重ねられて、歳相応の頑固さが出てきていたのです。

もうここじゃ駄目だ。

7月28日・土曜日。
東京まで片道2時間半かけて行かなきゃならない会社の研修。
その前に、藁をも縋る思いでヒゲ先生の所へ立ち寄ったJAMですが、
失意のどん底な気持ちを抱え、足を引きずったまま都内に出ました。
具合が悪くても、どうしても参加しなくてはいけない研修でした。
そして、「自分はそんなに重傷じゃない」と考えていた、JAMの甘さもありました。


深夜に帰宅。そして翌日の日曜日。
疲れ果てていたJAMは、お昼過ぎに目が覚めました。

布団から起き上がってご飯を食べよう…
と思ったところ、
左足に今まで体験したことも無いような すさまじい激痛 が走ります。
あまりに痛過ぎて声が出ない。
上半身を起こすのが精一杯の状態。

足を引きずりながら合計5時間の移動に耐えたJAMの体は、もう限界を超えていたようです。









2007年7月29日。
JAM、歩けなくなりました。







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Last updated  2007.10.15 20:47:19
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