JAMのどんどこ日記

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2007.11.10
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テーマ: 闘病日記(4015)
8月10日。


本日朝から禁食。
しかし、緊張していないようでしていたのか、全くお腹は空きませんでした。
水分も全く取れなかったのですが、喉の渇きもありませんでした。

シャワー浴を朝の8時過ぎに済ませ、9時過ぎから点滴開始。
JAMは血管が全く見えないタイプの腕をしているので、点滴の針がなかなか入らず看護婦さん大苦戦。
かなり流血しながらの針刺しでした(^^;

そして、左腕に名札のタグを取り付けられました。

これ、まさか2ヶ月腕に付けっ放しになるとは…。
この時点では全く想像がつきませんでした。



手術するまで点滴はず~~~~っと。
その間はさしてすることもなくぼ~~~~っと。
長い間痛みに耐え続けていたので、ただひたすらJAMは疲弊していました。


「早く手術して…楽にして…」


それだけだったように思います。


お昼過ぎにはJAM父母が到着し、手術室から呼ばれるのを待ちました。
そしてPM1:30すぎ。


看護婦:「JAMさ~ん、そろそろ手術室行きますね。」


看護婦さんから呼ばれ、トイレを済ませてストレッチャーに乗り換えるJAM。

JAMはもう全然歩けなかったのでストレッチャーで運ばれました。


手術室前で再度名前の確認をし、いよいよ手術室内部へ。
足にフットポンプを付けられたり、頭に髪の毛を覆うカバーを付けられたり。
そして麻酔科医の先生がJAMに挨拶。


麻酔科医:「JAMさんこんにちは。麻酔科医の○○です。よろしくお願いします。」






と言った所ですぐ気づく。




あれ…もう眠い?





麻酔科医:「もうちょっと眠くなってきたでしょ?」






どうやら点滴のチューブの途中から、すでに麻酔薬が入れられていたようで。
だんだん意識がボーっとしてくるJAM。

全身麻酔を受けた感想なんですけど。

あれってね…



けっこう気持ち良いかも と思いました(笑)。



いきなりストン!と眠らされるのかと思っていましたが。
意外や意外、結構ゆるやかに眠りに落ちていけるものです。
特に数を数えさせられたりすることもなく、
ふわふわと気持ちよい感覚のまま、
自分でも気づかないうちに、深い眠りに入ってしまいました。




そして。







「JAMさ~ん」







…。







「JAMさ~~ん」







あれ…誰か呼んでる…?







「JAMさ~~~ん」





あ、そうか。私手術受けてたんだっけ。。。






「JAMさ~ん、起きてください。手術終わりましたよ~。」






手術室のストレッチャーの上で目が覚めました。
本当にあっという間でした。

一番最初に思った感覚は
「喉が痛い…」
でした。
全身麻酔は気管内挿管するので、どうしても喉が痛くなるのだそうです。

そして、JAM父母が


「これ取れたヘルニアだって!」


と、ホルマリン入りのプラスチック瓶に入った容器を見せてくれました。
そこでJAMが発した一言は。






「それ…くれるの?」





でした。
貰ってどうするの~?とその場に居た皆さんが笑ったような記憶があります。
意識が朦朧としていて、よく覚えていませんが(^^;


しかし、なんだか目が見えづらい。
そしてまだ全然眠い。
目を閉じてしまったJAMに、また看護婦さんが話しかけました。



看護婦:「JAMさん、もう一回目開けてみて。」




え、なんで?と思いつつ目を開けるJAM。
ああ、なんかさっきよりは見える気がする…。




看護婦:「(麻酔の影響で)さっき目が 寄り目 になってたから。もう大丈夫ね」




だから目が見えづらかったのか…。
そう思ったところでまた目を閉じて、再びJAMは眠ってしまいました。






そして、再び目を覚ますと、そこは個室の部屋。
手術が終わると、その日一晩はナースステーションに近い部屋まで移動するのだそうです。
気がつくと、体にはあらゆる管がつけられまくっていました(^^;



まだ微かに麻酔が効いて、ボーっとしているJAMでしたが、

「これで痛みから解放されたんだ…」

そう思って安心しきっていました。
そして、左足を動かしてみました。






え…!?



ちょ、ちょっとまって。





い…………





痛い………?







この状況。
すぐには認めたくありませんでした。





でもやっぱり痛い。
左膝はみるみるうちに痛みを取り戻し、
JAMの左足は、手術する前とほとんど同じ状況になっていました。





どうしても認めたくない。
認めるのが怖い。
でも、
やっぱり事実は事実。





JAMの椎間板ヘルニアは、
この手術では治らなかったのです。










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Last updated  2007.11.10 22:10:38
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