旅人の記録

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2007.12.23
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テーマ: ニュース(95838)
カテゴリ: 時事
福田首相は今日(23日)昼前に首相官邸で記者会見を行い、薬害C型肝炎集団訴訟について、「薬害患者の方々を全員一律救済で議員立法することで、党との相談の結果決めた。公明党の了解も取っている。可及的速やかに立法作業、国会審議をして、野党の協力も得なければいけない」と述べ、「全員一律救済」を可能にする内容の法案を、議員立法で今国会に提出する考えを示しました。



ようやく一律救済の方向に進む事になったようです。

でも言葉として「救済」というのもおかしいですな。国の対処の遅れが原因で国民を病気にさせておいて「救済」とは。
被害者が不運にも天災に遭ったのを善意で救うかの如く、そもそもの原因責任が感じられず他人事の様ですねぇ。

被害者の方々は「元の健康な体を還してくれるなら、お金なんていらない」と思っているはず。
それが無理なので、国は己の失策によって被害を受けた国民に対し、せめてお金で許してもらうというのが、正常な考え方じゃないでしょうか。
今までなかなか一律救済の判断をせず、その理由に「財源が~」とか言ってましたが、グリーンピアや天下り、国会の無駄な会期延長(1日延びる毎に1億円消えるらしい)で、税金を浪費されるよりも、この被害者に対しお金を使われる方がどれほど良い事か・・・

しかし、どうせ一律救済するなら、もっと早く決断した方がどれ程良かったかわかりませんな。判断が、遅すぎる。
福田首相は、何かにつけ同じ事をするにも決断力の無さを印象付ける様な曖昧な遅い対応ばかり。一国の首相としてのリーダーシップに疑問を感じざるを得ません。





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最終更新日  2007.12.23 15:45:03
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