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2006年03月16日

「見張り塔からずっと」重松　清／著

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100424)

カテゴリ：読書

あ～～日本負けちゃったね
思わずリアルタイムで全放送見てしまいました。
良い試合だったのにな・・・・・
韓国の投手はすごいわ～

という事で本の話。
「見張り塔からずっと」重松清／著

この作品は短編集です。
でも、短編だからと侮っては痛い目にあいます。
それくらい暗い物語達。

ニュータウンに希望を抱き高い買い物をしたバブル期の人々が
値が下がった時に購入し移り住んだ住民を
色んな手口で、精神的に追いつめる話。

「扉を開けて」は
一人息子を幼くて失った夫婦の住処に
同じ名前の同じ年頃の少年が引っ越してくる話。
精神的に追いつめられた妻は・・・・

「陽だまりの猫」
高校卒業と同時に、妊娠がきっかけで結婚した私。
しかし婚姻届を出した3日後に流産。
夫の「3日早かったか」という言葉からはじまり

久々に重松さんの本で、痛い目にあったな・・・と思う。
読み終えたら、憂鬱になりました。
それも、重松さんが嫌な位リアルに描いているからだし
有り得ない・・・と思いたいけど
どっぷり物語に入り込んでしまったからです。

ではまた(^^v

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